子猫を飼育する場合、ペットショップや病院で「ドライフードをふやかして与えてください」といわれることがしばしばあるようです。
しかし、子猫を初めて飼う人は特に「どうやってふやかせばいいの?」「いつまでふやかせばいいの?」といった疑問を抱くかと思います。
そこで今回は、キャットフードのふやかし方やふやかす際の注意点などを詳しく見ていきましょう。
ドライフードをふやかすことがある?
日持ちも良く扱いやすいうえ、栄養バランスに優れているものが多いことからも、ドライフードは飼い主さんにとっても猫にとっても良いキャットフードと言えるでしょう。
実際にペットフードの市場ではドライフードが主流ですし、猫の多くはカリカリとしたドライフードの食感を好むとも考えられています。
また、良質なドライフードであれば猫が生きていくのに必要な栄養素を十分に配合してるので、ドライフードと水だけ与えていれば栄養バランスを崩すことなく安定して健康的な食事を与えることができるとも言えます。
しかし猫によっては固いドライフードを受け付けないこともあるようです。その際は、キャットフードをふやかして与えることが推奨されています。
特に子猫や老猫などはドライフードが食べられない場合もあるので、その時はふやかしたキャットフードをあげることが必要です。
ドライフードのふやかし方
実際にキャットフードの具体的なふやかし方の手順をまとめましたので参考にしてください。
- 餌皿にキャットフードを入れ、ぬるま湯を半分くらいまで入れる
- 10分ほど浸すと程よく柔らかい状態になる
- さらに柔らかくしたい場合は30分ほど浸す
ちなみにキャットフードはお水でもふやけますが、柔らかくなるまでに時間がかかるので人肌程度のぬるま湯を使うことをおすすめします。
また、ドライフードをふやかすときに牛乳やスープなどを使うことはあまりおすすめできません。フードによっては品質が変化してしまうこともあると言われています。
いつまでふやかせばいい?
猫の場合はライフステージによってドライフードを受け付けないこともあるようです。
例えば子猫の時は、あごや消化器官の発育が未熟なため固いものを食べることが難しいと考えられています。
特に生後3か月になるまでは柔らかい状態のフードを与えることが推奨されています。
また、高齢で消化器系が衰えていたり、病気で歯が弱ってしまっていたりする場合も、硬いドライフードをそのまま与えることはおすすめできません。
そういった猫に十分な食事を摂取してもらうためには、ドライフードをふやかして、柔らかくしてから与える必要があるのです。
ふやかす際の注意点
最後にドライフードをふやかす際の注意点を紹介していきましょう。
鮮度が落ちやすいため、大量にふやかさない
ドライフードをふやかす際、面倒だからと言って大量のドライフードを一気にまとめてふやかさないようにしましょう。
ふやかしたドライフードは時間が経てば経つほど鮮度が落ちてしまうので、ふやかした分だけ美味しさが増すというわけでは決してありません。
そのため、手間はかかるかもしれませんが、毎食ごとにきちんとフードをふやかす必要があるのです。
健康な猫にはカリカリそのままで
ドライフードをそのままでも問題なく食べることができる猫には、わざわざフードをふやかして与える必要はありません。
そもそもドライフードが固くつくられているのには、猫の噛む力の強化や維持であったり、虫歯予防や歯の成長をサポートしたりといった理由がきちんとあります。
そのため、健康な猫にわざわざふやかしたフードを与えてしまうと、逆にあごや歯の健康を阻害してしまう恐れもありますし、ふやかしたフードの食感が嫌で食欲が落ちて、ごはんを食べなくなることもあるようです。
ドライフードはふやかしても栄養分が無くなったり減ったりすることは無いと言われていますが、上記に挙げた通り鮮度や健康上の問題が示唆されていることからも、問題なければカリカリのまま与えた方が良いでしょう。
ドライフードは必要に応じてふやかそう!
ドライフードは基本的にふやかさずに食べられるものですが、子猫や老猫にあげる場合はふやかしたキャットフードの方が食べやすいことがあります。
病院やペットショップでもふやかして与えるように指示されることもあるので、フードのふやかし方を覚えておきましょう。
猫の年齢や健康状態だけでなく、水分不足になりやすい夏場などは、定期的にフードをふやかしてあげると脱水症状予防にもなるようです。
ぜひ参考にしてください。
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ドライフードをふやかして与えることの多い子猫や老猫には、バランス良く栄養の摂れるドライフードがおすすめです。
そこで、nanairoおすすめのキャットフードをご紹介します。
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