MENU

禁煙してから空腹感と口さみしさがずっと続く!慣れるまで、どうやってごまかす?

 

禁煙をすると太ると言うことはよく知られていますよね。その理由は食欲が増すことも一つですが、それ以外にタバコを吸えなくなったことによる口さみしさのせいで食べ物が欲しくなっていることも大きな理由です。禁煙のハードルとなる口さみしさにはどのように対応すればよいのでしょうか?

ここでは禁煙で起こる空腹感や口さみしさの原因とその対策について紹介しますが、どうしても耐えられなければ体重増加を覚悟で食べてかまいません。喫煙と同じリスクを体重増加でもたらすならば45㎏も太らなくてはいけないからです。

 

目次

禁煙中の空腹感はなぜおこる?

大前提として、禁煙を志す人の半分はタバコをやめようと思い立った日に辞めることができます。これはタバコを数量が少ないことが理由と考えられます。しかし。タバコをたくさん吸っている人や何年も吸い続けている人の場合は急にタバコを吸わなくなったことで色々な離脱症状が起きます。その結果禁煙が成功するまでに1か月かかった人も禁煙成功者の4分の1以上いるようです。もちろん、禁煙に失敗した人も入れればさらに多くの人が禁煙の離脱症状に苦しむことが考えられます。

禁煙の離脱症状として有名なのがタバコを吸えないと言うイライラや気分の落ち込み、そして強烈な眠気です。どれもタバコを再び吸うには十分すぎる理由なので、離脱症状のピークである禁煙2~3日目を何としても耐えたいところです。

ところで、禁煙の離脱症状がなぜ起こるのかと言うとニコチンがなくなったことで体が誤作動を起こしているからという理由と、体が健康に戻っているからという理由があります。それにしても体が健康に戻っているはずなのに食欲が増して体重が増えるのはおかしな話に聞こえますね。

臓器の働きが活発になる

空腹になると言うことは、体が食べ物を受け付けるようになった証拠です。束kを押すっている時にはニコチンをはじめとする有害物質によって臓器の働きが弱くなっていました。禁煙をしたことによって臓器の働きが戻り、喫煙時に比べて多くの食べ物を受け付けるようになったのです。

しかも、ニコチンは脳の満腹中枢にも刺激を及ぼすことでお腹が減りづらくなっていました。

要するに禁煙をしたことによって空腹感が増したのではなく、今までタバコを吸っていたことによって食欲が失われていたのです。食欲がないとダイエットにつながりそうですが、タバコは悪玉コレステロールの増加と深くかかわっているためメタボリックシンドロームや高血圧など内臓や血管の脂肪の増加につながります。

五感が回復する

禁煙を続けていると今まで鈍っていた嗅覚や味覚が繊細になっていきます。これは食べ物が今まで以上に美味しく感じられるようになることを意味します。美味しいものをたくさん食べたくなるのは当たり前ですが、量はほどほどにしておきたいものです。

喫煙はその人の味の好みを濃いめで脂っこいものに変化させてしまうため、特に注意が必要です。いつも通り食べたつもりがものすごいカロリーに及ぶでしょう。離脱症状によって食欲が増えたとして、体重が増加するのはせいぜい2~3㎏と考えられており、これは1年もあれば十分に落ちます。実際のところ禁煙に成功した人は体重も元に戻りやすいと言うことが明らかになっています。

タバコの代わりになるものが欲しい

確かに、タバコには依存性の強い物質であるニコチンが含まれておりそれが禁煙を難しくしています。しかし、禁煙をしたことによる口さみしさはタバコを吸う行為そのものを求めるサインでもあります。タバコを吸っていた時は常に口にタバコをくわえていたため、禁煙をした状態に違和感を覚えてしまうのです。

だから、タバコを吸う代わりに口に何かものを入れたくなるのです。特に禁煙するとエネルギーが欲しくなるので、甘いものを食べたくなります。口以外には手持無沙汰になることもタバコを吸いたくなる理由になります。この場合はペンやゴルフボールなどを忍ばせておくことがおすすめです。

ストレス解消

食べることによってストレスが解消されることも禁煙で食欲が増す理由になります。離脱症状は禁煙を志す人にとって非常につらいためそのストレスを紛らわせるために食べ物に逃げてしまいます。しかし、再び喫煙するくらいなら食べ物に逃げることなんて大した害ではありません。

このように、禁煙によって空腹感が増すのは体がどんどん健康になっている証拠です。もちろん、禁煙のために必要な期間が過ぎれば食欲は徐々に落ち着いてきます。そうすれば食べ過ぎに悩まされることもありません。あくまでも一時的なものと考えて禁煙に臨んでくださいね。

口さみしさを紛らわすには!?

禁煙の時に「何とか太りたくない!」という場合は空腹感に耐えるだけでなく口さみしさを紛らわす必要があります。むしろ、空腹より口さみしさへの対処の方がめんどくさいかもしれません。空腹に終わりはあっても口さみしさには終わりがないからです。

口さみしさへの対処は口に食べ物を入れておくことです。食べ過ぎを防ぐためにすぐには飲みこめないものがおすすめです。どのようなものが良いのでしょうか?

もっとも低カロリーで手っ取り早いのが、水です。水を飲むとお腹に溜まり、気分もすっきりします。さらに、離脱症状による強烈な眠気を覚ます方法としても冷水は有効です。逆に、臓器への負担を考えるなら常温の水がおすすめです。

ジュース

ジュースも手軽に飲めるのでお勧めです。しかし、ジュースの中には砂糖がたくさん入っているも斧も多いので果汁100%のものを選ぶよう心掛けてください。

禁煙パイポ

口さみしさに対処するだけなら食べ物でなくても咥えられれば十分です。そこで市販の疑似タバコを使ってみるのも良いでしょう。しかし、人によってはタバコを吸っている感覚と似ていることから「こんなものより本当のタバコが吸いたい」という思いを強くしてしまう場合もあるようです。

口さみしさを紛らわせる食べ物としてポピュラーなのが飴です。飴は口の中から溶けるまで時間がかかるので一粒で長時間持たせることが可能です。しかし、飴の注意点としては小さくなった時に噛んでしまうことがあります。早く無くしたい気持ちが出てきても飴が溶けてなくなるまでしっかり舐めるようにしてください。

ガム

こちらも、口さみしさを紛らわせるにはお勧めです。ガムは飴と違って噛んでも噛んでもなくならないメリットがあります。しかし、味がなくなっても噛み続けるのは辛いですし、キシリトール入りのものならお腹が緩くなる副作用もあるため噛みすぎ厳禁です。

ガムの種類によっては眠気覚ましも兼ねることができます。

タブレット

フリスクやミンティアのようなタブレットも口さみしさを解消するうえでお勧めです。タブレットを使用するときは刺激の強いものがおすすめです。理由は簡単、食べきるのに時間がかかるからです。

コーヒー

コーヒーにはリラックス成分のあるポリフェノールが含まれているため、タバコが吸えないストレスを和らげてくれます、また、適度に苦いためゆっくり飲むにはお勧めです。同様の理由で紅茶もおすすめです。

しかし、タバコとコーヒーをセットで楽しむ人の場合はタバコを思い出してしまうために控える場合もあります。

まとめ

タバコを吸えない口さみしさもいつかは無くなります。タバコを吸う前だってタバコのない生活が当たり前だったのですから、禁煙を続ければタバコがない生活が当たり前になっていくのも当然と言えますね。