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大事な財布を落として見つかる確率は?紛失した時のリスクと対処法

 

財布はおきにいりのものを長く使うという人が多いです。そんな中、不注意などから大事な財布を落としてしまうこともあります。

もしも財布を落としてしまったら、どのように対処すれば良いのでしょうか?また紛失することでどのようなリスクが考えられるのでしょうか?

 

目次

財布を失くしたときのリスクは?

財布を失くしたときのリスクは?

身分証から暗証番号が解読される

財布には身分証という大事なものが入っています。免許証や保険証を入れていることが多いですが、そこから個人情報がわかってしまうというだけでなく、名前や住所がわかることでキャッシュカードやクレジットカードの暗証番号も解読されてしまうんです。

本人であるという証拠が取れた時点でシステム上では暗証番号を知ることができます。本人じゃないのに違う人がアクセスして、解読できてしまうのです。しかも、暗証番号を生年月日にしていたりすると、簡単に解読されてしまいます。

会員カードやレシートから住所がばれる

身分証が入っている財布を落としてしまった時点でさまざまなリスクが出てきますが、中には会員カードや買い物の時のレシートも入っていることがあるでしょう。

ここから、あなたの住んでいる住所がバレてしまいます。会員カードとレシートは、財布の持ち主が普段どのようなところで買い物をしているかということがわかるものです。これによって住所を突き止められてしまうので危険です。財布を落としただけでなく、空き巣などに狙われるリスクも高まるのです。

落とした財布が見つかる確率ってどれくらい?

落とした財布が見つかる確率ってどれくらい?

どこで落としたかわからない財布は、どれぐらいの確率で見つかるものなのでしょうか?

日本においては財布が無事に戻ってくる確率が63%以上と高くなっています。財布が落ちているのを発見して交番に届けてくれる心優しい人が日本には多いことがわかるでしょう。

ただし、財布本体が戻ってきても中のお金はなくなっていたなんてことはよくあるそうです。お金がなくなるのは惜しいですが、財布と身分証などのカード類が戻ってくるだけでもありがたいですね。

財布を落としたときの対処法

もしも財布を落としてしまった時の対処法も紹介しましょう。

クレジットカードやポイントカード等の利用を停止する

まずは、お金や個人情報を悪用されないようにクレジットカードやキャッシュカード、ポイントカード類の利用をすぐに停止しましょう。

その他にもお金が入っているICカードもすぐに利用を停止します。また、レンタルビデオのカードもうっかり借りられてしまわないように停止しましょう。

普段から自分の財布の中にどんな種類のカードが入っているか、もしも落としてしまったらどのカードを利用停止すべきかを考えておくと、万が一落としてしまった時にも対処できるでしょう。

最寄りの警察署に紛失届出を出す

カード類の利用停止を行ったら、次に最寄りの警察署に紛失届を出します。

名前や連絡先、財布を落とした日や時間、場所などをできるだけ書くようにしましょう。情報がたくさんある方がみつかりやすいです。

お店や利用した電車・タクシー会社等に連絡する。

財布を落としてしまった日にどんな行動をしてどこに立ち寄ったのかも、できる限り思い出してみましょう。

その日どのお店に入ったか、何時ぐらいにどの電車に乗ったのか、利用したタクシー会社などを覚えておくと、それらに連絡を入れることができます。

もしかしたら拾って置いてくれている可能性もあるので、落とした日の行動を振り返って連絡を入れてみましょう。

免許証・保険証を紛失したら再発行手続きをする。

財布を落とすということは免許証や保険証も一緒に紛失することを意味します。そこで、すぐに再発行の手続きをしましょう。

免許証については運転免許センターや警察署へ、保険証は役所や勤務先に再発行をしてもらうように手続きを進めましょう。

こちらの手続きもできるだけ早く済ませておかないと運転ができませんし、病院にも行けなくなるので注意しましょう。

財布を落として帰れないときはどうしたらいい?

財布を落として帰れないときはどうしたらいい?

駅員に電車賃を借りる

出先でうっかり財布を落としてしまって帰るにも帰れない、そんな状況に陥ることもあります。

たとえば電車に乗って帰らないといけない場合には、駅員に電車賃を借りることができます。お金を借りる時には住所や氏名などの情報を記入し、借りることが可能です。

その後、返済は早めにしましょう。たった数百円とはいえ借金になるので、きちんと駅員に返しましょう。

交番でお金を借りる

電車については駅員に借りることが可能ですが、それ以外にもお金は必要になります。そんな時は交番にお金を借りることができます。所持金が0円で困っている場合には、きちんと対処してもらえる制度も整っています。

交番でお金を借りるときの条件

交番でお金を借りる時にはいくつか条件もあります。いくらでも借りられるわけではありませんし、きちんとした理由も必要になります。

以下のような理由により、お金を借りることができます。

  •  お金や財布を盗まれてしまった時の交通費
  •  行方不明者が保護された際に必要な交通費や経費
  •  病院の保護や交通事故などによって負傷してしまった人の救護に必要な経費
  •  その他の公衆接遇の適正を期する為に必要とされる経費

このように、正当な理由がある場合のみ交番でお金を借りられます。財布を落としてしまった時には1に該当するので交通費だけは借りることができるんです。

そして、理由だけでなく上限も決まっています。交通費ならいくらでも借りられるの?と思ってしまいますが、きちんと上限が決まっています。

上限は1,000円までとなっています。1,000円で家まで帰ることができないという場合には、それ以上を借りることもできます。ただし、1,000円以上借りるというケースは滅多に適用されないほど、借りるのが難しくなっています。

交番にお金を借りに行く時は1,000円までと知っておきましょう。

落とした財布が見つかった場合、お礼はどうしたらいい?

落とした財布が見つかった場合、お礼はどうしたらいい?

落とした財布に関して届出をしたり交通費を交番や駅員などに借りて、その後財布が無事に見つかった場合にはどのようにお礼をしたら良いのでしょうか?

基本的には大事な財布を拾ってもらったので、お礼はすべきです。その相場がわからないという場合もありますが、落としたものの価値の5%~20%相当のものと言われています。

次にお礼の品物についてですが、食品ならお菓子やゼリー、お茶などが良さそうです。食品ではなくギフト券でお礼をする際には図書券やデパートの商品券など誰でも使える便利なものが良いでしょう。

お礼として快く受け取ってもらえるようなものを選んで、きちんとお礼をするとすっきり解決できます。

落とした財布が見つかるというのは日本では高い確率となっていますが、それでも心優しい人の気遣いによって交番に届けられます。その厚意に感謝して、お礼もきちんと用意しておきたいですね。

財布が戻ってこなかったら新しい財布の購入を検討をしよう

新しい財布の購入を検討

財布が戻ってくる確率が63%・・・つまり47%は残念ながら戻ってこないということです。

毎日使う財布なので、ない状態のままだと何かと不便です。

1週間探しても戻ってこない場合は、残念ですが諦めて新しい財布の購入を検討しましょう。

次購入する財布は長く使えるといいですね。参考におすすめの財布をご紹介します。

 

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まとめ

財布はいつも持ち歩くもので、とても大切なものです。お金以外にも身分証やクレジットカードなど個人情報がたくさん詰まっています。

しかし、予期せぬ時に落としてしまうこともあります。そんな時の対処法を知って、対応できるようにしたいです。

そして、無事に財布が見つかったら見つけてくれた人にお礼もしましょう。