イギリスといえば歴史あるブランドが多くあり、どれも味のあるデザインとなっています。革財布についてもブランドによって仕上がりはさまざまであり、ブランドごとの個性が表現されています。
今回はそんなイギリスの革財布を扱っているブランドについて、特徴やおすすめポイントを紹介していきます。
イギリス製の革財布の特徴
イギリス製の革財布はブランドも有名どころがいくつか存在しますが、作りが丈夫になっているのが特徴です。
これは、イギリスにおいて1,000年以上も前から伝わる伝統的な製法ブライドルによって作られているからです。1,000年もの歴史があるので、確かな質と技術であることがわかるでしょう。
乗馬用の馬具に使用されているということから、上品さと丈夫さが特徴です。色味は落ち着いたものが多く、英国紳士にはぴったりの製品となっているんです。
そんなイギリス製の革財布は日本人にも人気があります。素材にこだわって作られているので、使い続けるほど財布の上質さがわかるようになります。革の経年変化も楽しめる製品が多いので、世界に1つしかない革財布に仕上がります。
そして、イギリス製の革財布のブランドは、落ち着いたデザインに仕上がっているものが多いです。よって、10代や20代前半の若者よりも、30代以降の大人な男性に多く選ばれています。
紳士でお洒落なイギリス製の革財布ブランドを紹介
紳士でお洒落なイギリス製の革財布ブランドのおすすめをピックアップしました。それぞれのブランドの特徴をまとめていきます。
ETTINGER(エッティンガー)
設立年 | 1934年 |
価格帯 | 7万円前後 |
革素材 | ブライドルレザー |
エッティンガーの特徴
エッティンガーは英国王室御用達として知られているブランドです。デザインはシンプルで機能性にも優れているので、ビジネスマンや大人の男性には人気のブランドとなっています。
中でも革財布については薄く作られているので、スーツのポケットに入れる際にもかさばりません。財布が薄くなるとその分耐久性が心配されますが、エッティンガーは薄いけれども丈夫な財布です。
熟練職人によって1つ1つ丁寧に確実に作られているために、薄くても丈夫という状態を実現できたのでしょう。
エッティンガーはスーツに一番合う財布としても知られています。本格的な革財布でありスーツにぴったりなので、ビジネスマンには人気があります。
ただしシンプルすぎるため、普段の時にカジュアルに使いたいという際には上品すぎて合わなくなります。ただし、ビジネスシーンやパーティーなどの場では持っていることでポイントがアップすることもあるでしょう。
エッティンガーのおすすめポイント
- シンプルで上品なデザインが大人な男性に人気。ビジネスシーンにも安心して活用できる。
- 財布自体はとても薄くかさばらない作りになっているので、スーツの中やポケット、バッグの中でもコンパクトに収まる。
- とても薄い財布なのに丈夫で長持ちすると好評である。使えば使うほど、その人の手に馴染んでくる。
ETTINGER(エッティンガー)のメンズ革財布の魅力は?人気商品や評判を紹介
dunhill(ダンヒル)
設立年 | 1893年 |
価格帯 | 3万円~6万円 |
革素材 | カーフ |
ダンヒルの特徴
ダンヒルは創業から100年以上経つ、老舗ブランドです。イギリスにおいては高級ブランドという位置に立っており、革財布はスーツに合わせるという設定で作られています。
そのため、どの財布もデザインがシンプルでダンヒルのロゴが隅についている程度となっています。渋さもあるので、若い男性よりはダンディーな大人の男性に好まれています。主な年齢層は30代後半から60代と幅広くなっているのも特徴です。
カーフを使用した財布が人気で、触り心地もよく手に馴染む感じが多くの人に選ばれています。
ダンヒルのおすすめポイント
- 渋めのデザインなので、比較的年齢層が高くなっている
- 老舗ブランドということで当初からの理念を貫いている
- スーツに合うシンプルな財布が男性に人気
dunhill(ダンヒル)のメンズ革財布の魅力は?人気商品や評判を紹介
BURBERRY(バーバリー)
設立年 | 1856年 |
価格帯 | 4万円~8万円 |
革素材 | 牛革 |
バーバリーの特徴
バーバリーと聞いて知らない人はいないというほど、もはや高級ブランドの定番になっています。バーバリーチェックを使用したものが多く、財布の一部にも施されています。
幅広い年齢層において支持されているのがバーバリーの特徴でもあります。型押しレザーやキャンバス生地などがあり、財布の素材やデザインも豊富にあります。
さりげなくおしゃれなものを持ちたいという男性にはバーバリーの財布が人気となっています。
バーバリーのおすすめポイント
- バーバリーならではのチェック柄など定番のデザインが安心
- 財布に使用している素材にはいくつか種類があり、素材によって仕上がりが異なる
- 幅広い年齢層に選ばれている
BURBERRY(バーバリー)のメンズ革財布の魅力は?人気商品や評判を紹介
BRITISH GREEN(ブリティッシュ・グリーン)
設立年 | 1900年 |
価格帯 | 1万円前後 |
革素材 | ブライドルレザー |
ブリティッシュグリーンは革財布に挑戦したいけれど高くて手が届かない、もう少しリーズナブルな革財布があればいいのにと考えている人にぴったりなブランドです。多くの財布が1万円台と、革財布ブランドとしてはかなり安くなっています。
使用している革はブライドルレザーで、イギリス製のブランドであることが納得できます。低価格でありながらも品質を落とすことなく作られているので、信頼できる革財布をリーズナブルな価格で購入したい人にはぴったりです。
ブリティッシュグリーンのおすすめポイント
- 本場イギリスの革財布ブランドなのに価格は1万円台とリーズナブル
- ブライドルレザーを使用しているので経年変化も楽しめる
- デザイン性だけでなく機能性にも優れている
BRITISH GREEN(ブリティッシュ・グリーン)のメンズ革財布の魅力は?人気商品や評判を紹介
Whitehouse Cox(ホワイトハウスコックス)
設立年 | 1875年 |
価格帯 | 3万円~ |
革素材 | ブライドルレザー |
ホワイトハウスコックスの特徴
ホワイトハウスコックスは1875年に創業した当初は、馬具を中心に作っていました。その馬具に使用する革や製法を使ってファッションアイテムを扱うようになり、今では財布が人気となっています。
見た目はシンプルでありながらもカラーが豊富にあり、収納面では機能的に作られているので1つを長く持つことができる財布です。
ホワイトハウスコックスのおすすめポイント
- 耐久性のあるブライドルレザーを使用して、熟練職人が手作りで仕上げている
- 経年変化がたっぷり楽しめる革財布が揃っている
- デザインだけでなくカラー展開も豊富なので多くの人に支持されている
Whitehouse Cox(ホワイトハウスコックス)のメンズ革財布の魅力は?人気商品や評判を紹介
Paul Smith(ポール・スミス)
設立年 | 1970年 |
価格帯 | 1万円~3万円程度 |
革素材 | 牛革、馬革など |
ポールスミスの特徴
ポールスミスの財布は若い男性向けの雑誌などにも掲載されるようになり、以前よりも若者が購入することが増えました。特に最近では大学生が多く持っているように感じます。
奇抜なデザインのものもあるので、ビジネス用とオフ用とで使い分けると良いでしょう。革財布でありながらも遊び心が入っていてほしいという要望がある時に、ポールスミスなら満足できるでしょう。
ポールスミスのおすすめポイント
- 豊富で個性的なデザインが若い男性を中心に人気
- 年齢層は全体的に若くなっている
- 財布には牛革と馬革が使用されているので、丈夫
Paul Smith(ポール・スミス)のメンズ革財布の魅力は?人気商品や評判を紹介
Vivienne Westwood (ヴィヴィアン・ウエストウッド)
設立年 | 1971年 |
価格帯 | 1万円台~ |
革素材 | 牛革 |
ヴィヴィアンウエストウッドの特徴
イギリスのロンドンで生まれたヴィヴィアンウエストウッドは、若者向けのパンクなデザインが今もなお人気があります。金色のロゴがインパクトがあるので、すぐにヴィヴィアンウエストウッドとわかります。
がま口タイプになっている財布もあるので、ちょっと工夫がされている財布を持ちたいという人は満足できるでしょう。
ヴィヴィアンウエストウッドのおすすめポイント
- 個性的かつ勢いのあるデザインなどが揃っている
- ロゴがわかりやすくシンプルなデザインの財布でもわかりやすい
- 財布のデザインや種類によって価格が異なるが、リーズナブルなものから上質で信頼できるものまで揃っています。
ヴィヴィアンウエストウッドのメンズ革財布の人気商品や評判を紹介
イギリス革財布おすすめブランドは「エッティンガー」
イギリス革財布おすすめブランドは「エッティンガー」です。
エッティンガーの革財布は紳士として品格を一段上げてくれるアイテムとして人気です。
エッティンガーは「英国王室御用達のブランド」という言葉と共に、革の質の良さや品の高さを感じる色合いなどに言及することで、その魅力は十分に伝わると思います。
まとめ
イギリス製で革財布を扱っているブランドもこうして見るとたくさんあります。その多くが一度は聞いたことのあるブランドだと思います。
ただブランド名に左右されるのではなく、作りや革素材、機能性などにもこだわって自分の気に入る1つを見つけたいですね。