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【オーストラリア留学】どこの都市にする?おすすめの人気都市まとめ

 

南半球にあるオーストラリアは、日本からの観光客が多く親日派が多い国です。また世界から移民も受け入れていて、語学学校も多くあります。

シドニーやメルボルンなど、日本でも知られている街が多くあるオーストラリア。留学生もアルバイトが可能で、働きながら学ぶことができるため、留学先として人気です。

その中でも特に人気の都市や、おすすめの都市など7つ厳選してご紹介します。

 

目次

オーストラリアのどこで学ぶ?

オーストラリアは、とても広い国で面積が日本の20倍以上もあります。シドニーなど人気の街は東海岸に多く集まっていますが、西海岸には、西半球最大の都市パースがあります。メルボルンなど世界でも有数の住みやすい街等もあります。それぞれ、観光もできる街や、日本人が少ない街など特徴があるので、留学の目的にあわせて選びましょう。

シドニー

オリンピックが開催され、日本人も多く知っている街「シドニー」はオーストラリア最大の都市です。首都ではありませんが、日本の東京のようなオーストラリアの中心都市で、留学先としても人気第1位です。

特に語学学校は数が多く、様々な学校から選ぶことができます。大きな学校から小規模でアットホームな学校、教育の質が高い学校、資格を取ることができる学校など、選択肢がとても広いです。また、人気の留学先なのでどうしても日本人が多くなりますが、中には日本人が少ない学校もあります。

家賃など物価は高めで、生活費が高めですが、仕事の数が多くアルバイトには困りません。資金を稼ぎながら学びたい人はシドニーがおすすめです。バス、電車、フェリーなど、公共交通機関も充実していて過ごしやすい場所です。

日本との時差は+1時間です。オペラハウスや、ハーバーブリッジなど有名な観光地があり、飛行機も日本から直行便が多く出ています。南半球で最大の都市なので、世界中から多くの人が集まるため「人種のるつぼ」とも言われています。

気候は湿度が低く、年間を通して温暖で平均気温は冬でも10℃くらいです。また、晴れの日も多く、とても過ごしやすい場所です。

メルボルン

1927年までは首都として発展していたオーストラリア第2の都市で、ビクトリア州の州都です。イギリスのエコノミスト誌の調査部門「エコノミスト・インテルジェンス・ユニット(EIU)」が発表している「世界で最も住みやすい都市ランキング」では6年連続でメルボルンが1位に選ばれています。

F1グランプリや、全豪オープンテニスなど世界的イベントも多く開かれることで有名です。イギリス統治時代のビクトリア様式の建築物も数多く残っていて、風情ある街並みです。移民が多い街で、人口の約1/4が世界中からの移民です。中華街、イタリア人街など、オーストラリアに居ながら世界中の文化に触れられるのもメルボルンの魅力です。

電車、バスなど公共交通機関も充実しています。特に、路面電車のトラムは、市内の指定区間であれば料金は無料です。電車は週末には24時間運行しているなど、交通の便がとても良い街です。また、「ガーデンシティ」とよばれるほど、街中に公園が多くあるため緑も豊かで過ごしやすい街です。

メルボルンは「教育の街」としても有名で、語学学校だけでなく、大学、大学院、専門学校の全てにおいて質の高い教育を受けることができます。オーストラリアのトップ8大学のうち2校(メルボルン大学ともナッシュ大学)が、メルボルンにありこのことも教育の質の高さを表しています。過ごしやすい街で、質の高い教育を受けて、じっくり学べるのがメルボルン留学の魅力です。

日本との時差は+1時間です。南大陸にあるオーストラリアの南端にあるため、オーストラリアの中では四季がはっきりしています。冬の平均気温は10℃程度で、氷点下になることはありませんがスキーも楽しむことができます。

ブリスベン

オーストラリア北東部の沿岸にあるブリスベンは、クイーンズランド州の首都でオーストラリア第3の都市です。街に流れるブリスベン川のほとりは、緑豊かな公園が点在し、無料のラグーンプールもあります。

人口は200万人を超えていますが、落ち着いていて都会っぽすぎない街です。中心部は徒歩30分で1周できるサイズですが、美術館、博物館、図書館など必要な施設が充実しています。電車、バス、フェリーなどの公共交通機関も充実しています。また、美しいビーチで有名な、ゴールドコーストにも電車で約1時間なので、休日に日帰りで遊びに行くこともできます。

日本人留学生にも人気の街、ブリスベンは、語学学校や大学、専門学校など教育機関も充実しています。特に語学学校は、シドニーの次に数が多く、様々なニーズに併せて選ぶことができます。

物価はシドニーやメルボルンに比べると安めです。大きな街で、商業都市なので仕事は多くあります。しかし観光都市ではないため、日本人観光客を相手にした仕事は少なめで、英語力に自信がない場合はすぐに仕事が見つからない場合もあるので、その点は要注意です。

日本との時差は+1時間です。気候は、オーストラリアの中でも温かい地域で、冬でも晴れの日は15℃くらいまで上がります。また、晴天の日が多く、オーストラリアの中でも特に過ごしやすい気候です。

ケアンズ

ケアンズは成田空港だけでなく、関西空港からも直行便が出ていて日本からのアクセスが良い街です。そのため、日本では名前が知られている街ですが、規模は小さく人口14万人程度です。近くにグレートバリアリーフがあり、多くの観光客が訪れるスポットとして有名です。

小さな街のため、都市部に比べて家賃も含めて物価が安くすみます。公共交通機関はバスで本数は少ないですが中心エリアでもシェアハウスがあり、コンパクトな街で自転車で移動することができます。観光地なので、日本人向けのアルバイトもありますが、近年は中国人観光客が多くなっていて、数としては減りつつあります。

ケアンズは語学学校も他に比べ少なく、中心部には4校程度でどの学校も日本人は多めです。日本人が少ない環境で学びたい人には、向いていないかもしれません。

気候は1年中あたたかく、冬でも最低気温が15℃前後で、日中は半袖で過ごすことができます。夏は雨季ですが、日本の梅雨ほどではなく、過ごしやすい気候です。

パース

オーストラリアの人気の都市は東海岸に多いですが、その中で珍しくパースは西海岸の南にあります。西オーストラリア州の州都で、人口約156万人の都市です。自然に囲まれた街で、古い建物も残っていながら、新しいビルもありバランスがとれている街です。

農業が盛んな街で、オーガニック野菜やフルーツなど質のよい食材が手に入ります。「フレンドリーシティ」とよばれるほど、人々がフレンドリーな街でもあります。バスや電車、フェリーなどの公共交通機関が充実していて、6週間以上学校に通う学生は、半額以下で利用することができます。東海岸のような有名な観光地ではありませんが、必要なものは充実していて過ごしやすい街です。

シドニーやメルボルンなど、東海岸の街に比べると語学学校の数は少なめです。とはいっても、中心部に10校以上あるので、ある程度ニーズに併せて選ぶことができます。

日本との時差は-1時間です。冬でも10℃前後の気温で、1年を通して温かく過ごしやすい気候です。

ゴールドコースト

ゴールドコーストはその名の通り海岸沿いにある町で、「サーファーパラダイス」とよばれるサーフィンで有名なビーチがあります。移民が多い街で、様々な文化に触れることができます。

日本との時差は+1時間で、成田空港からジェットスターが直行便を運航しています。他の大きな都市ほど交通が発達しているわけではありませんが、2014年にはトラムも開通し、市内の移動もかなり便利になりました。

年間を通して温かく過ごしやすい気候で、冬でも最高気温が20℃を超える日もあります。そのため、スポーツイベントも多く、マラソンやビーチバレー、カーレース等のイベントが行われています。

ボンド大学とグリフィス大学の2つの大学があり、大学付属の語学学校で質の高い英語教育を受けることができます。大学付属の語学学校は、キャンパス施設も利用できるので、オーストラリアのキャンパスライフを体験することができます。他にも、語学学校は多くあり、日本人が少ない学校を選ぶこともできます。

アデレード

南オーストラリア州の州都アデレードはオーストラリア第5の都市です。「世界で最も住みやすい都市」のランキングでは2013年から4年連続で5位に選ばれている世界有数の都市でもあります。しかし、日本人にはあまり知られていない街で、日本人が特に少ない街でもあります。緑が豊かな街中には、中世ヨーロッパ調の歴史的な建造物も多く残っています。

アデレードは大きな都市のわりにシドニーやメルボルンなどにくらべ、物価が安く2~3割生活費が安くすむといわれています。また、交通費は学割で半額になり、気軽に公共交通機関を使って移動することができます。また、市内ほぼ全域で無料Wi-Fiを繋ぐことができ、通信費もおさえることができます。

都市の中では日本人が最も少ないといわれるアデレードは、語学学校も真剣に学びたい人が集まる場所です。英語漬けの生活で英語を磨きたい人に最適です。語学学校の数は多くありませんが、個性的な学校が多く選ぶことができます。大学は、アデレード大学、フリンダース大学、サウスオーストラリア大学の3つの大学があります。

まとめ

全体的に日本よりかなり人口密度が低いため、大きな都市でも緑が豊かで過ごしやすい街が多いです。また、世界中の人が集まる町が多く、幅広い文化を学ぶことができます。

アルバイトなども認められているため、日本人にとても人気で、どこへ行っても日本人が多い印象がありますが、アデレードなど日本人が少ない街もあります。また都市部でも、学校によっては日本人が少なかったり、学校では英語で話すルールがあったりするなど、しっかり学べる語学学校もあります。

大学は38校と日本に比べ少ないため、留学できる都市が限られています。学びたい分野がある大学をまず絞ってから、都市を選択するのがよいでしょう。