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短期・長期?それとも大学・大学院留学?アイルランド留学の種類・費用・ビザ申請について!

 

日本人には少しマイナーなアイルランド留学。古くから留学生を受け入れていているアイルランドは教育の水準も高く、世界中から留学生が集まる国です。日本人が少ない分、英語をしっかり学べるので穴場の留学先です。ここでは、アイルランド留学のビザ申請と、短期留学、長期留学、大学留学など留学の種類ごとの特徴や費用を解説します。アイルランド留学だけでなく、イギリス留学を検討している人も比較して参考にしてみてください。

 

目次

アイルランド留学のビザ申請について

アイルランド留学をする場合に取得が必要なビザについてご紹介します。

尚、ビザの条件については年々変わります。ビザについては、取り扱い、条件などを間違えると、入国できないなどトラブルになる可能性があります。実際に留学する際は、アイルランド大使館のオフィシャルサイトなどで、ご自身でよく確認してください。

事前のビザ申請は不要

日本国籍を持つ人がアイルランドに留学する場合、短期や1年以上の長期を問わず、日本国内での事前のビザ申請は不要です。

語学学校や大学などに留学する場合は、空港などの入国審査で必要書類を提示して入国管理官が学生として入国できるか審査します。

学生の入国審査の場合必要な書類は以下の通りです。

 

・留学する学校の入学許可書

・学費を支払ったことを証明する書類(領収書など)

・英文の銀行残高証明書

※滞在費を証明するもので、手持ちの現金やクレジットカードで認められる場合もあります。

・帰国便のチケット(Eチケットのコピーも可)

※長期留学の場合など、入国審査官の判断で帰国便チケットが未購入でも認められる場合もあります。

90日未満は学生ビザ不要

90日未満の留学の場合、観光扱いとなるため入国後の手続きは不要です。

ただし、入国時に入国審査官の判断で、1ヶ月の滞在しか認められない場合もあります。その場合、1ヶ月以内に最寄りの警察署かThe Garda National Bureauなどで延長申請が必要です。パスポートに押されたスタンプに記載されているので、入国時にしっかり確認しましょう。

90日以上は外国人登録が必要

90日以上滞在する場合は、入国後1カ月以内に外国人登録が必要です。登録は入国管理局(GNIB)や最寄りの警察署で行います。この登録を行わないと、ビザが切れてしまうので早めに行いましょう。

外国人登録の方法を確認しましょう。

銀行口座開設

外国人登録を行うためには、銀行口座が必要です。

口座を開く銀行は学校が指定した銀行で、以下の書類を持参します。

・スクールレター

・保険加入証明書

スクールレターは、銀行口座をつくりたいと学校に申し出れば発行してもらえます。保険加入証明書は、アイルランドの住所が書かれたものが必要な場合もあるので、アイルランドに行った後に発行可能か事前に保険会社に確認しておきましょう。

口座の手続き後に、キャッシュカードや暗証番号、オンラインバンキング解説に必要な書類が別々に送られてきます。揃うまでに、数週間かかる場合もありますが、外国人登録は1ヶ月以内に必要なのでできるだけ早めに口座開設しましょう。

口座開設ができたら、口座に3,000ユーロ以上を入金しその残高証明書(イーステートメント)をオンラインバンキングで発行してもらいます。その証明書を外国人登録の際に持って行きます。この手続きも、通常は数日で発行されますが、稀に時間がかかる場合もあるので要注意です。

ただし、制度の変更で6ヶ月未満の滞在の場合、銀行口座を開くことができなくなりました。口座は滞在資金証明のために必要なため、3ヶ月以上6ヶ月未満の滞在の場合、別の方法で資金力の証明が必要です。語学学校や、留学カウンセラーなどに事前に相談しておきましょう。

GNIB(入国管理局)での手続き

外国人登録はダブリンに滞在している人はダブリンのGNIB(Garda National Immigration Bureau/ 入国管理局)、それ以外のエリアの人は滞在地を管轄している警察署で行います。

登録に必要な書類は以下の5つです。

 

・パスポート

・住所証明のためのスクールレター

・保険加入証明書

・3000ユーロの残高証明書

・登録費300ユーロ(クレジットかデビットカードでの支払い)

書類がひとつでも足りないと、手続きができないので注意しましょう。