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【アイルランド留学】どこの都市にする?おすすめの人気都市まとめ

 

イギリスに隣接しているアイルランド。アイリッシュパブや、ギネスビールが有名です。U2の出身地としても知られています。

アイルランドは、北海道ほどの大きさで、田舎の風景が広がりゆっくり英語を学べる穴場として人気の留学先です。アイルランドは、大きな国ではありませんが留学できる街は色々あります。しかし、アイルランドと聞いて、都市の名前が思い浮かぶ人は少ないはず。どこに留学したらいいか悩んでしまいますよね。

そこで、ここでは、アイルランドについてと、アイルランド留学の人気の都市をご紹介します。また、日本人が少ない穴場の都市も併せてご紹介します。

 

目次

アイルランドについて

アイルランドはイギリスと国境を接する国で、面積や人口はおおよそ北海道と同じ規模です。首都のダブリン以外の都市は大きくても15万人程度の人口で、アイルランドといえば「田舎の風景」というイメージが強い場所です。そのため、何もない田舎に学校がある場合もあり、自然が大好きな人、田舎でゆっくり学びたい人におすすめの国です。

気候

緯度的には北海道よりさらに上です。そのため、夏でも気温が15℃前後で涼しいか少し肌寒いくらいです。しかし、冬でも5℃前後の気温で、冬の時期は北海道にくらべかなり温かい場所です。

公用語

公用語はゲール語と、英語です。憲法上は、第一言語がゲール語で、英語が第二言語となっていますが、現在はゲール語を自由に使いこなせる人のほうが少ないぐらい、ほとんどの場面で英語が使われています。そのため、言語の面では隣国のイギリスに留学するのとあまり変わりはなく英語留学に向いている国です。

日本からの行き方

日本からアイルランドへの直行便は出ていないため、アイルランドへは乗り継ぎが必要です。乗り継ぎで首都のダブリンまで行けば、ダブリンから各地へ長距離バスなどで行くことができます。

また、イギリスのロンドンまで飛行機で飛べば、そこからコーク、ベルファースト、デリーなど、アイルランドの各都市へ乗り継ぐことができます。ロンドンの他に、パリやアムステルダムなど、ヨーロッパの大きな空港から乗り継いでいく方法もあります。

アイルランドのどこで学ぶ?

アイルランド留学で一番人気の都市はやはり首都のダブリンです。その他にも、魅力的な都市が多くあるアイルランド。人気の都市と穴場のおすすめ都市をご紹介します。

ダブリン

首都のダブリンはアイルランドの東海岸にあり、ロンドンからは飛行機で約1時間30分。観光地も多くありますし、ショッピングも楽しめます。街の人の雰囲気もよく、留学生にはとても人気の街です。

ダブリンはアイルランドの政治・経済の中心都市。人口は断トツで、アイルランド人の約1/4(100万人)がこのダブリンの街に住んでいます。

都市と田舎のバランスがいい街

990年代に急速に発展して、現代的な建物も多くなっています。しかし、今もなお中世の街並みが残っている場所もあり写真集の中にいるような気分になります。街は比較的小規模で、歩いて散策できます。

アイルランド最大の都市でありながら、少し街からはずれて、郊外にいけば牧草地があり、のどかな田舎の風景が広がっています。ホームステイ先をダブリンの郊外に選ぶ留学生も多くいます。この都市と田舎のバランス感が人気の理由のひとつです。

芸術の街

ダブリンは多くの文学者を輩出した文学の街としても知られていて、ゆかりの場所も多く残っています。また、文学だけでなく様々な芸術や文化の中心地で、そのレベルはドイツのブレーメンなど、ヨーロッパの有名な都市に匹敵するほどです。

ダブリンなまり

ダブリンは英語に独特のなまりがあると言われています。英語留学をする上で、このなまりを心配する人が多いです。しかし、実際にはそれほど癖は強くなく抑揚が少ないの、英語初心者には聞き取りやすいという面もあります。また、世界中から観光客や、同じヨーロッパからの留学生も多く、様々な英語に触れるチャンスがあるのもダブリンの特徴です。

過ごしやすい気候

ダブリンは、夏の最高気温は19℃前後で涼しく、冬でも8℃前後あり緯度のわりに寒くならない地域です。年間の温度差が少ないので、過ごしやすい街と言えるでしょう。

コーク

南部の街コークは人口13万人でダブリンに次ぐ、アイルラン第二の都市です。ダブリンからは列車で約2時間半、郊外に空港もあり交通の便がいい場所です。

商業都市で、港町。日本で例えるならダブリンが東京で、コークは大阪のような独特な文化や雰囲気があります。アイルランドのビールとして世界で人気のギネスも、このコークでは人気が低く、コーク産のビールが多く飲まれています。

「欧州文化首都」に選ばれた街

今でも古い教会や、歴史的な建物も多くあり、中世の雰囲気を感じることができます。また、映画祭やジャズ・フェスティバルが毎年開催されていて、文化の街としても知られています。2005年には「欧州文化首都」に選出されています。

ちょうどいい大きさの街と気さくな人々

街の規模は大きすぎず、でも必要なものはほとんど揃うので、すごしやすいと留学生に人気です。路線バスや鉄道など公共交通機関も発達しているので、移動にも困りません。コークがある南部は、気さくな人が多く、道に迷って聞いても親切に教えてくれます。

南部の温かい気候

南部にあるため、温暖で過ごしやすい気候です。夏の最高気温は18℃前後で、冬は8℃前後です。降水量が多く特に冬の時期はダブリンに比べ2倍程度の雨が降ります。

ゴールウェイ

西海岸にあるゴールウェイは、人口約6万人の都市です。ダブリンまでは列車で約2時間半、コークまでは約3時間です。市街地から歩いていける場所にビーチがあり、海も楽しめる街です。

西欧のヴェネチアとも言われる芸術の街。アイルランドの伝統的な音楽やダンスが今も残り、演劇や映画などの芸術イベントも多く開催されています。特に、ゴールウェイで開催される「アートフェスティバル」はアイルランドの有数のイベントです。その他にも、「オイスターフェスティバル」など、様々なお祭りが開かれます。

学生が多い学園都市で、留学先としては、首都のダブリンに次ぐ人気がある場所です。夏には、観光客も多く訪れます。

ウォーターフォード

南東部にあるウォーターフォードは人口約5万人、アイルランド第五の都市です。ダブリンやコークなどの都市部に比べ物価が安く、生活費をおさえることもできます。

世界最大のクリスタルグラス工場があったことで有名な街ですが、それ以外は目立つ観光地などもなく、地味な印象です。

郊外にはウォーターフォード空港があります。ダブリンまでは列車で約2時間10分、コークまでバスで約2時間です。

日本人がほとんどいない

目立つ観光地が少なく、日系企業もない場所で、日本人の留学生や、長期滞在者もほとんどいない場所です。必要なものが揃う場所で日本人が少ない環境での留学を望むなら、ウォーターフォードはおすすめの場所です。街の人も日本についてあまり知らない人が多く、先入観がなく色々聞かれるので英語力が鍛えられます。

リムリック

リムリックはアイルランド南西にある人口約10万人の都市です。規模としてはアイルランド第三の都市。ブリテン諸島の中では最長の川「シャノン川」の河口にある歴史ある街です。

交通の要所

ダブリンに次ぐ交通の要所となっていて、交通の便が良い街です。シャノン空港が近くにあり、国内外の主要都市へアクセス可能です。列車でダブリンまでは約2時間15分、コークまでは1時間半で、ゴールウェイまでも約1時間半と陸路でも主要都市に1~2時間程度で行くことができます。

コンピューター産業で栄えた街

コンピューター産業で近年発展してきた街ですが、経済危機の影響で多くの企業が撤退してしまいました。そのため、アイルランドで一番失業率が高い街となってしまいました。

観光客は他の都市に比べ少なく、地元の人が多く落ち着いた雰囲気があります。普段は、地元の雰囲気でゆっくりしながら、休みにはアクセスの良さを活用して、国内外に旅行できるのがリムリックの魅力です。

まとめ

留学と言えば、アメリカやイギリス、オーストラリアなどが人気で、この3つから選ぶ人も多いですが、アイルランドのようにあまり知られていないけれど魅力的で英語が公用語の国も色々あります。

アイルランド留学で最も人気なのは、首都のダブリンです。日本や他のヨーロッパ諸国からのアクセスもよく、街の規模もちょうどよく世界中から留学生が集まっています。

ダブリンの他にも、欧州文化首都に選ばれたコークや、西欧のヴェネチアとよばれるゴールウェイなど、アイルランドには魅力的な街が多くあります。日本人が少ないウォーターフォードのような街もあり、英語力アップに真剣に取り組みたい人にはオススメです。

どのような街で、どのように暮らしたいか?どのように英語を学びたいかなど目的を明確にして、街の特徴を見ながら留学先を選びましょう♡

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