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オンライン英会話初心者が気をつけること【効果的なオンライン英会話勉強法】

 

オンライン英会話を受講することに決めたら、できるだけ効果的にレッスンを利用して英会話力を伸ばしたいものです。

同じオンライン英会話を利用するにしても、レッスンを通じて英語力を伸ばせる人もいれば、大して変わらなかったという人もいます。その違いは、「能動的にレッスンに参加できるかどうか」にあります。単に講師に質問されるがまま答え、短い返答で終わってしまうという受講姿勢では、せっかくの時間とお金が無駄になってしまいます。

ここでご紹介するオンライン英会話の上手な利用法を使って、効果的に英語力を高めていきましょう。

目次

オンライン英会話初心者が気をつけること

英会話は楽しく

オンライン英会話は、コミュニケーションの場です。学校で学ぶ時のように、教科書を使って英語を勉強するわけではありません。レッスンは先生と会話を楽しむコミュニケーションの場として捉え、力を抜いてその場の雰囲気を楽しむような気持ちで取り組むのがポイントです。

また、相手を先生として捉えると「これは授業なんだ」と受け身になって発話が少なくなってしまいがちです。相手と先生ではなく友達感覚で接するようにし、こちらからの発話を意識的に増やすようにしながら会話を楽しんでみましょう。

ゆっくりと短く話す

海外ドラマの俳優のように長い英語を流暢にしゃべれたら格好いいですが、なかなか最初からそうもいきません。慣れないうちはゆっくりで構いませんので、言いたいことを丁寧にはっきりと話すように心がけましょう。

早く話そうとしてあわててしまっては、言いたいことが相手に伝わりにくくなってしまいます。開き直ってどんと構えるような気持ちで、なるべく簡潔に話すようにすると相手にも伝わりやすくなります。

オンライン英会話でレッスン効果をだすコツ

次にオンライン英会話の学習効果を高めるために実践したい、レッスンの上手な活用法についてご紹介します。

自己紹介はあらかじめまとめておく

初めての講師によるレッスンを受ける場合、最初はお互いの自己紹介から始まると思います。講師に自己紹介をと促され、そこで初めて「何を言おうかな」と考えていては、時間がもったいないです。もしも新しい職場に入って自己紹介をすることになったら、事前に何を言おうか考えていくことと思います。

ぜひ、英会話レッスンでもそれを実践してみて下さい。「私は主婦で、5年前に結婚しました。子供は2人で・・・」など、言いたいことをあらかじめまとめておきましょう。英語での言い方がわからなければ、事前に辞書を使って調べ英文にしておいても構いません。辞書にいくつか候補があれば、覚えやすいようなるべく簡単な単語を選ぶようにしましょう。

レッスンでは調べた英文を読み上げるのではなく、感情を込めて相手に伝えるような気持ちで口に出すようにしてください。

講師からの質問にYes/Noだけで答えない

レッスンが始まると、講師からいろいろな質問が投げかけられると思います。講師からの質問にはYes/Noで答えるだけでなく、必ず思ったことや過去の経験など、自分の意見を添えるように意識しましょう。思った事は何でもいいのでどんどん口に出して話すことが大切です。

英会話レッスンの目的は、英語を練習することです。セールスマンのように上手に話を展開する必要はありませんから、「こんなことを話したらつまらないかな?」などと躊躇せず、安心して話したい事はどんどん口に出すようにしましょう。

おしゃべり好きな人は、英会話力が伸びるスピードが速いといわれています。

例えば

”Have you been to another country?(海外に入ったことはありますか?)”

と聞かれたら、

Yes, I have./No, I haven’t.

とYesかNoかで答えるだけではなく、その後何年前にどこの国に行ったとか、何を食べた、何を見てとても綺麗だったなど、自分の経験や感想などをどんどんつなげていくようにしましょう。思いつくままで構いませんので、会話内容を自分自身で広げていくことが効率的に英語力を伸ばすコツです。また、Noと答えた場合でも「行ったことがないけれどいつか行ってみたい、行くとしたらどこへ行きたい、何を食べたい」など仮定の話しとして広げていくこともできます。

フリートークで話したいことを準備しておく

レッスンでは、講師とフリートークをする機会も多くあると思います。例えば自己紹介の後やレッスンの前にウォーミングアップとして、また事前に希望を伝えておけばレッスンをすべてフリートークにしてもらうこともできます。

フリートークを効果的に行うには、事前にあらかじめ話したいことを考えておくのがおすすめです。たとえ日本語で誰かと会話をするとしても、もし「明日30分間、○○さんと自由に話をしてください」と言われれば、事前に何を話そうか話題を考えていくのではないでしょうか。

話す内容は、「先週風邪をひいてしまったの。熱は38度で・・・」など、最近あった出来事や、自分の趣味など身近なことで構いません。普段からニュースなどで共通になりそうな話題を見つけておき、「アメリカの大統領がトランプ氏に決まったけど、何か影響はある?」など、講師に質問を投げかけてみるのも良いでしょう。

使いたいと思った英語表現を実際に使ってみる

使える英会話フレーズを増やすために、自分が使ってみたいと思う英語表記を事前にまとめておき、フリートークの時間に実際に口に出して使ってみましょう。

例えば、

“Are you sure? (本当なの?)”

“In my opinion, … (私の意見では・・・)”

“I’m just kidding. (冗談だよ)”

などシンプルなもので構いませんので、ノートにメモしておきましょう。

英会話フレーズは、読むだけでなく実際の会話の中で気持ちを込めて口に出すことで、自分が使える英語表現として定着していきます。フレーズは、あまり数が多いとレッスン中に使いきれなくなってしまいますので、3つ程度にしておくのがおすすめです。知っているけど英会話でなかなか出てこないというフレーズを、実際に口に出す練習をしていきましょう。

分からないことは質問する

知らない単語や表現が出てきたら、メモしておいて後で調べるか、その場で講師に質問しましょう。分からないことをそのままにしておくと、せっかくのレッスンをその後に活かすことができません。先生の話すスピードが速ければ、速度を落としてもらえませんかとお願いするようにしましょう。

インスタントメッセージを利用する

スカイプのインスタントメッセージは、レッスン中でも使うことができます。レッスン中、生徒の間違えたところを適宜正しい英語にして送信してくれる先生が多いですが、こちらからも質問用のメモとして送信することが可能です。読み方の分からない単語などあれば、メッセージで送って質問してみましょう。

まとめ

英会話は、すぐに上達するものではありません。分からないことを調べ、口に出す練習をして自分の物にし、また新しいフレーズを学んで・・・と、地道な作業の繰り返しになります。

しかし、英会話力を上達させるコツを押さえてコミュニケーションの場数を踏んでいくことで、段階的に必ず英会話力は伸びていきます。つらいと思っていることを継続するのは難しいですから、英語の勉強ではなく「友達とのおしゃべりを楽しむ」という感覚でレッスンに参加するのがポイントです。能動的な姿勢を意識して、間違いなど気にせずどんどん英語を使っていきましょう♡