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洋楽を使った英語勉強法!リスニング強化におすすめ洋楽ソング10選

 

英語のリスニングは難しそうという人でも、音楽を聴くのならば気軽にできますね。楽しみながら洋楽を聴いて英語の勉強をしてみませんか?

「洋楽は好きでよく聞いている。若いころは洋楽ばかり聞いていた」という人はもちろんですが、今まであまり洋楽を聞いたことはないという人にもお勧めです。

目次

洋楽は英会話の勉強に使える?

趣味で洋楽を聴いているという人は多いのですが、実際に英語の勉強に役立てている人はあまりいないのではないでしょうか。

英語を話せるようになるためには、まず英語のリズムを身に着けることが必要です。英語はリズムが日本語とは違いますので難しいのです。英語のリズムに慣れるためにも洋楽は適しています。

日本人は長い人で10年以上、短い人でも6年間英語を学んでいますが、英会話ができるという人はあまりいませんね。その理由は、リズムが身についていないために英語を聞き取れないからです。相手が話す言葉がわからないために会話ができませんね。また、英語は、母音や子音の数が日本語に比べると格段に多いということも理由の一つです。

つまりリズムと発音が日本人のもっとも苦手とするところ。そこで洋楽を聴くことで弱点を克服しましょう。

ただ聴いているだけではだめ

しかし、ただ洋楽を聴けばいいというものではありません。残念ながら、聴き流すだけでは英語の学習にならないのです。

また、洋楽を聴いて学習する前に、基本的な英文法や単語を身につけておくことも必要です。音楽を聴いてリスニング力を鍛えるのが目的なのですが、知らない単語は聞き取れません。したがってある程度の基礎力が必要というわけです。

洋楽を聴くことによる効果

洋楽を聴くことは、脳にもよい影響を与えます。リスニングはもちろん、文法やスペルも覚えられます。また教科書にはない口語表現にも触れることができます。口語表現は学校などでも教えられていませんので、是非音楽を聴いて学んでください。

人は、発音できない音は聞き取れません。洋楽を聴いて、歌詞を正しい発音で覚えることでリスニング力は格段に上がります。

記憶力アップ

洋楽の歌詞を繰り返し、集中して聴くと歌詞をすべて暗記できます。日本語でも、普通の文章を暗唱するのは難しくても、歌詞は覚えられますよね。

洋楽を聴くと、記憶に深く残るため表現や文法を長く覚えておくことができます。

洋楽を使った英語勉強法

勉強の方法

まずは、選曲です。歌詞を知らない曲を選びましょう。歌詞を知っていると、リスニングの練習になりません。また、バラードなどテンポが速くない曲を選ぶのもポイントの一つです。また、同性の歌手の曲を選びましょう。なぜなら、歌詞の言葉遣いが男性向き、あるいは女性向のものがあるからです。

また、ヒット曲から探すというのも良い方法です。何度も繰り返して聴くことになりますので、好きになれない曲を選んでも効果はありません。

好きな曲が見つかったらパソコンだけではなく、スマートフォンにも入れていつでも聴けるようにしましょう。音楽を聴くだけですので、通勤時間などの隙間時間で十分です。時間が空いたらいつでも聴けるように準備することが上達の秘訣でもあるのです。

次に、大切なことは同じ曲を何度も繰り返し聴くということです。1日に最低でも3回から4回は聴くようにしましょう。

聴き方のステップ

1.聴くことに集中する

最初は歌詞を見ないで聴きます。まずは英語の音に慣れましょう。最初は全く聞き取れないかもしれませんが、心配いりません。最低20回は歌詞を見ないで聴いてください。

2.歌詞カードを見ながら聴く

次に、歌詞カードを見ながら聴いていきますが、その際、和訳する必要はありません。英語を英語のままで理解しましょう。単語をイメージするのです。たとえば、「sun」を太陽と訳すのではなく、単語を見たら太陽を思い浮かべるということです。ただし、わからない単語があれば調べてくださいね。

歌詞カードを見ながら音楽を聴いて、英語独特のリズムをつかんでください。発音しない音や、二つの単語をつなげて発音している、など日本語にはない特徴があります。

3.シャドウイング

メロディを覚え、リズムもだいたいわかったら歌詞カードを見ながら小さな声で歌います。

最初は、曲についていけないかもしれません。しかし、聞こえたままの音で歌いましょう。そのときにリズムを崩さないことが重要です。

小さな声で歌う理由は、歌手の歌声を聴くためです。

4.カラオケで歌ってみる

最後は、歌詞を暗記して歌いましょう。カラオケで字幕を見ないで歌えるまで練習すると効果的です。

リズムが難しいところがあれば、集中的に練習しましょう。

5.テンポの速い曲に挑戦

さて、スローテンポの曲をマスターできたら、今度はテンポが速い曲を聴いてみましょう。同じようなステップを踏んで曲をマスターします。

ハードロック系の曲が聴き取れる頃になると、かなりリスニング能力が上がっています。洋画や海外ドラマ、ニュースなどを見れば効果が実感できるでしょう。

リスニング強化におすすめ洋楽ソング

カーペンターズ 「top of the world」

この曲は誰でも一度は聴いたことがあるのではないでしょうか?明るいメロディと美しい歌声が印象的な曲です。ミムラさんとオダギリジョーさんが出演されたドラマ「ビギナー」の主題歌としても使われたように、今でも人気のある曲です。

カーペンターズは発音が明瞭で聴き取りやすいので、初心者にもお勧めです。

カーペンターズ「yesterday once more」

言わずとしれたカーペンターズ大ヒット曲です。多くの日本人歌手がカヴァーしていることでもわかるように、名曲です。内容は過ぎ去った青春を振り返るというものですが、日本語に訳すよりも英語そのままで感じる方がお勧め。

ディズニー 「星に願いを」

1940年の映画「ピノキオ」の主題歌です。ゆったりした心地よいメロディとても親しみやすい曲なのでディズニーの中でも人気のある曲ですね。70年以上前の曲なのに古さを感じさせません。

アナと雪の女王「Let it go」

2013年に大ヒットしたディズニー映画「アナと雪の女王」。主題歌のLet it goも大ヒットしましたね。カラオケでも大人気の曲です。よく流れていた曲なので、誰もが一度は聴いたことがあるのではないでしょうか。美しいメロディとサビの部分の力強さが印象的です。

Simon&garfunkel 「Bridge over troubled water」(明日に架ける橋)

とても優しい曲です。物事がうまくいかないときや英語の勉強に息詰まったときなどに聴くと、癒されます。

Beatles 「All my loving」

ビートルズが恋人への気持ちを歌った曲。この曲もほかのビートルズの曲と同じようにわかりやすい歌詞です。英語の学習には、ビートルズの曲は向いています

John lennon 「Imagine」

元ビートルズのジョンレノンがソロで出した有名な曲です。難しい単語はほとんど使われていませんので、洋楽を聴くのは初めてという人にもお勧めです。

Stevie Wonder 「 I Just called To Say I Love You」

スティーヴィー・ワンダーといえば、様々な楽器を演奏するマルチなミュージシャンとして有名ですね。この曲は、同じメロディが繰り返されますので歌いやすいです。

映画「ハイスクール・ミュージカル」より 「Start of something new」

映画「ハイスクール・ミュージカル」で最初に主人王たちが一緒に歌った曲。二人のハーモニーがきれいで印象に残ります。使われている英語もそれほど難しくはありませんので、英語に苦手意識がある人にもお勧めです。

Stevie Hoang 「Nobody will love you like I do」(私よりあなたを愛している人はいない)

明るい雰囲気のラブソング。聴いている人が幸せになります。同じメロディが繰り返されるので、耳に残りやすく覚えるのも容易です。

まとめ

洋楽にはそれほど難しい単語や文法は使われていません。実際、中学レベルの単語をマスターしていれば、ほとんど辞書を引かなくても理解できるものが多いのです。しかも、歌詞を覚えることで英語の言い回しもマスターできます。

英語の本を暗唱するのは難しくても、歌だったら覚えられますね。是非、一曲だけでも丸ごと暗記してみてください。洋楽を有効に活用することで、英会話やリスニングの練習にもなります。英語力を楽しみながらアップしてくださいね。