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留学に保険は必要?【あいおいニッセイ同和損保の海外留学保険】

 

海外留学で万が一のために加入しておきたい海外留学保険。でも、保険会社が多くあり過ぎて、迷ってしまいますよね。

留学保険は会社ごとに特徴があります。その特徴を知って、ご自身の留学スタイルにあった留学保険を選びましょう。

ここでは、あいおいニッセイ同和損保の留学保険について、その特徴やプラン、料金などを詳しくご紹介します。

目次

あいおいニッセイ同和損保の海外留学保険

  出典:あいおいニッセイ同和損保

あいおいニッセイ同和損保は、三井住友海上と同じMS&ADインシュアランスグループの損害保険会社です。海外旅行関連の保険以外にも、車や住まい、怪我の補償など幅広く保険を取り扱っています。

あいおいニッセイ同和損保では、「海外留学保険」はありませんが、最長2年までの滞在に対応していて留学でも海外旅行保険に加入することができます。また、留学生向けの特約を付けることも可能です。

海外留学保険は主に2つのタイプがあります。ひとつは、代理店などを通して書類で申し込む一般的な海外旅行保険。そして、もうひとつは、92日までの短期向けの「eトラベル海外旅行保険」です。「eトラベル」はネット申込限定のため、書類で申し込む場合より平均して50%近く保険料が安くなります。

「eトラベル」は、対応している期間が短いため、ここでは書類申込の海外旅行保険を中心に特徴などをご紹介します。

あいおいニッセイ同和損保のおすすめポイント

あいおいニッセイ同和損保は充実した補償内容が特徴です。

多くの海外旅行保険で補償対象外となる、歯科治療も緊急の場合に補償してくれるプランがあります。海外では他の医療費と同様、歯科治療も高額になる場合があります。急に歯が痛くなってしまった場合等にも安心です。

弁護士費用や、テロ等の対応費用の補償も付いています。万が一テロが原因で飛行機に乗れなくなってしまった場合などの、自己負担費用も補償してくれます。特に、ヨーロッパなどでは、最近テロが多発しているため、ありがたい補償です。

充実したサポート

あいおいニッセイ同和損保はMS&ADインシュアランスグループのネットワークを活用していて海外でのサポートが充実しています。

【AD海外安心ダイアル】

万が一のトラブルの際は24時間年中無休で日本語対応してくれます。通話料は基本的に無料です。

【キャッシュレスメディカルサービス】

病院から直接、保険会社に医療費を請求してもらえるため、基本的に窓口での支払いは不要です。ただし、病院によっては使えない場合もあります。

【携帯品リペアサービス】

保険事故でスーツケースが破損した場合、帰国後に指定の業者が引き取りから補修をしてくれます。その際の費用は、あいおいニッセイ同和損保が直接業者に直接支払ってくれます。

【緊急医療アシスタンスサービス】

怪我や病気で、日本の病院へ緊急輸送が必要な場合に電話によるサポートを受けることができます。また、日本語が通じる病院等の紹介もしてくれます。

あいおいニッセイ同和損保のデメリット

デメリットは、保険料が高いことです。「eトラベル」を利用した場合でも他社に比べ割高です。また、旅行先によって保険料が変わるため、アフリカや中南米など特殊な地域へ留学する場合は、保険料が高額になってしまいます。

留学はなにかと費用がかかるもの。保険料は安く抑えたいという人は、他社との比較をおすすめします。

補償内容も充実していて選べますが、おすすめプランなどでは部分的に補償額が低いものもあります。プランによっては個人賠償責任保険の金額が3000万円に設定されているものもあります。他社では1億程度からが一般的です。海外では個人の賠償責任が重く、多額の支払い責任を負うことがあるので、この点は少し不安です。

さらに、長期留学で多くの人が加入する生活用動産損害補償、留学生生活用動産損害補償については、ウェブ上で見られるパンフレットに明記がありません。あいおいニッセイ同和損保の公式ホームページでは、特約を付けることが可能という情報も記載されていますが古い情報のようなので、詳細は代理店などに確認する必要があります。

生活用動産損害補償、留学生生活用動産損害補償に加入していない場合、アパートや家で賠償責任や持ち物の盗難があった場合補償対象外となります。ホームステイや寮はホテルと同じ扱いになるので、補償されます。

補償内容

あいおいニッセイ同和損保の海外旅行保険で補償される内容は以下の項目です。

 

【基本補償】

死亡(傷害・疾病):旅行中に病気や怪我で死亡した場合の補償

傷害後遺障害:旅行中の怪我で後遺障害になってしまった場合の補償

治療費用(傷害・疾病):旅行中の怪我や病気でかかった費用

※一部プランでは緊急歯科治療費用も補償

救援費用:旅行中の怪我や病気で3日以上入院することになり、家族が日本から駆けつけた場合の費用

賠償責任:他人の物を壊したり、怪我をさせてしまった場合の賠償費用

携行品損害:旅行中に携行品を盗まれた場合の損害費用

航空機寄託手荷物遅延費用:航空会社に預けた荷物が到着せず、日用品などを購入した場合の費用

弁護士費用等:被害事故に遭って弁護士に訴訟を依頼した場合の費用等

テロ等対応費用:テロが原因で飛行機が欠航して別途交通費や宿泊費などがかかった場合の費用

航空機遅延費用:飛行機が欠航または遅延(6時間以上)した場合の宿泊などの費用

 

【オプション補償】

自動車運転者損害責任:レンタカー使用中の事故で損害賠償責任を負った場合の賠償費用

※自己所有の車は対象外です。

緊急一時帰国費用:親族が死亡、または危篤で一時帰国した場合の費用

旅行変更費用:怪我や病気で旅行をキャンセルまたは、途中帰国することになった場合の費用

※3ヶ月以内のみ適用可能。