MENU

ネイティブの日常英会話例文!very, so, too「とても」の違いと使い分け

 

今回は「とても」という意味を持つ、very・ so・ tooの三つの単語の使い分けについてご紹介します。これらの三つの単語にそれほど大きな違いはありませんが、細かなニュアンスの違いを知っておくと、より相手の言いたいことがきちんと理解できたり、自分の言いたいことをしっかりと伝えられたリ、映画や小説を深く味わえたりということが可能になると思います。それではvery, so, tooについて詳しく見ていきましょう。

目次

very

veryは、「とても」と客観的に事実を述べたいときに使います。一般的に何かを強調したいときに広く使うことができ、感情を伴わない場合に最も適しているといえます。例えば、「富士山はとても大きい山です」を英語にするとMt.Fuji is very big mountain.となります。特に感情を込めたりせず、単に富士山がとても大きい山だと言う事実を強調しています。

so

soは、veryに比べて少し感情的なニュアンスがあります。

veryは客観的事実を述べているにすぎないので、例えばI like him very much.というよりもI like him so much.という方が若干親しみがこもっているニュアンスになります。

どちらも間違いではなく、I like him very muchに全く親しみがこもっていないというわけでもありません。また、so~that  SV(とても~なのでSがVした)という構文があるように、soを用いる時には、その結果としてどうなったのかというような続きがあるイメージになります。

I was so happy that I could’t stop laughing.

(私はとてもうれしかったので笑うことを止めずにはいられなかった。)

さらに、soには感情的なイメージがあるので相手に同意を求めたい場合にも使われることが多いです。

It’s so windy today, isn’t it?

(今日は風が強いと思いませんか?)

そのため、もしも話し相手と共通の知人について話していて、同意を求めたい場合には、

He is so clever, isn’t he?

(彼ってすごく賢いよね。そう思わない?)

となります。

一方、これに対してHe is very clever.という時は、彼のことを知らない相手に「彼はすごく賢いのよ。」と説明してあげていることになります。(soの方が、友達や家族など親しい間柄で使われることが多くなります。)

Soには、もともと「それほど」という意味があります。

そのため、soを使う時には、自分の中で「どれほどか」という基準が存在しています。

That apartment is not so big.

(あのアパートはそれほど大きくない。)

この場合は自分の中で広いアパートと言うとどれくらいか、という基準があって、それと比べて「それほど」大きくないと言っているということになります。

too

tooは、「あまりにも~」という風に強調したい時に使います。また、too A to~(あまりにもAすぎて~できない)という構文があるように、あまりにもAすぎてある一定の限度を超えてしまった、というときに用います。

He was too shy to talk with his girlfriend.

(彼は余りにも恥ずかしがり屋すぎて、ガールフレンドとお話しすることができなかった)

tooは、このtoo A to~構文の形で用いられることが多く、Aすぎて~できないというように「否定」のニュアンスが伴います。

そのため、「とても驚いた!」という意味でI was too surprised!というと、ネイティブはおそらくto~が続くと思ってしまう可能性が高いと思います。

例えば、単に「テニスって難しいね。」といおうとしてPlaying tennis is too difficult for me. といってしまうと、テニスは難しいから私にはできない、無理だと否定的なニュアンスに聞こえてしまいます。

そのため、単にテニスが難しいと言いたいのであればPlaying tennis is very difficult for me.また相手に同意を求めるのであればPlaying tennis is so difficult, isn’t it?が好ましいと言えます。

例えば、買い物に行って店員にスカートをすすめられたとしましょう。

そこで「とてもかわいい」という意味で、This skirt is too cute.というといってしまうと、単にかわいいというだけでなく、かわいすぎて私には似合わない、ちょっとかわいすぎて買えない、という否定的なニュアンスがあるように聞こえてしまいます。

この場合は個人的な感情が入っていますので、単にかわいいといいたいのであれば、This skirt is so cute.が望ましいでしょう。このようにtooは単独で使われる場合でも否定的なニュアンスを含む感じです。

「very, so, too」の使い分け

このように「とても」と言いたい時に、一定の基準を超えてしまって「~すぎて~できない」という否定的なニュアンスを含めたいのであればtooを使い、客観的な事実を述べたいのであればveryを使うと、より細かなニュアンスを伝えることができます。また、感情的な意味合いを込めたり、相手と共有したい時、またそれに続く結果があるような時にはsoを使うのが好ましいです。

それでは、ここでいろいろな例文を見てみましょう。

I was so sad that I couldn’t eat anything last night.

(私はとても悲しかったので昨晩は何も食べれませんでした。)

⇒感情的にとてもと表現していて、結果としての続きがあるのでsoを使います。

Economics is too difficult for me.

(経済は私にとって難しすぎる)

⇒too ~ to 構文のto以下が省略されていますが、ネイティブはto が続くだろうと予測します(この場合は to studyなど)。

To studyと続けば、「経済は私にとって難しすぎて勉強できない」の意になりますが、省略されていたとしてもそのような否定的な、「できないからやめよう」といったニュアンスの文章になります。

Economics is very difficult for me.

⇒否定的なニュアンスを含めたり、感情的になったりしておらず、客観的な事実を述べています。

I was too surprised to be quiet.

(私は驚きすぎて、静かにしていられなかった。)

⇒静かにしていられる自分の中の基準を超えてしまった、という意味です。

まとめ

very, so, tooは日本語にすると同じ「とても」という意味になりますが、tooには否定的なニュアンスがあり、単に事実をのべたいのであればvery、感情的に表現したいのであればsoが適しているなど、細かく見るとそれぞれに違いがあります。

このような違いをして知っておくと、ネイティブと話をするときに自信を持って使い分けができますし、より深く会話内容を理解することができ、より良いコミュニケーションにつなげることができるでしょう。