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高校留学行くならどこの国?【アメリカ高校留学】教育制度の違いや費用の相場は?

 

アメリカの高校への留学を考えていますか?

アメリカは世界中から留学生が集まる人気の留学先です。10代の若い時期に、アメリカで現地の高校生や留学生たちと学ぶことはとても貴重な経験です。英語力はもちろんのこと、国際的な視野や、自立した考え方など一生の宝となる様々なものを得ることができます。

アメリカの高校は日本と違うところがたくさんあります。また、公立高校に留学する場合、交換留学のみなど制限もあります。システムの違いなどを理解して、自分にあった留学の方法をみつけましょう。

 

目次

アメリカの高校の教育システムは日本とどう違う?

学校制度

アメリカの学校は、小学校から高校卒業までが12年なのは日本と同じですが、各学校の年数は各地区の教育委員会ごとに違います。日本と同じように、6年、3年、3年の地区もありますが、一般的なのは、6年、2年、4年の制度です。

また、アメリカの場合、高校までの12年間が義務教育です。

単位制

アメリカの学校は単位制です。学年ごとに、学ぶ教科が決まっているのではなく、各生徒が選択した授業を受けます。卒業単位を満たした時点で卒業です。

そのため、日本のように、先生が教室に来て授業をするのではなく、生徒がクラスを移動して授業を受けます。各授業の間は5分しかないので、急いで次のクラスに行く必要があります。

クラス単位は、必須科目と選択科目があり、卒業規定の中で自由に選択することができます。単位制なので、単位を落としても落第はありません。また、飛び級もあるのもアメリカの高校の特徴です。

学期

アメリカの高校は2学期制です。前期は9月くらいから、後期は1月くらいからが一般的です。

アメリカの高校は日本の学校より休みが多いです。夏休みは2ケ月半あり、冬休みとイースターバケーションが3週間くらいずつあります。その他に、ロングウィークエンドといって、年4~5回、木曜の午後くらいから日曜日までお休みになる休暇があります。勉強する時は集中して頑張って、休みは多めにとってリラックスするというのがアメリカスタイルです。

入試制度

アメリカの高校はペーパーテストでの入試がありません。各学校、書類や面接などで入学を審査します。特に中学生までの成績や、部活、ボランティア活動などの課外活動が重視されるポイントです。留学生は、この他に英語力も審査されます。

入学基準は学校によって大よそ決まっているため、自分が入れそうな高校に出願します。無理に良い学校に入っても、難しくて単位が取れなかったり、成績が悪くなってしまったりすると意味がありません。そのため、日本のように無理して高いレベルの学校に入ろうとすることはありません。

新学期は9月ですが、後期が始まる1月にも入学が可能です。また、学校によっては、単位をもらえない聴講ですが学期途中からの入学を認めているところもあります。

アメリカの高校留学の種類

アメリカの高校の8割は公立高校です。私立は、大きく分けて2種類あり、ひとつが通学制のデイスクールで、もうひとつが全寮制のボーディングスクールです。

公立高校は授業料が無料で、教科書も無償で貸与してくれます。税金で成り立っている州の住民のための学校なので、基本的に私費留学の留学生は受け入れていません。

アメリカの公立高校に留学できるのは、交換留学の場合のみです。交換留学の場合は、通常の私費留学とビザが違うため、最高で1年しか留学できません。そのため、公立高校に通って卒業を目指すことはできません。

卒業を目指す留学を「ディプロマ留学」といいますが、ディプロマ留学ができるのは私立の高校のみです。ほとんどの場合、留学先はデイスクールではなくボーディングスクールです。というのも、アメリカは車社会なので、通学が難しいですし、交換留学以外でホームステイ先を見つけるのは難しいからです。

交換留学で通う公立高校と、ボーディングスクールについてそれぞれ詳しく見てみましょう。

公立高校

公立高校は様々な高校生が通う一般の高校です。国際交流が目的の交換留学のみで留学が可能で、交換留学の派遣機関が派遣先の高校を決めます。自分で留学したい学校を決めることはできません。

交換留学はアメリカが発祥地で、今でも日本からの交換留学先としては一番多い国です。そのため、様々な機関が交換留学希望者を募って国際交流をしています。

公立高校に交換留学する大きなメリットは費用がかなり安くすむことです。学費が無料なだけでなく、ホームステイもボランティアのファミリーが受け入れてくれるなど年間の費用が私立に通った場合の半分以下ですむことがほとんどです。

公立高校のデメリットとしては、私立のような幅広いカリキュラムを提供している学校が少ないことや、外国人のための英語コース(ESL)がなく全体的なサポートが少ないことが挙げられます。

ボーディングスクール

ボーディングスクールは寮制の学校です。ボーディングスクールにディプロマ留学をして卒業を目指す場合は、日本の高校1年生にあたる10年生で留学を開始し、3年間で卒業するのが一般的です。

ボーディングスクールは大学進学を目指す生徒がほとんどなので「カレッジプレップスクール(大学進学予備校)」とも呼ばれています。1人ひとりのそれぞれのユニークな個性を引き出す教育が行われています。そのため、通常の学習科目以外の芸術系のカリキュラムも充実しています。

ボーディングスクールはほとんどが田舎でコンビニもないような場所にあります。クラスは少人数制で1クラス10人程度が一般的です。また、世界中から多くの留学生が集まるため、ESLなどサポート体制がしっかりしています。それぞれの生徒に目が行き届いているため、個別学習サポートなどもあり落ちこぼれの心配がありません。

ボーディングスクールのサポートは学習面だけではありません。看護師やカウンセラーが常駐していて、健康面や心のサポートをしてくれます。また、先生やスタッフもキャンパス内で生活しているケースがほとんどなので、生徒の生活面のケアしてくれるため親御さんも安心です。

女子校や男子校のボーディングスクールも多くあります。また、学習障害を持つ人が対象のボーディングスクールなどもあります。

アメリカの高校留学の費用の相場・ビザ申請

アメリカの高校留学の費用は、公立と私立で大きく違います。

公立高校の費用

公立高校の交換留学の場合、年間100~150万円程度です。授業料がかからない分、かなり費用を安く抑えることができます。

ボーディングスクールの費用

私立のボーディングスクールの場合、300~450万円程度かかるのが一般的です。基本的に、寮で食事なども出るので、授業料と滞在費が主な費用です。授業料は学校によって違います。アメリカは高いレベルの教育には高い費用がかかるといわれています。

通常の授業料、滞在費の他に、夏休みに補習など個人授業を受けると20~40万円程度の費用がかかります。その他に、高校へ入学する前に語学学校に通う場合は3週間で25万円程度がかります。さらに、留学エージェントを通して留学する場合が多く、初年度は500万円程度くらいになることもあります。

同じボーディングスクールでも、ミッション系の学校は安く年間200万円程度に抑えることができる場合もあります。これは、宗教系の学校のため教会から援助を受けているためです。信者以外の学生も受け入れていますが、礼拝への参加や聖書など宗教の勉強には参加義務があります。

ビザの費用

アメリカで学生として滞在するためにはビザが必要です。私費留学の場合はF-1ビザを取得します。ビザ取得費用は160ドルです。この他にESTA(アメリカ電子渡航認証システム)費用が14ドル、SEVISという留学生管理システムの費用が200ドルかかります。

交換留学はJ-1ビザを取得します。ビザとESTAの申請費用はF-1ビザと同じですが、SEVIS費用は180ドルで少し安くなっています。

アメリカのスクールライフ

アメリカは長所を認める風潮があります。生徒も積極的に自分の意見や、長所をアピールしますし、先生も良いところをほめて伸ばそうとします。この他にも、アメリカの高校は日本のスクールライフと違う点が多くあります。どのように違うのか、詳しく見てみましょう。

通学

アメリカでは16歳から運転免許が取得できます。そのため、高校へは車で通学している学生も多いです。

アメリカは日本の約25倍もの面積があり、車社会です。日本のように路線バスや電車で通学ということは難しく、スクールバスか車での通学が一般的です。

カフェテリア

アメリカの学校は食堂のようなカフェテリアがあるのが一般的です。お昼はお弁当や給食ではなく、カフェテリアで好きな食べ物を買って食べます。クラスも学年が混合していますが、食事も学年関係なく仲がいい友達と食べます。

授業

アメリカの高校は単位制で生徒が授業科目を選びます。必須科目は、英語(国語)、数学、理科、社会、外国語(フランス語、スペイン語など)が一般的です。社会ではアメリカの政治や歴史を学びます。

授業は日本と違い、生徒も多く発言します。授業では、ディベートやディスカッションなどをたくさんします。自分の意見をまとめて、言葉で伝えられるようになる力を養うためです。

そのため成績はテストや宿題以外の、授業態度も大きく影響します。授業中に積極的に発言して、実習などにも積極的に貢献しないと良い成績はとれません。逆に、テストの点数が少し低くても他の面でアピールをすれば挽回のチャンスがあります。

テストは日本のような暗記問題はほとんどでません。知識をベースに、「なぜ?」や「あなたはどう思うのか?」を問われる問題が多いです。宿題も同じく、意見をまとめるものが多いです。

成績は絶対評価なので、全員「A」(最高評価)をとるチャンスがあります。その分、平均も高く、「B」が普通、日本の5段階評価の3にあたる「C」はあまり良くない成績という印象があります。

まとめ

アメリカ高校留学は、交換留学かディプロマ留学なのかで留学の手続きや費用などが大きく違います。どちらもメリット、デメリットがあります。まずは違いを知って、どちらにするのかから検討していきましょう。

交換留学の場合は、交換留学を派遣している団体を探すことから準備を始めましょう。私費留学の場合、個人で手続きも可能ですが特に高校生の場合は何かあった時に間に入ってくれる留学エージェントを通しての手続きがおすすめです。サポートには費用がかかりますが、無料相談会やカウンセリングもあるので、まずは相談してみましょう。

高校留学など正規留学の場合は、英語の学習も含めて、準備には時間がかかります。早めに準備を始めましょう。