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鼻ニキビの原因とケア方法を紹介!ニキビと間違えやすい面疔とは?

 

顔の中でも鼻は真ん中の位置にあるので、ニキビができるととっても目立ちますよね。

赤いポツポツとした鼻ニキビは、痛いのが特徴的です。

実は鼻ニキビだと思っていたものが、別のできものだったということもあり得るのです。

今回は、そんな嫌な存在の鼻ニキビができる原因とケア方法、ニキビと間違えやすい症状の面疔について調べてみました。

目次

鼻ニキビの特徴は?

鼻ニキビの原因は?

鼻は顔の中でもニキビができやすい場所

鼻は顔の中でも皮脂量が多い場所で、毛穴の深さも他より深くデコボコした部分です。

独特な形から、洗い残しが起きやすく、汚れや皮脂がたまりやすい場所といえます。

さらに手が触れたり、ファンデーションなどのメイクや紫外線によって刺激やダメージを与えることも多いです。

このように、もともと皮脂分泌が多いところなので、少しでもターンオーバーが乱れて古い角質がたまると、毛穴が詰まりやすく、ニキビもできやすい部分と言えます。

また10代の思春期ニキビが頻繁にできやすい部分でもあり、これも10代のホルモンバランスの変化による過剰な皮脂分泌によって、鼻の周辺にニキビができやすくなります。

鼻ニキビは触ると悪化しやすい

鼻ニキビができたときは、意識して触らないよう気を付ける必要があります。

触ってしまうと治りが遅くなったり、他の場所が炎症を起こしたり、範囲が広がる可能性があるからです。

鼻のニキビは一度炎症を起こすと、治ってもその部分が陥没してクレーター跡になったり、毛穴が拡大することが多いです。

鼻ニキビが出来てしまって気になるのはわかりますが、治るまでは刺激を与えないことが一番です。

鼻ニキビの種類

鼻ニキビといっても、ニキビの状態によって種類が変わります。

鼻ニキビは炎症になる前のニキビから炎症ニキビまで様々な種類のニキビができますので、ぞれぞれの特徴をみていきましょう。

白ニキビ

[su_column size=”1/2″]白ニキビ
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白ニキビはニキビの初期症状です。
まだ炎症は起こしていない状態で、角栓で毛穴が塞がり、皮脂が詰まって白っぽいプツプツができます。

黒ニキビ

[su_column size=”1/2″]黒ニキビ
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白ニキビからさらに皮脂が溜まって、毛穴が開いて皮脂が黒く酸化した状態です。
このときもまだ炎症はおこしていません。

赤ニキビ

[su_column size=”1/2″]赤ニキビ
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毛穴の皮脂にアクネ菌が増殖し、炎症を起こしている状態です。
赤く腫れあがり、触ると痛みを感じます。

黄ニキビ

[su_column size=”1/2″]黄ニキビ
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炎症がさらにひどくなるとニキビが化膿してしまい、黄色っぽい膿が溜まった状態になります。

鼻ニキビの原因となる行動

鼻ニキビのそもそもの原因は鼻が皮脂量が多く、毛穴の汚れが詰まりやすいことにあります。

毛穴汚れが詰まる行動としては、以下のものがあります。

  • 毛穴の角栓や汚れを無理やり除去する
  • 鼻を触るクセがある
  • ファンデーションを厚塗りする

それぞれの理由を詳しくみていきましょう。

毛穴の角栓や汚れを無理やり除去する

毛穴パックやスクラブ洗顔など毛穴汚れを取り除くケアは、毛穴汚れに良いと思っていても、実は無理やり汚れを取り除いているだけなのです。

ケアをした直後は角栓や汚れが取れたのが目に見えて分かると思うため、癖になっている人も多いと思います。

しかし実際は、毛穴に大きな穴が開いた状態になるだけで、また空いた毛穴に汚れが溜まってしまいます。

また乾燥を招いたり、鼻への刺激となったりしやすいので、ニキビが出来ているときはできるだけ避けるようにしましょう。

鼻を触るクセがある

鼻を触る癖がある人も要注意!

手には沢山の雑菌が付着しているので、その手で鼻を触ることはよくありません。

雑菌が増殖してニキビが出来やすくなったり、毛穴詰まりの原因にもなりかねません。

鼻を触る癖があると自覚している人は、意識して触らないように心掛けましょう。

ファンデーションを厚塗りする

毛穴詰まりや黒ずみをカバーするためにファンデーションを厚塗りする人がいますが、その行動もかえって毛穴詰まりを引き起こします。

ファンデーションを厚塗りするのではなく、化粧下地やコンシーラーでカバーしつつ、ミネラルファンデーションといった肌に優しいファンデを使用するのがおすすめです。

自分の肌色に合ったものを選ぶと、厚塗りしなくてもしっかりカバーすることができますよ。
 

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鼻ニキビと間違えやすい面疔とは?

鼻ニキビと間違えやすい吹き出物に「面疔(めんちょう)」といったものがあります。

見た目はニキビと似ていても、できるメカニズムは違いますから、間違ってニキビケアをし続けるのは良くありません。

面疔の見分け方と対処法について詳しく見ていきましょう。

面疔(めんちょう)とは?

鼻ニキビと間違えやすい面疔とは?

鼻にニキビができたとき、赤く腫れて触ると痛いと思うことがあれば、面疔(めんちょう)という腫れものの可能性があります。

面疔は「めんちょ」「おめんちょ」と呼ばれることもあります。

これはニキビとは異なり、「黄色ブドウ球菌」が原因でできる腫れものです。だから普通のニキビケアでは治すことができません。

面疔の原因菌である黄色ブドウ球菌常在菌の一種で、人の皮膚や外界に広く存在しています。

黄色ブドウ球菌が面疔になるきっかけは、免疫力が下がり、皮膚の小さな傷や長期間湿った状態が続いたときに起こりやすくなります。

そんなとき、黄色ブドウ球菌が毛包と呼ばれる毛穴の奥の部分入り込み、増殖します。ただしこの状態ではまだ毛包炎と呼ばれます。

毛包炎の炎症が広がって化膿すると、おできができます。このおできが鼻を含む眉間から口にかけてできた場合に、面疔と呼ばれます。

鼻ニキビと面疔(めんちょう)の違い

鼻ニキビと面疔(めんちょう)の違い

ニキビと面疔の大きな違いは、原因菌と発生する場所が異なります。

ニキビの原因菌は「アクネ菌」という肌の常在菌が悪さをして、赤ニキビや黄ニキビといった炎症をおこします。

一方で面疔は、先ほども説明したように「黄色ブドウ球菌」が原因となるので、ニキビと面疔は原因菌の違いがあります。

また発生する場所は、ニキビは毛穴にアクネ菌が増殖して発生しますが、面疔は毛包という毛根が入っている袋のような場所に発生します。

ニキビと面疔の見分け方

面疔は赤ニキビによく似ていて、見分けにくいといわれています。ニキビも面疔もどちらも炎症を起こしている状態なので、赤っぽいできものになります。

そんな一見するとよく似ている面疔とニキビですが、一番簡単に見分ける方法は、触ったときの痛みです。

面疔は赤ニキビよりもひどく化膿している状態なので、小さくても触ると強い痛みを感じることが多いです。

だから触ってみて、そんな痛みを感じたら面疔を疑ってみましょう。

面疔の対処法

面疔は多くの場合、自然と膿が出て、1週間程度で治ることが多いです。そのため落ち着くまで触らず、潰さないようにしてください。

軽度であれば、市販の皮膚疾患用のクリームを塗ることで落ち着く場合もあります。

ただし、面疔は体力が落ちていると悪化することもあります。

また、放っておくと大きく腫れたり、色素沈着を起こすこともあります。

目に見えて腫れてきたら、皮膚科を受診するようにしてください。

そうでなくとも、面疔なのかニキビなのか見分けがつかない場合もあります。どちらか分からず心配なときは、早めに皮膚科に受診するようにしましょう。

皮膚科では、化膿をとめるための抗生剤や治療用の軟膏、内服薬を処方されるケースが多いです。

市販の軟膏も、応急処置としてであれば有効な場合がありますが、やはりきっちりと治すためには、専門の医師に診察を受ける方がおすすめです。

鼻ニキビのケア方法を紹介

鼻ニキビのケア方法を紹介

鼻ニキビや面疔ができてしまった場合は、どのような対策を取ればいいのでしょうか?

ニキビや面疔の予防にもつながる、鼻ニキビのケア方法について見ていきましょう。

クレンジングと洗顔で毛穴の汚れを落とす

毛穴が詰まりやすい鼻は、クレンジングや洗顔でしっかり毛穴の汚れを落とすことが重要です。

毛穴の汚れを落とすときは、刺激を与えないような優しいクレンジングと洗顔を心がけましょう。

クレンジングはできるだけ低刺激なものを選びつつ、メイクもしっかり落とせるものがいいでしょう。

洗顔はゴシゴシ力を入れて洗うのではなく、たっぷりの泡を転がすように優しく洗い、十分にすすぎます。

また、汚れが気になる気持ちは分かりますが、一日に何度も洗顔するというのもタブーです。

必要な皮脂まで落としてしまい、肌にダメージを与えるので、1日2回までに留めましょう。

しっかりと保湿をして乾燥を防ぐ

クレンジング・洗顔をした後に重要なのは、乾燥させないことです。

乾燥は肌のバリア機能を弱め、角栓化を起こしたりしてニキビの原因になります。

そうならないために、化粧水や乳液などを使い、十分に保湿を行いましょう。

化粧水は少しずつ手に取り、何度かに分けてしっかりと浸透させましょう。

乳液やクリームはべたべたして油っぽく、余計にニキビができそうと避ける人もいますが、それは逆効果です。

化粧水だけだと水分が蒸発して、かえって乾燥してしまうからです。

乳液やクリームはその油分によって肌に潤いを閉じ込め、フタをする役割があります。

少量でいいので使用し、肌に水分を閉じ込めるようにしましょう。

鼻ニキビにおすすめのスキンケア

鼻ニキビを予防するためには、ニキビケアと毛穴ケアが同時に叶えられるスキンケアが特におすすめです。

ニキビケアはニキビの有効成分が含まれてるもの、毛穴ケアは毛穴汚れを解消する洗顔やクレンジングを選ぶようにしましょう。

また化粧水や美容液、乳液・クリームは保湿成分がたっぷり含まれているものがいいでしょう。

それでは、鼻ニキビにおすすめのスキンケアをみていきましょう。

今回は毛穴ケアに重要なクレンジングと洗顔を中心に紹介していきます。

おすすめクレンジング

ファンケル マイルドクレンジングオイル

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価格 1,836円(税込)

容量 120ml

ファンケルのマイルドクレンジングオイルはしっかりとメイクオフをしながら、毛穴ケアも実現できるクレンジング。

毛穴の奥深くの角栓を溶かし出す「角栓クリアオイル」で毛穴の黒ずみや汚れをスッキリさせてくれます。

うるおい成分もしっかり配合されているので、肌の乾燥を防ぎながらクレンジングをすることができます。

ファンケル マイルドクレンジングオイルの詳しい情報や口コミはこちら

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リ・ダーマラボ

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価格 3,076円(税込)

容量 150g

クレンジングも洗顔もこれ1本でできる、W洗顔不要のゲルクレンジング。

こんにゃくスクラブが毛穴の汚れをやさしく吸着して、洗い流してくれます。

42種類の保湿美容成分が含まれているため、美容液でクレンジングしたように肌がもちもちして、ハリとツヤを与えます。

毛穴詰まりが原因のニキビを予防し、しっかりと保湿できるクレンジングなのでおすすめです。

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おすすめの洗顔

然よかせっけん

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価格 1,944円(税込)

価格 88g

天然ミネラル「超微細シリカパウダー」を使用した、職人による手作りの練り石鹸です。

もっちりとした泡で肌に負担をかけずに、毛穴の汚れをしっかりと吸着してくれます。

ニキビの有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」や保湿成分も含まれているため、ニキビ予防におすすめの洗顔料です。

然よかせっけんの詳しい情報や口コミはこちら

「然(しかり)よかせっけん」はニキビケアもできる?特徴と口コミを紹介!

アルファピニ28 コーラルクリア パウダーウォッシュ

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シェルゥ―ム
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価格 3,150円(税込)

容量 45g

天然サンゴとパパイン酵素のちからで、毛穴の角栓を除去し、くすみのない肌に導きます。

毛穴ケアだけではなく、大人ニキビの予防にも効果的な酵素洗顔です。

生クリームのような濃密泡で肌に優しく洗顔が可能。保湿成分も配合されているため、しっかり潤いも与えてくれます。

鼻ニキビにおすすめのニキビシリーズ

鼻ニキビだえでなく顔全体のケアするなら、洗顔から保湿までのニキビシリーズを選ぶのもおすすめです。

特に毛穴ケアに特化したものをいくつか紹介しましょう。

ルナメアAC

ルナメアACは写真フィルムのメーカーで有名な富士フィルムのニキビケアシリーズ。

「ファイバースクラブ」と呼ばれる、毛穴より細い繊維のスクラブで毛穴の汚れや皮脂を取り除き、ニキビを予防します。

写真フィルムで培った技術を生かした有効成分が毛穴の奥まで届き、ニキビの原因に直接働きかけます。

また植物由来の保湿成分で乾燥しがちな大人の肌を潤してくれます。

ルナメアACの詳しい情報や口コミはこちら

ニキビケア「ルナメアAC」のおすすめポイントや口コミを紹介!

ビーグレン

b.glen(ビーグレン)は肌の様々な悩みに合わせたシリーズを展開しているスキンケアブランド。

ニキビケアシリーズはできてしまったニキビとこれからできるニキビの両方に働きかけます。

洗顔は天然クレイの「モンモリロナイト」が毛穴の汚れや皮脂を吸着して、取り除いてくれます。

化粧水はニキビの有効成分、美容液はビタミンC誘導体、クリームは保湿成分が含まれているため、ニキビを予防しつつ、肌を健やかに整えてくれるラインナップです。

ビーグレンの詳しい情報や口コミはこちら

b.glen(ビーグレン)ニキビケアのおすすめポイントや口コミを紹介!

ノブACアクティブ

ノブACアクティブのラインナップ

ノブACアクティブは臨床皮膚医学に基づいて作られた、ニキビ肌向けのスキンケアシリーズです。

ニキビの原因に積極的に働きかけ、ニキビを予防する府だけでなく、毛穴ケアや美白ケアも同時に叶えることができます。

洗顔はマイルドピーリング効果で古い角質や毛穴の汚れをすばやく取り除いてくれます。

ニキビの有効成分「サリチル酸」がニキビを予防し、複数のビタミンや保湿成分が肌に透明感と潤いを与えます。

ノブACアクティブの詳しい情報や口コミはこちら

「ノブACアクティブ」はニキビケアにおすすめ?成分や口コミを紹介

まとめ

鼻ニキビが出来やすい原因は、鼻が顔の中でも特に皮脂量が多い部分のため、毛穴に皮脂や汚れが溜まりやすいことにあります。

そのため、毛穴の汚れを落とすクレンジングや洗顔を中心としたスキンケアを念入りにすることが大切です。

また、鼻にはニキビ以外に面疔と呼ばれるおできができる可能性もあります。

どちらも気になって触ってしまいがちですが、そうするとさらに悪化したり、治ってもニキビ跡ができることが多いです。

毛穴が深く、デコボコしていることで普段からニキビができやすい鼻だからこそ、今回紹介したおすすめスキンケアでニキビ予防をしましょう。

参考サイト 田辺三菱製薬 ヒフノコトサイト 「とびひ・毛のう炎・めんちょう」って何?