キュッと引き締まったお尻って素敵ですよね。
そんなヒップを目指している人の中には、意外とお尻ニキビに悩まされている人も多いんです。
せっかくヒップアップできてもニキビがあったら台無しですよね。
そんな厄介なお尻ニキビのない、すべすべな美尻を手に入れられるように今回はケアの方法についてご紹介します。
おしりにもニキビができる!?
ニキビといえば顔にブツブツできて、体にできても胸元や背中にできるイメージがありますよね。
おしりにニキビなんてできるの?と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。
お尻にも毛穴がありますので、毛穴が詰まるとニキビが引き起こされます。
またお尻は様々な刺激を受けやすいので、ニキビができやすい傾向にあります。
それでは、痛くて大きいニキビができやすいお尻ニキビの原因を詳しくみていきましょう。
おしりニキビの原因
お尻にニキビが出来る原因としては、お尻が摩擦と刺激を受けやすく、蒸れやすいことが挙げられます。
それぞれの原因について詳しくみていきましょう。
摩擦と刺激
お尻は座ったときに、自分の全体重を支えてくれる大事な場所です。
これは裏を返せば、座るたびに刺激を与え、相当な負担をかけていることになります。
特に長時間座りっぱなしの場合、その間お尻はずっと上半身の重みを支えている状態です。
肌の特性として、刺激を受けるとどんどん肌を分厚くする「角化」が起こる場合があります。
角化した肌は毛穴が詰まりやすく、アクネ菌が繁殖してニキビができやすい状態になります。
お尻を触ってざらざらしている、カサカサしているという人は角化している可能性があります。
蒸れ
お尻ニキビは蒸れが原因ということもあります。板張りの椅子などの場合は、肌と椅子が密着して蒸れやすいです。
蒸れの原因は、椅子だけではありません。一日中下着をつけているだけでも実は摩擦が起きてダメージを与えています。
さらに女性の場合、生理中につけるナプキンから湿気が発生し、お尻を刺激していることもあります。
お尻は元々、皮脂分泌の活発な部分です。そのため蒸れによって汗や皮脂がたまりやすくなります。
その結果、毛穴が詰まってニキビができやすい状態になります。
おしりニキビのケア方法
お尻ニキビが出来た場合は、お尻を清潔にすること、下着を見直すことが重要となります。
それでは、どのように対策していくのかをみていきましょう。
下着を見直そう
お尻ニキビを治したり予防するためには、下着の素材も重要です。
ぴったりした通気性のいいものやポリエステルなど化繊素材の下着は、どんなにかわいいデザインでもやっぱり蒸れやすいです。
ガードルや補正下着も、スタイルよく見せるためには必要なのですが、締め付ける働きがあるので蒸れやすいという点では同じです。
そのため、特に肌が弱い人や敏感肌の人は、綿などの通気性のいい素材を使用するのがおすすめです。
蒸れ対策をしよう
お尻へのダメージを減らすためにできることは、蒸れを解消して余分な皮脂を洗い落とした状態を保つことです。
汗をかくことはいいのですが、そのままにしておくと皮脂汚れが残ったままになって不衛生だからです。
まずは椅子にクッションを敷いたり、数十分に一度立ち上がるなどして蒸れを解消しましょう。
優しく丁寧に洗おう
もちろん毎日の入浴時でのケアも大切です。石けんをしっかりと泡立て、たっぷりの泡でなるべく肌を刺激しないように優しく洗いましょう。
洗浄力が強いものはは、肌への刺激が強いことが多いので、薬用ソープなどで自分の肌に合った、優しい洗剤を選ぶのがベターです。
洗い終わったあとはすすぎを十分に行ってください。洗った時間の倍の時間をかけるつもりで、しっかりとすすぎましょう。
保湿も忘れずに
入浴をしたあとも大切なことがあります。それは保湿です。そのままだと乾燥した状態で角化がすすみ、さらにまた蒸れることによって皮脂がたまりやすくなります。
せっかくきれいにしても、こんな風に悪循環になっては意味がありません。だから入浴後はすみやかに保湿を行うようにしましょう。
これらの対策を行っても、もしニキビができてしまった場合は、触ったり潰したりしないように気を付けてください。
お尻ニキビにおすすめの保湿クリーム
お尻のニキビをできにくくするためには、顔と同じようにお尻もしっかり保湿をしてあげることが大切です。
そこでおしりニキビにおすすめの保湿クリームを紹介します。
プチノン
通常価格:8,000円(税抜)
容量:50g
プチノンは美容成分が約98%も含まれた、お尻ニキビや黒ずみにおすすめの保湿クリームです。
ニキビケアには有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」が肌トラブルを予防してくれます。
また保湿成分「セラミド」「コラーゲン」「ヒアルロン酸」も豊富に含まれていて、ふっくらとしたお尻へ導きます。
美白成分「水溶性プラセンタエキス」や「ビタミンC誘導体」によってお尻の黒ずみにもアプローチ。
美尻を目指したい人におすすめの保湿ケアとなっています。
ピーチローズ
通常価格:10,000円(税抜)
容量:60g
お尻の保湿ケアに適した成分を配合した、ブツブツ対策のクリームです。
お尻の厚い角質にもアプローチできるよう、「超・低分子ヒアルロン酸」を配合しています。
そのほかも「ヒアルロン酸」「アルブチン」「セラミド」といった保湿成分が肌にうるおいを与え整えます。
無着色、無鉱物油、ノンアルコール、パラベンフリーで肌にも優しいです。
ルフィーナ
通常価格:9,720円(税込)
容量:60g
ルフィーナは乾燥しがちな肌にうるおいを与え、ニキビトラブルに負けない肌へ導く保湿クリームです。
8つの保湿成分が含まれていて、「シロキクラゲ」や「低分子コラーゲン」などが肌に働きかけます。
有効成分として肌荒れ防止の「グリチルリチン酸ジカリウム」とメラニンの生成を抑える「水溶性プラセンタエキス」が配合。
ニキビケアと美白ケアどちらも叶えることのできるクリームとなっています。
背中ニキビケアとして人気ですが、お尻のケアにもおすすめです。
ニキビと間違えやすい「粉瘤」とは?
お尻にできるできものには、ニキビのほかに「粉瘤」と呼ばれるものもあります。
粉瘤は皮膚の下に袋ができて、そこに皮脂や垢がつまることでできる良性の腫瘍です。見た目はニキビによく似ていますが、自然に治らないのが特徴です。
ニキビと粉瘤の違いは?
よく似たような症状ですが、粉瘤には開口部といわれる穴が開いているので、その穴に老廃物が溜まって黒い点のようにみえます。
できものの中心部にこういった黒い点がある場合は、粉瘤の可能性が高いです。
また徐々に大きくなっていくのも特徴なので、ニキビよりも大きくてしこりをつまめることができます。
粉瘤の治し方は?
粉瘤の場合はセルフケアでは治らないので、専門の医師に相談しましょう。
良性の腫瘍なので、必ずしも治療に通う必要はないものの、放置しておくと炎症を起こして赤く腫れ上がり、細菌が入る場合があります。
熱や痛みを伴う場合もあるので、悪化する前に皮膚科で治療することをおすすめします。
まとめ
お尻は皮脂分泌が多く、ケアを怠ると意外とニキビができやすい部分です。特に長時間座っていることが多い人は摩擦や蒸れに注意しましょう。
お尻のニキビを予防するには、清潔な状態を保つことが一番です。お風呂では優しく洗い、そのあとは乾燥しないようしっかりと保湿を行いましょう。
また、お尻にできたニキビの中には粉瘤と呼ばれる病気の可能性もあります。この場合セルフケアでは治らないので、様子を見てそれが疑われるときは専門の医師に相談しましょう。
ちょっとしたことでお尻のニキビは予防できます。なるべく蒸れや刺激から解放されて、ニキビのできないきれいなお尻を目指しましょう。
参考サイト:日本皮膚科学会 皮膚科Q&A アテローム(粉瘤)
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