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背中ニキビを市販薬で治すことはできる?ひどい場合は皮膚科で治療が必要?

 

背中ニキビがブツブツできて治らない、赤くて痛いニキビが治らない、といったようにニキビは顔だけでなく、背中といった体にもニキビができます。

一度出来るとなかなか治らないことが多く、背中ニキビに悩んでいる人は多いです。

そこで今回は背中ニキビを何とかして治したい人のために、市販薬で治す方法と皮膚科での治療法を紹介します。

 

目次

背中ニキビが治らない原因は?

背中ニキビが治らない原因は、様々な理由が重なって引き起こされることが多いからです。

もともと皮脂分泌が多いので毛穴詰まりが発生しやすく、ニキビが出来やすい部分となっています。

その上、ホルモンバランスの影響も受けやすいので、睡眠不足やストレスが原因で背中ニキビが増えることもあります。

そのほか、シャンプーやボディソープの洗い残し、衣服の刺激など色んな原因によってニキビになってしまいます。

またマラセチア菌というカビの一種がニキビの原因となっている場合もあるので、背中ニキビはしっかりと原因を見極めることが重要です。

背中ニキビが治らない原因とケア方法を紹介!ニキビ跡は対策できる?

背中ニキビは市販薬で治るの?

背中ニキビはなかなか治りにくく、厄介なニキビですが、市販薬で治すことはできるのでしょうか?

ポツポツとニキビができて軽めの症状であれば、市販薬でも対処できる可能性があります。

背中ニキビ用の市販薬も販売されていたりするので、まずは市販薬を試してみるのもいいでしょう。

市販薬にはスプレータイプから塗り薬タイプまであるので、自分の好みのものを選びましょう。

背中ニキビに使える市販薬

比較的症状が軽めの背中ニキビのケアにつかえる、市販薬を紹介します。

ドラッグストアや薬局で買える医薬品となっているので、近くの店舗で探してみてください。

セナキュア

[su_column size=”1/2″]小林製薬のセナキュア
小林製薬
[su_column size=”1/2″]

容量 100ml

セナキュアは小林製薬から販売されている、背中やデコルテのブツブツの治療薬です。

ニキビの有効成分「サリチル酸」がニキビの原因菌を殺菌するとともに、背中の角質を柔らかくし毛穴詰まりを解消します。

背中のブツブツによる赤みや炎症は「アラントイン」が鎮めてくれるので、滑らかできれいな背中へ改善していきます。

スプレータイプで逆さまにしても噴射することができる仕様となっているので、手の届かないところにもしっかりと届きます。

テラ・コートリル

[su_column size=”1/2″]ジョンソンエンドジョンソンのテラ・コートリル軟膏
ジョンソンエンドジョンソン
[su_column size=”1/2″]

容量 6g

テラ・コートリルはジェンソンエンドジョンソンから販売されている、ニキビの炎症を抑える塗り薬です。

抗生物質の一つである「オキシテトラサイクリン塩酸塩」がニキビ菌を殺菌し、副腎皮質ステロイドの一つである「ヒドロコルチゾン」がニキビの炎症を抑えます。

ステロイドと聞くと肌への刺激が強いイメージがありますが、市販薬として配合されてる一番弱いタイプなので、背中だけでなく顔にも使用することができます。

オロナイン

[su_column size=”1/2″]大塚製薬のオロナイン
大塚製薬
[su_column size=”1/2″]

容量 11gチューブ
   50gチューブ
   30g瓶
   100g瓶
   250g瓶

オロナインは傷や火傷の治療薬として知られていますが、実は効能にも「ニキビ」と書かれている、ニキビの治療薬でもあります。

そもそもオロナインは殺菌消毒の役割をもつ薬なので、ニキビ菌の殺菌にも効果があります。

赤くポツンとできたニキビのケアに最適なので、家に常備してある人はオロナインを使うのもおすすめです。

市販薬でも治らない場合は皮膚科へ行こう

市販薬でも治らない場合や大量に背中ニキビが出来ている場合は、通常のニキビとは違った原因でニキビが出来ている可能性があります。

顔ニキビはアクネ菌という細菌が原因で引き起こされることが多いですが、背中や胸といった体ニキビはマラセチア菌というカビが原因で発生することがあります。

この場合は市販薬だけでは完全に治すことは難しいので、皮膚科で治療薬をもらう必要があります。

また背中ニキビの原因を完全に見分けることも素人には難しいので、セルフケアでなかなか治らない場合は、皮膚科へ行くようにしましょう。

皮膚科で処方される薬は?

皮膚科で処方されるマラセチア菌による背中ニキビの治療薬には以下のようなものがあります。

アクアチムクリーム

アクアチムクリームは殺菌作用のある塗り薬として、皮膚科で幅広く処方されます。

アクネ菌だけでなく、マラセチア菌を殺菌する効果もあるので、背中ニキビの治療にも使用されます。

使い心地は白色のクリームで、スーッと伸びる保湿クリームのような感じです。

ニゾラールクリーム

ニゾラールクリームはイミダゾール系の抗真菌薬です。

カンジタや水虫の治療薬として処方されることが多いですが、マラセチア菌の抗菌効果もあります。

真菌(カビ)が原因で背中ニキビができている場合は、高い確率で使われることが多い処方薬です。

背中ニキビの予防法

治らない背中ニキビに悩まないようにするには、背中ニキビが出来にくい肌環境を整えることも大切です。

背中ニキビの予防法を紹介しますので、普段からケアをして背中ニキビができにくい肌を目指しましょう。

石鹸やボディソープで背中を清潔にする

背中は汗や皮脂が多いので、すぐに毛穴詰まりを引き起こしてしまいます。

通常の石鹸やボディソープでは毛穴汚れが落ちない場合もあるので、ニキビケアにおすすめの商品を使うようにしましょう。

また手が届かない部分は、専用のブラシなどを使って背中を洗うのもおすすめです。

背中の刺激になりにくいシャンプーを選ぶ

背中ニキビの原因となるシャンプーの洗い残しですが、シャンプーやコンディショナーに含まれる成分自体が背中への刺激となっている場合があります。

洗浄力が強い成分が含まれている場合、シャンプーを流す時に背中に成分がかかると、肌の乾燥や刺激につながります。

ニキビの原因にもなりますので、肌への刺激になりにくいシャンプーを選ぶのも一つの予防法です。

ニキビ予防の入浴剤を使う

背中の肌を健やかに保つ成分が含まれた入浴剤を使ってニキビ予防するのもいいでしょう。

入浴剤に保湿成分が含まれていたり、ニキビ予防の成分が含まれていたりするので、毎日お風呂に浸かるだけで背中ニキビケアができます。

またリラックス効果もあるので、ストレスや疲れが溜まっている人にもおすすめです。

背中ニキビ用のスキンケアで保湿する

意外と忘れがちなのが背中の保湿ケアです。背中も顔と同じように、スキンケアをする必要があるので、背中ニキビ予防のスキンケアで対策するようにしましょう。

背中ニキビ用の化粧水やローションもありますので、こういった商品でニキビが出来にくい肌を作りましょう。

規則正しい生活を心がける

背中ニキビはホルモンバランスの影響を受けやすい部分なので、十分な睡眠やストレス発散をして、規則正しい生活を心がけましょう。

また暴飲暴食や脂っこいものを食べ過ぎるのも、ニキビの原因となりますので食生活にも気をつけましょう。

まとめ

背中ニキビは一度出来ると治りにくく、赤くて痛いニキビが出来やすい部分です。

顔のニキビと違ってマラセチア菌というカビが原因の場合もありますので、市販薬やスキンケアで治らない場合は皮膚科へ行くようにしましょう。

また背中ニキビを予防するためには、背中を常に清潔な状態にすることも大切。

背中ニキビケアができる石鹸やボディソープで清潔にし、背中用のボディローションで保湿ケアを行うことが必要です。

こういった普段からのスキンケアを継続し、背中ニキビができにくい肌を作りましょう。