生理前になるとあごにプツプツとニキビが大量発生する…。
妊娠してからあごニキビが出来やすくなった…。
このように治りにくい顎ニキビに悩む女性は多いと言われています。
生理前や妊娠中になると顎ニキビが増えるのは、どうしてなのでしょうか?
今回は、女性にできる顎ニキビの原因と対策をじっくりとみていきましょう。
生理前になるとあごにプツプツとニキビが大量発生する…。
妊娠してからあごニキビが出来やすくなった…。
このように治りにくい顎ニキビに悩む女性は多いと言われています。
生理前や妊娠中になると顎ニキビが増えるのは、どうしてなのでしょうか?
今回は、女性にできる顎ニキビの原因と対策をじっくりとみていきましょう。
赤くて痛いニキビやしこりのようなニキビになりやすいあごニキビ。
あごニキビは、乾燥やホルモンバランスの乱れからできやすいので、大人ニキビとして出来やすい部分とされています。
また顎ニキビは、男性と女性でそれぞれ違った理由でニキビができることもあります。
男性は毎日の髭剃りのダメージであごニキビが発生することもありますが、女性は毎月の月経サイクルによる女性ホルモンバランスの変化によって発生します。
女性ホルモンの変化は、毎月の生理前から生理中だけでなく、妊娠中や産後といった時期にも引き起こされます。
このように女性のあごニキビの原因は肌質や生活習慣といった性別問わずの原因に加えて、女性ホルモンの変化という女性特有の原因も含まれるので、あごニキビに悩みやすいのです。
女性ならではの理由であごニキビが出来てしまうことが分かりましたが、生理前や妊娠中にあごニキビが増える人は黄体ホルモンが関係している可能性が高いです。
女性のあごニキビの原因を詳しくみていきましょう。
まず女性には毎月の月経サイクルがあり、生理前2週間を黄体期、生理中から生理後の2週間を月経期、卵胞期、その間の排卵期と分けられます。
生理前2週間の黄体期は美肌を維持するために必要なエストロゲンの分泌が減少し、皮脂の分泌を増やす、プロゲステロンが増加します。
このプロゲステロンは黄体ホルモンとも呼ばれ、生理前は皮脂分泌増加による毛穴詰まりがしやすい肌となってしまうので、あごニキビが出来やすくなります。
生理前にニキビができる原因は?スキンケア方法から予防法まで紹介!
プロゲステロンの増える生理前だけでなく、生理中もニキビが出来やすい人は、肌の乾燥によってニキビが発生しやすくなります。
生理が始まって月経期に入ると、プロゲステロンが減少し、皮脂の分泌も減ってしまいます。
そうすると肌がカサカサと乾燥して、肌荒れやニキビが発生しやすくなるのです。
生理が終わった後は美肌を司るエストロゲンの分泌が増えてきますので、肌の調子が一番よくなり、ニキビのないきれいな肌へ戻っていきます。
妊娠中のあごニキビも生理前のニキビと同じように、黄体ホルモンの影響が考えられます。
排卵後の黄体期に増えるプロゲステロンは、妊娠をしていない場合は生理の開始とともに減少していきますが、妊娠をした場合は継続して分泌されつづけます。
特に妊娠初期は多くのプロゲステロンが分泌されますので、生理前ニキビと同じように妊娠中でも妊娠初期はニキビや肌荒れができやすくなります。
妊娠中は継続して女性ホルモンが分泌され続けますが、出産をした後は一気に女性ホルモンの分泌が減少します。
その結果、ホルモンバランスの変化が原因によってあごニキビが大量発生することがあります。
また赤ちゃんのお世話による睡眠不足やストレスによって、ニキビが引き起こされることもあるようです。
いずれにせよ、産後の体はボロボロの状態なので、ニキビといった肌トラブルに限らず、体に様々な不調が現れるのです。
生理前や妊娠中など女性特有の理由でできる女性のあごニキビですが、どのようにケアをしていけばいいのでしょうか。
女性ニキビに合ったケア方法を紹介していきます。
ニキビが出来たときはニキビ予防ができるスキンケアを選ぶと思いますが、女性の繰り返すニキビには女性ホルモンに着目した、女性向けのスキンケアがおすすめです。
特にローズなど女性らしさを引き出してくれる成分は、女性のホルモンバランスやストレスの乱れを整えてくれます。
また香りによるリラックス効果があるものも、スキンケアしながら心を落ち着かせてくれるので、女性のスキンケアに最適です。
美肌を保つうえでバランスのとれた食事は欠かせません。
特に女性ホルモンを整えるためには、大豆イソフラボンが含まれた食品がおすすめです。
大豆イソフラボンには、女性の美肌を作るエストロゲンに似た構造を持ち、エストロゲンをサポートしてくれます。
大豆イソフラボンが豊富に含まれる食品は、その名の通り大豆製品が挙げられます。
大豆や豆乳、豆腐、納豆、きなこといった食材を上手に取り入れましょう。
忙しくて食事をしっかりと摂れない人は、サプリメントを活用するのもおすすめです。
女性にとって冷えとストレスは大敵!これらは女性ホルモンの乱れの原因にもなりかねません。
温かい食べ物や飲み物で冷え対策を行い、アロマやヨガなどでストレス対策をするのがおすすめです。
体の機能を整えることが、女性ホルモンのバランスを整えることにも繋がりますので、健康的な生活習慣を心がけましょう。
女性のあごニキビは、スキンケアで外側からケアすることと、リラックス効果で内側からケアすることが大切ということがわかりました。
体の内と外どちらからもケアできるような、あごニキビにおすすめのスキンケアを紹介します。
メルラインはあごやフェイスラインのニキビに特化したオールインワンジェルです。
ニキビ予防の成分と高い保湿力をもつ成分がギュッと詰まったスキンケアとなっています。
ニキビ跡ケアもできるため、繰り返しできて悪化しやすいあごニキビにおすすめ。
深いリラックス効果をもつ「ティー・トリー」も配合しているので、ニキビケアをしながら体も心もリフレッシュできます。
あごニキビに人気のメルラインの特徴や口コミは?ニキビ跡ケアもできる?
ラミューテは体の内側と外側どちらからも女性らしさを作り出す、ダマスクローズ配合のスキンケアです。
ダマスクローズの香りにはリラックス効果があり、女性ホルモンの分泌にも作用します。
またローズエキスは皮脂をコントロールし、消炎作用もあるため、ニキビ予防におすすめの成分となっています。
このように女性に嬉しい成分が含まれた、女性におすすめのニキビケアシリーズとなっています。
大人ニキビケア「ラ・ミューテ(lamutee)」の成分や口コミを紹介!
HANAオーガニックはノンケミカルで肌本来の美しさを取り戻す、オーガニックコスメシリーズです。
女性ホルモンを整えるダマスクローズをはじめとした花精油配合で、肌の調子を整えつつ、リラックス効果を期待できます。
肌の炎症を防ぐ和漢成分も含まれているので、ニキビや肌荒れといったトラブルにも対応してくれます。
いつもの化粧品に違和感を感じている人や肌の持つ力を高めたい人におすすめのシリーズです。
HANAオーガニックのお試しスキンケアを使用してみた感想は?良い点、悪い点は?
ニキビは皮膚科でも治療ができるということは、色んな所で耳にすることがあると思います。
しかし女性のあごニキビは女性ホルモンバランスの乱れからも引き起こされるので、皮膚科じゃなくて婦人科の方がいいのでは?と疑問を抱いている人も多いはず。
治らないあごニキビを病院で治療をしたい人向けに、診療科の選び方を説明します。
あごニキビができて治らない場合は、まずは皮膚科を受診するようにしましょう。
塗り薬や飲み薬を処方してもらえますので、ニキビの炎症を抑えたり、ニキビ菌を抑えるためには皮膚科で治療をしてもらいましょう。
皮膚科に行っても治らない場合や生理不順や重い生理痛に悩まされていてニキビもできる、といった方は婦人科を受診しましょう。
婦人科ではホルモンバランスを整えるために、低用量ピルや漢方薬などが処方されることが多いようです。
また生理不順や生理痛には婦人科系の病気が隠れている場合もあるので、ニキビだけでなくこういった症状がみられる場合は、早い目に婦人科を受診するようにしましょう。
女性にできるあごニキビは女性ホルモンの影響を受けやすく、生理や妊娠といった女性特有の理由でニキビができることが分かりました。
これらの原因は単純なスキンケアだけでは治りにくいので、体の内側から整える必要があります。
またスキンケアも女性ホルモンに作用するリラックス効果のある成分が含まれているものがおすすめです。
女性にとってあごニキビは厄介な存在でしかありませんが、ポジティブにとらえると女性ホルモンを整える一つのキッカケとなります。
女性ホルモンは女性の美しさをキープするうえで欠かせませんので、顎ニキビのケアをしながらも美しく健康になるために、今一度スキンケアや生活習慣を見直してみてはいかがですか。