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今注目されている【親子留学】とは??人気の国や費用などご紹介

 

お子さんと親が一緒に留学する親子留学をする人が増えています。親子で英語を学んだり、現地の学校に通ったり、ホームステイをしながら早いうちから国際感覚を身につけることができる親子留学。最近は、プログラムも増えていて選択肢も広がっています。

ここでは、親子留学はどんな留学なのか、メリットやデメリットを含めて詳しく解説します。人気の国や、費用などもご紹介します。

目次

親子留学ってどんな留学?

親子留学はその名の通り、親と子が一緒に海外に留学して学びます。親の留学に子供を連れて行く、親がメインのタイプ、子供の留学に親が付き添いで行き学ぶ子供メインのタイプ、親子両方が夢を叶えるタイプなど様々です。

親は語学学校や、現地の大学、専門学校などで学び、子供は現地の幼稚園や小学校に通うのが一般的ですが、ベビーシッターに見てもらったり、教師宅でプライベートレッスンを受けたりすることもできます。

親子留学とひと口に言っても様々な形があります。人気の親子留学の地域や、滞在方法、費用など詳しく見てみましょう。

どんな国が親子留学に向いている?

親子留学は世界中の様々な国でできますが、オーストラリア、イギリス、カナダの英語圏に人気が集中しています。

その中でも、オーストラリアやニュージーランドは治安がよく、留学生を受け入れる環境が整っていることから、一番人気の親子留学先です。親子留学の様々なプランが用意されています。また、きれいな海でのアクティビティーや、観光名所なども多くあり、英語学習だけでなく様々な体験ができます。

次に人気の留学先は、ハワイです。日系人や日本人移住者が多いハワイは、日本語が通じる場所も多く、日本食も簡単手に入ります。また、アメリカで一番安全な州といわれているので、海外に慣れていないお母さんでも安心してお子さんと留学することができます。

また、暑い時期にはカナダへの親子留学も人気です。移民が多く、海外の人を受け入れる雰囲気があり安心して過ごせます。また、都市部では交通の便もよく車を持つ必要もありません。カナダの英語は、発音がとてもきれいといわれているので、英語を学ぶのにもとてもおすすめの場所です。

その他に、フィリピンのリゾート地、セブ島も人気の親子留学先です。費用が比較的安く、ホテル暮らしをしながら学ぶプランもあります。また、リゾート地なので様々なマリーンアクティビティが楽しめます。

年齢は?

親子留学の年齢は様々で、0歳から高校生までと幅広く留学が可能です。

0~2歳までは、お子さんはベビーシッターや保育ママに見てもらうことが一般的ですが、受け付けているプログラムは限られています。3~6歳児は、現地の幼稚園や語学学校に通ったり、ベビーシッターに預けたりするなど選択肢の幅が広がります。また、これくらいの年齢から言葉が話せてコミュニケーションができるので、英語力や適応能力を身につけるなどお子さんの留学の効果も感じられる年齢です。

6歳以上の小・中・高校生は、日本の学校があるため留学できる時期が限られてしまいます。夏休みや冬休みなどの長期休暇で留学するのが一般的で、特に夏休みは人気です。この時期は、旅行も人気の時期なので渡航費など費用が少し高めに成る傾向があります。お子さんは、現地の小・中学校を体験することも多いですが、年齢が上がると語学学校へ通うケースが多くなります。

期間は?

親子留学の期間は大きく分けて3つのパターンがあります。

短期留学

親子留学で一番人気なのは1週間から3ヶ月の短期留学です。短期なので海外旅行のように気軽に留学ができます。また、この期間であれば、ビザが不要なことも多く面倒な手続きもありません。将来のお子さんの長期留学を見据えて、トライアルで留学する親子も多いです。

中期留学

次に多いのが3~6ヶ月の中期留学です。比較的期間が長いので、じっくり現地の文化を体験しながら英語なども学ぶことができます。この期間の場合、ビザが必要な国が多いですが、単身で語学留学するより手続きが複雑で、お子さんの現地の学校探しも必要なので、サポートしてもらえる留学エージェントを探すことをおすすめします。

長期留学・教育移住

お子さんの教育移住などで長期留学をされる親子もいます。長期の場合、住む場所や学校の手配など様々な手続きがあるので、安心して相談できる留学エージェント探しからはじめましょう。単身で海外生活でも大変な部分があるので、お子さんと一緒に長期留学する場合はそれなりの覚悟が必要です。まずは、短期で試してみて、お子さんが馴染めるかなど試してから長期に挑戦することをおすすめします。

滞在方法は?

滞在方法はホームステイ、アパート、語学学校の寮、ホテルなど様々です。

留学先の国やプログラムによっても変わりますが、短期の親子留学で人気の滞在方法は、やはりホームステイです。現地の家庭で暮しながら、異文化を体験し生活に必要な英語も学ぶことができます。

ホームステイ先にお子さんがいる場合は、子供どうしで遊びながら、英語や国際感覚を身につけるので子供の吸収も早いのでおすすめです。また、親としても、教育方法や接し方の違いに触れることで、学ぶこともたくさんあります。帰国後も、家族ぐるみで交流ができるなどホームステイのメリットはとても大きいです。

ただし、期間が長めになると、気を使ってしまったり、家庭ごとのルールがあったりして窮屈に感じる場合もあるようです。最初だけ、ホームステイにして、その後アパートなどに住む等の方法もあります。

費用は?

親子留学は、1人で留学するより1人あたりの滞在費などが安くすむことが多くお得です。費用は、国やプログラムによっても大きく変わります。

親と子1名ずつ2名で1~4週間程度留学した場合、オーストラリア、ニュージーランド、カナダでは40~80万円程度が目安です。ハワイは物価や滞在費が高いため、50~120万円程度で少し費用が多くなります。費用を抑えたい場合は、フィリピンやマレーシアがおすすめで、同じ期間でも20~40万円程度とかなり安くなります。

親子留学のメリット・デメリット

人気の親子留学ですが、どんなメリットがあるのでしょうか?また、あわせてデメリットも知っておきましょう。

親子留学のメリット

親子留学のメリットは子供が小さいうちから留学できる点です。子供のうちは吸収力や適応能力が抜群で、英語だけでなく文化の違いにもどんどん対応していきます。小さい頃に英語で会話する喜びを肌で感じることで、帰国後の英語学習のモチベーションも高くなります。

英語を学ぶなら若いうちからがいいとは言われますが、中学、高校でもお子さんだけで留学させるのは心配と感じている親御さんも多いのではないでしょうか。その点でも親子留学なら安心です。

また、親子で留学することで、共通の目標、話題ができて一緒に英語を学ぶことができます。また、親子で留学した時に知り合った人々と、帰国後も一緒に交流できることもメリットです。

親子留学のデメリット

デメリットとしては、長期留学の場合、お子さんの日本語能力の成長スピードが遅くなってしまうことがあげられます。英語も日本語も中途半端になってしまうケースもあるので注意が必要です。また、お子さんが現地になじめない場合や、逆に馴染み過ぎて日本に戻ってきた時にギャップに悩むこともあるようです。

しかし、短期の場合は旅行の延長で留学できるので、それほど大きなデメリットはありません。

まとめ

特に短期の親子留学はメリットが多くおすすめです。ハワイなど人気の場所は費用が多くかかりますが、フィリピンやマレーシアなど低価格で留学できる国もあります。

お子さんが小学校に入学してしまうと、留学できる時期も限られてくるので、2~6歳くらいまでの早い時期の留学がおすすめです。英語や国際感覚はもちろんですが、親子で一緒に異文化を体験し、一緒にドキドキしながら、英語を学ぶ生活はとても貴重な経験です。

親の時間、費用など色々なハードルはありますが、チャンスがあれば是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。