「1日中の立ち仕事、夕方気がついたら靴がきつい」「お酒を飲んだ次の朝、自分の顔を鏡で見てびっくり」なんて経験ありませんか?
私たちを悩ます「むくみ」は、血管やリンパ管の流れが滞ることで起こります。
そんなむくみにオススメなのがサウナです。
上手に入れば、むくみだけでなく、美肌を手に入れることだって夢ではありません。
今回は、上手なサウナの入浴法を伝授します♪
「1日中の立ち仕事、夕方気がついたら靴がきつい」「お酒を飲んだ次の朝、自分の顔を鏡で見てびっくり」なんて経験ありませんか?
私たちを悩ます「むくみ」は、血管やリンパ管の流れが滞ることで起こります。
そんなむくみにオススメなのがサウナです。
上手に入れば、むくみだけでなく、美肌を手に入れることだって夢ではありません。
今回は、上手なサウナの入浴法を伝授します♪
血液やリンパ液は、全身を循環しています。
しかし、運動不足や冷え、長時間の立ち仕事による疲労の蓄積、水分の摂りすぎなどが理由で、血液やリンパ液の流れが滞ることで「むくみ」が発生します。
血液やリンパ液の循環は、体に溜まった老廃物を取り除き、体をキレイにする働きがあります。
しかし、むくみが発生しているということは、老廃物がしっかりと浄化されていないという証。
そのため、むくみを放っておくことは美容や美肌にもよくありません。
体内の循環を良くするため、サウナは非常にオススメな方法です。
サウナに入り体が温まると、血行が改善され新陳代謝が高まります。
新陳代謝とは、古くなった細胞が排出され、新しい細胞が生まれる働きのこと。肌のターンオーバーも新陳代謝です。
また、サウナに入ると、汗をたくさんかきます。
汗は体に溜まった老廃物を一緒に排出してくれます。
サウナに入浴→休憩を何度か繰り返すことで、むくみをスッキリさせてくれます。
むくみが気になる人は、定期的にサウナに入る習慣をつけても良いかもしれません。
サウナのパワーはむくみの対策だけではありません。その他にも女性に嬉しい効果がたくさんあります。
サウナに入ることで大量の汗をかきます。
汗は体に溜まった毒素を排出してくれます。また、汗腺や皮脂腺の働きが活発になるため、毛穴に溜まった汚れや毒素(有害重金属)も除去しやすくなり、美肌の期待もできます。さらに汗を定期的にかくことは、体臭の予防にもなるのです。
このように、汗をかくことは美容や美肌に重要です。エアコンなどの設備が整った環境にいると、汗をかく機会が減り、汗腺の働き自体が弱くなってしいます。
サウナは、いつまでも若々しくいるためのマストアイテムと言っても過言ではありません。
ゆっくり100m歩くより、早歩きで100m歩いた方が疲れますよね。
同様に、ゆっくりの血流よりも、早い血流の方が体は疲れます。サウナは血行を促進するため、座っているだけでも軽い運動をした後のようなほどよい疲労を感じます。
体温の上昇とほどよい疲労感によって、質の高い睡眠をとることができ、疲労回復にもつながります。
サウナの高温は、ストレスなどによって乱れる自律神経のバランスを調節してくれます。
仕事でミスをした、彼氏と喧嘩した、ママ友との付き合いでぐったりなど、現代社会はストレスが溜まりやすい環境です。
そんな時、サウナは心に癒しを与えるオアシスになるかもしれません。
サウナに入り体温が上がると、特別なたんぱく質(ヒートショックプロテイン)が作られます。
このタンパク質には体の自然治癒力でもある免疫力を高める働きがあります。
免疫力が高まると、風邪をひきにくくなったり、花粉症の症状が和らいだり、がんの予防にもなります
冷えとは、血液の届きにくい手足の先に血液が届かないことによって起こります。
また、血行不良による冷えは、ホルモンのバランスを乱し、月経前症候群や経血の排出機能の低下を引き起こします。
サウナに入ると、血管が拡張し、全身に血液が運ばれます。
この働きは、冷えの予防だけでなく、ホルモンバランスが整い月経前症候群にも効果が期待できます。
サウナで1リットルの汗かけば、1キロ体重が減少します。
しかし、それは体の水分が外に出ただけなので、水分を補給すればすぐに戻ってしまいます。
そのため、サウナはダイエットにはならないという人もいます。
でもご安心ください。サウナはダイエットにも有効です。
サウナに定期的に入ると、新陳代謝が上がり、脂肪を燃焼しやすくなります。
すると、太りにくく痩せやすい体を作ることができるのです。
以外と知らない、サウナでのマナーと入り方。
基本を理解しておけば、より効果的にサウナの恩恵を受けられます。
湯船に入るのもそうですが、汚い体でサウナに入るのはマナー違反。
しっかりと体をキレイにしてから入りましょう。
特に香水をつけている場合は、落としてから入るのがマナーです。
髪や体をキレイにしたら、水分をしっかりと拭いてからサウナに入りましょう。
これは皮膚の表面に水分が残っていると、発汗作用が低くなってしまうためです。
また、濡れていない状態で入れば、体の中から出た汗を実感できるため、おすすめです。
サウナに入る前と後には水分を摂りましょう。
脱水症状を防ぐために重要です。
また、サウナに入ると血管が拡張し、血流を改善する効果がありますが、体内の水分が不足すると、血液がドロドロになってしまう可能性もあります。
サウナの熱気は高い場所に集まります。
そのため、入ってすぐは体を慣らす意味でも少し低い位置に座るのが良いでしょう。
いきなり一番高い場所に行くと、体への負担も大きくなってしまいます。
サウナでは自分が思っている以上に、体に負担がかかっています。
急に立ち上がると、めまいを起こすこともあります。焦らずゆっくりな動作を心がけましょう。
水ではなく、ぬるま湯がおすすめです。
理由は、水だと体温が下がり過ぎて、逆に熱を作ろうと体が火照ってしまうためです。
ぬるま湯で体の熱をゆっくりと鎮めましょう。
サウナを出た後、水風呂や湯船に入る際もしっかりと汗を流してから入るのがマナーです。
汗だくの体で同じ湯船に入られたら気持ち悪いですよね。
相手を思いやる気持ちを大事にしましょう。
水風呂の気持ち良さがやめられないという人も少なくないと思いますが、入りすぎには注意しましょう。
体のほてりが程よく冷めたと思うくらいで出るのがポイントです。
「繰り返し浴」とは、まず高温のサウナに約10〜15分ほど入り、しっかりと汗を流します。
次に、サウナから出たら汗がひくまで休憩し、再びサウナへ。
これを4〜5回繰り返す入浴法です。
サウナの入浴時間は、徐々に短くしてOK。
「繰り返し浴」では水風呂や冷水シャワーを使用しないようにしましょう。
デトックスされているかどうかは汗でわかります。毒素の多い汗はベタつき、塩分やミネラルが多く含まれているため、舐めるとしょっぱく感じます。
繰り返し入ると、徐々にサラサラした汗になり、味も感じなくなります。
これは体の老廃物が体外に排出されている証拠。デトックスされているのを実感できます。
サウナの健康作用をここまで伝えてきましたが「サウナの高温、実は苦手」という方もいるかもしれません。
その場合は岩盤浴でも問題ありません。重要なのは体を温め、血液とリンパ液の流れを促進することです。
サウナ浴は、酸素の消費量が増え、心拍数が50~100%上がり、心臓に負担となります。
しかし、サウナが血圧に与える影響は諸説あります。
高血圧症を患っている人は念のため、医師の診断を受けてからサウナを利用しましょう。
アルコールを摂取した状態でのサウナは非常に危険なので、絶対にやめましょう。
なぜ危険かというと、サウナで汗を大量に排出すると、血中のアルコール濃度が高くなってしまうからです。
ただでさえ、サウナの中は高温多湿。
通常よりも体調に変化をきたしやすい環境です。
アルコールを飲んだ後サウナに入る場合は、十分に時間をおき酒気が抜けてから入るようにしましょう。
何度も記述しますが、こまめな水分補給はとても大切です。
入浴前、入浴後に合わせて500ml程度の水を飲むように心がけましょう。