革財布といえば使えば使うほど深みが出てくるのが特徴です。
そんな年月ともに変化していくことをエイジング(経年変化)とも言いますが、これをじっくり楽しめる革財布ブランドにはどんなものがあるのでしょうか?
エイジングの魅力や注意点なども抑えながら、各ブランドの特徴をまとめていきます。
革財布といえば使えば使うほど深みが出てくるのが特徴です。
そんな年月ともに変化していくことをエイジング(経年変化)とも言いますが、これをじっくり楽しめる革財布ブランドにはどんなものがあるのでしょうか?
エイジングの魅力や注意点なども抑えながら、各ブランドの特徴をまとめていきます。
エイジングとは革の色が月日とともに変化していく、そんな状況のことを指しています。いい味が出るという言い方もされますが、本当に買った当初より深い色合いになり、もっと長く使いたいと思うようになります。
使えば使うほど愛着も湧いてくるのが、革財布のエイジングの魅力とも言えます。
エイジングを楽しみに革財布を持つ人が増えていますが、革の種類によってもエイジングは異なるのでしょうか?ここでは、定番の革素材をピックアップしてエイジングの状態を説明します。
磨けば磨くほど輝きを増すとも言われている革で、もちろんエイジングもたっぷり楽しめます。一生エイジングを楽しみたいという人にも馬革の財布はおすすめです。
このように革によってちょっとずつエイジングの状態が異なったり、感じられる深みも独特となっています。
いざ革財布を使い始める前のお手入れとして、クリームでケアをしておきましょう。エイジングを楽しむためには、最低限の準備も必要です。
クリームはツヤ出しと保湿効果のあるものを使うと良いでしょう。クリームは直接財布につけるのではなく、布に出してから財布を拭くようにしてつけていきます。パール1粒分くらいで充分足ります。
くるくると円を描くようにしながらクリームをなじませていくと、革財布にはツヤが出てきます。
革は水に弱いです。そのため、できるだけ濡らさないようにしましょう。せっかくエイジングを楽しめる財布でも、一度濡れてしまうと跡になって残ったり色が変化してしまいます。
濡れてしまうことに不安な場合には、使う前に防水スプレーをしておくと安心です。びしょ濡れになるような時には効果がありませんが、多少の雨や水くらいなら防水スプレーをしていることでカバーできます
革財布はできるだけ直射日光にも当てないようにしましょう。日光によって色が変化してしまうものはいろいろとありますが、革もダメージを受けやすいです。
革に元々染み込んでいる油分などが蒸発して乾燥してしまいます。そのため、直射日光の当たる場所に放置するというのはやめましょう。
エイジングを楽しむためには、何も手入れをしないのはいけません。大事に長く使うのなら、大切に丁寧にケアをする必要があります。
そこで、毎日簡単な手入れをして1日の汚れを落としてあげましょう。エイジングを楽しむ上でも毎日のケアは欠かせません。
毎日行うケアは1分もあれば完了するので、時間がなくても安心です。コットンなどの柔らかい布で丁寧に乾拭きをするだけでいいんです。1つ財布用に布を置いておけば、いつでも乾拭きができます。
毎日乾拭きをしていく中で、たまにはクリーナーを使ってしっかりとケアをしましょう。
いつもの乾拭きをした上で、別の布にクリームを少量つけて少しずつ財布になじませていきます。ここでいきなりたくさんの量をつけてしまうと革が傷んでしまうので、ちょっとずつがポイントとなります。
あとは全体にまんべんなくつけるようにすれば、完了した頃には艶が増して革の深みも出ていることでしょう。
エイジングのためのお手入れを無事に行うためには、日頃から財布を大切にすることも大事です。
小銭やカードを詰め込みすぎないようにしましょう。詰め込みすぎると財布の形も変わってしまいますし、ダメージも大きくなります。小銭がたくさん入っている時に外に出しておく、カードは必要なものだけ入れておくといった対策を取りましょう。
更に詳しく知りたい人はこちら
革財布を長く使うには普段の手入れが大切!おすすめのアイテムは?
革財布についてはブランドもたくさんありますし、その中で商品も種類が豊富にあります。そこで、長く使える革財布を選ぶためのポイントを紹介します。
1つの革財布を長く使うためには、丈夫で耐久性に優れているものを選ぶことが大事です。耐久性が弱いものであれば、長年使っていく中でくたびれたようになってしまいます。日頃のケアをまめにしていても、弱い革質と作りのものは劣化していきます。
そこで、長く使うためにも丈夫な財布を選びましょう。
財布は縫製がどれだけ細かく丁寧にされているかどうかも、重要になります。糸は丈夫なものを使って縫製されているかを、ブランドの特徴などを踏まえて見極めましょう。
この縫製が雑だと、すぐにほつれてきたり破れてきたりといったトラブルが発生します。長く使うためには縫製の丁寧さも選ぶ際の基準となるのです。
設立年 | 2009年 |
価格帯 | 3万円~5万円 |
革素材 | 皮革 |
安心の日本産で、縫製も職人による手作業で行われているので丁寧に作られています。使用している革は欧州産の高級革で、日本の熟練職人によってココマイスターの財布は仕上がっています。
そのため、縫製も丁寧で使っているうちにくたびれてしまうということがありません。丈夫で耐久性に優れているのに価格はリーズナブルと、メリットがたくさんあるんです。
ココマイスターのメンズ革財布の魅力は?人気商品や評判を紹介
設立年 | 2009年 |
価格帯 | 2万円~8万円 |
革素材 | 皮革 |
ブランドとしてはマイナーなYUHAKUですが、徐々に革財布が好きな男性の間で人気を集めています。
YUHAKUは他の革財布にはない独特の染色技術によって、財布が素晴らしいものに仕上がっています。職人が1つずつ手作業で作り上げているために、同じラインの財布でも少しずつ仕上がりが違います。
YUHAKU(ユハク)のメンズ革財布の魅力は?人気商品や評判を紹介
設立年 | 2001年 |
価格帯 | 2万円~10万円前後 |
革素材 | リザードなど |
ガンゾは革に印字されているロゴは今では多くの人に知られるようになりました。上品なデザインは30代以降の男性に人気を集めています。
黒や茶色といったシンプルな色合いになっているため、長年使っていても飽きの来ない形になっています。
GANZO(ガンゾ)のメンズ革財布の魅力は?人気商品や評判を紹介
設立年 | 1995年 |
価格帯 | 3万円前後 |
革素材 | 先端皮革素材 |
革財布としては比較的リーズナブルな価格で購入できるブランドです。さまざまな種類の革素材を扱っているので、自分の好きな素材や色味を選ぶことができます。
日本ですべて作られているので、細部まで丁寧に縫製がされています。よって、使っている途中にほつれてくる、破れてしまったといった破損などのトラブルはありません。
キプリス・コレクションのメンズ革財布の魅力は?人気商品や評判を紹介
設立年 | 1998年 |
価格帯 | 1万円~8万程度 |
革素材 | 牛革・馬革 |
品質や見た目にこだわる方におすすめのブランド革財布になります。
一部レザーマニアの中では、国内ブランドの中でもワイルドスワンズのコバ処理は一級品だと言われるほど優れています。
WILDSWANS(ワイルドスワンズ)のメンズ革財布の魅力は?人気商品や評判を紹介
設立年 | 1875年 |
価格帯 | 1万円~8万程度 |
革素材 | 牛革 |
ホワイトハウスコックスは英国御三家の中でも特に知名度が高く、革財布はデザイン性と品質が人気です。
シンプルなデザインを中心に革財布を取り扱い、エイジングを楽しめるブライドルレザーを素材としている点が特徴になります。
Whitehouse Cox(ホワイトハウスコックス)のメンズ革財布の魅力は?人気商品や評判を紹介
ココマイスターの公式ホームページを見たら一目瞭然ですが、他のブランドと比べて圧倒的に革(レザー)に拘り、また豊富なラインナップが揃っていることがわかるはずです。
コードバン・ブライドルレザー・マットーネ・ナポレオンカーフ・パティーナ・マルティーニとさまざまな革を取り扱っています。
自分へのプレゼント、父の日へのプレゼントなどの記念日に財布を購入してみてはいかがでしょうか?
ココマイスターは一つ一つの商品を熟練職人が丁寧に手作りしているため、売れ切れている可能性もあります。お早の購入をおすすめします。
革財布はエイジングを楽しめるのが醍醐味とも言える製品です。このエイジングを楽しむためには日頃から大切に使って、ケアも怠らないことが大事です。
革財布ブランドの中でもやはり日本で作られているものが安心して、長く使えるでしょう。