「英語を長年勉強しているのに、なかなか話せるようにならない」と悩んでいませんか?話せない理由は、言いたいことを即座に英語で表現できないからです。
スピーキング力を上達させたいのならば、パターンプラクティスがお勧め。英会話スクールに通うよりも効果があると言われています。パターンプラクティスは昔からある学習方法ですが、それほど難しいものではありません。パターンプラクティスで英会話に自信がつきますよ!
「英語を長年勉強しているのに、なかなか話せるようにならない」と悩んでいませんか?話せない理由は、言いたいことを即座に英語で表現できないからです。
スピーキング力を上達させたいのならば、パターンプラクティスがお勧め。英会話スクールに通うよりも効果があると言われています。パターンプラクティスは昔からある学習方法ですが、それほど難しいものではありません。パターンプラクティスで英会話に自信がつきますよ!
パターンプラクティスとは、例文の一部分をほかの単語に置き換えながらいろいろな文章を作っていく練習です。この練習は、英文法を身につけるのに効果的です。文法が身につけば、英作文が簡単にできるようになりますので、英会話で自分の伝えたいことを話せるようになるわけです。
現在は、あまりパターンプラクティスは実践されていませんが、効果的な練習方法というのは間違いありません。
ただ、パターンプラクティスの練習をするためには、ある程度の下準備が必要です。
基礎的な文法や単語を知らなければ、パターンプラクティスはできないからです。
パターンプラクティスをするのなら、最低でも中学生レベルの文法、単語は覚えておきましょう。
実際、英会話は中学卒業レベルの知識があれば成り立つといわれていますので、将来的にも決して無駄にはなりません。
勉強法ですが、中学の文法の本や、単語帳を見て自分が覚えていないところだけを復習します。できないところだけをピックアップして勉強すれば効率的ですし、それほど時間もかかりません。また、アウトプット練習の一環として、高校受験、中学1、2年生用の問題集に取り組むのもお勧めです。
英会話を自分のものにするためにリスニング力も大切です。相手が何を話しているのか理解できなければ会話が成り立ちませんね。
リスニングも基本的な文法や単語が身についていなければ効果はありません。ただ聞くだけでは英語の勉強にはならないからです。聞いて、内容が理解できるようになることが必要なのです。
リスニングの練習をするならば、テレビドラマやニュース、洋楽など自分の好きなものを聞いてくださいね。
さて、人は発音できない音は聞き取れません。そこで、英語の単語を練習する際には正しい発音を覚えるようにしましょう。単語の正しい発音は、スマートフォンの英単語アプリや単語帳についてくるCDを利用することをお勧めします。
中学のときの英語の授業で、先生が次から次へ単語などを変えて答えさせるという練習をしませんでしたか?例えば以下のようなことです。
先生「I play tennis.IをHeに変えて」
生徒「He plays tennis.」
先生「次は Youに変えてください」
生徒「You play tennis.」
先生「YouをWeに変えます」
生徒「We play tennis.」
これがパターンプラクティスです。
パターンプラクティスは、パターンをできるだけ多くして繰り返し練習し、反射的に答えられるようにすることが必要です。
パターンプラクティスは、簡単なものから始めましょう。たとえば「Do you~?」や「Can I~?」の形でいくつも英文を作り、基本パターンを身につけます。その結果、例文が応用できるようになり、必要な場面で英語を話せるようになるのです。
同時に、「どんな場面でこの英文を使うのか」というルールを覚えるようにしましょう。
パターンプラクティスで英作文の練習をすることによって、適切な英文を話せるようになるということです。
英語の学習にはインプットとアウトプットが必要なのですが、日本人はアウトプットを重視しない傾向があるため英語が話せないのです。
アウトプットは英作文や会話、問題演習などでできますが、パターンプラクティスはその中でも一番手軽で簡単な方法です。是非活用してくださいね。
基本文を一つ選びます。そして次のように疑問文、複数形、主語を変える、過去形にするなど人称や時制を変えていきます。
She is a teacher.
疑問文にする
Is she a teacher?
複数形にする
Are they teacher?
主語を「彼女の母」にする
Is her mother a teacher?
過去形にする
Was her mother a teacher?
他にも現在進行形、現在完了形、受動態などさまざまなパターンが考えられます。
基本文
I cleancl my room.
現在進行形
I am cleaning my room.
現在完了形(完了したという形に)
I have just cleaned my room.
受動態
My room is cleaned by me.
パターンプラクティスにもいくつか注意点があります。それは、日常的に使わない文は練習しても意味がないということです。また、長い日本文を英文にするのもあまり効果的ではありません。あくまでも日常会話で使われやすい英文、短めの英文を使いましょう。短いフレーズを覚えていくことで、長い英文もつくれるようになります。
機械的にパターンプラクティスを練習していると飽きてきます。そこで、お勧めなのが写真やイラストを使って練習すること。「There is、There are」を使って何があるのかを説明していきましょう。
写真やイラストの中の人物が何をしているのかを、説明するのも効果的です。この場合は「He(She) is ~ing」を使います。
アメリカやイギリスの日常会話でよく使われるフレーズが掲載されています。また使用頻度順で紹介されていますので効率的な学習ができます。中学校レベルの英単語だけが使われていますので、初心者にもおすすめです。
簡単な英文をスピーディーにどんどん作っていくのが「瞬間英作文トレーニング」です。内容は「中1レベル」「中2レベル」「中3レベル」の三部構成のため、自分に合ったレベルから始めることができます。英会話のカテゴリーでベストセラー、とても人気のある本です。
この本は文法の問題集で、説明はすべて英語となっています。そのため、ある程度英語ができる人にお勧め。英会話で日常的に使われるフレーズがたくさん載っていますので、パターンプラクティスの練習にも最適です。
シリーズ累計500万部以上というロングセラーです。学校の教材としても数多く採用されています。アメリカで実際に使われている会話表現が掲載されています。実用的で、すぐに使えるフレーズが満載です。パターンプラクティスの練習にも最適ですが、量がお多いため自分に必要な部分を中心に練習するのがお勧め。入門、初級、中級、上級の4冊があります。
入門は英検3級~準2級、初級は準2級~2級、中級は2級~準1級、上級は1級です。自分のレベルに合わせてくださいね。
パターンプラクティスは、簡単ですが効果のある学習法です。パターンプラクティスに適した教材がいくつかありますので本格的に練習をするのならば、購入をお勧めします。
また、一日に何時間もかけてやると長続きしません。毎日、少しずつ練習してみましょう。慣れてくれば考え込まなくても瞬間的に英語が口から出てくるようになります。