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ネイティブの日常英会話例文!!look・see・watch「見る」の違いと使い分け

 

英語で「見る」を表す単語には、Look・ Watch・ Seeの三つがあります。中学校の英語で習うこれらの単語ですが、同じ「見る」でもどのように使い分けをするのだろう?と思ったことはありませんか。ここでは、日本語に訳すと同じ「見る」でも、英語では使い分けの必要なこれら三つの単語について詳しくご紹介します。

目次

look

まず最初はlookです。lookは、何かに意識して視線を向けるという時に使います。そのため、lookの後にはatという前置詞をおいて何に視線を向けているのかということを表すことが多いです。この場合のatは、1点に焦点を当てるイメージです。また後にatを置かず、look単体で使うときは、「見る」でなく「見える」という意味で使います。

She looked at the picture.

(彼女は絵を見つめた。)

⇒lookの後に前置詞atを置き、絵という対象を見つめていることを表します。

Yumi looks sad.

(ユミは悲しそうに見える。)

⇒Lookを単体で使っている例文です。後に形容詞をおいて、形容詞(sad)のように見える、の意味になります。

He looks like MARIO, isn’t he?

(彼、マリオみたいじゃない?)

⇒look like~で、~のように見える、似ているという意味になります。

<look=動かないものをじっと見る>

一般的に、動かないものをじっと見るような時にlookを使います。

 

Look at the blackboard, and listen to me carefully.

(黒板を見て私の言うことをよく聞きなさい)

She was surprised, and looked at me seriously again.

(彼女は驚いて私のことをもう一度まじまじと見つめた。)

I’m just looking.

(見ているだけです。)

⇒これは洋服店などに入り、店員にMay I help you?と書かれた際に「洋服を見ているだけです。(お気になさらずに)」のように答えたい時によく使われる表現です。

<look=主体的に見る>

また、lookは主体的に見るというニュアンスも表現できます。

 

Hey, look at me and listen what I’m saying carefully.

(ほら、私のことをみて私の言うことをよく聞きなさい。)

また、lookは視線を向けるという意味に用いるため、lookの後には方角を表す単語も続くことがあります。look up と言えば見上げるですし、反対ならlook down、また後ろを振り返るときにはlook backも使われます。

When you look to your right side, you can see the beautiful sea.
(右側をご覧いただくと、美しい海が見えます。)