ビジネスマンであれば、会社の上司や取引先とゴルフをプレーする機会もあると思います。仲間内でのカジュアルな場とは打って変わって、上司や取引先とのラウンドはそれなりのマナーを求められるもの。もちろん、ウェアについても同様です。
そこで今回は会社の上司や取引先とのゴルフというシチュエーションに限定して、守るべきウェアに関するマナーをご説明します。
ビジネスマンであれば、会社の上司や取引先とゴルフをプレーする機会もあると思います。仲間内でのカジュアルな場とは打って変わって、上司や取引先とのラウンドはそれなりのマナーを求められるもの。もちろん、ウェアについても同様です。
そこで今回は会社の上司や取引先とのゴルフというシチュエーションに限定して、守るべきウェアに関するマナーをご説明します。
ゴルフの期限は18世紀のイギリスと言われています。以来、ゴルフは紳士のスポーツとして発展し、現在では多くのプレーヤーに楽しまれていますね。
しかし、紳士のスポーツであるからにはそれなりのルールやマナーが設けられていることは言うまでもありません。服装に関しても厳しいマナーが設けられており、マナー違反を犯すと最悪の場合プレーをお断りされてしまうケースもあります。それほどゴルフにとってドレスコードを守るのは大切なことなのです。
また、少しややこしいのですが、ゴルフ場によってもドレスコードが異なります。実はゴルフコースにはメンバーコースとパブリックコースがあり、それぞれ以下のような特徴があります。
会員から集めた資金で運営されているコース。会員権を持っているプレーヤーが優先されます。比較的ドレスコードが厳しく、プレー時だけでなく来場時や退場時でもドレスコードに違反しないようしっかりと準備しておくことが必要です。
会員制ではなくプレー代で運営されているコースです。ドレスコードは比較的緩めですが、最低限のマナーは守る必要があります。
では、服装に関するマナーを細かく見ていきましょう。ますは男性からです。
ゴルフ場への来場時あるいはゴルフ場からの退場時には、以下の点に気を付けてウェアを選んでください。
セミフォーマルなイメージです。ジャケットは必須になります。
材質は問いません。綿でも麻でも大丈夫ですが、無地のジャケットを選ぶようにしましょう。
襟付きのシャツを着用しましょう。プレー時に着るポロシャツでも大丈夫です。
チノパンでOKです。ジャージやジーンズはNG。シャツは中へインしましょう。
革靴などのフォーマルな靴にしましょう。スニーカーやサンダルなどはNGです。
襟付きのポロシャツ+チノパンが基本の服装です。短パンを着用の際は、ハイソックスを忘れずに。また、危険防止の為、キャップ又はサンバイザーを着用しましょう。
気温の変動が激しいため調整できる服装を意識しましょう。
着脱が楽なカーディガンやウインドブレーカーなど、暑くなってきたら簡単に調整できるアウターを着用するといいでしょう。
汗拭き用のタオルを首に巻くのは絶対NGです。吸汗速乾素材のウェアを選び、清潔感と涼しさを両立させましょう。また、いくら暑くても袖をまくってはいけません。
基本的には春と同じです。
厚着するとスイングの妨げになるので、ヒートテックなどのインナーで調整しましょう。また、薄手のダウンベストなども選択肢です。マフラーはNGです。
などです。
次に女性の服装マナーを見ていきましょう。
ゴルフ場への来場時あるいはゴルフ場からの退場時には、以下の点に気を付けてウェアを選んでください。
男性と同じくセミフォーマルなイメージです。ただしドレスを着る必要はありません。
ジャケットが無難ですが、カーディガンなどでも大丈夫なところが多いようです。
襟付きシャツが基本です。ワンピースでも襟付きの物を着用してください。
比較的自由ですが、あまり短すぎるスカートやスウェット・ジャージなどはNGです。
ヒールの低いパンプスが無難です。ミュールやハイヒールはNGです。
男性と異なり豊富なバリエーションが楽しめます。ただし、トップスは襟付きで袖のあるものを着用しましょう。なお、ゴルフ場によってはノースリーブでもOKのところもあるようです。
気温の変動が激しいため調整できる服装を意識しましょう。
Vネックセーターなどをシャツの上に着ると動きやすいですね。また着脱が楽なカーディガンやウインドブレーカーなど、暑くなってきたら簡単に調整できるアウターを着用するといいでしょう。
暑いからと言ってあまり露出する服装を着てしまうとNGです。ミニスカートは膝上10センチ程度までとしておきましょう。なお、日焼け対策を忘れずに。
基本的に春と同じです。
厚着するとスイングの妨げになるので、ヒートテックなどのインナーで調整しましょう。また、薄手のダウンベストなども選択肢です。マフラーやイヤーマフラーはNGです。
などです。
最後に、初心者がよく疑問に思う内容について以下お答えいたします。
ゴルフ専用ブランドでなくともOKです。むしろゴルフ専用ブランドで全身をコーディネートしているプレーヤーの方が少ないですね。ゴルフ専用ブランドは機能性に優れている分価格も高いので、無理して揃える必要はありません。
マナーに違反していなければOKです。ユニクロはプロゴルファーでも着用しており、ゴルフ用に作られたウェアもラインナップされています。価格も安く、手軽にコーディネートを楽しめますよ。
大丈夫です。特に晴れの日は逆光でコースが見えづらい時があるため、サングラスを着用することを推奨します。その場合、動いてもずれにくいスポーツ用のものを用意してください。
バッグについては特にマナーはありませんが、セミフォーマルな服装に合うバッグを選びましょう。スポーツバッグなどでも大丈夫です。
OKです。汗をかいた場合、ハーフとハーフの間で着替えることがあります。夏は予備のウェアを持参しておけば不快な思いをせずに済みますね。
金・銀・メタリック系のウェアは避けたほうがよいでしょう。また、全員緑色のコーディネートだと、ゴルフ場と一体化してしまうので危険です。
かまいませんが、あまり派手なアクセサリーは紛失やスイングの妨げになるので控えましょう。アクセサリーはコース内で紛失すると、まず見つけることが不可能です。
簡単なようで意外と細かな点に注意する必要があるゴルフの服装マナー。基本的に「他人に不快感を与えない」服装を選ぶことを頭に入れておいてください。
なお、服装に関するマナーはゴルフ場によって異なります。コースへ行く前に、そのゴルフ場のホームページなどでドレスコードを確認し準備をするように心がけましょう。