自分の鼻から嫌な臭いがする、皮脂のような汚れのような臭いが気になるという時には蓄膿症になっているかもしれません。
ここでは鼻が臭う原因や解消法、そして考えられる病気について触れていきたいと思います。
鼻の中の臭いが対策を行ってもなかなか改善しないという時は、鼻の病気が関係しているかもしれません。
ここでは鼻に臭いを感じる病気を2種類紹介します。
鼻の悪臭でよく言われるのが、この蓄膿症です。
鼻の奥で炎症が起きている場合になる病気で、風邪や鼻炎がきっかけでかかることが多いです。
副鼻腔という空洞の部分に膿がたまることで蓄膿症になります。
膿から悪臭が出るようになるので膿を取り除くことが肝心になります。
副鼻腔の膿が鼻の奥を通ってくるので臭さを自分でも感じるようになります。
蓄膿症の症状としては、常に鼻詰まりを起こしている、黄色や緑色の鼻水が出ることが多いといった点が挙げられます。
このような症状が感じられる場合には早めに耳鼻科を受診しましょう。
耳鼻科では鼻にカメラを挿入するなどして、鼻の奥の状況を診察してくれます。
その後膿が溜まっているとわかったら膿の吸引や副鼻腔部分へ薬を送り込んだり鼻水や菌の増殖を抑える薬を処方されます。
それでもしょっちゅう蓄膿症を繰り返すということになると、鼻の粘膜を焼くという治療法もあります。
蓄膿症は鼻からの悪臭として有名な病気ですが、臭鼻症と呼ばれる病気によっても鼻から臭いを感じることがあります。
臭鼻症自体あまり聞きなれない症状ですが、別名では萎縮性鼻炎とも呼ばれています。
鼻の粘膜が薄くなることで乾燥し、かさぶたのような塊ができることで雑菌が繁殖して臭いを発するといった病気になります。
この臭鼻症は耳鼻科にいくと医師の目視によってすぐにわかると言われているので、不安に感じたら早めの受診がおすすめです。
臭鼻症は主に10代の人がかかりやすい病気で、40代以降にもなると発症する確立は非常に低くなると言われています。
若い人がかかりやすい病気の1つと言えるんです。
肉の腐ったような臭いを鼻で感じるようになり、呼気とともに外にも出てしまうので周りにも悪臭に気づかれてしまうことが多いです。
また、悪臭に自分が慣れてしまっている場合は周りの人に言われて気づくというケースもあるので、できるなら自分で気づいて早めに治療を行いたいです。
臭鼻症の症状としては、鼻の奥にかさぶたができることで鼻詰まりを感じる、頭痛がする、鼻からよく出血するようになる、嗅覚が鈍くなるといったものがあります。
悪臭とともに上のような症状を感じたら、臭鼻症を疑ってみましょう。
鼻の中から臭いがするという場合には、自分が気づかないうちに病気が潜んでいるケースもあります。
臭いの特徴を見ていると、どれも自分の鼻から発したくない臭いとなっていますがトラブルが起きていると本当に悪臭を放つようになります。
それに自分で気づいてケアができるようにしたいです。
そして、日頃から鼻や口、喉、内臓系で異常を起こさないように健康管理をすることも大切です。
鼻の臭いは鼻からきているだけでなく、その他の部位が関係していることもあります。
鼻の臭いが皮脂や汚れによる臭いかな?
と思って見過ごしていると、うっかり蓄膿症などの病気になっていることもあるので早めのケアが大事です。