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いつまでも健康的で白い歯でいるために!予防歯科をおすすめします♪

 

歯が白いと清潔感があり好印象にも繋がりますよね。

歯は見た目の印象だけでなく、健康維持にも大きく影響を与えます。

口から食べ物を摂り入れ生きていく力としている私たちは、歯の健康によってすこやかな毎日を過ごせられているからです。

健康維持に加えて「将来一本でも多くの歯を残すため」という目的から、予防歯科という考え方が注目を集めています。

こちらでは予防歯科とは何か?をはじめとし、歯科医院で受けられるケア内容や自宅でできるセルフケアの方法など、予防歯科の基本について分かりやすくご紹介します。

予防歯科で美しく健康的な歯を目指しましょう!

目次

予防歯科

はじめに「予防歯科とは一体何か」「予防歯科ではどのような治療が行われるのか」について見ていきましょう。

予防歯科って?

予防歯科とは、虫歯ができてから治療をするのではなく、虫歯を作らないよう歯の健康を保とうという考え方です。

虫歯や歯周病をはじめとした口内トラブルを予防するため、定期的な歯科医院の受診や日頃からのケアの重要性を訴えるものです。

歯科医院というと、口内トラブルを自覚してから受診するイメージがありますよね。

しかしトラブルが生じた後の治療では、あくまでも失った歯を補うためのものです。

当然、もともとあった歯自体は戻ってはきません。

歯の健康を守るためには虫歯ができてしまってからの受診では遅いのです。

むしろ、定期的に歯科医院を受診したり日頃からセルフケアをしっかりと行ったりと、トラブルを予防することこそが大切なのです。

失うと二度とは戻ってこない歯を守り、「歯の健康を保つこと」つまり予防歯科を目的として歯科医院を受診する場合には、どのようなメリットがあるのでしょうか。

メリット

大抵の人が毎日欠かさず歯を磨いているかと思います。

しかし、その歯磨きだけでは虫歯や歯周病を予防できるというわけではありません。

口内環境は生活習慣や体質、歯並びや年齢など様々な要素に左右されます。

日頃の歯磨きが必ずしもそれらに合っているとも限りませんし、そもそも歯磨きの仕方が間違っていることも考えられます。

歯科医院では現在の口内環境に応じたメンテナンスを受けられるほか、人によって異なるトラブルの原因リスクに応じた治療を施してくれます。

加えて、正しいセルフケアの方法やアドバイスを受けられることから、日頃のケアの質も高められます。

歯磨きは口内環境の健康維持には欠かせないことにかわりはありませんが、それだけでは不十分です。

確実に虫歯や歯周病を予防するためには、歯科医院でのプロによる治療を受ける必要があります。

自分に合った内容で確実に予防できることこそ、歯科医院での予防歯科のメリットなのですね。

歯の治療は症状が重ければ重いほど治療に必要な費用や時間がかさんでしまいます。

しかし、予防歯科を心がけ定期的に歯科医院に通院していれば、歯のトラブルの発生を防止しトラブルが起こったとしても初期の段階での治療が可能となります。

つまり、結果的に最小限の治療費と治療時間で歯の健康を保つことも可能となるのです。

このポイントも予防歯科の嬉しいメリットですね。

治療内容

「プロケア」と呼ばれる予防歯科を目的とした歯科医院でのケアでは、主に以下のような診察や治療を受けます。

ご紹介するものは代表的なものではありますが、どれも個人の体質や原因に合った治療で効果を発揮します。

口腔内検査

歯や歯茎の状態をチェックする定期検診のことです。

自覚症状を伴わない初期段階のトラブルを見つけ次第、すぐに治療を行えます。

初期段階の虫歯であれば歯を削らずに治療することも可能なことから、歯本来の健康維持には欠かせません。

また、検査によって「口内環境がどのような状態にあるのか」「虫歯になるとしたらどの歯がなりやすいのか」などが判明するので、予防治療の効果をさらに高められます。

スケーリング(歯石除去)

スケーリングとは、歯周病や口臭の原因となる歯石をスケーラーと呼ばれる器具を使って取り除く治療法です。

PMTC(クリーニング)

プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングの略であるPMTCとは、歯科医師によって歯を綺麗にしてもらう治療です。

普段の歯磨きではどうしても生まれてしまう磨き残しの汚れ。

その汚れをプロの手によって隅々まで綺麗にできるため、治療後には口の中が生まれ変わったようなサッパリ感を得られます。

フッ素コーティング

また、初期段階の虫歯であれば、フッ素コーティングによって失われた歯表面の組織を蘇らせることも可能です。

ブラッシング指導

ブラッシング指導とは、その名の通り正しいブラッシングつまり歯磨きの指導を受けるものです。

口内環境を健康に保つためには、プロケアだけであっても不十分なのです。

正しいセルフケアを並行して毎日行う必要があるからこそ、プロから正しい歯の磨き方の指導を受けるのですね。

予防歯科の始め方

予防歯科を始める際には、一体何から着手すれば良いのかと頭を抱えてしまいますよね。

そこで、予防歯科への第一歩として納得のできる治療を受けられるクリニックや歯科医院を選ぶことからはじめてみましょう。

まず、クリニックの詳細を尋ねたり予約をしたりと電話をかけた際のスタッフの対応を判断材料にしましょう。

スタッフの対応は、そのクリニックの患者への対応が反映されていると言っても過言ではありません。

電話対応が悪ければ、そのクリニックは避けたほうが好ましいです。

納得のできる治療を受けられるかどうかは、歯科医のコミュニケーション能力に左右されます。

「治療について分かりやすく説明をしてくれるか」

「治療の際にいくつかの選択肢を設けてくれるか」

「こちらの質問に対して解説をしてくれるか」

上記のように、治療を進めていくなかで医師とコミュニケーションを取る機会が多く存在します。

その時々でこちらも理解や納得ができるような「患者と同じ視点」を持つ歯科医がいるクリニックを選ぶと安心して治療を受けられますよ。

クリニックを選ぶ際には、そのクリニックが開設しているホームページでのチェックもオススメです。

そのクリニックが掲げる方針、中には治療費も掲載しているところもありますから、最大限に利用してくださいね。

セルフケア

予防歯科では歯科医院での専門によるプロケアと、自宅で毎日行うセルフケアの両立が欠かせません。

特にセルフケアでは、

「虫歯や歯周病の原因となる歯垢を残さず落とす」

「菌の増殖を抑える」そして「歯にフッ素を与える」

ことが大切です。

これらのポイントを踏まえた歯磨きの正しい方法やオススメのアイテムなど、セルフケアについてご紹介します。

歯磨きのポイント!

ポイントを抑えながら正しい方法で毎日の歯磨きを行うことが、自宅で行うセルフケアの基本です。

今日からの歯磨きを見直し、予防歯科の第一歩を踏み出しましょう!

歯ブラシの持ち方と歯への当て方をチェック!

まず、歯ブラシを使う際には持ち方に気を付けましょう。

「ペングリップ」とも呼ばれるペンや鉛筆を握るような持ち方を心がけてくださいね。

包丁を持つように手の全体で包むように持つと、必要以上に力が加わり歯茎を痛めてしまう原因となります。

「ペングリップ」で持ち歯ブラシに力を入れすぎないことが、正しい磨き方へのスタートですよ。

また、なるべく歯茎を傷つけないよう歯ブラシの歯への当て方も大切になります。

ブラシの毛先を直接歯茎に当ててしまえば、当然歯磨きをする度に歯茎に負担を与えてしまうことになります。

そこで、ブラシの根元を下にした歯ブラシの側面を歯茎に当てるように、歯茎の根元の方向から当てる方法がオススメです。

ブラシの毛先を直接当てなくても、側面で十分な歯肉のマッサージが可能となります。

歯ブラシの動かし方や磨く順番にも注意

歯磨きでは歯垢をできる限り取り除き、磨き残しを減らさなければなりません。

そこで、磨く順番や歯ブラシの動かし方を意識してみましょう。

まず、歯ブラシを動かす際には、歯ブラシの幅に収まる約2本分の歯を磨くイメージで細かな動きを心がけてください。

このとき、1ヶ所につき30回ほど軽い力で前後に細かく磨くことがポイントです。

一度の動きで多くの歯を磨こうとすると磨き残しが生まれてしまうので、歯と歯の間をきちんと綺麗にするように細かく磨いていきましょう。

また、磨く順番を頬側の奥歯から順に、反対側の奥歯へと歯ブラシを移動させるように磨いていきます。

次に、反対の奥歯へ行った後には辿ってきた道を再び通過するように裏側を磨いていきましょう。

一筆書きで歯の表面や裏面を磨き終わったら、仕上げに噛む面を磨きましょう。

このように、一筆書きで磨くことで歯の全体を磨くことができ、磨き残しを防ぐことが可能となります。

歯ブラシの動かし方や磨き方を意識するだけでも磨き残しを大幅に減らせられますよ。

歯垢を残さないために!アイテムを使い分けよう

上記のように歯ブラシの使い方を意識するだけでも、多くの歯垢汚れを除去することが可能です。

しかし歯磨きだけでは、歯と歯の隙間にある歯垢を取り除くことが難しいのも事実です。

歯磨きでは取り除けられない歯垢は、デンタルフロスや歯間ブラシ、そしてデンタルリンスを使い分けて撃退しましょう!

デンタルフロス 歯と歯の間に糸を入れてこすり歯垢を取り除きます。「糸ようじ」とも呼ばれています。

歯間ブラシ その名の通り、歯と歯の隙間に入れるタイプの歯ブラシです。

デンタルリンス 殺菌剤をはじめとした薬用成分が配合されている液体です。口に含み隅々まで行き渡らせることができるので、手が届かない部分の洗浄に役立ちます。

デンタルフロスや歯間ブラシを使用する場合には、歯並びや歯の形状に合っているかどうかをかかりつけの歯科医師に相談してくださいね。

どちらもたくさんの種類が展開されていますから、その中から合っているものを選ぶ際の参考にもなりますよ。

フッ素配合のものを選ぶとgood

予防歯科を目的としたセルフケアでは、「フッ素配合」と記載されているデンタルリンスや歯磨き粉を選ぶようにしましょう。

フッ素には歯の再石灰化を促進する効果がありますから、虫歯を防ぎながら歯本来の強度を高められますよ。

まとめ

健康な体と歯を保つためには、「虫歯になってから」という消極的な対処法ではなく「日頃からのケアでトラブルを未然に防ぐ」という予防歯科が大切なのです。

「歯のトラブルが起きてから行く」という歯科医院への認識を改め、予防のための定期的な通院と共に自宅でのセルフケアを両立させて、歯の健康を守りましょう。

日頃のケアへの心掛け次第で、体と歯の健康をこれから先もずっと保ち続けられますよ。