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【関東】安産祈願におすすめな神社・寺とは?お守りもご紹介!

日本に住んでいると、初詣や七五三、受験の合格祈願など様々な場面で神社やお寺に足を運ぶことがあるかと思います。

このような機会は妊娠中にも訪れ、安産祈願として、妊娠5か月目の戌の日に神社や寺に赴き、腹帯をいただいてくるという日本の伝統的な行事となっています。

全国各地に安産祈願ができる神社や寺がありますが、関東地方にも東京の水天宮をはじめとした、有名な神社仏閣が沢山あります。

今回は関東地方で安産祈願におすすめの神社や寺をご紹介します。

目次

【東京】水天宮

東京で安産祈願といえば、もっとも有名といっても過言でないのがこちらの神社。縁結びや子授け、安産にご利益があるとされています。

ご祭神は天御中主大神(アメノミナカヌシノオオカミ)、安徳天皇、建礼門院、二位の尼の4柱です。

天御中主大神は、この宇宙の始まりに現れた最初の神とされ、子孫繁栄の御神徳をもつとされています。

また、安徳天皇は、源平の合戦が行われた壇ノ浦で、その幼い命を散らした天皇です。その際に一緒に海に飛び込んで亡くなった二位の尼と、安徳天皇の母である建礼門院は、特に航海安全、子供を守る力が強いようです。

水天宮は、江戸時代に当時の久留米藩有馬家の藩主が、もともと福岡にあった水天宮を、現在の芝赤羽根橋にあった上屋敷内に分祀したのが始まりとされています。

安産御守りとともに「御子守帯」(みすずおび)を初穂料4000円でいただくことができます。安産祈願のご祈祷は、初穂料5000円となっています。

 

住所:東京都中央区日本橋蛎殻町2-4-1

アクセス:東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅(5番出口)より徒歩1分

東京メトロ日比谷線 人形町駅(A1出口)より徒歩6分

都営地下鉄浅草線 人形町駅(A3出口)より徒歩8分

都営地下鉄新宿線  浜町駅(A2出口)より徒歩12分

※東京駅八重洲口からはタクシーでおよそ15分

TEL:03-3666-7195

境内の開門時間:午前7時~午後6時

神札所:午前8時~午後6時(御守、授与品、縁起物、御朱印などの授与所)

ご祈祷受付時間:午前8時~午後3時30分【但し戌の日は、午後4時まで】

ご祈祷開始時間:午前9時より

※ご祈祷の予約や時間指定はできません。戌の日の昇殿は妊婦のみ。

公式サイト:http://www.suitengu.or.jp/

【東京】子安神社

東京八王子にある子安神社も、安産祈願の神社として有名です。

子安神社は、鎮座1200年を超える古い神社で、奈良時代に、橘右京少輔という人物が、時の帝の皇后の安産祈願のため草創したと伝えられています。

江戸時代には、歴代の将軍から崇拝され、将軍家の象徴でもある「三つ葉の葵」紋を神社の紋として使用することを許可されています。

祀られているのは、木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)、天照大御神(アマテラスオオミカミ)、大山咋命(オオヤマクイノミコト)、素盞鳴尊(スサノオノミコト)、奇稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)の5柱です。

中でも、木花開耶姫命は、火を放った産屋の中で無事に子供を出産したという伝説がある女神です。

困難な状況にあっても無事に出産できるとして、安産を願う多くの女性に信奉されています。

  出典:子安神社

安産祈願では、岩田帯(腹帯)と底抜け柄杓が頒布されています。

底抜け柄杓というのは母体を表し、水が抜けるように安産でありますようにと願いを込め、ご妊婦さまご自身で神様に奉納していただくものだそうです。

岩田帯のみの頒布もあります。晒タイプは3000円、ゴム入りのものは5000円です。底抜け柄杓は2000円です。

御守りは桐箱入りの1500円のものがお薦めです。無事出産した後、へその緒を入れる箱として使うことができるからです。

 

住所:東京都八王子市明神町4-10-3

アクセス:JR八王子駅北口より徒歩5分

京王八王子駅西口より徒歩1分

※車で参拝される方は、甲州街道沿いは裏参道で、表参道の方からお入りください。

TEL:04-2642-2551

ご祈祷受付時間:午前9時~午後3時30分

※ご祈祷の予約や時間指定はできません。

公式サイト:http://koyasujinja.or.jp/index.html

【東京】大宮八幡宮

源頼義が、東北で起こった「前九年の役」に参戦するためにこの地を通りかかった際、大空にたなびく白雲を見たことを「これは八幡大神の御守護のしるしである」と喜び、乱を鎮めた暁には必ずこの地に神社を構えることを誓って、武運を祈り出陣したのが始まりといわれています。

そして、無事に奥州平定を成し遂げた1063年に、京都の石清水八幡宮より御分霊をいただいて神社を建てました。

ご祭神は、第15代目の天皇である応神天皇と、応神天皇のご両親、仲哀天皇、神功皇后の3柱です。

戦勝祈願にご利益があるとされる応神天皇ですが、母、神宮皇后の胎内にいる時から、戦いを勝利に導く御神徳を発揮したといわれています。

身重だった神宮皇后は、朝鮮への出兵をする際、鎮懐石(ちんかいいし)という石をお腹に巻いて出陣し、無事に帰還して御子を出産した伝説があります。

この伝説になぞらえ、神宮皇后を祀る神社は、安産祈願の御神徳があるとして崇敬されています。

  出典:大宮八幡宮

お守りや絵馬はマタニティマークがモチーフとなっています。キーホルダーの代わりにお守りを鞄に付けるのもいいかもしれませんね。

 

住所:東京都杉並区大宮2-3-1

アクセス:京王・井の頭線「西永福駅」下車、徒歩7分。

京王・井の頭線「永福町駅」下車、徒歩10分。

新宿、中野、高円寺などからバスでのアクセスも可能です。

TEL:03-3311-0105(電話受付時間:10:00~17:00)

ご祈祷受付時間:午前9時~午後3時30分

※ご祈祷の予約や時間指定はできません。

公式サイト:http://www.ohmiya-hachimangu.or.jp/