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バストアップのキーポイント!女性ホルモンについて

 

女性が女性らしくあるために必要なものとは何だと思いますか?

ふくよかなバストやくびれ、柔らかな体つきなどさまざまな答えがあるかと思いますが、それらのほとんどは女性ホルモンのおかげで成り立っています。

今回は、そんな女性ホルモンについて、どんなものがあるのかに併せて、バストアップに与える効果などを紹介していきましょう。

目次

女性ホルモンとは

女性ホルモンとは、卵巣で分泌される「エストロゲン(卵胞ホルモン)」とプロゲステロン(黄体ホルモン)」の2つのホルモンのことを指します。

そもそも私たちの身体の中には、100種類以上のホルモンが分泌されており、それぞれ生命維持や健やかな体作りに貢献しています。

女性ホルモンもその一つで、女性の様々な健康状態にかかわっていることが分かっています。

例えば生理痛や頭痛、肩こり、むくみ、冷えなどの体の不調のほか、不安感、イライラ、物忘れなどの心の不調まで、これらすべてに女性ホルモンが関係しているのです。

月経と女性ホルモン

また、女性ホルモンは月経周期によって分泌量を変化させます。

まず脳が卵巣のホルモン分泌を命令するとエストロゲンが分泌され、排卵が促されます。

その後プロゲステロンが分泌され、受精卵を受け入れる準備をするのですが、受精が行われないことで整えておいた子宮内膜が剥がれ落ちます。

これが月経と女性ホルモン分泌の仕組みです。

一生でティースプーン1杯?!

もともとホルモンというものは、少ない量で対象に働きかけることができます。

女性ホルモンも同じことで、一生分で分泌されるのはティースプーン1杯分ともいわれているのです。

ちなみに女性ホルモンの場合、11~12歳の初潮のころ分泌が始まり、37歳頃から減少をはじめ、閉経を迎える50歳頃には分泌を終えます。

実際に、2つの女性ホルモン「エストロゲン」「プロゲステロン」について詳しく紹介していきましょう。

これらは総じて女性ホルモンとは呼びますが、役割も作用も異なるものとなっています。

エストロゲン 卵胞ホルモン

エストロゲンは、月経の終了から排卵前までに多く分泌されます。

「女性らしさを司るホルモン」「美人ホルモン」とも呼ばれており、女性を女性らしくさせるホルモンとして、柔らかな曲線の体つきをサポートするほか、バストアップにも影響を与えます。

また、妊娠に欠かせないホルモンでもあり、卵胞の熟成を促し、精子が子宮内に入りやすくするために粘膜分泌を促進、そして受精卵が着床しやすいように子宮内膜を整える役割も果たします。

そもそもエストロゲンが分泌されている時期は、女性が生き生きと活躍できる時期といわれています。

実際に、精神的にも肉体的にも楽になることで、どんなことも前向きにとらえられるようになるという女性は多くいます。

また、動脈硬化の抑制や骨粗しょう症の予防など、健康面でもいろいろな効能があるのがエストロゲンなのです。

プロゲステロン黄体ホルモン

妊娠しやすい環境を整え、妊娠を継続させる働きを持つプロゲステロンは黄体期と呼ばれる、排卵後の時期に多く分泌されます。

受精が行われなかった場合、月経とともにその量は減少していくのですが、受精や着床がなされた場合は分泌量をさらに増やします。

また、基礎体温を上げる働きもあるほか、利尿作用やホルモンバランスの調整、体脂肪数値を減らすことなど、さまざまな効能があります。

バストとホルモンの関係

上記で紹介した通り、女性ホルモンは柔らかな曲線を描く女性らしい体つきを作り出すために必要不可欠なホルモンです。

中でも、プロゲステロンは乳腺の増殖・発達を促す効果があるので、バストアップにも効果があります。

ちなみにエストロゲンは発達した乳腺周りに脂肪を付ける働きがあるので、総合的に女性ホルモンはバストアップに欠かせないホルモンと言えるのです。

また、バストアップには女性ホルモン以外に欠かせないホルモンがあります。

それが「成長ホルモン」です。

続いては成長ホルモンについて紹介していきましょう。

成長ホルモン

成長期の子供の身長を伸ばすホルモンとしても知られている成長ホルモンは、脳で命令を受け血液中に分泌されるホルモンです。

体内で分泌されることで、私たちの体を構成している無数の細胞が成長し、肉体を構築します。

12~17歳頃分泌のピークを迎えてからは、年齢とともに徐々に分泌量は減少しますが、私たちが生きていく中で必要不可欠なホルモンでもあります。

成長ホルモンの役割

成長ホルモンの主な役割としては、代謝をコントロールすること、そして組織を成長させることの2つです。

代謝をコントロールすることで、脂肪燃焼にも効果があるため、ダイエット効果や免疫力を高める効果も期待できます。

また、12歳頃にバストの乳腺部分にできるラクトゲン受容体に影響を与えることで、乳腺を発達させることも可能です。

そのほか、成長ホルモンがバストの垂れを防いでくれる効果があります。

先述したように代謝をコントロールすることで、バストアップのために環境を整えてくれる効果もあるので、成長期を過ぎた後でも十分に分泌を促進させることができればバストアップ効果が大きいと考えられます。

ホルモンバランスが崩れると

先述したように、ホルモンは私たちの体の中で健康・美容面においてさまざまな効能を発揮しています。

では、ホルモンバランスが崩れるとどうなるのでしょうか。

詳しくみていきましょう。

そもそも女性ホルモンの乱れとは、エストロゲンとプロゲステロン分泌のバランスが取れていない状態のことをいいます。

これには「自律神経の乱れ」「セロトニン不足」「卵巣の疲れ」などが原因として挙げられます。

自律神経の乱れ

自律神経が乱れることで、めまいや冷えなどの症状がみられます。

そのほか、月経痛や頭痛を引き起こしやすくなります。

セロトニン不足

セロトニンというホルモンが不足することで、精神的に不安定になります。

イライラしたり食欲が無くなったりと、さまざまな影響がみられます。

卵巣疲れ

卵巣機能が低下することで、ホルモンバランスが乱れやすくなります。

なかにはプロゲステロンが過剰分泌されることで、おりものが増加するほか下腹部の痛みを訴える人もいます。

ホルモンバランスが崩れると…

ホルモンバランスが崩れることで、月経痛や精神的な不調などの月経異常のほか、ニキビなどの肌荒れ、肥満、不妊などを引き起こしやすくなります。

これらの症状に心当たりがある人は、日常生活を見直す必要があります。

ホルモンバランスの崩れを予防・改善するには、食生活の改善が効果的です。

バランスの良い食事を心がけ、女性ホルモンに似た働きを持つ大豆イソフラボンや植物性・動物性たんぱく質などを適切に摂取するようにしましょう。

もし食生活の改善が難しいのならば、サプリメントの摂取もおすすめです。

ホルモンバランスを整えることで、バストアップにも効果が期待できます。

特に女性ホルモンは、量を増やしすぎると逆に不調を招くこともあるので、あくまでバランスを整える工夫をすることが大切です。

まとめ

いかがでしたか?

女性ホルモンはバストアップだけでなく、女性にはいろいろな面で必要不可欠なものでもあります。

どうしても日常生活が乱れるホルモンバランスも乱れやすくなってしまうので、バストアップのためにも規則正しい生活を心がけてみてください。