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産後・卒乳後のバストケアは大事!ママになっても美バストをキープ♪

 

女性の身体は妊娠・出産の際に大きく変化します。

特にバストは影響を受けやすく、サイズも大きく変わるため、変化が目に見えてわかります。

また、産後・卒乳後はバストサイズがどんどん小さくなっていくため、きちんとしたバストケアを行うことが大切です。

今回は、そんな妊娠後のバストの変化や原因、バストケア方法などを詳しく紹介していきたいと思います。

目次

産後のバスト

妊娠すると、膨らんでいくお腹に気をとられがちですが、バストも大きな変遷期に入ります。

まずは妊娠中に起こるバストの変化や、その原因についてみていきましょう。

バストの変化

妊娠初期

バストは妊娠初期にはすでに大きくなり始めていきます。

平均的には、妊娠7か月で1カップ大きくなるといわれており、このころになるとマタニティブラを購入し、身に着けることが必要になります。

出産後

バストサイズがピークになるのが出産後です。

出産後は、授乳のために母乳が大量に作り出されるようになるのですが、おおよそ産後2日目あたりからハリも出て、パンパンになります。

なかには、バストのハリがひどすぎて痛みを感じる人も多いようです。

ちなみにバストはこの時、平均して2カップ以上サイズアップするといわれています。

授乳中~卒乳

授乳中は、ハリもサイズも維持され続けます。

しかし赤ちゃんが卒乳することで、母乳を作るための乳腺が衰え始めます。

その後は1年ほどかけてバストは元に戻っていくのですが、なかには妊娠前よりもバストが小さくなってしまう人もいます。

これは、乳腺の機能が衰えたことで、脂肪も減ってしまったことに原因があります。

また、バストサイズが変わらなくても、ハリが無くなった、しぼんでしまった、垂れてしまったなどの症状が出ることもあります。

気にしないで

ここまでバストのサイズに焦点をあてて妊娠~卒乳の変化を紹介しましたが、もちろん変化はそれだけではありません。

実はバストの位置や質感、色など、いろいろな面で妊娠前とは差が出るということあるので、もしそういった変化が見られてもあまり気に病む必要はありません。

しかるべきバストケア方法を実践すれば、改善は期待できます。

なんで変化するの?

そもそも妊娠~卒乳にかけて、どうしてバストは変化するのか、その理由を詳しく紹介していきましょう。

妊娠することによって、女性のバスト内で乳腺が発達し始めます。

これにより、乳頭間隔が広くなり、バストが倍以上に大きくなります。

しかし、授乳後は乳腺の発達が衰え、バストサイズも小さくなることは先ほど紹介した通りです。

なんで授乳後は衰えるの?

ではなぜ、授乳後は乳腺機能が衰えてしまうのでしょうか。

これには、乳汁分泌ホルモンである「プロラクチン」が関係しています。

プロラクチンはその名の通り母乳を分泌するためのホルモンで、乳腺発達を促します。授乳中はプロラクチンが分泌され続けているのですが、赤ちゃんが母乳を飲まなくなるとプロラクチンの分泌は止まり、乳腺の発達も進まなくなります。

そして最終的に、乳腺がしぼんでしまい、機能面でも衰えるようになるのです。

また、バストが一時的に大きくなったことで、バストを支える役割を持つクーパー靭帯が伸びきってしまい、元に戻らなくなることも、バストが垂れてしまう原因となります。

クーパー靭帯は伸縮性のある組織ですが、いったん伸びきってしまうと元に戻るのは難しいのです。

睡眠不足でバストダウン?!

一方で、産後に陥りやすい睡眠不足も、バストのサイズダウンの原因と考えられます。

赤ちゃんのなかには、1晩中ぐっすり眠って夜泣きもほとんどない子もいれば、1時間おきに授乳を求め泣きわめく子もいます。

その場合、ママは夜泣きの度に起きて授乳をする必要性にかられ、睡眠不足にもなりやすく、不規則な生活を送るようになりがちです。

そうなると、成長ホルモンの分泌が阻害され、バストを育てるために必要な条件が揃わなくなってしまうのです。

きれいなバストを保つには

卒乳後は、妊娠前とは違う自分のバストの変化にショックを覚える女性も多くいます。

上記で紹介したようなサイズダウンや垂れ、しぼみのほか、くっきりと授乳線が出てしまう、皮膚にシワができてしまうなど、人によっても違いますが、何らかの変化はみられることでしょう。

しかし工夫次第では、卒乳後もきれいなバストを保つことも可能です。

妊娠~卒乳にかけて、それぞれするべきバストケアをそれぞれ見ていきましょう。

自分に合ったブラジャーを身に着ける

妊娠~卒乳にかけて、それぞれ自分に合ったブラジャーを身に着ける必要があります。

妊娠後期にはマタニティブラを身につけ、バストを保護してあげましょう。

授乳初期には授乳ブラを使用する人も多いかと思いますが、外出するようになったら、しっかりとサポート力のある通常のブラジャーを身に着けることをおすすめします。

そもそもサイズの合わないブラジャーを身に着けることによって、バストには負担がかかります。

ブラジャーのサイズが小さすぎると形が崩れますし、大きすぎても脂肪が特に流れやすくなってしまうのです。

したがって、特にサイズ変化がおこりやすい妊娠~卒乳にかけては、しっかりとその都度合ったサイズのブラジャーを身に着ける必要があります。

また、授乳期は特にバストが張るので、寝ているときもノーブラで過ごすという人も多いのではないでしょうか。

しかし、ノーブラだとクーパー靭帯が伸びきってしまいやすいため、バストが垂れる傾向にあります。したがって、寝ているときはナイトブラを身に着けるようにしましょう。

バランスのとれた食生活を心がける

授乳期は特に、母乳のために栄養をたっぷり取る必要があります。

また、授乳期は痩せてしまうことが多いため、育児のための体力をつける面でも、しっかりと食生活に気を配る必要があるのです。

したがって、バランスのとれた食事を3食しっかり摂取するようにしましょう。

3食の中に、バストアップに効果的な食材といわれている大豆製品やキャベツなどを組み込むと、さらにバストケアとして効果的です。

バストマッサージを行おう

出産後、美しいバストを維持するためにはバストマッサージが有効です。

特に血行が良くなる入浴後、保湿クリームやオイルを塗った後に行うと効果的なので、ぜひ実践してみてください。

  1. バストの上半分の皮膚を、首に向かって引っ張るようにマッサージする
  2. 左右の手を交互に動かし、バストの下から上へと5回ほど持ち上げるようにマッサージする
  3. 左右の脇の脂肪を真ん中に寄せるようにして5回ほどマッサージする
エクササイズや筋トレも効果的

卒乳後、美しいバストを維持するためにはエクササイズや筋トレも効果的です。

具体的な方法は以下の通りです。

  1. 背筋を伸ばし、両手を胸の前で合わせ、押し合う
  2. 両腕は直角に保ち、息を吐きながら行う
  3. 15秒キープしたら、元に戻す
  4. 10回ほど繰り返す

こちらは立ったままでも座ったままでも行えるので、ぜひ気が付いたときに実践してみてください。

また、筋トレとしては腕立て伏せがおすすめです。

腕立て伏せで大胸筋を鍛えておくと、バストの垂れやしぼみを防ぐことができます。

まとめ

いかがでしたか?

妊娠してから卒乳するまで、バスト以外にもママの悩みは尽きません。

しかしバストは自分でケアすることで、予防も改善もできるので、ぜひ無理のない程度に実践してみてください。