「お腹も痛いし気分も悪いし最悪・・・」生理中はこんな風に思う女性は多いのではないでしょうか。確かに生理中は、何かと不調気味になりますし、女性にとってゆううつな期間ですよね。
そこで今回は、嫌な生理期間を少しでも快適に過ごすために、清潔面、食事面、運動面などから気を付けたいことや対処法などを紹介していきたいと思います。
「お腹も痛いし気分も悪いし最悪・・・」生理中はこんな風に思う女性は多いのではないでしょうか。確かに生理中は、何かと不調気味になりますし、女性にとってゆううつな期間ですよね。
そこで今回は、嫌な生理期間を少しでも快適に過ごすために、清潔面、食事面、運動面などから気を付けたいことや対処法などを紹介していきたいと思います。
そもそも生理中に、女性の体内でどんなことが起こっているのかご存知でしょうか?
生理の間、体内では昼夜休まず子宮内膜が剥がされ、それが体外へ排出され続けています。
目で見ることはできませんが、実はとても大変な作業がずっと続いていることで、身体には大きな負担がかかっているのです。
したがって、生理痛の有無にかかわらず、生理中はできるだけ安静に、体を休めることを第一に考える必要があります。
生理中はどうしてもデリケートゾーンのかぶれやかゆみが気になるという人も多いはず。そこでまずは清潔面に関して、生理中に気を付けたいことを見ていきましょう。
生理中は、量が少ない日でもこまめにナプキンを取り替えるようにしましょう。量が少ない日だからといって、長時間同じナプキンをあてたままにしておくと、湿気がたまりカンジダ菌などのカビが発生しやすくなります。
また、ナプキンも自分の肌質にあったものを探して、つけ心地を重要視することも大切です。ナプキンは決して高価なものではないので、出血量に応じて当てるものを変えてみても良いでしょう。
また、どうしてもデリケートゾーンがかぶれてしまうという人は、布ナプキンもおすすめです。
布ナプキンは自分でその都度洗濯しなければならないという手間もありますが、つけ心地はとても良いですし、肌トラブルの心配もありません。
もちろん布ナプキンの場合も、こまめにとり替えることが大切です。
生理中はお風呂に入らないほうが良い、という声も多く聞きますが、実は条件さえ守れば入浴は問題ありません。
まずは清潔なお湯につかること、そして長風呂はしないことが条件として挙げられます。
清潔なお湯に入って身体を温めることで、血行が良くなり生理痛などが緩和できます。
一方で、生理中はどうしても免疫力が下がってしまい、雑菌に弱くなるので、大衆浴場や銭湯、スパなどではシャワーのみの使用にしておきましょう。
生理中はデリケートな部分に湿気がたまりやすくなることで、普段より雑菌が繁殖しやすくなっているうえ、膣内の抵抗力も落ちているので、雑菌やウイルスが侵入しやすくなっています。
また、生理1~3日目はセックスをすることで古い血が逆流してしまい、子宮内に残ってしまうこともあります。
恥ずかしいかもしれませんが、しっかりと意思表示し説明することで彼もわかってくれるはず。
2人の今後のためにも、生理中はセックスは控えるようにしましょう。
続いては生理中の過ごし方として、食事面で注意したいことをいくつか紹介していきましょう。
生理の時はどうしても出血が多くなるので、貧血になりやすくなります。
貧血がひどくなるとめまいなどの症状が現れることもあるので、できるだけ鉄分やたんぱく質を多く含む食事を摂取するように心がけましょう。
鉄分やたんぱく質はひじきやレバーなどに多く含まれています。
生理中でも、どうしても仕事関連や友人との飲み会でお酒を飲まざるを得ない状況はできてしまうかもしれません。
しかし、アルコールは出血を促進する作用を持っているので、できるだけ生理中はお酒を控えるようにしましょう。
もしどうしても飲みたくなっても、食前酒程度に抑えておく方が賢明です。アルコール以外にも、冷たい飲み物や刺激物は生理中は控えるようにしましょう。
先述したように、生理中は身体の中で大変な作業が行われています。
そのため、生理中はできるだけ身体の負担になるようなことは控える必要があるのです。運動に関しては、激しい運動は身体の負担になるだけでなく、ホルモンバランスの乱れも引き起こしやすくなるので、控えておいたほうが良いでしょう。
一方で、軽い運動として、ヨガやストレッチなどを行うと、血行を促進し生理中の不快な症状を和らげてくれる効果があります。
もちろん生理痛がひどいなか、無理に行う必要はありません。自分の体と相談しながら、無理のない程度に行うようにしましょう。
生理中は、生理痛だけでなく吐き気、下痢、鼻血など、いろいろな症状が現れやすくなります。
これは身体全体の抵抗力が落ちている証拠で、実際に自分の一番弱い場所に症状が現れてしまう傾向にあるようです。
身体を労わるという面からも、生理中はしっかりと休息をとることがとても大切なのです。
最後に美容面に関して、生理中に気を付けたいことをいくつか紹介していきましょう。
生理中はお肌も非常に敏感になっているので、新しい化粧品を試したり、普段とは違うものを使ってしまったりすると肌トラブルを引き起こすこともあります。
普段からお肌が敏感な人だけでなく、普通肌の人でも生理中はいつも以上に肌をいたわってあげることが大切です。
先述したように、生理中はお肌が非常に敏感になっているため、ムダ毛処理もできるだけ控えておく方が賢明です。
無理にカミソリや脱毛器でムダ毛処理をしてしまうと、毛穴に赤いぶつぶつができてしまうほか、赤く腫れてしまうこともあります。
したがって、ムダ毛処理は生理が始まる前に済ませておいて、生理が終わるころに再度行うようにしましょう。
もしどうしてもムダ毛処理をしないと追いつかない、という人は、その後の保湿ケアをしっかりと行うことが大切です。
また、カミソリも古いものを使うと雑菌が付着していることで炎症を起こす原因になりますので、できるだけ新品のものを使うことをおすすめします。
生理前から生理が終わるまでは、冷たい水ではなく白湯を飲むようにしましょう。朝晩に白湯を1杯飲むことで、身体を温めてくれるほか、腸内を整え、生理痛を緩和してくれる効果も期待できます。
生理痛がひどいときは特に、どうしても背中を丸めて猫背になってしまいがちですよね。
しかし実は、猫背になると血流を悪化させてしまい、逆に生理痛が悪化してしまうことがわかっています。
そこで普段から猫背の人に特におすすめしたいのが、寝る時にタオルを挟む方法です。
尾てい骨あたりにタオルを折りたたんだものを置いたまま寝ることで、寝ている時と起きた時に生理痛の緩和につながります。
また、寝ている時以外でも、生理痛に効果的なポーズを実践してみましょう。
一見だるまのように見えるこの姿勢を1分間キープすることで、子宮の収縮を抑え、生理痛の緩和に効果があります。朝、生理痛がつらくて起き上がれないときや、お昼寝のときなどにぜひ実践してみてください。
いかがでしたか?つらい生理痛があるだけで気分が落ち込んでしまいがちな女性も多いかと思いますが、自分なりに生理中の過ごし方を工夫することで、生理痛やその他の不快な症状を緩和できることもあります。
ぜひ今回紹介したことを踏まえて、生理中を有意義に過ごしてみてください。