生理前は誰しもイライラしたりお腹や頭が痛くなったりなど、体の中で戦争が起こっているように多種多様な体調不良に襲われます。
どうして自分だけこんなに辛いのと思うかもしれませんが、実は非常に多くの女性がこのイライラや体調不良に悩まされ、それぞれ治そうとしているのです。生理前だからイライラするなんて、同僚にはなかなか言えませんよね。
仕事中にイライラすると集中力も落ちるし、小さなミスも連発してしまい良いことなんて一つもありません。今回は、生理にとらわれない快適な1ヶ月を過ごすために、生理前の嫌な症状(PMS)を緩和させるために絶対知っておくべき方法について詳しくご紹介いたします。
PMSの症状は150種類!?その中でもイライラがもっとも多い!
生理の3~10日前から気持ちが落ち着かなかったり体調が優れないのは「PMS」が原因です。PMSは「月経前症候群」とも呼び、生理前なのに頭痛や腹痛、イライラなどが出る状態がまさにPMSなのです。
PMSの原因は、まだ100%解明されていませんが月経による女性ホルモンの急激な変化による影響がもっとも有力な原因説になっています。症状も個人によってまったく異なり、本人自身がPMSだと認識をしていないことも珍しくありません。
PMSの症状は150種類!?その中でもイライラがもっとも多い!
- 急激な眠気
- 胸が張って痛い
- 食欲増進
- 積極的になるなど気分が高まる
- 寂しくなるなど気分が落ち込む
腹痛や頭痛、肌荒れなどは生理前のよくある症状で有名ですが、PMSは急に眠くなるなど普段の生活では表れない症状もでます。この他にもPMSの症状は様々で、現在では150以上の症状があると考えられています。
そして、その中でももっとも多くの女性を悩ませている症状がイライラ、イライラが原因による人間関係のトラブル、自己嫌悪になります。
PMSの症状は女に生まれたことを後悔するほど辛いもの。少しでも症状を和らげるための解決策を知りましょう。
PMSになりやすい人の特徴
PMSを経験したことのある女性は症状の重さを問わず、なんと女性の約80%にも及びます。中にはPMSのような症状を全く感じたことも無い方もいらっしゃいますが、こんなタイプの女性がPMSになりやすいとされています。
- 人にやさしいまじめタイプ
- 生活が不規則
- ストレスを溜めこみやすい
- 強いこだわりを持っている
- 自分に厳しい完璧主義
PMSは、体の症状だけではなく心の症状もあらわれます。
そんなときに真面目で心の優しい方は、自分に性格に問題があると責任をすべて背負い込もうとしてしまいます。
でも、それは間違い、すべてはPMSのせいですので正しい解決策を知り、少しずつから対策をしていきましょう。
PMSは悪化するため放置厳禁!PMDDへ進行
「生理前は具合が悪くなるものだからしょうがない」と思っている方は、特に注意です。PMSを放っておき具合が悪いままでいると、そのまま悪化して「PMDD」に進行する可能性があります。
PMDDとは「月経前気分障害」であり、イライラだけでなく極度な精神の揺らぎに加え、日常生活に支障をきたすほどの頭痛や腹痛など、身体的・精神的なダメージが強い症状を指します。
また重度の鬱や自殺願望があらわれるなど、生命を脅かす可能性もある非常に危険な状態へ発展します。
PMSとの見分けは難しいですが、すぐにでも病院に行って治療してもらいたいと思うほどのPMSであれば、PMDDの可能性があります。
PMSやPMDDは病気です。
しっかりと症状と状態を自覚して、早めの対応を心がけるようにしてください
PMSの解消法をチェック!
生理前の体調不良は、その軽重種類が個人によって大きく異なります。胸が張り眠気が酷くなる方もいれば、生理前なのに生理中のようにお腹が痛くイライラが治まらない方など様々です。症状は人それぞれでも、PMSの対処法や予防は単純なことで緩和できるのです。一つずつチェックしていきましょう。
毎日軽い運動をする
PMSを少しでも良くするためには、軽い運動が効果的です。代謝を促したり気分転換にもなりますので、症状の緩和が期待できます。ウォーキングなど外に出る運動でなくても、部屋でできるストレッチや心呼吸をするだけでも効果的です。
ですが、PMSの症状で悩まされている真っ最中はストレッチすらもできません。運動はPMSの立派な対処法ですが、現実的な対策とはいい難い部分もあります。
ストレスを溜めないようにする
PMSやPMDDは精神面の負担からも来るため、普段からストレスを溜めず気楽に過ごすことも症状緩和の手段にはなります。
しかし、ストレスは自分でコントロール出来るものではなく、ストレスを溜めこまない生活こそ運動よりも現実的ではありませんよね。日常生活の中でストレスを避けることを意識しすぎて、それが新たなストレスにも発展します。
せめて日頃のストレスは定期的に解消できるように、休日は思いっきり好きなことをして一日中楽しく過ごすことを目標としてみてください。
医薬品を使う
病院で薬を処方された薬を飲むことが今のところ一番効果のある方法です。しかし、薬には副作用が付きものです。薬のおかげでイライラは収まったけれど胸のムカムカが止まらないなど、意図しない反作用があらわれてしまうこともあります。
個人の体質によって大きく異なりますが、意外と薬は副作用が出ることも多いため、深刻でないPMSならば別の方法で対処することをおすすめします。
食生活の改善する
PMSの辛い症状を和らげるには、食生活を変えることも大変有効です。
体の調子が悪い時はイソフラボンやビタミンB群を、イライラなど心が不安定な時はカルシウムやマグネシウムを多めに摂りましょう。
また、朝が弱く、朝ごはんを食べていない方はいませんでしょうか?
朝食抜きで仕事に行くと、エネルギーが補給されていない状態で消費だけされていくので、直接イライラに繋がる原因ともなります。ただでさえPMSや生理中は無駄なエネルギーが消費されますので、食事は3食きっちり食ることをおすすめします。
反対に、アルコールやカフェイン、塩分の摂取は普段より控えめにしましょう。
ホルモンバランスを意識した食事を心がけることはPMSの良い解決方法ですが、毎日栄養や成分を考えた食事を作るのはとても大変です。
どちらの対処法にもメリットもあればデメリットもあり一長一短の対策といえます。
そこでnanairo 編集部がおすすめするPMS対策は、サプリメントを活用することです。
生理前のイライラにはサプリがおすすめ!その理由とは
サプリメントを使うくらいならば薬のほうが効果も確実で良いと思われがちですが、実はサプリには薬には無いメリットがいくつかあるのです。サプリと薬の違いを知り、自分にどちらが合っているか確認しましょう。
水さえあればどこでも使用できる
サプリメントならば水があればどこでも飲めるため、仕事中や外出時にもサッと使え手間も全くかかりません。これは薬でもサプリでも共通のメリットですね。近頃はパッケージも可愛いものが多いので、仕事場や外出先にパッケージのまま持っていっても恥ずかしくないものばかりです。
副作用のリスクが無い
サプリの大きなメリットは、薬と違って「副作用のリスクが無い」ことです。薬でPMSの症状は収まったけど、仕事中に猛烈な眠気が襲ってくるようではあまり意味がありませんよね。サプリメントはあくまで健康食品であるから、通常ならば副作用の危険性はありません。ただ、使用原料によっては副作用が出る可能性のあるサプリもありますので、チェックする必要があります。
乱れがちな栄養バランスも同時サポート!
病院処方の薬は生理前の体調不良に直接かかわる成分のみの配合であり、栄養剤も追加で貰うとなると費用も掛かり薬の量が増えてしまいます。
PMS対策のされたサプリのほとんどは、食事で不足しがちな栄養をしっかり補給できるようビタミンやミネラルなどの成分も含まれています。毎日の食事の栄養バランスに自信がない方は、特にサプリの使用をおすすめします。
ただし、PMSサプリと一言で言っても数え切れないほどの商品がありどれを選んでよいか分からない方も多いと思います。
PMSサプリメントの正しい選び方
実際に自分の生活スタイルや症状に合う方法で対処していくためには、PMSサプリの正しい選び方を知る必要があります。何を選んでよいかわからない方は、この4つを抑えておけば実感できないハズレサプリを引くことはありません。
これだけは欠かせない2大成分配合
PMS対策サプリを選ぶのでしたら、材料に「ピクノジェノール・チェストベリー」のどちらか(両方ならなお良し)が配合されているサプリがおすすめです。
ピクノジェノールとはフランスに生息する松の樹皮から抽出したエキスのことで、ポリフェノールを多く含んでいるため生活習慣病の予防や子宮内膜症・月経困難症への期待されている成分です。
さらに、ポリフェノールは抗酸化作用もあるため、美肌効果やしわ予防にも効果的です。まさに女性のための成分ですので、是非ここで名前を覚えていただきたいです。
チェストツリーは草食動物のメスが妊娠中に食べているハーブとして発見されたもので、人が使っても副作用が確認されないことからどんどん人間の生活にも浸透していきました。
チェストツリーは、イライラや不安感など不安定な心をサポートする効果があります。生理前の症状で多くの人が経験している胸の痛みやハリを緩和する効果も期待できるため、生理前に心が不安定になってしまう方はチェストツリーの含まれたサプリを選ぶことをおすすめします。
サポート成分が充実している
サプリメントは、メイン成分一本で勝負するものからサポート成分が充実して多方向から補助するものまで様々です。生理前の辛い症状は多くの栄養が足りていないことも原因の一つとして挙げられますので、サポート成分は充実しているものの方が効果が期待できます。
特に「ビタミンB6・カルシウム・マグネシウム・鉄」が含まれているものがおすすめです。例えば、現在鉄サプリを使っている方は、同量程度の配合量で他の成分も含まれたサプリを探してみてはいかがでしょう。
毎日続けられる手ごろな価格
サプリメントは毎日続けるものですから、家計の負担にならない価格の商品を選びましょう。どんなジャンルでもサプリの価格は上から下まで幅が広いですが、値段が高いといって効果があるとは限りません。あまりに安すぎるサプリは添加物や副作用のある原料が含まれている可能性が高いですが、高いからといって信用して調べずすぐ購入しないでくださいね。
安全性が確認できる
サプリの安全性は、原料や製造工場で確認しましょう。通販で人気の商品は自然素材のサプリが多いですが、残留農薬や放射能検査は行われているか、工場はGMP認定であるかなどが確認のポイントです。
GMP認定は、厚生労働省の定めたガイドラインに沿って、品質管理についてをチェックし認定されます。GMP認定のある工場は衛生的であり安全性が高いと考えて良いでしょう。
おすすめの厳選PMSサプリをご紹介
今回は「効果の期待できる成分配合・安全の確認できる・続けやすい価格」のPMSサプリを厳選して4つご紹介いたします。どれもサポート成分で個性があり、そのサプリにしかない特徴もありますので、
見逃さずチェックしてください。
Dr’sピクノジェノール
初回価格 | メイン成分 | サポート成分 | 安全性 |
4914円※ | ピクノジェノール・チェストツリー |
◎ |
◎ |
ピクノジェノールとチェストツリーがどちらも贅沢に使われているのが一番大きいポイントですが、医師監修サプリであることも見逃せません。工場や素材の安全性も販売ページで確認でき、かつ安全性を重く見る医師の指導のもと、アレルギー物質不使用を貫いているサプリです。
サポート成分も多めでありビタミンB群をはじめとする、生理前の嫌な症状に必要なカルシウムやマグネシウムなどが的確に配合されています。鉄や葉酸も入っていますが、個人的には生理前の体の冷えをサポートするジンジャーエキスが含まれているところも評価したいです。
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