嬉しい♡美容のためと思って食べてたヨーグルトが生理痛にも効果抜群♡
高い整腸作用が特徴のヨーグルトは、便秘解消や美容のために食べる習慣を摂り入れている女性も多いはずです。
実はそんなヨーグルトは、生理痛にも嬉しい効果を発揮してくれるのです♡日頃からヨーグルトを食べている方は生理痛に嬉しい効果を高める食べ方を、ヨーグルトをあまり口にしない方でも生理痛を和らげるために食べる習慣を取り入れてみませんか?
こちらでは、ヨーグルトから生理痛への嬉しい効果とその理由のほか、効果的な食べ方や食べるタイミングについてご紹介します。
便秘の悩みを解消しながら、月に一度の生理痛も和らげて健やかな毎日を目指しましょう。
目次
ヨーグルトの効果
1.吸収されやすいカルシウム
ヨーグルトに豊富に含まれているカルシウムは、製造に使用される乳酸菌によって分解され、タンパク質や乳酸と結びついて吸収されやすい状態になっています。
そのため、効率良くカルシウムを摂取できるほか、牛乳でお腹を壊す方でも安心して口にできるようになっています。
カルシウムというと骨や歯を丈夫にしたりイライラを和らげたりといった作用がある栄養素として知られていますよね。
それだけではなく、ホルモン分泌を円滑にする・筋肉の興奮を調整する・出血時に血を固めるなど、様々な方面に効果を発揮します。
特に、ホルモン分泌を円滑にしてくれる働きでは、女性ホルモンのバランスを整える効果が期待できます。
2.エネルギー代謝を高めるビタミンB2
ヨーグルトに豊富に含まれているビタミンB2は、体の中に蓄えられている脂質のエネルギー消費を促進する働きがあります。
そのほかにも抵抗力の向上や、皮膚・爪・髪の発育を高めるという効果も。
髪や皮膚そして爪の健康に関わることから、別名「美容のビタミン」とも呼ばれています。
3.腸内環境を整える乳酸菌
ヨーグルトの代名詞とも言える乳酸菌には、腸内にあるビフィズス菌と呼ばれる善玉菌を増やし、悪玉菌を減らす働きがあります。
体に有害な物質を取り込んだり分解したりする善玉菌が増加すると、体には嬉しい効果が!
腸内環境が健やかな状態へと改善されるほか、老化や生活習慣病予防に効果を発揮します。
生理痛にいい理由
生理痛を悪化させる原因として挙げられるのが、「ホルモンバランスの乱れ」「体の冷え」「悪い血行状態」になります。
上記でご紹介しました栄養素を含むヨーグルトは、上記の原因にそれぞれアプローチすることから生理痛への嬉しい効果が得られるのです。
以下では、ヨーグルトが生理痛に良い具体的な理由についてご紹介します。
1.カルシウムが生理の不快な症状を緩和
生理中にはヨーグルトが排出されやすいため、イライラや不安定な精神状態が引き起こされているとされています。
ヨーグルトに含まれるカルシウムは、先述の通り吸収率が高いのが特徴。
そのためヨーグルトは効率良くカルシウムを摂取でき、生理時の精神的な不調や生理痛を和らげる効果が得られるのです。
2.便秘解消で血行改善
生理中には便秘になりやすいですよね。実はこの便秘が生理痛の悪化に繋がるのです。
まず、便秘の状態になると、体内の余計な水分や老廃物を排出するという腸本来のデトックス効果を低下させてしまいます。
デトックス効果の低下が生じると、体内にどんどん余分な水分や老廃物が蓄積されていきます。
すると、代謝が悪くなり血の巡りもスムーズに行われなくなり、結果として血行不良に陥ってしまうのです。
血行不良は生理痛を悪化させるだけでなく、体内で発生させた熱をうまく運べないことから体の冷えをも引き起こします。
つまり、血行不良や体の冷えを引き起こす便秘を解消することのできるヨーグルトは、間接的に生理痛の緩和に非常に役立つのです。
効果が発揮されやすい食べ方やタイミング
上記の栄養素や働きから生理痛の緩和に効果を発揮するヨーグルトですが、その効果をさらに高めるためには食べ方やタイミングに気をつける必要があります。
生理痛の緩和を目的としてヨーグルトを食べる習慣を始める際には、以下のポイントを踏まえましょう。
ホットヨーグルトでの食べ方がベスト
冷蔵保存されているヨーグルトは、そのままの状態だと冷たいですよね。
体の冷えは生理痛が悪化する原因の1つですから、口にする食べ物や飲み物から体を冷やさないよう工夫することも大切です。
そこで、ヨーグルトを冷たいままではなく、ホットヨーグルトとして食べるようにしましょう。
ホットヨーグルトとは、その名の通り温かいヨーグルトのことです。
作り方は、耐熱容器に150~200gのヨーグルトを入れ、ラップをせずにレンジで500wで40秒ほどチンするだけ!
38~40度の人肌程度の温かさがベストですから、温め過ぎには注意してくださいね。
ヨーグルトを体温と同じくらいの38~40度ほどに温めると、乳酸菌の活動が活発に!レンジで1分程度チンするだけのひと工夫で、乳酸菌から得られる効果をさらに高められるのです。そのほか、カルシウムの吸収率をさらにUPさせられます。
体を冷やさずに済むだけでなく、乳酸菌やカルシウムの効果を高められるホットヨーグルトはまさに一石二鳥!
生理痛緩和のためにヨーグルトを食べるのなら、是非ホットヨーグルトで召し上がってください。
食べる回数やタイミングもポイント!
何事も食べ過ぎは禁物であるように、ヨーグルトも生理痛緩和に良いからと食べ過ぎではいけません。
「4個入り1セットのヨーグルトを、1日に1個食べて4日で消費しよう」「週に◯回までにしよう」と量を決め継続的に食べる習慣を身につけましょう。
料理や飲物から乳製品を摂取する場合には、あえてヨーグルトを食べないというように乳製品の過剰摂取を避けることも大切です。
食べる習慣を続ける中で、自分に合ったヨーグルトの量や食べ方を見つけたいですね。
また、ヨーグルトを食べるベストタイミングとしては昼食後です。
体温が最も高まっていて代謝が一番活発になっており、体が冷えにくく口にしたものが脂肪として蓄えられにくい時間帯だからです。
ホットヨーグルトであれば、体温をさらに高めることができるので、脂肪燃焼効果の促進も期待できますよ。
ランチのあとのデザートに、小腹が空いた時のおやつにホットヨーグルトを取り入れてみてはいかがですか?
注意!間違えると悪化させる摂り方
生理痛の緩和に良いヨーグルトですが、食べ方を間違えるとかえって生理痛を悪化させることもあります。
良かれと口にするヨーグルトが生理痛の悪化を引き起こしてしまっていた……ということのないよう、以下のヨーグルトの摂り方での注意点に気を付けてくださいね。
冷たいままでは体の冷えに
先述の通り、体の冷えは生理痛を悪化させる原因の1つです。
また、乳製品は体を冷やしやすいという側面もあります。
冷たいまま食べるのではなく、ホットヨーグルトとして食べるようにしてくださいね。
乳製品の過剰摂取に注意!
アイスクリームやケーキ、チーズ、生クリームそしてグラタンなど、女性の好きな食べ物には乳製品がたくさん使用されていることが多いですよね。
糖分と一緒に乳製品を過剰に摂取すると、生理痛や生理不順などの生理トラブルのみならず、子宮や卵巣などの女性特有の疾患に繋がるとされています。
上記でもご紹介しましたが、料理や飲物そしてスイーツから乳製品を摂取した場合には、習慣として食べているヨーグルトをあえて食べないようにするという調整も必要です。
乳製品を積極的に食べたり時にはあえて食べなかったりと、1日の乳製品摂取量が多くならないよう調整してくださいね。
まとめ
乳酸菌や吸収率の高いカルシウムなど、ヨーグルトならではの特徴が生理痛にも嬉しい効果を発揮するのです。
生理の不快な症状の改善を目的としてヨーグルトを毎日の生活に取り入れる際には、「ホットヨーグルトで食べる」「他のスイーツや料理との兼ね合いを考えて、乳製品を摂りすぎないようにする」という2つのポイントに気を付けましょう。
美容や健康のために普段からヨーグルトを口にしている方も、是非こちらのポイントに気をつけてヨーグルトの習慣を改めてみてはいかがでしょうか?
毎日適量のヨーグルト生活を続ければ、次の生理でその効果を実感できるはずです。コツコツとヨーグルトを食べる習慣を続け、生理の際の嫌な諸症状から解放されたいですね。