親から子へ遺伝で受け継がれるものは多くあります。
くせ毛や目の色など、明らかに遺伝が影響しているものあれば、そうではないものもありますし、実は遺伝として継承されるかどうか定かではないこともあります。
その1つがバストのサイズです。
今回は、バストのサイズが遺伝するかどうか、双方の意見を紹介しながら、諸説を紹介していきたいと思います。
親から子へ遺伝で受け継がれるものは多くあります。
くせ毛や目の色など、明らかに遺伝が影響しているものあれば、そうではないものもありますし、実は遺伝として継承されるかどうか定かではないこともあります。
その1つがバストのサイズです。
今回は、バストのサイズが遺伝するかどうか、双方の意見を紹介しながら、諸説を紹介していきたいと思います。
まずはバストサイズは遺伝するのかしないかについて、それぞれの見解を紹介していきましょう。
世界にいろいろな国があって、それぞれの言語を話しているように、バストサイズも国や地域によって変動がみられます。
そもそも、日本人と欧米人を例に挙げてもバストの構造は異なっていることはご存知でしょうか?
バストは通常、90パーセントを脂肪が、10パーセントを乳腺が占めているのですが、日本人は比較的脂肪がバストを占める割合が多いため、「脂肪質」と呼ばれるタイプであるといわれています。
それに対して、欧米人は乳腺がバストを占める割合が比較的多いため、「乳腺質」と呼ばれるタイプであることが分かっています。
乳腺が発達することでボリュームのあるバストが形成されるため、「乳腺質」である欧米人の方がバストサイズが大きく、垂れにくいバストとなります。
それに対して日本人のバストは比較的柔らかい一方で、サイズは小さく、垂れやすいことが特徴として挙げられます。
このように、住んでいるエリア、国籍などによって体質が異なることは明らかなので、バストサイズも体質として受け継がれているのではないか、という意見は有力です。
一方で、世界で一番バストサイズが大きい国はロシアといわれています。
ロシアの平均バスト数はDカップ以上であり、欧米諸国と比べてもダントツの大きさを誇っています。
一方で、アジア圏やアフリカ圏は平均バスト数がAカップであり、これは環境への適応が原因と考えられています。
環境に適した暮らしをしていくうちに、体つきが変化し、それが遺伝情報として多くの人に受け継がれてきたと考えることも説得力のある意見です。
上記にあげた「バストサイズが遺伝する」という説のほか、「遺伝関係ない」という説も存在します。
そもそもバストサイズが遺伝の影響を受けるのは、医学的な観点から見ると30~40パーセントといわれており、それ以外の60~70パーセントはそのほかの要因が関係しているとされています。
そしてその要因の一つとして考えられているのが、女性ホルモンです。
女性ホルモンは、女性らしい体型を作り出すために必要不可欠なホルモンであり、当然のことながらバストにも影響を与えます。
そもそも女性ホルモンは、初潮に併せて分泌が活発になり、乳腺の発達を促進することでバストアップを促します。
特に初潮後3年間に女性ホルモンの分泌が活発ならばバストは大きく育ちますが、そうでなければバストは小さいまま育ちません。
この女性ホルモンの分泌に大きな影響を与えるのが、生活習慣です。
例えば女性ホルモンの分泌が活発になる夜10時~夜中2時までに就寝することで、バストアップに効果的な環境を作り出すことができますし、日頃から女性ホルモンの分泌が活発になる食事をとっていればバストにも良い影響を与えます。
特に母親と同じ食事を日頃から摂取することで、ホルモン分泌量が似て、母親と同じくらいの大きさのバストに育つ傾向はあります。
このように、同じ遺伝情報を持った母娘が、同じ生活習慣を持つことは大きな意味があります。
遺伝だけが原因ではなく、睡眠や食事、運動などの生活習慣が似ていることも一つの要因としてバストサイズに関係しているのです。
それでは、具体的に胸が小さい原因となり得るものをいくつか紹介していきましょう。
毎日の食生活は、バストの成長に大きな影響を与えます。
インスタント食品やレトルト食品など、バランスの悪い食事を日頃から摂取することでホルモンバランスが崩れるほか、体に悪影響を与えやすくなります。
また、ダイエットと称して油やお肉、脂肪分を極端に控えることも、胸を小さくする要因となります。
良質な油はバストアップには欠かせないものですし、お肉に含まれるタンパク質は女性ホルモンの分泌を促し、ホルモンバランスを整えてくれる効果があります。
また、コーヒーの飲みすぎや白砂糖の摂りすぎもバストアップには悪影響を与えます。
特にコーヒーは、1日3杯以上飲むことでバストサイズが17パーセント小さくなると言われています。
ホルモンは深い睡眠状態であるノンレム睡眠中に多く分泌されるので、浅い眠りをしがちな人は注意が必要です。
また、先述した就寝時間に加え、睡眠時間が7時間以上とれていることが理想なので、そうではない人は睡眠を見直す必要があります。
ストレスを感じると、自律神経が乱れ、女性ホルモン分泌に影響を与えてしまいます。
その結果、バストアップに必要な環境が整わなくなるのです。
体が冷えると血行が悪くなり、体に必要な栄養素が行き渡らなくなります。
つまりは、バストアップに必要な栄養素もバストに行き渡らなくなるので、バストアップ効果見込めなくなります。
また、冷えることで自律神経も乱れ、ホルモンバランスにも影響を与えます。
「冷えは万病の敵」とは言いますが、バストを小さくする原因にもなっているのです。
脂肪が揺れることで痩せていきます。
バストも例外ではなく、揺れることで脂肪が減っていき、ボリュームダウンにつながってしまうのです。
姿勢が悪いことで、血行が悪くなり体の代謝機能の低下を促します。
これによりバストアップに必要な栄養素が行き渡らなくなるので、小さいバストになりやすいのです。
また、猫背だとバストが下向きになってしまい、さらに小さく見えてしまいます。
恋愛することで、ドキドキワクワクするという人は多いのではないでしょうか。
ドキドキワクワクすることで、脳の視床下部から「ドーパミン」「セロトニン」「フェニルエチルアミン」というホルモンが分泌され、女性ホルモンの一つ「エストロゲン」の分泌を促します。
これにより、乳腺が刺激され、バストアップ効果があるといわれているのです。
また、恋愛することで自信がつき、正しい姿勢になることで、バストアップ効果が期待で切るという説もあります。
先述したように、姿勢が悪いと血行が悪くなりますが、正しい姿勢を続けることで血行が改善され、バストアップ効果が高まるので、確かに説得力はありますね。
しかしあくまでこれらは一説であり、一概に「恋愛すると必ずバストアップする」とは言えません。
参考程度に頭に入れておいてください。
いかがでしたか?
バストアップと遺伝の関係性に確証はまだありませんが、何らかの影響は受けていることが分かります。
胸が小さくても遺伝のせいにせずに、生活習慣を見直すことも大切ですよ。
ぜひ参考にしてください。