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口臭を気にせず美味しく食べる!口臭予防・対策してくれる食べ物♪

 

人と会う時に気になる口臭ですが、一番気になるのは臭いのするものを食べた時ではありませんか?

ちゃんと歯磨きをしていても、口臭が強くなる食べ物によって台無しになってしまうことも…。

そこで、こちらでは口臭の原因となってしまう食べ物と、いざという時に役立つ口臭対策フードを紹介いたします。

目次

にんにくだけではありません!口臭の原因となる食べ物・飲み物

食べ物での口臭はなぜ歯磨きだけで落とせない?

口臭の原因として最も多いのは口の中の汚れです。

歯磨きをしていない・したつもりでも十分にできていないことで食べかすに雑菌が繁殖していきます。

その結果硫化水素をはじめとする腐敗臭が食べてから2分で出てきてしまうのです。

そこに、臭いのきつい食べ物を取り入れることでさらに口臭が悪化すると言うわけです。

食べかすによる腐敗臭は食物の臭いと関係ありません。

細菌のエサとなるものであれば何でも腐敗臭の元となります。

細菌は私たちと同じくタンパク質や糖質が大好きです。

食べ物に気を遣う前に、日々の歯磨きをしっかりしましょう。

舌磨きがポイント!

さらに、食べかすは歯の周りだけでなく舌にも溜まります。

舌は良く見るととても小さな突起が並んでいて、ざらざらしています。

このザラザラの間は食べかすもたまりやすければ細菌にとっても住みやすい環境です。

放っておくと舌が白っぽくなってしまいます。

この汚れを舌苔(ぜったい)と言います。

よって、歯磨きと舌磨きをすれば口内の汚れはすっきり解消です。

しかし、食べ物による口臭は歯磨きだけでは落とせないのが厄介なところです。

それでもにおいが落とせない!

臭いのきつい食べ物・飲み物は消化吸収される時に、臭い成分までが血液とともに体の中を巡ります。

そして、肺を流れる時に空気と一緒に出てきてしまうのです。

つまり、歯を磨いても取れない臭いは、におい成分が体からなくなるまで続きます。

長い時には1~3日続きますから、大事な機会に合わせて口臭管理をするのも有効です。

口臭の原因となる食べ物

にんにく

臭い食べ物の代表格。

にんにくには強い臭い成分である硫化アリルが含まれています。

この物質は体内でアリシンと言う成分に変わるのですが、これが臭い。

しかも、口臭だけでなく体臭の原因にもなります。

一方、アリシンは強い殺菌効果とスタミナ増進効果も持ち合わせています。

臭いにんにくが食べられるのは風味だけでなく、健康にも良いからなので、食べる時期を調節することが大切です。

ねぎ類

ねぎ類もにんにくほどではありませんが、硫化アリルを含んでいるため口臭の原因となります。

中でも、特に気を付けたいのがニラ。

長ねぎや玉ねぎと比べて臭いが強いので、にんにくより弱いからといってたくさん食べないように注意しましょう。

お酒

お酒を飲むとアルコールがアセトアルデヒドと言う物質に分解されます。

これはアルコールを無害にするために必要なプロセスなのですが、この物質があの酒臭さを生み出す原因です。

お酒は酔いすぎない程度に楽しむことが良いですね。

肉類

肉類は食べ過ぎると胃で消化しきれず異常発酵します。

さらに未消化のまま腸に流れるとそこでも異常発酵を起こします。

肉類は腸に住む悪玉菌の大好物なので、嫌なにおいが出るだけでなく、便通にも悪影響を与えます。

肉はタンパク質なので、分解されるとアンモニアも発生します。

チーズ

チーズは独特の臭いが口に付くので、特にナチュラルチーズを食べた時の口臭に要注意です。

ブルーチーズやウォッシュチーズ、熟成されたものなら白カビチーズも悪臭を放ちます。

また、チーズはタンパク質の塊なので口内の細菌が好む食べ物です。

納豆

納豆の臭いが嫌いと言う人は少なくありません。

納豆もチーズと同じく口の中に臭いがついてしまう部類の食べ物なので、食べた後はしっかりオーラルケアをすれば問題ありません。

ブロッコリー

意外に思われますが、ブロッコリーも口臭の原因となります。

ブロッコリーに含まれるインドールはジャスミンにも含まれる香り成分ですが、多すぎると息を臭くしてしまいます。

インドールは体臭まで変化させる効果を持たないのでしっかり歯を磨けば対策できます。

他には、キャベツや小松菜にも含まれています。

コーヒー

コーヒーで口臭が起こる理由はちょっとだけ特殊です。

コーヒーは確かに溶けている粒子が細かいため口の中に残りやすいです。

これが腐敗すると他の食べ物と同じような口臭につながります。

さらに、コーヒーの口臭はカフェインによる交感神経の活性化でも起こります。

交感神経が優位になるのは緊張状態の時です。

あなたも緊張すると口の中が乾いた経験がありませんか?

つまり、コーヒーを飲むと唾液の量が減ってしまうのです。

唾液には殺菌成分があるので口内の乾燥は細菌が繁殖しやすくなってしまいます。

コーヒーを飲んだ時はこまめに水を飲むことが効果的です。

予防する食べ物・飲み物

このように、口臭の原因となる食べ物はどれも美味しく、好きな人にはたまらないものでした。

では、逆に口臭を予防するのはどのような食べ物・飲み物なのかを見てみましょう。

りんご

豊富な食物繊維が入っているりんごは口の中を掃除する効果があります。

さらにポリフェノールやクエン酸などの殺菌効果を持つ成分も含まれているので食後のデザートにも効果的です。

野菜サラダ

口臭を発生させる細菌は酸性の場所を好みます。

そこでアルカリ性である野菜を食べて、細菌が繁殖しづらくしてしまうのです。

野菜には豊富な食物繊維やビタミン、ミネラルも入っているので健康的です。

栄養面や酵素補給を考えれば生野菜として食べることをおすすめします。

パセリ

野菜の中でも強い効果が注目されているのがパセリです。

料理の付け合せとしてポピュラーな野菜ですが、その栄養価は高く、さらにアルファーピレンと言う成分がにんにくのにおいを消してくれます。

牛乳

牛乳は胃にタンパク質の膜を作ることで、にんにく臭のもとを包み込んでくれます。

しかし、牛乳は細菌のエサにもなりやすいので、飲んだ後はちゃんと歯磨きをしましょう。

ヨーグルト

ヨーグルトに含まれる乳酸菌は口臭を引き起こす細菌の活動を抑える働きがあります。

また腸内の善玉菌のエサとなることで、便秘由来の体臭、口臭の改善にも役立ちます。

つまり、リンゴヨーグルトはすばらしい口臭撃退デザートとなります。

緑茶

緑茶には殺菌効果の高いカテキンが含まれているため口臭にも効果的です。

そして、カテキンの殺菌効果は体の免疫も助けてくれます。

口臭に悩むときだけでなく、風邪をひきがちな時にもおすすめの一杯です。

まとめ

このように、においの強いものを食べた時にはにおいを消してくれるものを食べることで口臭対策になります。

しかし、体の中に入った臭いを浄化するのは少し時間がかかります。

あくまで「どうしても」という時のために覚えておきましょう。