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初心者の方はこれさえ読めば大丈夫!よく使われるゴルフ用語まとめ

 

初心者にとってゴルフ用語は難解です。もともとイギリス発祥の紳士のスポーツと言われるだけあって、日本では日常的に使用されない単位や用語なども多く、覚える労力は他のスポーツよりも多いと言えるでしょう。

そこで今回は、使われる頻度の高いゴルフ用語を中心に、初心者が覚えておくべき用語の意味をわかりやすく解説いたします。

 

目次

よく使われるゴルフ用語まとめ

ア行

【アイアン】

クラブヘッドがチタンやステンレスなどの金属製で出来ているクラブの総称。

【アウトオブバウンズ】

OBのこと。ゴルフコースにおけるプレー禁止区域を指す。OBゾーンにボールが入った場合はルールに従って打ち直しとなる。

【アウトコース】

ゴルフコース全18ホールの前半、1~9番ホールの総称。スタートは組によって異なり、必ずしもアウトコーススタートとは限らない。

【アゲインスト】

向かい風のこと。アゲインストだとボールが押し戻されて飛距離をロストすることが多い。

【アドレス】

ボールを打つための構え、または構えた状態。クラブのソールを地面につけた時点でアドレスとみなされる。ただし、バンカーなどのハザード内ではソールを地面につけてはならない。

【アプローチ】

グリーンの周辺からホールを狙って打つショット。チップショット、あるいは寄せともいう。

【インコース】

ゴルフコース全18ホールの後半、10~18番ホールの総称。

【インパクト】

ゴルフクラブのフェースがボールに当たる瞬間のこと。

【インプレー】

競技中のこと。ティーショットを打ってからホールアウトするまではインプレー状態。

【ウォーターハザード】

ゴルフコース内に設けられた池や川、溝など覆いのない水域のこと。ウォーターハザードにボールが入った場合ルールに従って打ち直しとなる。

【ウッド】

ヘッドの大きなゴルフクラブの総称。古来はヘッドの材質が木であったことに由来する。現在はチタンやカーボンが主な材質であるが、ウッドという呼称が残っている。

【オープンフェース】

クラブフェースが目標に対して右に向いている(開いている)こと。初心者はオープンフェースでショットするとボールが捕まらずスライスしやすい。

【オナー】

各ホールにおいてティーショットを最初に打てる人。前ホールでもっともスコアがよかった人が権利を得る。スタートホールの場合はコースに設置されているくじで決める。

カ行

【カジュアルウォーター】

激しい雨などにより一時的にコース内にできる水たまりのこと。

【カップ】

各ホールのフィニッシュ地点になる穴。グリーン上に設けられている。正式名称は「ホール」というが、「カップ」を使用する人が多い。

【カート】

コース内を移動する際に使用する乗り物。電動や発動機式のものがある。移動は原則としてカート道を利用し、カート道以外の場所へ乗り入れてはいけない。

【グラスバンカー】

長く伸びた芝で覆われたエリア。ハザードではないためそのままボールを動かさずにショットしなければならない。

【グリーン】

カップの周りにある芝生が短く刈られたエリア。高麗芝もしくはベント芝が敷かれており、グリーン上ではパターを使ってプレーする。

【グリーンフィ】

プレー料金に含まれているコース使用料のこと。

【グリーンフォーク】

グリーン上落ちたボールにより凹んだ箇所を直すための小さなフォーク。

【クロスバンカー】

フェアウェイを横切る形で設置されたバンカー。クロスバンカーがあるとコースの戦略性が高まる。

【高麗グリーン】

高麗芝で作られたグリーンのこと。ベント芝と比べてボールの転がりが重く、転がる速度が遅くなる。

【コースレート】

JGA(日本ゴルフ協会)が設定するコースの難易度を示す数字。

【誤球】

間違ったボールを打つこと。ペナルティが発生する。

サ行

【暫定球】

ショットしたボールがOBやロストの可能性がある場合、時間を節約するために暫定的に打っておくボール。事前に他のメンバーに宣言してからショットする。先にショットしたボールがOBもしくはロストが確定したら、暫定球でプレーを続ける。

【サンドウェッジ】

バンカーショットで使用するロフト角が大きくソール部分が厚めのクラブ

【芝目】

主にグリーン上で使用する用語。芝の生えている方向を意味する。打つ方向と同じ場合「順目」、反対は「逆目」という。

【白杭】

OBゾーンの目印となる杭。白杭の外側はOBゾーンとなっている。

【シャフト】

ゴルフクラブの柄の部分。さまざまな硬さがありスイング時のしなり方が異なる。

【シャンク】

フェースの根元にボールが当たって、ボールが極端に右に飛んでしまうこと。

【修理地】

コース内で修理中のエリアのこと。修理地に入った場合はローカルルールに従う。

【ショートアイアン】

7~9番アイアンの総称。ピッチングウェッジやアプローチウェッジを含む場合もある。

【ショートカット】

曲がったコースで、谷越えや山越えなどのショットにより最短距離を進むこと。

【ショット】

ボールを打つこと。

【スコアカード】

ゴルフ場で使用するプレーヤーのスコアを記入する紙。各ホールのレイアウトやヤード、その他さまざまな情報が記載されている。

【ストロークプレー】

競技用語。全ホールのトータルスコアで勝敗を競う試合形式のこと。

【スライス】

ショット時にボールに右回転がかかってしまい、ボールが右に曲がりながら飛んでいくこと。

【スルーザグリーン】

ティーグラウンド、グリーン、ハザードを除いたホール内のすべてのエリアを指す。

【セミパブリックコース】

会員数が少なく、プレー料金でコース運営費を捻出しているコース。ビジター中心であり、プレー代が比較駅安い。

【セミラフ】

フェアウェイとラフの中間程度の長い芝がある場所。

【ソール】

クラブヘッドの底の部分。

タ行

【ダフり】

ショットの際、ボールの手前の地面をたたいてしまうこと。ダフッた場合、ボールはほぼ前に飛ばない。

【チョロ】

ミスショットのひとつ。ボールをきちんと捉えることができず、ほんの少しだけしか転がらない。

【ティアップ】

ティーショットを打つ際、ボールをティーの上にのせること。ティーグラウンドでしかテーアップできない。

【ティーグラウンド】

各ホールのティーショットを打つ場所。一般的なレギュラーティー、その後方にある上級者用のバックティー、女性用のレディスティーがある。

【ティマーカー】

ティーグラウンドの範囲を決めるための目印となるもの。

【トップ】

ショットの際、ボールの頭をたたいてしまうこと。ボールが上がらず勢いよく転がっていく。

【ドライバー】

1番ウッドのこと。もっとも飛距離がでるクラブであり、ミドルホールやロングホールのティーショットで使用する。

【ドラコン】

ドライビングコンテストの略。ロングホールなどでティーショットの飛距離を競うミニイベントのようなもの。

【ドロップ】

池や修理地などのハザードエリアにボールが入った際、ルールに従いボールを拾って肩の高さから落とすこと。

ナ行

【ニアピン】

ボールがカップの近くに寄っていること。ショートホールではニアピンコンテストが行われることがある。

ハ行

【パー】

ホールごと設定された規定打数。

【ハーフ】

ハーフラウンドの略称。9ホールのプレー。午前のハーフ、午後のハーフなどの用いられ方をする。

【ハザード】

コース内に設けられた池やバンカーなどの障害物。

【パター】

グリーン上でボールを転がすために使用するクラブ。

【パッティングライン】

グリーン上でのパッティングの際、ボールがカップに入るまでに転がると思われるライン。

【パット】

グリーン上においてパターでボールを転がすこと。パッティングともいう。

【パブリックコース】

会員制ではなく、一般に開放されているゴルフコースのこと。

【バンカー】

コースに設けられたハザードの一種。砂の入った窪地。

【ビジター】

会員制ゴルフ場におけるクラブの会員ではないプレーヤー。

【ピッチングウェッジ】

9番アイアンよりもややロフトの大きい、アプローチショット用のクラブ。

【ピン】

グリーン上に刺さっているホールの位置を示すための旗ざお。ピンフラッグともいう。

【フェアウェイ】

ティーからグリーンまでの間の芝生が短く刈られたエリア。基本的にフェアウェイをキープしながらボールを打ち進めるのがベスト。

【フェース】

クラブヘッドのボールを打つ面のこと。

【フック】

ショットしたボールが飛びながら大きく左に曲がること。スイング軌道やフェース角が悪いとフックかスライスになる。

【フォロー】

追い風のこと。ボールが風に乗って遠くまで飛ぶ状態。

【ヘッドアップ】

スイングの途中で頭が上がってしまうこと。ミスショットの原因の一つ。

【ペナルティ】

プレー中のルール違反による打罰のこと。

【ベントグリーン】

常緑性のベント芝でつくられたグリーン。比較的芝の影響を受けにくい。

【ホールアウト】

18ホールのプレーを終了とすること。

【ボールマーカー】

グリーン上でボールを拾い上げる時、ボールの代わりに地面に置く目印。目印を置くことを「マークする」と言う。

マ行

【マッチプレー】

競技用語。各ホールの打数で勝負をつける試合形式。そのホールで勝った場合を「アップ」、負けると「ダウン」という。

【ミドルアイアン】

4~6番アイアンの総称。

ヤ行

【ヤード】

ゴルフにおける距離の単位。1ヤードは約90センチメートル。コースの距離測定はすべてヤード法で行われている。

ラ行

【ライ】

ボールが止まっている周辺の芝や地形などの状態。

【ラウンド】

1ラウンド=18ホールをプレーすること。

【ラフ】

フェアウェイの外側に配置されたフェアウェイよりも芝生の長いエリア。ショットの際芝の影響を受けやすい。

【ランニングアプローチ】

グリーン周辺からボールを上げずに転がしてカップに寄せるアプローチ方法。アイアンなどのロフトを立てて行う。

【レーキ】

バンカーショットの後、バンカーをならす道具。

【練習グリーン】

スタート前にパッティングの練習を行うためにあるグリーン。コース内のグリーンとほぼ同じ状態にメンテナンスされている。

【ローカルルール】

正規の規則以外で、ゴルフ場ごとに独自に決められたルール。

【ロストボール】

ボールを見失うこと。ショットから5分以上ボールが見つからないとロストボールと見なされる。

【ロフト】

クラブフェースの傾斜角度。ロフトが大きいほどボールが上に上がりやすい。

【ロブショット】

ボールを高く上げるショット。落ちた後の転がりが少ない。ランニングアプローチとは対照的な打ち方。

【ロングアイアン】

1~3番アイアンの総称。ただし、1~2番アイアンはあまり使用されない。

ワ行

【ワンピン】

グリーン上のボールがカップからピンの長さの範囲内にある状態。またはカップに近くあと1打でカップインするであろうと思われる状態。

まとめ

初心者がよく耳にするゴルフ用語を中心にまとめてみました。これ以外にもゴルフ用語にはわかりにくいものやめったに耳にしないものがあります。しかし、これらの用語をすべて一度に覚える必要はありません。わからない用語はラウンド中に一緒の組のプレーヤーに尋ねるなどして知識を徐々に増やしていきましょう。