車の運転中の日焼け対策は大丈夫?車内だからと油断禁物!!

直接日差しを浴びているわけではないからといって、車内での紫外線対策をおろそかにしてはいませんか?

また、最近はフロントガラスやサイドガラスにあらかじめUVカット機能を搭載させている車種も増えてきていますが、それでも日焼けしてしまうという人も多いようです。

そこで今回は、車内の日焼け止め対策についてその必要性や具体的な方法を紹介していきたいと思います。

車のガラスは紫外線を防いでくれる?

最近は国産車であればそのほとんどがあらかじめUVカット機能が搭載された窓ガラスとなっているようです。

しかしだからといって、すべての窓ガラスが完全に紫外線を遮断してくれるというわけではなく、実はフロントガラス、サイドガラス、リアガラス、バックガラスのそれぞれでUVカット効果が異なる場合が多いと言われています。

紫外線カット効果が高い窓と低い窓

そもそも車を運転している時、紫外線は主にフロントガラスから入ってきます。そのため多くの車種ではフロントガラスのUVカット率を100%近くになるように設定しているそうです。

その一方で、サイドガラスやリアガラスはフロントガラスほどUVカット効果が高いわけではありません。なぜなら、フロントガラスとその他の窓ガラスでは構造自体が異なっているからです。

例えばフロントガラスは通常「合わせガラス」という、UVカット効果が期待できる特殊なフィルムを2枚のガラスで挟んだものとなっていますが、他の部位の窓ガラスは合わせガラスの構造にはなっていません。そのため、UVカット率も低くなってしまうそうです。

車の中ってどれくらい日焼けするの?

基本的に地表に降り注がれている紫外線は「UVA(紫外線A波)」と「UVB(紫外線B波)」の2種類となります。

このうちUVAは紫外線全体のおよそ95%を占めているほか、肌にあたると真皮まで到達し、シミやシワ、たるみなどを形成するほか皮膚がんを引き起こすこともあると考えられています。

そしてこのUVAは、実はガラスではほとんど遮断することができません。実際に屋外のおよそ80%ものUVAが窓ガラスを通過し、室内に降り注ぐそうです。

また、直射日光が当たらない場所だとしても、UVAはおよそ10%も降り注いでしまっているとか。そのため、車内にいてもUVAの影響は受けやすいと考えられます。

ドライブ中のNG習慣

車の中にいると日陰になる部分も多いですし、ちょっとしたお出かけの際は特に紫外線対策もせずに運転してしまう人も多いのではないでしょうか。

しかし先ほども紹介したように、紫外線の中でもUVAはそのほとんどがガラスを通過してしまうため、短時間の外出でもどんどん肌へと蓄積されていくそうです。

また、UVカットガラス搭載の車だとしても必ずしも紫外線を100%カットできるわけではないので、ある程度の紫外線は肌に降り注いでいると考えられます。

車を運転する時の日焼け対策は?

続いては、実際に車を運転する際におすすめの日焼け止め対策をいくつか紹介していきましょう。

サングラスorUVカット眼鏡

運転中、日差しが強い時は特にサングラスをかけている人は多いですよね。そもそも目から紫外線が侵入すると、紫外線対策として身体のほかの部位でメラニンが形成されてしまうため、身体にしっかりと日焼け止めを塗っていたとしても黒く日焼けしてしまうことがあるそうです。

しかし一方で、サングラスだからといってどんなものでも紫外線対策に有効だというわけではありません。と言いますのも、ただ濃い色がついたサングラスの場合、目の瞳孔を開かせてしまうので紫外線を多く取り入れやすくなってしまうからです。

そのため、サングラスはレンズの色の濃さというよりもUVカット率が高いものを選ぶようにしましょう。

また、「サングラスはちょっと・・・」という方はUVカット機能が付いたメガネをかけることをおすすめします。最近は紫外線からの目へのダメージを軽減してくれる目薬なども販売されているため、ぜひ併せて活用してみてください。

アームカバー(長手袋)

特に女性の間では、運転中の日焼け予防として「アームカバー」が定番化してきています。アームカバーにはたいていUVカット加工が施されてはいますが、紫外線は布の隙間からも侵入してくるため、腕に日焼け止めを塗ってからアームカバーを着用するとより高い効果が見込めるそうです。

また、アームカバーが苦手だという方には、UVカット加工が施された長袖のカーディガンやアウターの着用がおすすめです。最近はお手軽な値段でUVカット加工された洋服が数多く販売されていますし、そのほとんどが軽く薄手なものとなっているので持ち歩くにも便利ですよ。

UVカットフィルム

UVカットフィルムとは、ガラスに貼ることで高い紫外線カット効果が期待できる透明のフィルムのことを指します。

こちらはホームセンターやインターネットショップで手軽に購入することができるほか、施工も簡単なのでご自身で貼り付けることも可能です。参考までに、フィルムの貼り方は以下の通りです。

  1. ガラスについたほこりや小さなごみなどを取り除ききれいにしておく
  2. 中性洗剤を水で薄めたものを霧吹きに入れ、ガラスとフィルムにたっぷり吹きかける
  3. フィルムを貼り付ける
  4. へらで中心から外側へ水を出すようにして、フィルムの水抜きをしていく
  5. 乾くまで待つ

UVカットフィルムを貼ってみると、日焼け予防だけでなく夏場のエアコンの効きが良くなることもあるそうです。

しかしUVカットフィルムをガラスに貼ることで不利になることもあります。例えばUVカットフィルムをフロントガラスに貼っておくと、車検に通らないこともあるそうです。と言いますのも、フロントガラスにUVカットフィルムを張る場合、見通しを悪くさせないために透過率70%以上のものしか使用することができません。

もし透過率が70%以下のフィルムが貼られていた場合は残念ながら剥がさなければいけなくなります。

また、UVカットフィルムは経年劣化していくため、最初は検査をクリアできても徐々にフィルムに細かい傷が出来たり剥がれていったりすることで透過率が悪化していき、結局フィルム自体を剥がす羽目になることもあります。

さらにご自身でフィルムを貼られた場合、シワや気泡が入ってしまっていると視認性が落ちると判断され、フィルム自体には問題が無くても剥がさなければいけないこともあるとか。

そのため、UVカットフィルムを貼る際にはできるだけプロの業者の方に依頼するようにしましょう。

ちなみに最近はUVカットフィルムのほかにIRカットフィルム(透明断熱フィルム)というものも販売されています。

こちらは紫外線だけでなく赤外線もカットしてくれるため、太陽光によって車内が熱くなってしまうのも防いでくれる効果が期待できるそうです。

日焼け止め

車に乗っていても顔や腕が日焼けしてしまうことはよくあります。そのため、たとえ車にUVカットガラスやUVカットフィルムを施してあったとしても、必ず日焼け止めは塗るようにしましょう。

先ほども紹介したようにUVカット効果率が100%でない限りは日焼けする可能性はありますし、たとえ短時間でも車内から出た際に紫外線は容赦なく肌に降り注ぐことになるからです。

また、車内で過ごす時間が多い場合はUVAのカット率を表している「PA」が強い日焼け止めを塗るようにしましょう。

さらに外出する時間が長い際には日焼け止めを2時間おきくらいに塗りなおすことをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?特に敏感肌の方の場合、少しの紫外線でも肌への負担が大きくなりやすいため、紫外線対策は念入りに行った方が良いでしょう。

また、基本的に車種によってUVカット効果は異なりますので、愛車のUVカット率が知りたいという方は公式サイトやカタログなどを確認してみてください。