生理中は「足がだるいし、痛いし、もう歩きたくない」ってなる人必見!原因と解消は?

生理中は「足がだるいし、痛いし、もう歩きたくない」ってなる人必見!原因と解消は?

生理痛というと、下腹部や腰回りに生じる痛みといったイメージがあります。

しかし、生理痛が腰回りのみならず足にも現れるということはあまり知られていません。

生理中に脚や下半身がだるくなったり、足が痛くて歩きたくなくなったりするのも生理痛の症状の1つだったのです。

それにしても「足と生理痛がどうして関係するの?」と不思議に感じられますよね。

こちらでは、生理痛の1つだとはあまり知られていないものの、多くの女性を悩ませる「生理中の脚のだるさや痛さ」について、その原因と解消法を分かりやすくご紹介します。

生理前~生理中のタイミングを迎えるたびに「脚がだるいし痛いし歩きたくない!」と感じている人は特に必見ですよ。

生理痛が足にくる原因は?

生理前~生理中の時期に脚のだるさや痛さなどの「脚の生理痛」が現れるかどうかは大きな個人差があります。

脚に関係する不快感を全く抱かない人がいる一方、脚に生理痛が生じる人では足首のみが痛くなったり脚全体が重く感じられたりと、現れる症状は多岐にわたります。

脚に生理痛が現れる原因としては、「生理に伴う血行不良」「経血での出血による貧血」そして「筋力不足」の3つが考えられます。

毎日の活動を支える脚ですから、脚に生理痛が生じている場合にはできることなら不快な症状を和らげたいものです。

原因に応じた解消法をきちんと行うためにも、まずは生理痛が足にくる原因について詳しく見ていきましょう。

血行不良

生理痛が足にくる原因として考えられる血行不良は、様々な要因から引き起こされる体の不調になります。

あるひとつの原因から生じていることもあれば、複数の原因が組み合わさって血行不良の程度が重くなっていることもあります。

その中でも、特に生理前~生理中に生じやすい血行不良の原因についてそれぞれ分かりやすく紹介します。

1.生理に伴うホルモン分泌の変化でむくみやすくなる

生理中にはホルモン分泌に大きな変化が生じます。

特に、生理前~生理中のタイミングでは、子宮や臓器そして血管の収縮を促進するホルモンであるプロスタグランジンの分泌量が活発になります。

プロスタグランジンは、経血をスムーズに排出させ生理をきちんと終えるためには必要不可欠なホルモンです。

しかし、プロスタグランジンが過剰に分泌されると様々な筋肉や血管を必要以上に収縮させてしまうのです。

そうしたプロスタグランジンの影響から生理前~生理中の女性の体内では血行が悪くなるほか、本来の正常に排出されるはずの余分な水分や老廃物が蓄積されやすくなり、むくみといった症状が生じやすい状態に。

体の下方部分にある足は、特に重力の関係から水分や老廃物が溜まりむくみが生じやすくなります。

むくみが生じるとさらに血行状態が悪くなり、悪くなった血行状態からむくみが生じやすくなる、という悪循環に陥ってしまうのです。

また、生理中には体内に水分や栄養素を溜め込ももうと作用する女性ホルモンのプロゲステロンの分泌量も活発になることも相まって、普段よりもむくみやすくなってしまうのです。

むくみの程度や血行不良の状態が重くなると、下半身の筋肉が働くうえで必要な酸素や栄養素が血流を介して十分に行き届かなくなります。

その結果として生じるのが、だるさや痺れそして痛みといった「足の生理痛」だったのです。

2.体の冷えからも血行不良に

悪い血行状態にあると、体内で生み出した熱を持った温かい血液が巡りにくいことから体が冷えやすくなります。

さらには、栄養が様々な体の部位に行き届かないことから、痛みを感じやすい状態に陥ります。

つまり、体が冷えていると冷えから血管が収縮し血流が悪くなるだけでなく、血行不良から栄養素が行き渡らずに熱をうまく生み出せないというように、より深刻な冷えとそれによる血行不良やむくみの悪化へと繋がるのです。

そのため、体の冷えもまた血行不良やむくみそして冷え性といった足の生理痛に大きく関係していると考えられます。

生理前~生理中は先述の通り、生理に伴うホルモン分泌の変化から血行不良に陥りやすい時期ですから、普段から冷え性の人は特に体の冷えからの血行不良に注意する必要がありますね。

3.ストレスも血行状態を悪くする

生理が来ると何かと憂鬱な気分になったりイライラしたりとストレスを感じやすくなりますよね。

このストレスもまた血行不良の原因として挙げられます。

というのも、過度のストレスを受けたりストレスを感じ続けたりすると、自律神経のうちの交感神経が刺激され血管の収縮作用が必要以上に働いてしまうのです。

交感神経から血管収縮作用を受け続ければ、当然血行不良が引き起こされてしまいます。

そのほか、ストレスはホルモンバランスの乱れを引き起こす原因となり、上記でご紹介しましたプロスタグランジンの分泌も多くしてしまいます。

血行不良の原因になることに加え、ホルモンバランスの乱れに繋がるストレス。足の生理痛を和らげるには、こうしたストレスを溜め込まないようにする対策も必要なのですね。

貧血も足のだるさ&痛さの原因に

生理中には経血として多くの血液が排出されますから、普段よりも貧血気味になります。

特に生理中には血行不良を引き起こしやすいため、余計に貧血による悪影響を受けやすい時期でもあります。

そもそも血液中の鉄分は、摂り入れた酸素や栄養素を全身の細胞に届ける役割を担っています。

そんな鉄分が不足する貧血状態になると、様々な細胞は機能するために必要な栄養素や水分が得られなくなり一種の酸欠状態に。

その結果として、足がだるい・痛むといった症状として、生理痛が足にくるのです。

筋力不足

そもそも女性はふくらはぎの筋肉量が比較的少なく、心臓から足先まで送り届けられた血液を再び心臓へと送り返す力が弱いとされています。

足先が冷えやすいのも、こうした血液を再び心臓へと送り届ける力の弱さが原因として考えても良いでしょう。

血液を循環させる力が弱ければ足に老廃物や余計な水分が溜まりやすく、むくみから生じるだるさや痛みがもたらされます。

特に、デスクワークが中心で運動不足にある人の場合には、筋力不足からむくみやすくなっています。

生理前~生理中に増加するホルモンの作用やストレスのみならず、毎日の生活の中での運動量もまた生理痛が足にくる要因の1つだったのですね。

解消法は?

足にくる生理痛を解消するには、その原因となる血行不良・貧血・筋力不足のそれぞれに応じたアプローチが必要となります。

また、足の生理痛に直接関係するむくみや冷えといった症状の改善も必ず合わせて行うようにしましょう。

足の生理痛を効果的に解消できる食事での工夫や運動そしてマッサージやツボ押しの方法をご紹介します。

どれも少しの工夫や心掛けによって簡単に行えるものばかりですから、毎日の生活スタイルに合った方法を取り入れてみてはいかがでしょうか?

食事で生理の脚のだるさを解消

食事で足の生理痛を解消するには、「むくみ解消に効果的な栄養素」「貧血予防に役立つ鉄分」の摂取がポイントとなります。

以下でご紹介します栄養素を、毎日の食事の中で意識して摂取しましょう。

1.貧血予防に役立つ栄養を摂取する

経血の排出から多くの血液を失い鉄分不足に陥りやすい生理中には、普段よりも意識して鉄分を積極的に摂取しましょう。

プルーン、牛肉、ココア、アーモンドなどが鉄分に富む食材になります。

特にアーモンドには鉄分以外に亜鉛が多く含まれており、相乗効果から体内への吸収率が高まります。

生理中は小腹が空きやすい時期でもありますから、プルーンやアーモンドそしてココアを間食として摘むと効率良く鉄分補給が行えますよ。

2.むくみ解消に効果的な栄養素も

食事からむくみを解消するには、利尿作用が高くカリウムに富む食材である小豆がお勧めです。

利尿作用つまり尿と共に、むくみの原因となる体内の不要な水分を排出しようというわけです。

利尿作用だけで考えるとスイカやキュウリといった食材も挙げられますが、血行不良の原因となる体の冷えを引き起こしやすいことから生理中には適していません。

したがって、血行不良を改善しながらむくみを解消したい生理中には、小豆こそが最適な食材ですよ。

運動で生理の脚のだるさを解消

足に生理痛が生じやすい人は運動不足による筋力不足から、普段から足先が冷えたりむくんだりしやすい傾向にあります。

根本的な原因である筋力不足を解消し体を動かすことで血行促進効果が得られる運動は、足の生理痛の解消には非常に有効な手段ですよ。

1.適度な運動を習慣に

運動を毎日の習慣として取り入れる際には、無理せず続けられる適度なものを選ぶようにしましょう。

ウォーキングや自転車での移動など、できる範囲内の運動を続けて行うことこそ大切です。

運動が足の生理痛の緩和に良いからと無理をしては思わぬ怪我の原因になりますし、習慣として続けるのが難しくなります。

そのため、無理のない範囲で続けられるような運動を、できるところから習慣として取り入れ始めてくださいね。

2.簡単にできるストレッチを取り入れよう

適度な運動を習慣として取り入れるにあたり、生理中にはどうしても体を動かすことが億劫になるものです。そこで生理中の運動としてお勧めしたいのが、お家で簡単にできるストレッチです。

 

  1. 体をまっすぐにして寝転がれる場所でうつ伏せになり、足先までまっすぐに伸ばします。ベッドの上で行う場合には、足首~足先の部分がベッドからはみ出るように横になるのがお勧めです。
  2. 1の状態でゆっくりと息を吐ききりながら、足先を床に向けていきましょう。このときにふくらはぎの後ろの部分が伸びていることに意識してくださいね。
  3. 次にゆっくりと息を吸い込みながら、足を床に対して平行になる位置にまで持ってきます。
  4. 1~3までを5回繰り返して行うのを1セットとし、2~3セット行うようにしましょう。

 

足の中でもふくらはぎの筋肉を集中的に伸ばすことで、血行促進効果とそれによるむくみ解消効果が得られます。

無理は禁物ですからできる範囲内で行い、回数を重ねていく中で徐々に回数を増やしていくとgood♪

3.短い時間でできるヨガなら生理中でも大丈夫

足のストレッチの他にも、足の冷えや生理痛緩和に効果を発揮するヨガもお勧めです。

自宅で簡単に短い時間で済ませられますし、高いリラックス効果を誇ります。

ぐっすり眠るための入眠儀式も兼ねてヨガを始めてみるのも良いですね。

 

赤ちゃんのポーズ:足のむくみやだるさ、血行不良の解消に効果的。息を吐きながら仰向けになり、膝を曲げてお腹の方に引き寄せます。肩の力を抜きながら首を伸ばし、深呼吸を5回行いましょう。

 

ネコのポーズ:生理痛や整理婦といった生理に関係する不調に効果的。四つん這いになり、息を吐きながらへそを覗き込むイメージで背中を丸めます。次に息を空いながら頭を元の位置までに戻し、今度は天井を見上げるイメージで背中を反らせます。このセットを3~5回行いましょう。

 

チャイルドポーズ:ストレス緩和やリラックス効果が得られます。肩幅・腰幅の間隔で手と膝を床につけ、赤ちゃんのハイハイの状態になります。次に息を吐きながらお尻をかかとの上に下ろし、上半身を前方に倒して両手・両腕をしっかりと伸ばした状態を10秒間キープします。姿勢をキープする時には腹式呼吸をしましょう。

 

伸ばす筋肉に加えて腹式呼吸にも意識を向けてしっかりと行いましょう。また、内臓に負担がかかるのを避けるためにも、ヨガを行うタイミングは食後2~3時間以降にしてくださいね。

ツボやマッサージを上手に活用

最後に、足にくる生理痛に効果を発揮するツボやマッサージ方法をご紹介します。

ツボ押しであればテレビを見ながら・音楽を聴きながらでもできますし、マッサージはボディオイルと併用することでボディケアも兼ねて行えますよ。

生理が始まる1週間前から始めると優れた効果を得られるほか、普段の冷え性対策としても日頃から行うと良いですね。

1.生理痛に効果的なツボを刺激する

涌泉(ゆうせん)

土踏まずの少し上、足の指を曲げたときにへこむ部位:疲労や貧血のか以前に効果を発揮するほか、自律神経を整える効果も得られます。

 

三陰交(さんいんこう)

足の内くるぶしの一番高い部分から指4本ほど上の、骨と筋肉の境にあたる部位:血行促進、冷え、むくみ、生理痛、貧血、疲労といった症状の改善効果があります。

 

太谿(たいけい)

内側のくるぶしの頂点から後ろへと走っているアキレス腱の間にあるツボ:血行促進効果のほか、冷え、むくみ、生理痛などに効果を発揮します。

 

ツボを刺激する際には指の腹を使い、「痛気持ちいい」程度の強さで押すようにしましょう。症状の程度によっては痛みを伴う場合もありますから、押す強さを加減しながら刺激してくださいね。

2.足首を中心としたマッサージで血流を促進

足首を中心に手のひら全体で揉みほぐすようにマッサージし、仕上げには足首から膝裏へと揉み上げていきましょう。

体が温まり血行状態が良くなっているお風呂上がりのタイミングで行うと、得られる効果がUP!

上記でご紹介しました足の生理痛に効果的なツボは足首に集まっているため、ツボ刺激も兼ねて足首~膝裏までの部位を優しく揉みほぐしてくださいね。

また、足首には余分な水分や老廃物が溜まりやすいこともあり、ゆっくりと時間をかけて丁寧に行うのがベストです。

マッサージの際には香りからリラックス効果が得られるアロマオイルや、美肌効果のあるボディオイルを使用し、手の滑りを滑らかにしてあげましょう

使用するオイルによって得られる効果は異なるものの、それらの効果とマッサージによる血行促進効果とでまさに一石二鳥に!

最後に

生理とは何の関係もなさそうな不快な足の症状ですが、引き起こされていた原因が「生理に関連したホルモン分泌から生じる体調の変化」と生理とは切っても切れない関係にあるのです。

特に足の筋力不足や冷えを感じる人の場合には、足にくる生理痛の程度が酷くなる傾向にあります。

そのため、日頃から運動を習慣として取り入れたり、マッサージやツボ刺激で血流を促進したりといった工夫が一層大切になりますよ。

ホルモン分泌が関係して引き起こされる足の生理痛ですが、毎日のケアや習慣からその症状を和らげられます。

この記事を書いたユーザー

asamin
九州出身♥自然大好き!旅行大好き!フットワークが軽いのが自慢です! nanairoでは、美容と健康を担当しています(^^) asaminの記事一覧

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