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簡単にできる 毎月のつらい生理痛に試してほしい8つの方法!

 

女性の多くが悩まされているつらい生理痛。

つらい症状を何とかしたい、できるだけ薬には頼りたくないなど生理痛に関する悩みは女性にとって深刻なものでもあります。

そこで今回は、つらい生理痛の対策としてぜひ試してほしい方法を8つ紹介していきたいと思います。

簡単にできるものばかりなので、ぜひチェックしてみてください。

 

目次

さっそくやってみよう♡

日常生活に支障をきたすくらい生理痛がひどい状態を月経困難症といいます。

月経困難症の中でも子宮や卵巣などの婦人科系の病気が原因となっているタイプを「器質性月経困難症」、そして冷えや血行不良などから派生して起こっている場合は「機能性月経困難症」と呼びます。

生理痛に悩まされている女性の約7割が該当すると言われている機能性月経困難症は、冷えや血行不良を改善することで症状の緩和がみられるため、まずは生活習慣を見直すことも大切です。

そのほか、生理中にできるものも含め、さっそく生理痛緩和のために試してほしい方法を具体的に見ていきましょう。

1 ツボを刺激する

生理痛を緩和できるツボは全身に複数存在します。

正確にツボを刺激することができれば即効性も期待できるので、つらい生理痛をすぐに和らげることも可能です。

具体的なツボをいくつか紹介していきましょう。

1.血海(けっかい)

膝の内側のお皿から指2~3本上にあります。

多くの血液が集まる場所なので、刺激することで血行が良くなり、ホルモンバランスも整えられると言われています。

生理痛だけでなく、生理不順、腰痛、冷えによるコリ、イライラ感などの改善にも効果があります。

2.三陰交(さんいんこう)

足の内くるぶしから指4本くらい上にある、すねの骨の後ろ側にあるくぼみです。

子宮や卵巣の状態を表していると言われているツボと言われており、刺激することで生理痛や生理不順、不妊、不正出血などの改善のほか、冷えや腰痛にも効果があるとされています。

3.関元(かんげん)

おへそから指4本くらい下にあります。

全身の調子を整えるツボと言われており、体の冷えや腰痛、生理痛、生理不順などに効果が期待されています。

ツボ押しをする際は、手の指で気持ち良いと思えるくらいの優しい力で行うようにしましょう。

ツボは強く押せば押すだけ効果が発揮されるというわけではないので、無理に力を入れて痛みを我慢する必要はありません。

生理が始まる1週間前から始めると効果が実感できるでしょう。

2 体を温める

身体が冷えると血行が悪くなり、生理痛の悪化を招きます。

普段締め付けが強い下着や服を身に着けていたり、冷房が強い場所にいることが多かったりすると体が冷えやすいので、十分に体を温める対策を練りましょう。

体を温めることは冷えを解消するだけでなく、生理痛の不快感を緩和し、細胞内に水が溜まるのを防ぐ効果も期待できます。

手っ取り早く体を温めたいのなら、お風呂がおすすめです。

温かいお風呂に毎日30分位ゆっくりと浸かるようにすると、体が温まるほか腹部や筋肉をリラックスさせることができます。

自分なりにキャンドルやアロマオイルを浴室に持ち込んでリラックスできる空間を演出すると、ストレス解消や気分転換にもなりますよ。

入浴時以外にも、足元を冷やさないために定期的に足湯をするとさらに効果的です。

また、「仙骨(せんこつ)」や「恥骨(ちこつ)」を温めてあげると全身がポカポカしてきますし、生理痛にも効果的に働きます。

仙骨はお尻の割れ目の上あたり、恥骨はおへその下あたりにあるので、カイロを張って温めてあげましょう。

どちらかでも良いですし、痛みがひどい場合は両方にサンドイッチのようにカイロを張り、温めると効果が期待できます。

3 ストレッチをする

週に3回運動している人は、していない人に比べて生理痛が軽いと言われています。

そもそも筋肉量が少ないと熱が発生しにくくなるので、体の冷えを招きやすくなります。

反対に、ある程度の筋肉量を維持することができれば、血行が良くなるので冷えも改善できますし、冷えから来る生理痛も緩和することが可能です。

しかし生理中は運動する余裕がない、という人も多いのではないでしょうか?

もちろん生理痛がひどくて我慢できないときは無理に運動する必要はありませんが、もし少し余裕があるならウォーキングやストレッチをするだけでも生理痛の緩和に効果的に働きます。

ウォーキングと言っても、散歩程度で構いません。

散歩を短時間するだけでも生理痛の不快感を取り除くことが可能なうえ、生理中に甘いものを食べたくなるという衝動を抑えることもできます。

そのほか、自宅で簡単にできるストレッチもおすすめです。

大きく上に伸びをするほか、骨盤を回すだけのストレッチでも生理痛の緩和につながるので、ぜひ手が空いたときに実践してみてください。

4 リラックスする時間を作る

生理中はできるだけリラックスできる時間を確保することも大切です。

ストレスを感じると交感神経が刺激され、血管が縮小し血行の悪化を招きます。

その結果生理痛の悪化や卵巣の働きにも悪影響を及ぼすので、できるだけストレスを減らすようにしましょう。

5 ヨガ

ヨガは筋肉をほぐし血行を良くするほか、ストレス解消にも効果があるエクササイズです。

また姿勢の悪さも改善できることもあり、いろいろな面から生理痛への効果が期待されているのです。

生理中はヨガのポーズをとるだけでも生理痛を緩和できると言われています。

深い呼吸をすることで自律神経のバランスを整えることもできるので、生理前のイライラにも効果的です。

6 食べ物

生理中に身体を冷やす食べ物や飲み物を摂取すると、血行の悪化を招き生理痛もひどくなる傾向にあります。

例えば野菜ならばトマトやキュウリ、パッションフルーツなどの果物、スナック菓子やジャンクフード、白砂糖は身体を冷やす効果があるので、生理中だけでも控えるようにしましょう。

一方で、体を温める効果がある食材は積極的に摂取しましょう。

発酵食品や黒砂糖、玄米、根菜類、ショウガなどを工夫して食生活に組み込んでいくと良いでしょう。

また、グレープフルーツは生理痛を緩和する効果があると言われているほか、生理中に不足しがちな鉄分を補うためにもプルーンは魅力的な食材です。

食べ物だけでなく、飲み物も気を配るようにしましょう。

コーヒーなどのカフェインを多く含む飲み物は生理痛には良くないとされていますし、糖分が大量に入っているジュースや炭酸飲料も生理中は避けた方が賢明です。

その点、生理痛を緩和させる効果があるカモミールティーをはじめとするハーブティーや、冷えの解消に効果的なココアは生理中におすすめできる飲み物です。

生理痛に一番効くのは豆乳とも言われていますが、豆乳は飲みすぎると逆に生理痛の悪化を招くこともありますので、量を調整することが大切です。

禁煙

喫煙することで血管が収縮し、血行が非常に悪くなります。

生理痛を悪化させるだけでなく、卵巣の働きそのものにも悪影響を与えてしまうこともあるので、禁煙することをおすすめします。

睡眠をとる

生理中はしっかりと睡眠をとり、身体をいたわりましょう。

睡眠不足はホルモンバランスの崩れを引き起こすので、生理痛の悪化にもつながります。

寝ているときは生理痛の不快感を感じずに済みますし、ゆっくり眠ることができれば生理中に起こりやすいイライラや気分の落ち込みも緩和できます。

最後に

いかがでしたか?今回は生理痛を緩和する方法を紹介してきましたが、もしいろいろ試してみても痛みが引かない場合は一度婦人科を受診することをおすすめします。

つらい生理痛だからこそ、我慢せずに最善の方法をとるようにしましょう。

  出典:日立保険サービス