生理が近づくと、どうしてもチョコレートが食べたい!上手に摂る方法は?

生理前になると無性にチョコレートが食べたくなりませんか?買い物に出かけると無意識のうちにチョコレートに手が伸びていて、「毎日チョコレートを買っているような…」と思っていると生理が始まる…という経験に覚えがある女性も多いはずです。

しかし、「生理前や生理中にチョコレートを食べることは、生理に関する不快な症状を悪化させる」という定説が存在するのも事実です。

では、どうしてチョコレートが生理に悪影響を及ぼすのでしょうか?

こちらでは、「チョコレートが持つ嬉しい効果」や「生理とチョコレートの関係」、そして「生理中の上手なチョコレートの付き合い方」など、チョコレート好きな人には耳よりな情報をご紹介します。

大好きなチョコレートを生理中にも我慢することなく楽しみたい女性の方々は是非参考にしてくださいね。

生理前になるとチョコレートが食べたくなるのは、リラックス成分を欲しているから!

そもそもどうして生理前~生理中の期間にチョコレートがどうしても食べたくなるのか気になりますよね。

無性にチョコレートが食べたくなるのは、チョコレートに含まれるリラックス成分にあったのです。

脳がリラックス効果を得られる食べ物として挙げられるのが、チョコレートをはじめとした「甘いもの」になります。

特に甘いものの中でもチョコレートを欲するようになるのは、チョコレートにはリラックス効果のある様々な成分があるからだと考えられます。

まず、チョコレートの原材料であるカカオには、テオブロミンという成分が含まれています。

このテオブロミンは、血管拡張効果による穏やかな眠気覚ましの効果を持続的に得られることから精神の安定に効果を発揮します。

また、チョコレートの甘い香りからは、幸福感を得られる脳内物質のドーパミンが分泌されます。

そのほか、チョコレートに含まれるフェネチルアミン(PEA)は別名「恋愛物質」と呼ばれており、摂取すると高揚感が得られたり消化促進効果から心身を活性化したりという効果も得られます。

このような様々なリラックス効果を含むチョコレートですから、生理前にストレスを感じる脳が欲するのは至って自然な流れだったのです。

チョコレートの効果

チョコレートからは、リラックス効果の他にも「動脈硬化の予防」や「便秘解消」などの体にとって嬉しい効果が得られますよ。

動脈硬化の予防

チョコレートの原材料であるカカオには、血液サラサラ効果の高いポリフェノールが豊富に含まれています。

ドロドロになった血液をサラサラにしてくれるので、動脈硬化の予防に優れた効果を発揮します。

便秘解消

また、カカオには食物繊維が豊富に含まれています。

腸内にある余分な老廃物をまとめて排出できるといった便秘解消効果が高く、腸内環境を健やかな状態へと導いてくれますよ。

ストレス解消

先述でご紹介しました成分のリラックス効果のほか、ポリフェノールからはストレスを緩和する効果が得られます。

ポリフェノールの血液サラサラ効果とストレス緩和効果との相乗効果で、緊張から凝り固まった全身の筋肉をほぐすことが可能に!

チョコレートが生理痛に影響するのはどうして?

チョコレートには健康のために嬉しい効果がギュッと詰まっていることが分かりました。

しかしチョコレートの成分の中には生理痛悪化の原因に繋がるものがあるからです。

そもそも、生理痛の悪化として挙げられるのが、「ホルモンバランスの乱れ」「体の冷え」「悪い血行状態」の3つになります。

チョコレートに含まれる成分が、これらの原因に繋がってしまうのです。次に、生理痛に影響を及ぼすチョコレートの成分について詳しく見ていきましょう。

多く含まれる砂糖が生理痛に悪い

甘く美味しいチョコレートには、多くの砂糖が使用されていますよね。

実はこの砂糖を過剰摂取すると、ホルモンバランスの乱れや体の冷え、そして体調不良の原因になるとされています。

こうした砂糖の悪い側面が、生理痛悪化の原因として体に悪影響を及ぼすのです。

そのため、「チョコレートを食べたい!」という欲求のままにチョコレートをたくさん食べると、それだけ多くの砂糖を摂取することになり酷い生理痛を引き起こしてしまいます。

また、砂糖はカルシウムやビタミンを奪いイライラや不安感を強めるほか、生理中には特に必要とされるマグネシウムを尿と一緒に排出させてしまうという側面もあります。

生理中のみならず健康維持には必要不可欠な栄養素の摂取を阻害することからも、砂糖の過剰摂取は避けたいですね。

上記の砂糖による悪い作用は過剰摂取が原因となっていますから、チョコレートに限った話ではありません。

チョコレートのほかケーキやアイスクリームなど、砂糖がたくさん使われているスイーツ全てに言えることです。

生理前~生理中には「スイーツ欲」が全面に出てくる時期でついつい甘いものを食べ過ぎてしまいますが、生理痛のことを考えると甘いものは極力控えるようにしましょう。

カフェインの作用が生理痛悪化に

チョコレートには、カフェインが意外に多く含まれています。

コーヒーや紅茶などカフェインが豊富な飲み物を眠気覚ましに摂取する方が多いかと思います。

しかし、このカフェインには眠気覚ましの他にも血管収縮作用があるため、生理痛の悪化に繋がる血行不良やそれによる体の冷えに繋がりかねません。

生理前~生理中には特に寝付きの悪さを感じる方の場合には、カフェインの摂取から睡眠障害に陥る恐れも高まります。

十分に眠れなかったり睡眠の質が悪くなったりすれば、ホルモンバランスの乱れも引き起こします。

また、カフェインは脳を興奮させる作用からストレスに対して敏感になり、ストレスを溜めやすくなってしまいます。

ただでさえ生理前~生理中にはイライラしたり気分が沈んだりと精神的に安定しない状態にありますから、余計にストレスを溜めてしまう要因は避けたほうが好ましいです。

買うときの選び方や、食べるときに気をつけたいのは?

生理痛を悪化させたり余計なイライラを引き起こしたりと、チョコレートには生理に適していない作用がいくつかあります。

しかし、食べたいと思うチョコレートを我慢することもまたストレスに繋がるのも事実です。

そこで、生理への悪影響が少ないチョコレートの選び方をご紹介します。

できる限り生理への負担を減らしながら、ストレスなくチョコレートを楽しみたいですね。

「カカオ70%以上」のものを選ぶ

生理痛悪化を避けるという目的でチョコレートを選ぶ際には、「カカオ70%以上」と表記されたものがおすすめです。

カカオの含有量が多ければ多いほど満足感が得やすいですが、「カカオ100%」のものをいきなり食べると苦く感じられます。そのため、まずは「カカオ70%以上」から始めましょう。

少しずつ慣れていく中でカカオの含有量が多いものにシフトしていけば、チョコレートを楽しみながら体に嬉しい栄養素を効率良く得られるようになりますよ。

チョコ菓子ではなくプレーンなチョコレートを

チョコレートが使用されたクッキーやケーキそしてチョコレートなどは、とても甘くて腹持ちが良く満足感も得やすいですよね。

しかし、それだけ多くの砂糖が使用されているので、生理に悪影響を及ぼしやすいスイーツとなります。

生理前~生理中にチョコレートを食べたい場合には、砂糖を多く使用されているチョコレート菓子ではなくプレーンなチョコレートをチョイスしましょう。

カカオ含有量が高いチョコレートはプレーンなものが多いですから、カカオ70%以上のものを少しずつ楽しむようにすると良いですよ。

「クーベルチュール」もオススメ

また、あまり馴染みのない「クーベルチュール」も生理前~生理中のチョコレートには適しています。

クーベルチュールとは製菓用の高級チョコレートのことで、脂肪分は高めですがカカオバター以外の油脂が使用されていないものです。

そのため、カカオ本来の栄養素や満足感が得やすいチョコレートになります。

クーベルチュールを選ぶ際にも、できる限りカカオ含有量が高いものを選ぶようにしましょう。

チョコレートは我慢しないでも大丈夫!

生理前~生理中になると無性に口にしたくチョコレートには、体に嬉しい効果がある一方で生理痛を悪化させる成分が多く含まれています。

とはいえ、食べたいと思うチョコレートを無理に我慢することもまたストレスに繋がりかねません。

ですから、「いかに生理痛に悪影響を及ぼさないチョコレートを選ぶか」ということが、生理前~生理中での上手なチョコレートとの付き合い方になります。

ご紹介しました選び方でチョコレートをチョイスすれば、生理痛を重くせずに美味しさを楽しみながらストレス解消に役立ちますよ。

ただし、生理痛に影響が少ないチョコレートだからといって食べすぎてしまっては意味がありませんから、適度な量にとどめておいてくださいね。

チョコレートの選び方と食べる量にさえ気を付けながら、嬉しい効果を得てストレスなくチョコレートを楽しみたいですね。