黄ニキビを潰して治すのは間違い!?黄ニキビの原因とケア方法を解説

黄色い膿を持ったニキビは、すごく痛くて気になりますよね。

潰したらダメだとなんとなく思ってはいても、非常に目立つことからついつい潰してしまいませんか?

膿を持つほど悪化した黄ニキビを綺麗に治すには、正しいケア方法が欠かせません。

こちらでは、痛くて目立つ厄介な黄ニキビの原因とケア方法を分かりやすくご紹介します。

黄ニキビとは?

ニキビの炎症が悪化して膿をもった状態

黄ニキビ

黄ニキビとは、炎症を起こしたニキビがさらに悪化し、化膿して毛穴に膿が溜まってしまった状態にあるニキビです。

頬や髪の生え際・顎にできやすく、痛みを伴うのが特徴です。

このような黄ニキビは、いきなりできるというものではありません。

そもそもニキビは、

  1. 白ニキビ
  2. 黒ニキビ
  3. 赤ニキビ
  4. 黄ニキビ
  5. 紫ニキビ

と段階を踏んで、悪化していきます。

白ニキビや黒ニキビの段階はまだ毛穴が詰まっているだけなので、比較的軽い症状です。

赤ニキビからは毛穴詰まりにニキビの原因菌であるアクネ菌が増殖して、炎症を引き起こすため、ニキビの周りが赤く見えます。

黄ニキビは赤ニキビがさらに悪化し、アクネ菌を殺すために集まった白血球が膿となって溜まった状態なのです。

このようにニキビの状態とその見た目によって、種類分けされており、黄ニキビはその中でもニキビがかなり悪化した状態のことを指します。

黄ニキビはニキビ跡になりやすい

黄ニキビでは、ニキビの原因となるアクネ菌だけでなく、黄色ブドウ球菌も毛穴の中で増殖しています。

悪化した炎症は、皮膚の奥深くの組織「真皮層」に達しています。

この状態が続くと、ニキビが治った後も凸凹としたクレーターや色素沈着といったニキビ痕として残るリスクが非常に高まります。

黄ニキビはニキビ跡になりやすいため、悪化する前に対処することが一番大切なのです。

原因は?

初期段階のニキビが黄ニキビまで悪化する原因としては、ニキビケアをせずに放置したり間違ったケア方法をしたりといった外側からのものだけではありません。

体にとって悪影響を及ぼす生活習慣や生活の質も、黄ニキビの原因となるのです。

スキンケアが不十分

黄ニキビの原因としてすぐ挙げられるものは、スキンケア不足やニキビを放置してしまったことによるニキビの悪化です。

黄ニキビの前段階の赤ニキビや白ニキビの状態のときに、しっかりとニキビケアをすれば、黄ニキビを予防することも出来たはずです。

しかし、忙しくてスキンケアができなかったり、間違ったスキンケアをしたりしてしまうと、すぐにニキビは悪化してしまいます。

また日頃からニキビ予防をしていない場合、ニキビが簡単に悪化してしまうので、黄ニキビになりやすくなります。

日ごろからニキビケアを怠らずに行うことが一番重要です。

睡眠不足

次に生活習慣の中に潜んでいる黄ニキビの原因として、睡眠不足が挙げられます。

まず睡眠中には、私たちの体内では成長ホルモンが分泌され、肌のターンオーバーが活発に行われています。

このターンオーバーによって古くなった細胞や傷ついた細胞を修復しているのですから、睡眠時間が少なければ少ないほど肌のターンオーバー機能を得ることができません。

さらに、睡眠不足で生活が乱れている時には、ホルモンバランスも崩れがちに…。

健やかな肌を保つために必要な女性ホルモンが減り、ニキビの原因となる男性ホルモンが増加してしまうのです。

つまり、質の良い睡眠時間を確保しなければニキビのリスクが高まるだけでなく、黄ニキビによって傷ついた細胞は生まれ変わることも修復することもできないのです。

偏った食生活

生活習慣の乱れによる黄ニキビは、偏った食生活からも引き起こされます。

高脂質・高カロリーのものが中心の偏った食生活は、皮脂の分泌量を高めます。

皮脂分泌が増加すれば、当然その分ニキビの原因となる毛穴詰まりも引き起こされやすくなりますよね。

また、偏った食生活ではニキビの修復・改善に必要な栄養素も得ることができません。

ニキビのリスクがとても高いうえ、ニキビが治りにくい食生活ではニキビが増えそして悪化するばかりです。つまり、毎日の食生活もニキビに大きく関係しているのです。

黄ニキビを潰して治すのは間違い!?

痛くて目立つ黄ニキビを潰して膿を出そうとする人も多いのではないのでしょうか?

しかし、そのような力ずくで潰してしまう方法は大間違いです。

黄ニキビでは膿が出ている肌の表面だけではなく、肌の奥深くまで炎症が生じています。

表面にある膿を出し炎症がおさまったように見えたとしても、肌の奥深くでの炎症はまだ残っています。

もしも、潰してしまった場合には、清潔なハンカチやティッシュで出てきたニキビを優しく拭き取りましょう。

ニキビ部分に刺激を与えないために優しく行うことがポイントです。

出てきた膿をそっと拭き取ったあとには、刺激を与えないように触らないこと!

自然治癒力で少しずつ改善していけるよう、残っている膿を出しきろうとしたり気になるからと触ったりしないでくださいね。

ニキビを無理に潰すことは、凸凹したクレーターや色素沈着といったニキビ痕が残ってしまうリスクも高める恐れもあるので絶対に禁物です。

黄ニキビの治し方

皮膚科で治療をしてもらう

黄ニキビのようにニキビが悪化した状態は治りにくい場合もあるので、皮膚科で治療薬をもらうことがおすすめです。

皮膚科でのニキビの治し方は、抗生物質でアクネ菌を抑える治療とニキビの炎症を鎮める治療を主に行います。

抗生物質には飲み薬と塗り薬の両方があり、どちらとも出されることが多いようです。

他にはビタミン剤やホルモン剤、体質改善を目的とした漢方薬が処方されることもあります。

できているニキビの状態によって処方される薬が変わりますので、ニキビに悩んだときはすぐに皮膚科に行くことをおすすめします。

市販薬でもニキビを治すことはできる?

ニキビにはオロナインを塗ると良いと聞いたことがある人もいると思いますが、黄ニキビが出来たときは市販薬でも治すことができるのでしょうか。

まず、オロナインには効果効能としてニキビを防ぐことも可能ですが、既に炎症を起こした黄ニキビには効果がないようです。

かえって刺激になったりすることもあるので、黄ニキビにオロナインを塗るのは避けましょう。

黄ニキビが出来たときにどうしても市販薬を使いたいときは、抗生物質が含まれるものを選ぶようにしましょう。

一般的な薬局やドラッグストアで購入できるものとしては、「テラ・コートリル軟膏」があります。

これはもともと皮膚科で取り扱われていた薬で、抗炎症作用と抗菌作用に優れています。

黄ニキビの正しいケア方法

黄ニキビが出来た場合は、正しいケア方法でセルフケアをすることも大切です。

洗顔や保湿ケアといった体の外側からだけでなく、生活習慣の見直しといった体の内側からのケアを続けることこそ正しいケア方法ですよ。

洗顔と保湿をしっかりと

黄ニキビ対策の基本となるのが、正しい洗顔と保湿ケアです。

ニキビのさらなる悪化を防ぐために肌を清潔な状態に保ち、そして肌にたっぷりと潤いを与えることでバリア機能・自然治癒能力を向上させるのです。

低刺激の洗顔料で優しく洗う

まず、黄ニキビ改善のための洗顔で大切となるのが、使用する洗顔料です。

早く膿を出してしまおうと洗顔力の強いものを使用すると、強い洗顔力が肌への刺激となってさらに悪化する恐れがあります。

黄ニキビの改善に使用する洗顔料は、敏感肌用の刺激が少なく肌に優しいマイルドタイプがオススメです。

「アトピー肌用」「赤ちゃん用」と表記されているアイテムも肌にとっても優しいものなので、選ぶ際の参考にしてくださいね。

また洗っている最中に黄ニキビが潰れてしまうことも考えられるので、洗い方にも注意が必要!

たっぷりと泡立て、汚れや余分な皮脂を泡で洗うように優しく洗いましょう。

ゴシゴシと手で擦るような洗い方は、肌へのダメージとなりますからやめてくださいね。

洗った後にはすすぎ残しのないように、丁寧に泡を洗い流しましょう。

保湿ケアで肌本来の機能を取り戻す

黄ニキビを悪化させずに良い状態へ導くには、バリア機能や自然治癒力を高める保湿ケアが欠かせません。

洗顔後の肌はどんどん水分が外へと逃げていき、乾燥しやすい状態です。肌が乾燥するとバリア機能が低下するほか、過剰な皮脂分泌に繋がりかねません。

こうしたニキビ悪化の原因を根本的に解消するために、保湿ケアは必要となるのです。

黄ニキビ対策のために使用する保湿アイテムは、洗顔料と同様に低刺激で肌に優しいものを選びましょう。

生活習慣を見直そう

黄ニキビを治すには、睡眠不足や食生活といった生活習慣を見直すことも大切になります。

十分な睡眠をとる

まず、睡眠不足が続く毎日を送っているのであれば、睡眠をきちんと取る習慣を身につけましょう。

ニキビや傷ついた皮膚組織の改善には、睡眠中の肌のターンオーバー機能は欠かせません。

ストレスを溜め込まない

何の関係のないように思われるストレスも、ホルモンバランスの乱れという形で間接的にニキビの原因となるのです。

ニキビケアをする際は、できるだけストレスを溜め込まないようにするよう心掛けて下さいね。

自分に合ったストレス解消法を見つけたり、適宜リラックスできる時間を設けたりすることでもストレスを減らすことができます。

ビタミン類を積極的に摂取する

皮脂の分泌量の増加に直接関係するカロリーや油脂量の多い食べ物を避け、野菜や果物もしっかり摂れる食生活へのシフトも大切です。

特に、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEといったビタミン類は肌の修復を促す働きがあるので、ニキビケアとして積極的に摂取することをおすすめします。

どうしても食事から摂取することが難しい場合は、ビタミン類をしっかり摂ることができるマルチビタミンサプリがおすすめです。

ニキビにおすすめのサプリメントとは?マルチビタミンの成分と働き

黄ニキビにおすすめのスキンケア

黄ニキビができたときのスキンケアの選び方のポイントは、以下の通りです。

  • 低刺激でニキビ予防の有効成分が含まれているもの
  • ニキビ跡予防のため、ビタミンC誘導体が含まれているもの
  • 保湿成分がしっかりと配合しているもの

それでは、おすすめのスキンケアをいくつか紹介していきます。

ノブACアクティブ

ノブACアクティブのラインナップ

ノブACアクティブは、積極的にニキビケアをしたい人におすすめのスキンケアシリーズです。

有効成分サリチル酸配合のため、新しくできる黄ニキビを予防してくれます。

ビタミンC誘導体も含まれているため、メラニンの生成を抑え、色素沈着や赤みといったニキビ跡のケアをすることもできます。

さらに複数のビタミンや保湿成分が、きれいな肌を保つために働きかけます。

ノブACアクティブの詳しい説明はコチラ

「ノブACアクティブ」はニキビケアにおすすめ?成分や口コミを紹介

ビーグレン

ビーグレンのニキビケアは、できてしまったニキビとニキビ予備軍のどちらにもアプローチをするスキンケアシリーズです。

ニキビの炎症を抑える有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」を配合。

さらに炎症を起こして不安定な肌を守ってくれるうるおいの膜を作り出す「天然クレイ」が黄ニキビに働きかけます。

美容液のCセラムはビタミンC配合で、肌の調子を整え、内側から透明感を引き出します。

保湿成分もしっかり含まれているため、肌トラブルを抱えた状態から肌本来の健やかな状態へ導きます。

ビーグレンの詳しい説明はコチラ

b.glen(ビーグレン)ニキビケアのおすすめポイントや口コミを紹介!

まとめ

黄ニキビは奥深くの皮膚組織まで炎症を起こしている状態です。

そんな黄ニキビに対して間違ったケアを行ってしまうと、ニキビ痕として残ってしまうリスクが極めて高くなります。

ですから、黄ニキビができた場合には、触ったり潰したりといった刺激を与えるようなことは絶対にしないようにしましょう!

また、にきび痕を残さないように解消するには、皮膚科での医師による治療が一番です。

自己流のケアを行って悪化させないためにも、早期の受診をおすすめします。

参考文献:講談社 いちばんわかるスキンケアの教科書 P154~P161