スマホやパソコンの使い過ぎ!眼精疲労からくるニキビの原因とは?

通勤通学の電車の中、休み時間や家ではスマホが手放せず、職場や学校ではパソコンとにらめっこ・・・。

このように、現代人は日々、目を使い過ぎています。目を酷使することで眼精疲労を起こし、なんとそれがニキビの原因になっているかもしれませんよ!?

目の疲れとニキビの関係とはどのようなものでしょうか?

眼精疲労とは?

眼精疲労とは具体的にどのような状態を指すかご存知でしょうか?

「眼精疲労」は単純に目を使いすぎて目が疲れることと思いがちですが、その場合は「疲れ目」と呼ばれ「眼精疲労」とは区別されます。

「疲れ目」の場合は目を休ませることで回復する一時的な症状を指しますが、眼精疲労の場合は何日も症状が継続し、更に体への悪影響といった、より程度の重い症状があります。

つまり、軽い症状なら「疲れ目」、重度の症状になると「眼精疲労」ということになります。

眼精疲労になると、以下のような症状が現れます。

  • ドライアイ
  • 目のかすみ
  • 目の奥に重みを感じる
  • 充血
  • チクチクと刺すような痛み
  • 涙が出る
  • 肩こり
  • 体のだるさ
  • 頭痛
  • 吐き気

眼精疲労を引き起こす原因

眼精疲労を引き起こす原因はさまざまあります。

一度かかると長引きがちな眼精疲労ですが、その原因について詳しく見て行きましょう。

目の使い過ぎ

主な理由として目の使い過ぎが挙げられます。

仕事や学校でもパソコンを使い、家や通勤・通学でもスマホを片時も離さない。

そんな生活をしていたら、目が休まる暇がありません。

特にスマホは画面が小さく見づらいため、ついつい画面をのぞき込んで熱中してしまい姿勢が悪くなり目の緊張状態も続きます。

その他にも、夜の運転や暗いところで本を読むなど、目を集中して使うと眼精疲労につながります。

長時間集中して物を見続けることで、目の筋肉が疲れてしまいオーバーワークとなって眼精疲労が起こるのです。

目の病気

ドライアイや白内障など、目の病気にかかっていると通常よりも目に負担がかかるため眼精疲労の原因になります。

目の病気の代表的なものは以下の通りです。

  • ドライアイ
  • 結膜炎
  • ものもらい
  • 緑内障
  • 白内障
  • テクノストレス眼症

体の病気

風邪やインフルエンザなど、体力が落ちて免疫力が下がったときにも眼精疲労が起こりやすくなります。

また、動脈硬化、糖尿病、高血圧、生活習慣病で心臓や肝臓に負担がかかっている時や、耳鼻喉に関する病気も原因になる場合があります。

精神的なストレス

精神的なストレスが体に与える影響にはさまざまあり、万病の元とも言われますが眼精疲労も例外ではありません。

仕事の人間関係や過度のプレッシャーなどで精神的なストレスが高まると、自律神経が乱れて交感神経が活発になり、体が緊張して血流が悪くなります。

そして緊張状態が続くと瞬きの回数が減るため目を保護する涙の分泌量が減り、瞳に栄養が行き届かなくなります。

このストレスから来る自律神経失調症なども、眼精疲労の原因になるのです。

目を使う環境

目をどのような環境で使用するかは目の疲れ方を大きく左右しています。

パソコンモニターの高さ、角度、モニターへの映り込みや椅子の高さなどの周辺環境、室内の乾燥、照明の明るさなどが関係します。

また、近年では建物の建材に含まれる化学物質による「ハウスシック症候群」なども眼精疲労の原因になる場合があります。

眼精疲労とニキビの関係性

眼精疲労の症状は目に関するものから、頭痛や肩こりといった身体的な不調、イライラ感などの精神的な不調までさまざまありますが、その症状が肌に現れるとニキビが出来ることがあります。

それではなぜ眼精疲労がニキビの原因になるのでしょうか。

その理由としては以下のようなことが挙げられます。

リンパの流れの悪さが老廃物をためる

眼精疲労を起こすと、顔のリンパ液の流れが悪くなるために老廃物がきちんと流れなくなります。

そして老廃物が溜まった状態の肌は毛穴が詰まりやすくなり、これがニキビの原因になるのです。

これは目が疲労することによって肩こりが起こるのと同じように、顔の筋肉が凝り固まるために起こります。

目の周りが血行不良になる

眼精疲労のために顔の筋肉が凝り固まると、固まった筋肉が血管を圧迫するために血行不良を起こします。

血行が悪くなり肌の新陳代謝が滞った結果、肌の乾燥や毛穴の詰まりが起こるためニキビができやすくなります。

パソコンやスマホの画面を熱心に見るあまり眉間にシワが寄る人は要注意です。

眉間の筋肉が硬くなるためその部分にニキビが発生することがあります。

システインやビタミンB群の大量消費

眼精疲労は、疲労回復の過程でビタミンB群、システインなどの栄養素を大量に消費します。

ビタミンB群はお肌の細胞の再生や水分保持に影響し、システインはアミノ酸の1種で、新陳代謝に大きく影響する栄養素です。

システインが分泌される量には限度があり、目の回復のために大量消費されてしまうことでお肌に必要な栄養が不足してしまいます。

そのため肌の新陳代謝がうまくいかなくなってしまい、古い角質が溜まって毛穴詰まりや乾燥を引き起こし、ニキビが出来る原因となります。

眼精疲労の解消法

眼精疲労の症状改善を考える上で一番大切なことは「早めの対処」です。

出来れば目の疲れを感じた時に、すぐ対策してあげると眼精疲労の進行を食い止めることができます。

目の疲れはそのうち治るだろうとつい放置してしまいがちです。

しかし、何も対策せずに疲れ目を放っておくと、眼精疲労が重症化する場合があるので注意が必要です。

これまでに挙げた眼精疲労の症状が既に見られる場合は、眼科の受診を検討することも必要でしょう。

それでは、眼精疲労を解消するには具体的にどうしたら良いのかを見て行きましょう。

適度に目を休める

目の使い過ぎで起こる眼精疲労の対処には、目を休めることが一番の薬です。

睡眠を十分に取ることや、目をつむるだけでも目を休めることができ、目の周りの筋肉の緊張も取ることができます。

パソコンやスマホを使う場合では、1時間に10分程度の小休憩を取ることが効果的です。

その際、遠くを眺めて毛様体筋をゆるめるようにします。

遠くを眺めることが難しい場合は、目に負担を掛けないように体を動かす仕事に切り替えるのもオススメです。

睡眠不足は自律神経を乱し血行不良を招き、症状を悪化させるので注意が必要です。

目を使う環境の改善

パソコンやスマホを使う際の環境を整えましょう。

画面や部屋の明るさ、モニターの高さや角度、画面を見る姿勢に気をつけましょう。

乾燥した部屋で寝転がってスマホ画面を見るなどはやってしまいがちですが、目に負担をかけてしまいます。

また、近視や老眼など、視力は環境や年齢とともに変化していきます。

度数の合わない眼鏡やコンタクトを使うのは控えましょう。疲れ目の原因となります。

しかし、遠くまではっきり見えるように視力矯正すると、パソコン作業などではかえって目が疲れてしまうこともあります。

眼鏡やコンタクトを作る際には、1日をどのように過ごすのかを眼科医に相談して、生活環境に合わせたものを作りましょう。

ホットタオルやアロマでリラックスをする

目の周りを温めることで血行が良くなり、筋肉の緊張をほぐすことができます。

ただし、目にチクチクとした痛みがある場合、充血している場合には目の周りを冷やすと効果的です。

濡らしたタオルをレンジで温めて作るホットタオルや、市販品のホットアイマスクなどがあります。

また、アロマの香りを嗅ぐとリラックス効果が高いため、あわせて使うこともオススメです。

目のマッサージとツボ押し

目のマッサージやツボ押しで血行を改善しましょう。

眉頭を指で押し上げる→頬を上に押し上げる→眉毛と眼の周りに沿って目の周囲をマッサージ

これを数分間行うことで、血行が良くなります。

目薬をさす

薬局で買える目薬の中には疲れ目用、ドライアイ用など効果が書かれていますので、症状に合ったものを選びましょう。

眼科で処方された目薬は、医師の指示通り適切に使うようにします。

目薬をさした後はまばたきをしてよく目薬を行き届かせましょう。

さいごに

以上、眼精疲労がにきびにもたらす原因とその対策について見てきました。

眼精疲労はニキビだけでなく、体に様々な不調をもたらします。

健康的で楽しく生活するためには、目の疲れを溜めないように気をつけつつ、ニキビのないお肌を目指したいものですね。