睡眠は自分でできる最高のスキンケア

「睡眠は自分でできる最高のスキンケア」良質な睡眠で乾燥肌対策

乾燥肌を予防するうえで特に重要といわれる睡眠。

不足すると、一生懸命スキンケアを行っていても乾燥肌が悪化するかもしれません。睡眠と肌の間にはどのような関係があるのでしょうか。

ここでは、睡眠と乾燥肌の関係と質の高い睡眠をとるポイントなどを紹介しています。美肌作りの参考にしてみませんか。

乾燥肌と睡眠 睡眠不足がもたらす肌の不調

忙しい生活を送っていると、意外と軽視しがちな睡眠。仕事や家事などの時間を作るために睡眠時間を削っていませんか。

仕方がないこととはいえ、睡眠不足が続くと乾燥肌などにつながるかもしれませんよ。

あまり知られていませんが、睡眠と肌の間には密接な関係があります。

睡眠中に成長ホルモンの分泌が活発になるからです

成長ホルモンというと思春期の成長に必要なものと思われがちですが、実際は大人にも必要です。このホルモンが正常に分泌されることで身体の機能が正常に保たれるのです。

睡眠不足で成長ホルモンの分泌が減ると肌に大きな影響が現れます。具体的には、ターンオーバーが乱れて古い角質が肌の表面に残りやすくなります。

これらの影響で、シミやシワが目立ちやすくなるといわれています。さらに、ターンオーバーが乱れると、肌の潤いを保つセラミドなどの生成が減ってしまいます。保湿力が低下するので乾燥肌になりやすくなるのです。

睡眠不足が続くと肌に様々な影響が出ます。スキンケアを行っても肌の調子が改善しない方は、睡眠について見直すとよいかもしれませんよ。

質の高い睡眠を得る為に

乾燥肌などをケアしたい方は、十分な睡眠時間をとることと質の高い睡眠をとることを心がけましょう。具体的に、どのような点に気を付ければよいのでしょうか。

睡眠時間

睡眠を見直すと十分な睡眠時間が気になるはずです。

一般的に、8時間が良いといわれますが、この説に医学的な裏付けはありません。現在のところ、個人差が大きくて共通する最適な睡眠時間を導き出すことは難しいと考えられています。

基本的には、日中に眠気を感じず活動できるのであれば十分といわれています。

成長ホルモンの分泌をサポートしたい方は、眠る時間に注意したほうが良いかもしれません。

お肌のゴールデンタイムといわれる22時から2時の間に質の高い睡眠をとると分泌量が多くなると考えられているからです。しかし、現代人のライフスタイルでこの時間に眠ることは難しいですよね。

お悩みの方にうれしいデータがあります。最近の研究で、この時間を外れても眠り始めの3~4時間の間に成長ホルモンの分泌が増えることが分かったのです。忙しい方などは、眠りはじめ3~4時間の睡眠の質を高めるとよいでしょう。

寝室の環境

睡眠の質を改善するためにこだわりたいのが寝室の環境。

寝室はできるだけ静かで余計な光が差し込まないようにしましょう。もちろん、空調なども大切です。

快適と感じられる環境で眠りにつくことが睡眠の質を高める第一歩になります。

夕方以降は強い光を浴びない

夕方以降に強い光を浴びないことも重要です。強い光を浴びると、睡眠にいざなうメラトニンの分泌が抑えられてしまいます。

夕方以降は間接照明の部屋で過ごすなど工夫をしましょう。

寝る前のスマホやPCはNG

同じ理由で、寝る前のスマホやPCはおすすめできません。

モニターから太陽光に含まれるブルーライトが照射されているので、寝る前に見続けると眠りの妨げになります。

寝る1、2時間前はスマホやPCを使わないようにしましょう。

眠りにつく2、3時間前にお風呂に入る

ヒトの身体は、上昇した体温が低下するときに眠気を感じます。

この働きを利用すれば質の高い睡眠をとりやすくなります。そこでおすすめなのが、眠る2、3時間前にぬるめのお風呂に入ることです。

リラックス効果も期待できるので睡眠の助けになります。反対に、寝る直前に熱いお風呂に入ることはNG。交感神経が優位になるので目が覚めてしまいます。

眠りにつく2時間前のストレッチ

ストレッチに取り組むと脳の働きが活発になるので、深い睡眠をとりやすくなります。寝る2時間前にストレッチに取り組む習慣を作るとよいでしょう。

お布団の中で考え事をしない

寝る態勢に入ってから余計な考えごとをしないことも睡眠の質を高めるテクニックです。

悩み事を抱えている方は、お布団に入る前にノートなどに書き出し気持ちを整理するとよいでしょう。

朝日をしっかり浴びる

朝日をしっかり浴びることも睡眠の質を高めることにつながります。

目覚めてから朝日を浴びることで体内時計がリセットされます。

体内時間が整うと適切な時間に眠りにつく体制が整いやすくなります。目覚めたらカーテンを開けて、朝日をしっかり浴びましょう。

以上を心がけて睡眠の質を高めることで、ターンオーバーが正常になり肌のハリが良くなる、乾燥が改善するなどを感じられるかも知れません。

また、睡眠をしっかりとると血行が良くなるので、肌のくすみやクマなども目立ちにくくなるといわれています。

睡眠時に気を付けておきたいこと

どれだけ睡眠環境を整えても、乾燥肌の方は肌のかゆみなどが気になって質の高い眠りにつけないかもしれませんね。

そんな時は、ちょっとしたポイントに気を付けると快適に眠りやすくなりますよ。

パジャマの素材に気を付ける

デリケートな乾燥肌は、わずかな刺激でもかゆみが誘発されます。しっかり保湿していても、ウールや化学繊維のパジャマだと肌表面の刺激につながりかゆみなどを感じることが少なくありません。

乾燥肌の方はシルク100%のパジャマを選びましょう。

表面が滑らかなので肌にほとんど刺激を与えません。シルク100%のパジャマが見つからないときは、コットン100%のパジャマを代用しても構いませんよ。

寝具の素材にも気を付けましょう

同様の理由で、寝具の素材にも注意が必要です。寝がえりなどでこすれると乾燥肌に刺激を与えてしまいます。

寝具もシルク素材かコットン素材のものがおすすめです。

枕カバーをこまめに取り換える

枕カバーをこまめに取り換えることも重要です。枕カバーには、乾燥で剥がれ落ちた皮膚や就寝前に塗ったクリームやオイルなどが付着しています。

乾燥肌は肌のバリア機能が低下しているので、交換を怠ると肌荒れなどにつながる恐れがあります。

小まめな交換が面倒な方は、コットン100%のタオルを枕に敷いて眠るとよいでしょう。こちらであれば、簡単に交換できるはずです。

寝室の温度と湿度にこだわる

寝室の温度と湿度にこだわることで、乾燥肌を防ぎながら質の高い睡眠をとりやすくなります。

快適に眠れる温度は23~25度、湿度は50~60%といわれています。

エアコンだけをつけると空気が乾燥しやすくなるので、加湿器も併用して寝室の温度と湿度をコントロールしましょう。

加湿器にアロマオイルを加えると、リラックスして質の高い睡眠をとりやすくなりますよ。

季節に合った寝具を利用する

寝室の環境と同じく、寝床内の環境も重要です。

寝床内の温度が高すぎると、体温が下がりにくいので睡眠の質が悪くなります。反対に、寝床内の温度が低すぎても、身体を温めるため体温が下がりません。

季節に合った寝具で眠るようにしましょう。寝具を選ぶときは、弾力性・保温性・透湿性・吸湿性をチェックするとよいでしょう。

これらのバランスが良い寝具は快適な睡眠をサポートしてくれます。

乾燥肌にお悩みの方は、以上のポイントに気を付けて睡眠の質を高めてみてはいかがでしょうか。続けることで、乾燥肌が改善するかもしれませんよ。

適切な睡眠がとれないと成長ホルモンの分泌が妨げられるため、乾燥肌、シミ、シワなどが起こりやすくなります。

気になる方は睡眠を見直しましょう。特に、重要といわれているのが眠りはじめ3~4時間の睡眠の質です。紹介したポイントに気を付けて、潤いのある肌を実現してみてはいかがでしょうか♡