思い込み「Bath time法」になってない?乾燥肌予防と対策に正しい入浴を!

何かと美容に良いといわれる入浴。お肌のために湯船につかっている方が多いはずです。

しかし、間違えた入浴方法だとかえって乾燥肌を招くことをご存知ですか。

具体的に、どのように入浴すればよいのでしょうか。

ここでは、間違えた入浴が乾燥肌を招く理由と乾燥肌を防ぐ正しい入浴方法について解説しています。お肌をきれいに保ちたいときに参考にしてくださいね。

覚えておきたいお風呂のポイント

誰かに教えてもらえるわけではないので、ほとんどの方が自己流の入浴方法でお風呂に入っているはずです。

自己流の入浴方法の問題点は、気づかない間に肌に負担をかける恐れがあることです。

どのような入浴をすると肌に負担がかかってしまうのでしょうか。

お風呂の温度は何度がおすすめ?

入浴で気を付けたい最初のポイントがお湯の温度。

熱めのお湯に入らないと物足りないかもしれませんが、熱めのお湯に入ると肌の潤いを守る保湿成分が流れ出るため乾燥肌になりやすいと考えられています。

お風呂はぬるめのお湯につかるようにしましょう。

具体的には、38~40度くらいがおすすめです。40度以上のお湯は熱すぎるといわれていますよ。

38~40度のお湯だと身体が温まらないと感じるかもしれませんが、ぬるま湯で温めた身体は冷えにくいことが分かっています(熱いお湯で温めた身体はすぐに冷えます)。

入浴後もポカポカ状態が続くので意外と快適ですよ。

長風呂はOK or NG

長風呂は美容に良いと思われがちですが、本当なのでしょうか。確かに、長風呂で身体を温めると血行が改善するので、肌の新陳代謝を促進できると考えられます。

しかし、1時間も2時間もお湯につかっていると、肌の潤いを守る成分が流れ出るため、乾燥肌につながってしまいます。

お風呂は、ぬるめのお湯に短時間が基本です。

具体的には、38度~40度程度のお湯に15~20分程度つかることが勧められています。

半身浴は乾燥肌を招く

長風呂と同じく美容に良いといわれることが多い半身浴。

肌がきれいになる、ダイエットにつながるなどといわれていますが、実際は高血圧などの持病をお持ちの方に向けた入浴法です。

最大の魅力は、身体に負担をかけず長風呂ができること。

ただし、長風呂をすると肌の保湿成分が流れ出てしまいます。

乾燥肌が心配な方には、半身浴よりぬるめのお湯にさっとつかる全身浴がおすすめですよ。

入浴剤はOK or NG

バスタイムを楽しむために入浴剤を利用する方が多いはずです。

乾燥肌などへの影響を考えた場合、入浴剤はOKなのでしょうか。

入浴剤の評価は成分により異なります。

保湿成分を配合した入浴剤は乾燥肌におすすめといわれています。

洗い流さずお風呂からあがると効果的ですよ。美肌成分や発汗成分を配合した入浴剤も基本的には問題ありません。

一方で、硫黄を配合した入浴剤は肌を乾燥させる恐れがあります。

このほか、香料や着色料、合成界面活性剤など肌に負担をかける成分を配合した入浴剤はあまりおすすめできません。入浴剤は成分で選びましょう。

身体洗いは手or タオル or スポンジ?

入浴で間違えやすいポイントが身体の洗い方。多くの方が乾燥肌の原因を作っているので気を付けましょう。

身体は、手やナイロンタオル、スポンジなどに石鹸をつけて洗いますが、どれが肌に負担をかけないのでしょうか。

一般的に、利用されているナイロンタオルは、爽快感と引き換えに肌表面を傷つける恐れがあります。

ゴシゴシこすっていると乾燥肌などのトラブルを起こすことがあるので、できるだけ使用を控えましょう。

スポンジもゴシゴシこすってしまうと肌に負担をかけてしまうと考えられています。

最もおすすめされているのが、しっかり泡立てた石鹸を手にとりなじませるように優しく洗う方法です。

汚れが落ちないように思うかもしれませんが、ホコリなどは水洗いでも十分落とせます。脂汚れは石鹸の洗浄成分が落としてくれます。

乾燥肌が気になる方は、手で優しくいたわるように身体を洗いましょう。

ナイロンタオルやスポンジを使うときは、肌に負担をかけないように優しく洗うとよいですよ。

ボディーソープor固形石鹸はどちらを選ぶ?

身体の洗い方が分かったところで、使用する石鹸にも注意しましょう。

最近では、利便性からボディーソープを選ぶ方が多いですが正しい選択なのでしょうか。

一般的なボディーソープには、カリ石鹸素地と呼ばれるものが使用されています。

カリ石鹸素地は強アルカリ性なので弱酸性の肌を傷つける恐れがあります。また、ボディーソープは手軽に使えるため、石鹸の使用量が多くなりやすいといわれています。

大量のボディーソープで身体を洗うと、肌の潤いを守るために必要な成分を洗い流してしまいます。

乾燥肌が気になる方には、肌にやさしい石鹸素地を使用した固形石鹸がおすすめです。とはいえ、ボディーソープの利便性は魅力的ですよね。

使いたいときは、使用量とこすりすぎに気を付けることで影響を小さくできますよ。

身体を洗う順番にもこだわって

身体を洗う順番にも基本のルールがあります。

なんとなく洗っていると、乾燥肌などのトラブルを起こすことがあるので注意しましょう。

身体を洗うときは、上から順番に洗いましょう。

具体的には、頭から身体の順に洗います。逆の順番で洗うと、すすぎ残したシャンプーやトリートメントなどが身体について、肌の負担になることがあるからです。

次のポイントに気を付けると上手に身体を洗えますよ。

Point1.身体が温まってから洗う

お湯で身体が温まると、汗や皮脂、汚れなどが毛穴から排出されます。このタイミングで頭や身体を洗うと汚れを効率よく落とすことができます。シャンプーのポイントは次の通りです。

Point2.シャンプー・トリートメントのポイント

1.ぬるめのお湯で髪と頭皮をしっかり予洗いしてほこりなどを落とします。

2.適量のシャンプーを手に取り泡立てて、頭皮をマッサージするように洗います。

3.念入りにすすぎます。

4.軽くタオルドライしてから髪にトリートメントを塗布してしっかりすすぎます。

Point3.身体を洗う

身体は泡立てた石鹸で優しく洗います。

耳の後ろや首筋、背中、胸などはシャンプーが残りやすいので、忘れないように洗いましょう。最後に、シャワーなどでしっかり洗い流して完了です。

乾燥肌が気になるときは、石鹸を使って洗う回数を減らすとよいかもしれません。

手やお腹まわりなど皮脂の少ない部位は、2日に1回くらいでも問題ありませんよ。

入浴後の保湿は欠かさない

乾燥肌を防ぐために、忘れてはならないケアが保湿です。

入浴後の肌は、肌の潤いを守る保湿成分が流れ出ているうえ、温まっているのでとても乾燥しやすい状態といわれています。

お風呂からあがって5分以内にローションやクリームなどで保湿しましょう。

浴室内で身体が濡れたまま保湿すると、水分ごと蓋できるので効果的といわれていますよ。忘れると乾燥肌を招きやすいので、保湿まで1セットで入浴と考えましょう。

美容に良いといわれるお風呂ですが、間違えた入浴方法だと乾燥肌などの原因になります。

具体的には、40度以上の熱いお湯で長風呂をする、ナイロンタオルで身体をゴシゴシこするなどしていると乾燥肌が引き起こされやすくなります。

肌の状態が気になる方はこれらをできるだけ避けましょう。

紹介したポイントをおさえれば、乾燥肌を防ぎながら入浴することができるはずです♡