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ダイエット中は何を飲んでる?ゼロカロリーに騙されないで!

 

摂取カロリー量を気にするダイエット中には、カロリーが少ない「ゼロカロリー」や「カロリーゼロ」と記載されている飲料を選ぶ人が多いのではないのでしょうか?

しかし、そのようなゼロカロリー飲料には思わぬ落とし穴が存在します。

カロリー量が少なくダイエットに良いからと、積極的に選んだりたくさん飲んだりしていると太ってしまうこともあるのです。

こちらでは、ダイエット中には気を付けたいゼロカロリーの危険性についてご紹介します。

目次

ゼロカロリーは危険!

「ゼロカロリー」にもカロリーがある

まず、「ゼロカロリー」「ノンカロリー」「カロリーフリー」と記載されている様々な飲料にもカロリーが含まれているということに気を付けなければなりません。

全くカロリーが含まれていないように思える「カロリーゼロ」の表示は、実は「100mlあたりのカロリーが5kcal未満」という基準を満たしていれば記載できるのです。

つまり、カロリーゼロと記載されている500mlのペットボトル飲料を1本飲めば、15kcal摂取することになるのです。

ゼロカロリー飲料は実際にカロリーが全くないということではなく、カロリーが含まれているのですから、「カロリーゼロだからどれだけ飲んでも太らない」と飲みすぎてしまえば当然太ってしまいます。

人工甘味料が脂肪ホルモンを分泌させる

カロリーゼロ飲料には、アステルパーム・ステビア・エリストールといった人工甘味料が使用されています。

これらの人工甘味料は、砂糖と同程度の甘みがありながらカロリーがほとんど無いため、清涼飲料水のカロリーを大幅にカットすることができるのです。

しかし、人工甘味料を摂取しても脳内では「砂糖を摂取した」と勘違いし、脂肪ホルモンと呼ばれるインスリンが分泌されます。

インスリンは、脂肪を作り体に蓄積させる作用があります。

つまり、たとえ人工甘味料にカロリーがほぼ無かったとしても、その甘さがインスリンを分泌させ結果として脂肪の蓄積に繋がるのです。

当然、カロリーゼロ飲料を飲みすぎるとその分多くのインスリンが分泌され、分泌量と比例して多くの脂肪が作られ体に蓄積されていくのです。

こんな飲み物もダイエットには向いてない!

思わぬ危険性によって太る原因となり、ダイエットには適していないカロリーゼロ飲料。

しかし、ゼロカロリー飲料以外にもダイエット中に避けるべき飲み物が多く存在します。

効率良くそして健康的に痩せるために、ダイエットに適していない飲み物をきちんと知り、毎日の生活の中で極力避けるようにしましょうね。

1.100%ジュース

砂糖や塩をはじめとした添加物を使用していないため、安心だと思われる100%ジュース。

しかし、注意しなければならないのが、果物の甘さ「果糖」は体内に吸収されるスピードが早く、血糖値を急激に上昇させてしまうという点です。

果物をそのまま食べる分には、果糖を食物繊維と共に摂取するため血糖値の上昇も比較的緩やかにはなりますが、100%ジュースとして摂取する場合には注意が必要です。

というのも、インスリンの分泌量は、血糖値の上昇が急激であればあるほど増加します。

つまり、100%ジュースはインスリンを多く分泌させるため、ダイエット中には避けたい「太りやすい飲み物」となります。

2.スポーツ飲料

スポーツ飲料は、スポーツ失われた水分やミネラルを効率良く摂取することを目的としています。

そのため、主成分に多くの砂糖が使用されており、スポーツをしていない人が飲むとカロリー過多に陥ってしまいます。

スポーツ飲料は、あくまでもスポーツでのパフォーマンスを向上させたり体調不良を避けたりといったことを目的とした飲み物です。

ダイエットを考えるのであれば、スポーツ時以外の摂取は避けましょう。

3.ノンアルコールビール

普通のビールと比べて体に良さそうなイメージのあるノンアルコールビールですが、果糖ブドウ糖液糖をはじめとした添加物が多く含まれています。

果糖ブドウ糖液糖とは、100%ジュースでご紹介しました果糖とほぼほぼ同じもの。

当然、ノンアルコールビールも100%ジュースと同様に血糖値を急激に上昇させ、太りやすくなります。

4.エナジードリンク

ダイエット中の食事制限により、やる気が出なかったり思うように体を動かせなかったりするとエナジードリンクに頼る人も中にはいることでしょう。

しかし、エナジードリンクは砂糖で血糖値を高め、「元気が出てきた」と思わせる飲み物です。

それだけ大量の砂糖が使用されていますから、エナジードリンクも実は太りやすい飲み物なのです。

体が弱くなってしまうほどに食事制限を行い、弱った体をエナジードリンクで蘇らせるというダイエット方法はNG!

栄養バランスの良い食生活を心掛けることこそ、効率良くそして健康的に痩せる近道ですよ。

ダイエット中にオススメな飲物

ダイエット中には避けるべき太りやすい飲み物の次に、嬉しいダイエット効果が得られる飲み物をご紹介します。

効率良くそして健康的に痩せるには飲んでおきたいものが多いので、是非ダイエットに役立ててみてはいかがでしょうか?

体の中に溜まった不要な老廃物を外に出すデトックス効果が得られ、水に含まれるミネラルからも基礎代謝を高められる水は、ダイエット中には意識して摂取したい飲み物の1つです。

しかし、たくさん飲めば飲むほど良いというわけではなく、飲み方に気を付けてはじめて嬉しいダイエット効果を得られるので注意が必要です。

まず、1日摂取量の目安「1.5~2リットル」を1日の中で少しずつこまめに飲むことが大切です。

これは一度にたくさんの水を飲むと、むくんでしまい体本来のデトックス作用が減少し、かえって太りやすくなってしまうからです。

そして、冷たい水は体を冷やし基礎代謝を低くしてしまいます。

ですから、冷たい水ではなく常温の水をこまめに飲むことを心がけてくださいね。

炭酸水

シュワシュワとした炭酸ガスを含む炭酸水は、その炭酸でお腹を膨らませることができるため間食や食べ過ぎを防ぐのに役立ちます。

また、炭酸の刺激が腸を動かすので便秘の改善に効果を発揮し、腸内環境の正常化に繋がります。

炭酸は体を動かすことで体内に発生する乳酸を排出する効果がありますから、運動後に飲むと疲労感の軽減にも効果的!疲労回復効果で翌日のアクティブな活動もサポートします。

コーヒー

コーヒーに含まれている成分といえばカフェインが有名な成分ですよね。

実はこのカフェインには脂肪燃焼効果を高める効果が!

体温を高められるホットコーヒーであれば、相乗効果でさらに痩せやすく。

そのため、運動前にホットコーヒーを飲むと運動による脂肪燃焼効果をさらに高めることができますよ。

しかしながら、カフェインの過剰摂取は体に悪影響を及ぼしますから、適度な摂取にとどめておきましょう。

特に妊娠中のカフェイン摂取は控えてくださいね。

ココア

カロリーが高いイメージのあるココアですが、砂糖を使用していないピュアココアなら低カロリーです。

そしてココアの最大の魅力は、豊富な栄養素です。

アンチエイジング効果の高いカカオポリフェノール、リラックス効果の得られるテオブロミン、食物繊維やミネラルを同時に摂取できるのはカカオだからこそ。

満足感を得やすいので、間食代わりのドリンクとして毎日の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

杜仲茶(とちゅうちゃ)

杜仲茶とは、カルシウムや鉄分などのミネラルに富み、血圧を下げることからトクホとして認められているゲニポシド酸を含むなど体に嬉しい成分が豊富なお茶です。

カフェインを含まないため、時間を気にせず飲めるのも嬉しいポイント。

さらに、血液中の脂質を減らす働きから体脂肪の抑制にもアプローチしますから、ダイエットの他にも健康維持に役立ちますよ。

豆乳

大豆イソフラボン、サポニン、レシチン、大豆タンパク質、カルシウムなど、豊富な栄養素を含む豆乳は、低カロリー&低脂質とまさにダイエットの強い味方となる飲み物です。

大豆イソフラボンは体内に摂り込まれると女性ホルモンと似た働きをすることから、美肌・美髪効果や基礎代謝の向上そしてホルモンバランスを整えるといった効果がえられます。

さらに、肥満抑制効果のある大豆サポニン、整腸作用のある食物繊維に脂肪燃焼効果を高める大豆タンパクとダイエットをあらゆる方向からサポートする栄養素が詰まっています。

豆乳の過剰摂取は、ホルモンバランスを乱したり女性特有の疾患のリスクを高めたりと体に悪影響を及ぼす恐れもあります。

ですから、過剰摂取は控えながら適量を毎日飲む習慣を身に付けましょう。

低脂肪乳

低脂肪乳とは、その名の通り普通の牛乳から脂肪分を取り除いた牛乳です。

カルシウムやタンパク質など牛乳から得たい嬉しい栄養素はそのままに、脂肪分が少ないぶん低カロリーなのでダイエット中も安心して摂取できます。

健康的に痩せるには、筋肉を作るうえでは欠かせないタンパク質を摂取しながら、余計な脂肪分の摂取量を減らすことが大切です。

これは筋肉量を増やすことで基礎代謝を高め、効率良く痩せるためでもあります。

空腹感を軽減する効果もある低脂肪乳ですから、食事の前や間食代わりに噛むようにゆっくりと飲めば余計なカロリー摂取を防ぐことができますよ。

まとめ

摂取カロリー量ばかりに気を取られついつい手を伸ばすカロリーゼロ飲料には、思わぬ落とし穴が存在するとわかりました。

ダイエット中に口にする飲み物を選ぶ際には、カロリー量ではなく得られる栄養素や体への効果に注目することが大切なのです。

それに毎日必ずと言っていいほど摂取する水分ですから、ダイエット効果や栄養価の高い飲み物を選ぶだけでも痩せ効率は大きく変わってきます。

食生活だけでなく飲み物にも気をつけると、毎日の生活の中で様々な種類の栄養素をより多く摂取することができるようになります。

こうした心掛けを毎日コツコツと続けることこそ、美しく健康的に痩せるために必要ですよ。