生理周期を利用して計画的に痩せよう! 

ダイエットが苦手な方は生理周期に注目してみるとよいかも。身体の変化に合わせてダイエットすると効率よく痩せられるといわれていますよ。具体的に、どのようなダイエットに取り組めばよいのでしょうか。生理周期を利用したダイエットのポイントを解説します。

生理中はなんで痩せないの?

ダイエットに取り組んだ経験のある方であれば、生理中は痩せにくいと感じたことがあるのではないでしょうか。本当に、生理中は痩せにくくなるのでしょうか。

生理になると痩せにくいと感じる理由は、ホルモンバランスの影響などで身体が変化するからです。身体が水分をため込みやすくなる、生理前のイライラで食べ過ぎてしまう、代謝が落ちるなどの影響で痩せにくくなることが多いのです。つまり、本当に生理中は痩せにくくなるのです。

女性の身体は、生理周期に合わせて変化するホルモンバランスから大きな影響を受けています。効率よく痩せたい方は、生理周期に注目するとよいかもしれません。具体的に、どのように生理周期をダイエットに生かせばよいのでしょうか。続いて、生理周期を利用したダイエット方法を紹介しますね。

生理周期を利用したダイエット方法

一般的な女性の生理周期日数は28日(~38日)です。この間に、女性の身体ではエストロゲンとプロゲステロン(以上、女性ホルモン)が増減を繰り返します。ふたつのホルモンの増減に合わせて女性の身体には様々な変化が現れます。女性ホルモンには、脂肪燃焼にかかわる働きがあると考えられています。この働きを上手に活かせば効率よくダイエットできると考えられているのです。

生理周期は、「月経期」「卵胞期」「黄体期」に分けることができます。月経期は生理中でエストロゲン・プロゲステロンとも分泌が減ります。卵胞期は生理が終わってから排卵日までの間でエストロゲンの分泌が増えます。黄体期は排卵後から生理が始まるまでの間でプロゲステロンの分泌が増えます。ちなみに、排卵日は生理が始まった日から14日目頃です。月経期・卵胞期・黄体期の特徴を解説するので、ダイエットの参考に活用しましょう。

月経期の特長

先ほど紹介した通り、月経期はダイエットに適さない時期です。激しい運動をすると心身に負担がかかりやすい時期でもあるので、ストレッチなど軽い運動に取り組み痩せやすい身体を維持する期間といえます。

卵胞期の特長

エストロゲンの分泌が増える卵胞期はダイエットに最適な時期です。キラキラ期と呼ばれることがある通り、これまでの不調が嘘のように身も心も軽くなります。身体の巡りが良くなり脂肪を燃焼しやすくなるので、この時期に積極的なダイエットに取り組むとよいでしょう。

黄体期の特長

反対に、プロゲステロンの分泌が増える黄体期はダイエットが難しくなる時期です。食欲が増し身体が水分や脂肪をため込みやすくなるので、卵胞期で現れていたダイエットの成果が見えにくくなります。落ち込んでしまうかもしれませんが、生理周期に伴う変化なのでそれほど気にする必要はありません。生理後にやってくる卵胞期に合わせてダイエットを続ければ少しずつ痩せていくはずです。

生理周期に合わせてダイエットしたい方は、生理が終わってから排卵がやってくるまでの間にしっかり運動などをするとよいでしょう。ただし、結果を急ぎ過ぎることはおすすめできません。無理な運動や食事制限に取り組むとホルモンバランスが乱れて痩せにくくなるからです。生理周期に合わせてダイエットに取り組みたい方は、3カ月程度の期間を設けて少しずつ痩せていくようにしましょう。

ダイエット中に注意したいポイント

生理周期に合わせてダイエットをすると、心身に無理な負担をかけず痩せることができます。ただし、ダイエットが難しい期間は太らないように注意が必要です。具体的に、どのような点に注意すればよいのでしょうか。

満腹感を得やすい食事のとり方

黄体期や月経期はホルモンバランスの影響で食欲が増しがち。気を抜いていると、つい食べ過ぎてしまうことがあります。気になる方は、満腹感を得やすい食事のとり方を実践してみてはいかがでしょうか。同じ量の食事でも満足しやすくなります。

よく噛んで食べる

1口につき30回噛んで食べると、満腹と感じさせるホルモンが分泌されるほか脳が活性化して満腹中枢が刺激されるのでお腹いっぱいと感じやすくなります。ダイエット中はよく噛んで食べましょう。

ゆっくり時間をかけて食べる

満腹と感じる量の食事を食べてから、実際に満腹と感じられるまでにはタイムラグがあります。早食いをすると満腹と感じる前に食べ過ぎてしまいます。食事を食べながら休憩をするなど、ゆっくり時間をかけて食べましょう。

食事の前に水を飲む

食事の前に水を飲むと胃が満たされるので満腹と感じやすくなります。同様の理由で、おみそ汁などを食べることもおすすめです。

野菜→タンパク質→炭水化物の順番で食べる

食事は野菜、肉や魚(たんぱく質)、ごはん(炭水化物)の順番で食べましょう。食物繊維が豊富な野菜を最初に食べることで、血糖値の上昇が緩やかになるので太りにくくなります。また、満腹感も得やすくなります。

油もしっかりとる

ダイエット中は油を控える方が多いはずです。気持ちはわかりますが、油を極端にカットすると満腹感を得にくくなります。ダイエット中もある程度は脂を取るようにしましょう。エゴマ油や亜麻仁油などであればダイエットをサポートしてくれますよ。

1日3食を心がける

ダイエット中も栄養バランスに気を付けた食事を1日3回とりましょう。食事が不規則になるとホルモンバランスが乱れやすくなります。食欲を乱すきっかけになるので、規則正しい食事を心がけましょう。

食事の内容にも注意しましょう

ダイエットに生理周期を活用すれば何を食べてもよいというわけではありません。ダイエット中は食事の内容にも気をつけましょう。

身体を温める食材を活用

特に気を付けたいポイントが身体を冷やさないこと。身体が冷えると代謝が悪くなるので痩せにくくなります。レタスやキュウリなどは身体を冷やすといわれています。同じ野菜でも、ゴボウやニンジンなど身体を温める野菜を積極的に食べましょう。

生理中は鉄分を補う

食事内容に気を付けていても、生理中は鉄分が不足しがちです。気づかない間に鉄欠乏性貧血に陥っている女性が少なくないといわれています。生理中は出来るだけ鉄分を補える食材を活用しましょう。大根の葉や小松菜、ほうれん草、高野豆腐などに豊富です。ただし、これらだけを食べても吸収しにくいので、ビタミンCと一緒にとるようにしましょう。

むくみが気になっても水をしっかりとりましょう

黄体期や月経期は身体がむくみやすい時期です。水を控えてしまいがちですが、極端に水を控えると老廃物が余計にたまりやすくなります。また、ダイエットで汗をかくと脱水症のリスクも高まります。むくみが気になる時期もしっかりと水分を補いましょう。

以上のポイントに気を付ければ、ダイエットが難しい期間を上手に乗り切れるはずです。卵胞期に備えて身体の準備を整えてくださいね。

まとめ

女性の身体は、生理周期に合わせてホルモンバランスが変化します。この変化に合わせてダイエットに適した時期と適さない時期に分かれます。ダイエットに適さない時期に一生懸命努力をしても成果を確認できないのでストレスがたまるだけです。場合によっては、挫折や暴飲暴食のきっかけになってしまいます。女性のダイエットはメリハリが重要です。痩せやすいといわれる卵胞期に合わせて努力を続けるようにしましょう。生理周期が乱れている方は、婦人科で相談してくださいね。