脱毛サロン・クリニックでトラブルが起きた場合の対処法を紹介

昨今ニュース等で脱毛のトラブルについて各メディアが取り上げています。これから脱毛を検討されている方はすごい不安になりますよね。

せっかくの綺麗になろうと思った脱毛なのに、やけどなどの肌トラブルなどがあったとしたら、後悔してもしきれません。

 

そこで今回は、脱毛サロン・クリニックでよくあるトラブルとその対処法についてご紹介していきます。

脱毛前後にあるトラブルや不安点を解消し、気持ちよく脱毛を行えるようにしましょう。

国民生活センターが脱毛トラブルについて注意喚起!

国民生活センターは5月11日(木)にHP上で「なくならない脱毛施術による危害」について公表しました。

 

下のグラフはそこに掲載されているものですが、2012年~昨年2016年までの5年間で脱毛施術により危害を受けたという相談が964件も寄せられたそうです。その内訳は、エステが680件、医療機関のクリニックが284件でした。比率でいうと、エステが約7割、クリニックが約3割ということなります。

  出典:国民生活センター

そもそも脱毛のエステサロンと医療機関のクリニックの違いは?

脱毛のトラブルと一口に言っても、脱毛にはエステサロンと医療機関で行われるクリニックの2つに大きく分かれています。
上で観たように発生しているトラブルの種類自体はエステサロンと医療クリニックに差はありません。

 

しかし、トラブルの相談件数はエステサロンの方が多くなっているのは何故なのでしょうか?

トラブルについて触れる前に、エステサロンと医療クリニックの仕組みの違いについて理解しておきましょう。

クリニックの脱毛は医療行為

医療脱毛のクリニックは、医師免許を持った人が施術を行ってくれます。
医療機関ならでは医療レーザーで毛根部分に直接照射を行い、毛根頭や皮脂腺開口部等を破壊するので、サロンエステよりも抜群の高い効果が期待できます。

 

しかし、その分やけど等の皮膚トラブルが起こる恐れもあるのが懸念点です。

ただし、医療機関なので仮にトラブルが起こった場合でも、スムーズに医師に診察してもらえる店舗も多いため、脱毛には絶対妥協したくない!という人からの支持率は昔も今も変わらず高いというのが特徴です。

 

上述のような脱毛サロンと比べ相談件数の少なさも、このアフターケアがしっかりしているというところから来ているのかもしれませんね。
ただし、その分料金はエステサロンと比べ2倍ほどの料金が掛かってしまう、というデメリットは理解しておきましょう。

エステサロンの脱毛は正確には除毛・減耗

エステサロンの脱毛は、正確に言えば光を照射すること等による一時的な除毛・減毛という扱いになります。
医療クリニックのように医療レーザーではなく、出力の弱い光脱毛で回数を重ねて、徐々に除毛・原毛を行ってくれます。


医療クリニックよりも店舗に通う回数は増えるので、その分トラブルに発展するケースが多ですが、その分料金もリーズナブルに抑えられていることが多く、学生から主婦層まで幅広い年代に人気が高いのが特徴です。

 

ただし、エステサロンで行う脱毛は、医療クリニックのようない医療行為という位置付けではありません。
そのため、永久脱毛ではないので、エステサロンにも関わらず、「永久脱毛」と謳っている店舗には注意してください。


基本的にサロンエステが医療行為を行えない背景には、医療クリニックのような専門の資格を持った医師が在籍していない、ということが言えます。
エステサロンの店舗選びに失敗すると、専門知識の浅い素人のようなスタッフに相談→施術という流れになってしまうので、店舗選びには最新の注意を払いましょう。

脱毛をする前によくあるトラブルとは?

ここからは、エステサロンと医療クリニックでよくあるトラブルについてご紹介していきます。

勧誘トラブル

脱毛 勧誘トラブル

脱毛サロンでは、実際に料金を支払って契約をする前段階として無料カウンセリングを設けているところもあります。
無料カウンセリングとはこれから脱毛を考えているお客さんが、契約前に脱毛の悩みや疑問点について相談できる説明会みたいなものです。


しかし、逆に言えばサロンやクリニック側にとっては、コースを契約してもらう為の說明会でもありますので、高額なコースを契約してもらう為の場もある、ということも言えます。

昔と比べて数こそ減ってきているものの、やはり現在でも「高額なコースをしつこく勧められた」など、勧誘に関するトラブルや苦情は数多くあるのが現状です。

 

しかし、カウンセリングを受けたからといって必ずコースを契約する必要はありませんので、キッパリ断っても問題ありません。
それでサロン側の態度がガラリと変わるようなら、そもそもそのような店舗を選ぶ必要もありませんよね。

勧誘された時に使える断り文句

脱毛 カウンセリング

自分の希望しないコースや料金面で折り合いが付かない場合にはしっかり自分の意志を伝えることが大切です。
下手に「興味はあるけどまたの機会に」「お金がない」といった言い回しで断ってしまうと、今限定の特典や分割払いの案内をされ営業トークを拡げてしまう可能性があります。

そこで、しつこい勧誘を受けた場合には、以下のようにキッパリ断る文言が有効です。

 

  • ◯時から予定があるので今日は帰ります
  • 予約している他の店舗に行ってから決めます
  • 親と相談してから決めます

 

共通しているのは、その場での決定を避け、一旦その場から離れるための断わり方です。
また、決定権がないので自分では一切決められないと伝えるのも有効な断り方ですので、もしもしつこい勧誘を受けた場合には試してみるといいでしょう。

クーリングオフ制度について

また、仮に勧誘がしつこくてついつい契約してしまったという時でも、クーリングオフ制度を利用すれば契約8日間以内に限り解約することもできますので、その点も確認するようにしてみましょう。

 

しかし、注意したいポイントははサロンエステではクーリングオフができても、医療クリニックではクーリングオフができないという点。
クリニックでのトラブルについては「医療法」という法律と関係してくるため、法律相談所や裁判を通さなければならなくなります。


医療クリニックはトラブルも少ないですがサロンと違い簡単にクーリングオフできる、というわけではないのでそれぞれの違いをよく理解しておきましょう。

予約に関するトラブル

脱毛サロン 予約トラブル

特に脱毛サロンで多い予約に関するトラブル。
脱毛サロンは医療クリニックよりも、施術に行かないといけない回数も多いため、その分予約が取れなくなるという問題も起きやすいようです。

急な予定変更があった際や、やむを得ない事情で予約をキャンセルする必要が出てくる可能性だってありますよね。

 

サロンやエステの多くでは、前日までのキャンセルなら基本的にペナルティは発生しません。
ペナルティーとはキャンセル料の発生や施術1回分が無効になることですが、特に人気の大手サロンでは予約が混み合ったりするので一度キャンセルをしてしまうと、次の予約がなかなか取れないという新たな問題が発生します。

 

予定していた期間内に脱毛を完了が難しくなってしまいますので、やはり予約キャンセルはなるべく行わない方が無難と言えますね。
また、キャンセル規定については各店舗で異なりますので、カウンセリング時など事前に確認しておくのがベストでしょう。

予約日当日のキャンセルだとペナルティーが発生する?

予約日の当日にキャンセルを行った場合でも、ペナルティーが発生せず無料というサロンやクリニックもあります。

中には予約時刻の1分前までに連絡すればOKという店舗も存在しますが、あくまで少数だと考えておいた方がいいですね。

 

店舗にもより異なりますが、基本的には2,000~3,000円のキャンセル料が発生するか、連絡を入れないと施術一回分が無効扱いになってしまうケースが多いです。

ただし、先述のようにサロンによってもキャンセル規定は違いますから、契約する前のカウンセリングの段階で、当日のキャンセル規定についても聞いておくようにしましょう。

事前の自己処理忘れによるトラブル

事前の自己処理を忘れムダ毛が多い状態だと、光照射の光が肌に正常に当たらず、期待した脱毛効果が得られない、といったことにもつながります。

 

また、処理をしていない毛が熱を持ってしまうことで、肌がやけどを負ってしまう可能性もありますので、事前の自己処理は施術する予定日の1~2日前には済ませるようにしておきましょう。

 

ちなみにサロンでは基本的に、事前の自己処理忘れによる対応は受け付けてもらえない場合が多く、対応してくれるにしても1,000~1,500円ほどのシェービング代が掛かることが大半です。

 

またその反面、医療クリニックではシェービング代が無料となっているケースが多いです。

しかし、脱毛前の処理に時間が掛かると施術の時間も短くなってしまいますので、なるべく事前の自己処理は自分で済ませておくがトラブルを防ぐ為には大切なことです。

脱毛前のトラブルを防ぐ対処法まとめ

上で挙げたようなトラブルを防ぐ為には以下のようなポイントに気を付けるべきです。

 

  • 勧誘はあるものと覚悟した上で、きっぱり断る意思を伝える
  • キャンセル規定はカウンセリング時に確認しておく
  • 事前の自己処理は1~2日前には終えておくようにする

 

このようなポイントを抑えておけば、脱毛前のトラブルを防ぐことに繋がります。

また、契約後に生理周期の乱れや急な予定が入り、予約日を変更する必要も出てくるかもしれません。
そうならない為にも、できれば事前のカウンセリングで当日キャンセルはペナルティーやキャンセル料があるのか確認し、納得して契約するようにしましょう。

脱毛後の肌トラブルって?

脱毛が終わった後には、どのようなトラブルが多いのも確認しておきましょう。

肌荒れや炎症、かゆみ

脱毛 肌荒れ

脱毛後は炎症などの肌荒れやかゆみが起こりやすい状態です。
脱毛では光照射やレーザーにより、毛根にダメージを与えたり壊したりしていきますので、その過程で肌の表面が傷付いてしまうことは避けられません。

 

つまり、脱毛直後は肌が敏感な状態になっている為、トラブルはいつも以上に起こりやすい状態になっていると言えるのです。

シミ

日頃からお肌のケアをしていない人や紫外線が肌に蓄積している人の場合、脱毛を行うことで肌の皮膚が傷付くことによって肌のバリア機能が落ちてしまう可能性があります。

 

そのため、脱毛後に紫外線を浴び浴び続けることで、肌が直接紫外線の影響を受けてしまい、結果シミとなって表面上に出てくることがあるのです。

先述した肌荒れだけでなく、シミの発生を防ぐ為にも脱毛後はなるべく紫外線が当たらないように気を付けましょう。

火傷

数こそ少ないですが、脱毛により皮膚に火傷(やけど)を負ってしまったというケースもあります。
「国民生活センター」が2017年に公開した情報によると、1000人中33人がやけどになったというアンケートデータもあります。
どの程度のやけどだったのかは定かではありませんが、重度のものも中には含まれているかもしれません。

 

現在では、サロンの光脱毛とクリニックの医療レーザー脱毛が主流となっていますが、サロンでの相談件数の方が多いようです。
医療クリニックだと専門の医師が担当するケースも多く、その後のアフターケアまでしっかりているところが多いことがトラブルが少ない要因のひとつだと考えられます。

エステサロンとクリニックでは肌トラブル時の対応が違う

エステサロンでトラブルが起きた場合の対応

各エステサロンでは様々な対応がされています。
例えば、ミュゼでは、万が一のトラブルの際は信頼できる医師を紹介してくれるとのことでした。治療費に関しても状況に応じて負担してもらえるみたいです。

 

ジェイエステでは、提携の皮膚科があります。やけどや、肌のかゆみなどのトラブルの際治療費を負担してもらえるかはトラブルの原因と肌の状態次第とのことみたいです。


また、銀座カラーやTBCにも提携している皮膚科があり、脱毛が原因で皮膚トラブルがあった
場合の治療費は全額負担していただけるとのことでした。

 

このように提携の皮膚科が用意されている場合と、特に何もアフターケアーがないサロンもありますので、契約される前に必ず確認してくださいね。

 

クリニックでトラブルが起きた場合の対応
クリニックで行われる医療レーザー脱毛は、医療機関でのみ施術を認められているため、副作用や肌トラブルが起きてもすぐに医師の診察を受けられので、すぐに対応していただけます。


各医院トラブルに応じた塗り薬なども用意されており、処方された薬に関しては一切費用が掛からないみたいです。
万が一、クリニック内で対処しきれない症状の場合は、皮膚科に通院する治療費を出してもらえる対応をしてるクリニックや、自分で皮膚科に通った場合の治療費は全額自己負担しなければならないクリニックもありますので、こちらも契約の前に必ず確認してください。

脱毛後に自分で行える対処方法

脱毛後に肌の保湿ケアを行わなければ、肌が乾燥してかゆみが出るなど、肌トラブルの原因となりますので注意が必要です。
以下より詳しく見ていきましょう。

保湿ケアを行う

先述のように脱毛後はいつも以上に肌に負担が掛かってしまっている状態ですので、いつもに増して肌の保湿ケアを入念に行うことが大切です。
化粧水や乳液、パックなどでしっかり対策を行いましょう。
脱毛後に肌がダメージを受けているのに放置していると、肌荒れや乾燥の原因になってしまいますので注意してくださいね。

運動や入浴、飲酒を控える

脱毛後は肌が敏感になっているため、肌への刺激も極力減らしたいところ。
肌が敏感な状態のときに運動によって汗を搔く、お風呂の熱湯に浸かって体温を上げてしまうとそれが肌への刺激となり、かゆみや赤みが出てしまうことがあります。

 

また、意外と油断してしまうのが「お酒を普段通りに飲んでしまう」ということ。
お酒を飲むことで体温が上がり皮膚が熱を持つ状態になってしまいますので、いつも以上にアルコールは控えるようにしましょう。

紫外線を避ける

脱毛 紫外線

脱毛後の肌へのダメージを考え、紫外線に当たらないよう工夫する事も大切です。
日焼け止めクリームを塗ればいいのでは?と思うかもしれませんが、肌が敏感な状態の時にクリームを塗り肌への刺激を与えてしまうのはおすすめできません。

 

それよりかは、日傘や長袖の服を着ることで、肌が紫外線に晒されるのをなるべく防ぐ工夫をしましょう。

また、医療クリニックでレーザー脱毛を受けた後に何も問題がなかったのにもかかわらず、脱毛直後に海に行って日焼けしたことで、やけど跡がクッキリ出てしまったというケースもあります。
このような事態を避けるためにも、紫外線はなるべく避けるようにした方が賢明です。

肌トラブルを防ぐ為には、日常からのお手入れも大切!

脱毛 お肌 お手入れ

ここまで見てきたように、脱毛は少なからず肌が傷付いてしまう行為です。

そのため、その後の肌トラブルに関しても、常日頃からお肌のケアをしっかり行っていたかにも影響されます。
常日頃からのお肌のケアはもちろん、紫外線対策に日焼けクリームを塗るなどの対策もしっかり行っておきましょう。

まとめ

ここまで脱毛でよくあるトラブルとその対処法を中心に観てきましたが、脱毛におけるトラブル対策の基本は、しっかりした店舗選びが基本です。

そのためには、店舗の設備だけでなく口コミの情報をしっかり確認し、店舗の雰囲気や評価までしっかり確認することも大切になってきます。
最後にトラブルが多い脱毛サロン点の特徴を記載しておきますので、店舗選びの参考にしてみてください。

 

トラブルが多い脱毛店の特徴

  • 口コミの評判が悪い
  • 店舗の雰囲気やスタッフの対応が良くない
  • 無料カウンセリングでしっかりした說明がない
  • 料金体系が明確になっていない

 

以上のような条件に当てはまる脱毛サロンやクリニックは選ぶことを避け、自分でできる対策を行うことで、スムーズな脱毛につながります。

脱毛店選びと対処法をしっかり理解し、心に余裕のある脱毛を行ってくださいね。

 

参考文献 国民生活センター

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