こんにちは、nanairo編集部のannaです。
妊活という言葉はいつの間にか老若男女問わず、広く知れわたりました。
一言で「妊活」といっても、子供が欲しいなと漠然と思い始めた人、基礎体温を測ったり排卵日を予測したり自分でできる範囲の妊活をしている人、自分でできることをしても実感が得られない人など、妊活の悩みレベルは非常に個人差がありますよね。
妊娠前後に葉酸を摂取することが大事らしいと何となくご存知の方も増えてきて、妊活するからサプリメントを探さないとと思い、お調べのところかと思います。
妊活サプリというと、「葉酸」「マカ」を思い浮かべる方が多いと思います。
最近は「ミトコンドリア」も妊活に良いと注目を集めていて、妊活サプリの種類はとっても多く選ぶのが大変です。
そこで今回は、妊活サプリをただランキング形式に紹介するのではなく、妊活の悩みレベル別に紹介していきます。
ぜひ妊活サプリ購入に迷われている方は参考にしてみて下さい。
妊活の現状はどんな感じ?
まず妊活とはどのように広まり、どういった現状なのかを見ていきましょう。
妊活という言葉は2011年に「今年流行った流行語」に選ばれ、2012年に東尾理子さんが妊活を経て第一子を妊娠されたり、2014年に森三中の大島美幸さんが妊活のための休業宣言をされたりということで広く世間に周知されました。
最初のころは「妊活=不妊治療をする」など病院を受診してお医者さんの指示を仰ぐようなイメージが強かったと思います。
それが今では「妊活=子供がほしいと思う」というように、将来的に子供が欲しいなと思うことや妊娠に向けて体調を整えることなど、妊活が意味する範囲が非常に広がったように思います。
株式会社メルクセローノという医薬品会社が2017年6月8日に「妊活(R)および不妊治療に関する意識と実態調査」を発表しています。
その結果によると、今や既婚女性の3人に1人、既婚男性の4人に1人が不妊に悩んだことがあると分かりました。
さらに既婚男性の約12%、既婚女性の約14%は不妊治療を経験しているという時代です。
妊活は女性から先に始め、男性も後から参加するという形が多く、女性の6~7割がパートナーに対して「関心を持ってほしい」「話を聞いて欲しい」という悩みを抱いています。
妊活は夫婦でするものですが、どうしても女性は基礎体温の管理、排卵日予測、生理が来た時の落ち込みなど、男性に比べると毎日妊活について考える時間があるため負担が多くなりがちですよね。
でも意外だったのが、他の企業の妊活に関する調査で約8~9割の男性は妊活に協力的であるという結果です。
女性だけでなく男性も協力的に妊活に取り組めるほど、妊活が広く周知されているのはとてもいいことですね。
妊活・不妊の悩みとは?
妊活中や不妊を疑い始めたころ、不妊治療を開始したころ、それぞれの段階において悩みの種は変わっていきます。
どんなことに悩まれている方が多いのか簡単に見ていきましょう。
妊活中の悩み
妊活をしている人の約8~9割は悩みがあると言われています。
- なかなか妊娠しないこと
- 周りの妊娠報告
- 妊娠・性交渉の義務感によるストレス
- パートナーを上手く性交渉に誘えない
- 自己嫌悪に陥る
- 妊活と仕事の両立
こうした悩みを誰に打ち明けるかですが、パートナーに話す方が一番多く、次いでインターネットやSNSの掲示板等、友人へ相談、親族へ相談です。
妊活は広く周知されているものの、友人や親族に相談できると言う人は意外と少ないのです。
パートナーと話す方が一番多いですが、男性は義務感によるストレスに一番悩み、女性は妊娠しないことに一番落ち込みます。
こうした男女間のズレも多いため、顔が見えずに同じ悩みを相談しあえるインターネットやSNSでの情報交換が重宝されています。
不妊に関する悩み
妊活を一定期間してみたものの一向に妊娠をせず、不妊を疑い始める段階になると悩みがまた変わってきます。
- 自然に任せたいから
- 不妊治療に踏み込めない
- パートナーに検査をしてほしいと言い出せない
- 不妊治療は治療費が高そう
- 不妊治療と仕事の両立が難しい
- 不妊治療の痛みや副作用が辛い
- ゴールが見えず焦りや不安が辛い
不妊治療となると、検査や病院へ通うことに難色を示す男性が一気に増えます。
男性の方がストレスやプレッシャーに弱く、女性はかなり気を使いながら妊活を進めていくことが多くなります。
妊活中は夫婦間で何でも言い合えたのに、不妊治療となるとなかなか言い出せない環境になってしまいがちです。
また不妊治療の段階になると、圧倒的に女性の身体的・精神的苦痛も増えてしまいますね。
不妊治療に抵抗を感じる方も多いですが、いざ不妊治療を受け始めると効果が高かったり、安全性が高かったり、治療費も思ってたより安かったりと「もっと早く受診すればよかった」と後悔する人は約7割もいるのです。
妊活の悩みレベルはいろいろ!妊活サプリはどう選ぶ?
- 漠然と妊活をスタートした人
- 自分でできる妊活をしている人
- 自分でできる妊活では効果を感じられない人
- 不妊治療に挑もうとしている人
- 不妊治療に悩む人
同じ妊活中とはいえ、その人の立場によって考えていること悩んでいることは大きく違いますね。
それなのに、ただランキングの高い妊活サプリを選んで飲んでいるだけでいいのでしょうか?
あなたの悩みのレベルに合わせて、あなたにピッタリの妊活サプリを選んで欲しいと思います。
妊活サプリにはどんなものがある?
妊活サプリと呼ばれるものは大まかに「葉酸サプリ」「マカサプリ」「ミトコンドリアサプリ」の3つのタイプに分けることができます。
葉酸・マカ・ミトコンドリアが妊活に良いといわれる理由も含めてご紹介します。
葉酸サプリ
厚生労働省が推奨していることで有名な葉酸サプリ。
だいたい葉酸400㎍をメインに、妊娠中・産後まで飲めるように妊婦さんに不足しやすい栄養素(鉄・カルシウム・ビタミンC・ビタミンB6・ビタミンB12)などが配合されているサプリメントが多いです。
合成栄養素で作られたもの、天然素材にこだわって作られたもの、美容成分も豊富なものなどたくさんの種類があります。
通販で販売されている葉酸サプリは、価格が2,000円~8,000円ぐらいと幅広いです。
定期コースなどお得になるコースも多く、大体の平均価格は3,000円~5,000円ぐらいですね。
市販の葉酸サプリメントも数多くありますが、栄養素の多さや添加物の少なさは通販のサプリメントの方が優れていておすすめです。
葉酸って妊活中から必要なの?
葉酸サプリは妊活よりは妊娠中に必要というイメージを持たれている方も多いですが、実際には妊活中から飲むことが大切なのです。
最低でも妊娠1ヶ月前から妊娠3ヶ月まで、葉酸をしっかりと摂取することで赤ちゃんの先天異常である神経管閉鎖障害のリスクを約70%下げることができます。
この先天異常が起こるのは、妊娠4,5週という妊娠に気づくか気づかないかという時期です。
だからこそ妊活中から葉酸サプリを飲んで、お腹にいつ赤ちゃんがやって来ても安心できる環境を作ることが大切なのです。
葉酸はサプリメントから摂る必要がある?
妊活中や妊娠初期に推奨されている葉酸の摂取量は、一般成人男女の推奨量240㎍に+400㎍。
つまり1日で640㎍の葉酸の摂取が推奨されています。
幅広い食品に含まれている「ポリグルタミン酸型」の天然葉酸は、調理過程で失われやすい性質で、体内での利用率も約50%と吸収されにくい栄養素です。
食事だけで毎日640㎍の葉酸を摂取することはとても難しいことです。
また神経管閉鎖障害のリスクを下げることに科学的根拠が示せている葉酸は、葉酸サプリなどに含まれる「モノグルタミン酸型」の合成葉酸だけなのです。
葉酸は着床率を高める、妊娠しやすくなるために飲むと思われている方もいます。
葉酸の働きからそのようなサポートに繋がることはありますが、どちらかというと健康的な赤ちゃんの発育のために必要な栄養素です。
葉酸サプリメントは、妊活に行き詰ってる方、不妊症で悩まれている方におすすめというよりは、子供が欲しいと思われた女性全員が飲むべきサプリメントと言えます。
だからこそ厚生労働省も葉酸サプリからの葉酸摂取を推奨していますし、母子手帳にも葉酸摂取に関する記載があります。
マカサプリ
マカサプリと言いながら最近は葉酸が配合されたタイプが多く、できれば葉酸が配合されたマカサプリを選ぶようにしましょう。
通販のマカサプリは大体2,500円~8,500円ぐらいで葉酸サプリより少し高い印象です。
平均すると4,000円~5,000円ぐらいでしょうか。
マカサプリも市販のものが増えてきていますが、マカの品質やその他の栄養成分、添加物を考慮すると通販のサプリメントがおすすめです。
なぜ妊活にはマカがいい?
マカはペルーが原産国の多年生植物です。
1度マカを育てた畑はその後何年かは使えなくなるぐらい土から栄養を吸収すると言われています。
マカにはそれぐらい色々な栄養素がギュッと詰まっています。
マカ=妊活というイメージも割としっかり根付いてますよね。
妊活に良いといわれているアルギニンはもちろん、他にも男性機能の改善や生理不順のサポート、妊娠促進のサポートになると知られているマカ特有の成分ベンジルグルコシノレートなどが豊富です。
男性向けというイメージが強かったマカですが、今では女性の身体のめぐりをサポートしてくれると広く知られ、妊活の強い味方と捉えられています。
ペルー産より日本産のマカがおすすめ
最近では、ペルー産の多種多様な成分はそのままに、注目されている成分の含有量を大幅に増やすことができた日本産のマカがおすすめです。
国内産という安心感もありますが、ペルー産よりも成分の含有量が大幅にパワーアップしています。
こうしたマカの成分をそのまま実感するためにも、マカサプリを選ぶ時はマカが濃縮エキスではなく、粉末や原末になっているものを選ぶようにしましょう。
ミトコンドリアサプリ
最近とても注目を集めているのがミトコンドリアサプリです。
ミトコンドリアサプリは8,500円~16,500円と葉酸サプリやマカサプリに比べると高いです。
平均で考えても1ヶ月で10,000円はかかりそうですね。
不妊症に悩む方、高齢出産になる年齢の方におすすめです。
ミトコンドリアとは?
ミトコンドリアって生物で習ったことがあるような、でも一体なんだっけ?と思われる方も多いと思います。
ミトコンドリアは私たちの全細胞の中に存在し、細胞1つあたりに数百~数千個も存在しています。
ミトコンドリアは「細胞のエネルギー生産工場」とも呼ばれ、糖を原料として人間に必要なエネルギー「アデノシン三リン酸(ATP)」を生み出しています。
ATPを作り出す過程で「代謝水」と呼ばれる水も作り出し、身体の水分保持においても重要な役割を担っています。
サプリメントでミトコンドリアの活性化をサポート
エネルギーを生み出すミトコンドリアも、加齢とともにミトコンドリアそのものが弱まったり、ミトコンドリアの数が減ったりしてきます。
ミトコンドリアの力が弱まると、身体には老化現象として様々な不調があらわれます。
卵子や精子も同じです。卵子や精子の細胞にいるミトコンドリアが弱まると、妊娠力も弱まってしまいます。
卵子の老化は30代半ばから、精子の老化も40代以降から進むと言われています。
卵子・精子の老化による流産や先天異常などを避けるためにも、ミトコンドリアを活性化させましょう。
サプリメントだけに頼るのではなく、サプリメントを飲みながらバランスのいい食生活や適度な運動など、身体の環境を整えていきましょう。
男性は男性向けの妊活サプリがおすすめ
妊活サプリで夫婦で一緒に飲むことが勧められているものも多くありますが、男性向けに作られた妊活サプリもあります。
妊活で男性に必要な栄養素と言えば、亜鉛、セレン、アルギニン、葉酸などが挙げられます。
主に亜鉛をメインに配合したサプリメントが多いですね。
女性と全く同じサプリメントを飲むというよりは、できれば男性には男性向けに作られたサプリメントをおすすめします。
妊活は女性だけのものではなく、夫婦で取り組むものです。
不妊の約2~3割は男性に原因があるともいわれています。
男性には男性に必要な栄養素をサプリメントで補給しながら、パートナーと共に妊活に挑みましょう。
その他に妊活サプリで摂りたい栄養素
葉酸やマカ、ミトコンドリアを活性化する成分の他にも一緒に取りたい栄養素が幾つかあります。
妊活期間・妊娠初期・妊娠中期~後期では女性の身体も大きく変化するので、どの妊活サプリにも下記の栄養素を配合していてほしいわけではありません。
サプリメントを飲む時期や目的により違いはありますが、一般的に妊活中や妊娠中に摂取したい栄養素を紹介します。
ビタミンB群
ビタミンB群は協働関係にあるので、葉酸以外のビタミンB群も理想を言えば全て入っていて欲しいですね。
少なくともビタミンB6、B12が入っているものを選びましょう。
ビタミンB6はつわりに向けて補給しておきたいのと、葉酸とともに動脈硬化などの危険性が高まるホモシステインを別のアミノ酸に変換するメリットもあります。
ビタミンB12は葉酸、鉄と一緒に血をつくりだす働きがあるので欠かせません。
ビタミンC
ビタミンCは妊活中や妊娠中のストレスとたたかうホルモン分泌に欠かせない栄養素です。
またビタミンCは、葉酸を体内で活性型に変換したり、鉄の吸収も助けてくれるので欠かせません。
日本ではビタミンCの上限量は設定されていません。
基本的に水溶性のビタミンの不要分は尿などと一緒に排出されるので問題ありません。
ビタミンE
子宝ビタミンとも呼ばれるビタミンE、女性ホルモンのプロゲステロンの原料となるためそう呼ばれています。
強い抗酸化作用もあるので、老化を防いでくれる面でも妊活に有効と考えられます。
不妊治療中や流産予防のためにビタミンEを処方する病院もあります。
ビタミンEはビタミンCと一緒に摂ると吸収率、お互いの効果を高めてくれるので両方が配合されているものを選びたいですね。
亜鉛
亜鉛は味覚や嗅覚、免疫機能、性腺機能などさまざまな機能を正常に保つために必要なミネラルの1つです。
精液中に高濃度に含まれるためセックスミネラルとも呼ばれています。
最近の食生活では不足しがちな栄養素で、男女ともに妊活中は摂取すると性腺機能に効果的と考えられています。
鉄
鉄は男性に不足することは少なく、月経の出血で鉄が失われる女性に不足しやすいです。
また妊娠すると血液量が非妊娠時の約1.3~1.5倍に増加するため妊娠中の女性は不足しやすい栄養素です。
摂取しすぎるとムカムカやコロコロうんちなど不調が出ることもあるため、1日15mgまでに抑えたいところです。
できれば吸収性に優れたヘム鉄が好ましいです。
カルシウム
妊活中というよりは妊婦・授乳婦は不足しやすいので、カルシウムは積極的に摂取したい栄養素です。
カルシウムは賦形剤の代用としても役立ち、添加物の量を減らすことができます。
妊婦になれば1日200~250mgは摂取したいですね。
妊活サプリを選ぶ時の基準にしてほしいこと
葉酸が400㎍以上配合されていること
妊活の悩みは人それぞれですし、サプリメントを飲もうと思う目的や選び方も様々だと思います。
でも葉酸に関しては、子供が欲しいと思った方は全員がサプリメントから葉酸を摂取すべきだと私は思っています。
特に妊活することはないと思っている人も、妊活で悩み苦しんでる人も、健康的な赤ちゃんの発育のために、子供が欲しいと思ったら葉酸はサプリメントからしっかりと摂取するようにしましょう。
マカサプリを選ぶ方は葉酸も配合されたものを選び、ミトコンドリアサプリを選ぶ方は葉酸サプリも併用して飲んで欲しいです。
危険性の高い原材料や添加物が配合されていないこと
原材料や添加物についてはしっかりとチェックをしてほしいです。
サプリメントは健康食品なので基本的に副作用はありませんが、妊活中や妊娠中は身体も心もとってもデリケートな時期です。
そんな時期に毎日飲み続けるサプリメントだからこそ、危険性の高い原材料は避けたいですし、添加物も極力少ないものを選んで欲しいと思います。
ただ無添加と記載されていても添加物が本当に入っていない訳では有りません。
どういう添加物に関して無添加なのかしっかりと確認してくださいね。
安心・安全なGMP認証工場で製造されていること
http://www.jhnfa.org/kenshoku_gmp.pdf
原材料の受け入れから製造、出荷まですべての過程において製造が安全にされ、一定の品質が保たれるようにするための管理基準である「健康補助食品GMP」という認証を取得した工場で製造されているサプリメントを選びましょう。
記載通りの原材料が使われているか、配合量が一定に保たれているか、異物混入の可能性はないかなどの不安を取り除けますよ。
会社の信用性やサポートがしっかりしていること
いくら原材料も工場も安心できても、販売している会社に信用性がなかったり、サポート体制が悪いと飲む気になれませんよね。
通販会社は実態が掴みにくいところがあるため、どのような企業理念でどんな想いでサプリメントを販売しているのかを知ると、快く購入して飲み続けることができると思います。
返金保証制度はあるか、定期コースで購入する場合に回数の制約はあるか、不安な点や質問を相談できる体制があるかなど、事前に調べることでトラブルも防げます。
続けられる価格であること
サプリメントは見た目ではどんな栄養素がどれだけ配合されているのかさっぱり分かりませんよね。
高ければいいというわけでもないですし、安すぎるものは正直心配ですし、自分の中で妥当な価格を見つけるのは難しいです。
サプリメントは最低でも3ヶ月程度、長ければ数年飲み続けるものですから、負担に感じることなく続けられる価格で選ぶことが大切です。
味・におい・大きさなど飲みやすさを調べること
味・におい・大きさなどの飲みやすさに関しては個人差がありますし、飲んでみないとわからないというのが正直なところです。
でも公式サイトやネット上の口コミなどで、飲みやすさに関してもできる限り調べてみるべきだと思います。
受取り回数に制約がある定期コースで購入したけど、どうしても飲めないし解約もできないし余ってしまうという事態だけは避けたいですよね。
返金保証制度のあるから、お試しサイズがあるからということでサプリメントを選ぶのも1つの方法だと思いますよ。
妊活サプリの効果的な飲み方
サプリメントは医薬品ではないため病院で処方される薬のような表示をしてはいけないという規制があるため1日あたり〇粒を目安にというような表示しかされていません。
基本的には、食事と一緒に摂る方がいいと言えます。
食事と一緒であれば本来の消化吸収機構が働くため、サプリメントの成分が水溶性でも脂溶性でも食事でとった栄養素と一緒に吸収されやすくなります。
水溶性ビタミンは食事と別でも大丈夫
ビタミンB群やCなどの水溶性のものは、食事と一緒でなくても十分に吸収されます。
しかし、ビタミンB群などは糖代謝や脂質代謝などの過程で利用される栄養素のため食事時の方がいいと考えられています。
脂溶性ビタミンは食事と一緒に摂ろう
ビタミンAやEなどの脂溶性ビタミンは空腹だとあまり吸収されません。
脂肪分を含む食事と一緒に摂る方が吸収されやすいので、食事と一緒に摂りましょう。
医薬品の服用がある場合
食前や食後に医薬品を服用しサプリメントも飲む場合は、相互作用を避ける点で念のため摂取する時間を30分から1時間ほどあけるようにしましょう。
妊活サプリに副作用はある?
サプリメントは基本的に健康食品であり医薬品ではないので副作用はありません。
目安量を守らなかったり、複数のサプリメントを服用したりすることで、何らかの成分が過剰摂取になると副作用が起こる可能性もあります。
1日の目安量を守り過剰摂取にならないように気をつけましょう。
葉酸の過剰摂取による副作用
天然葉酸は性質上、過剰摂取にはなりにくいですし過剰分は排尿・排便とともに出ていくので心配ありません。
一方で、「モノグルタミン酸」の合成葉酸は耐容上限量が決められています。
18~29歳女性は900㎍
30歳以上女性は1,000㎍
「モノグルタミン酸型」の合成葉酸を大量に摂取すると
- 発熱
- 食欲不振・吐き気
- じんましん・かゆみ
- 紅斑
- 不眠症
- 呼吸障害
などの症状が起こる可能性があります。
また、ビタミンB12欠乏症の診断を困難にしたリ、亜鉛と複合体を形成して小腸からの亜鉛の吸収を抑制する可能性もあります。
オーストラリアの研究では、妊娠後期(30~34週)に1,000㎍の「モノグルタミン酸型」の葉酸サプリを飲んでいた場合は、飲んでいなかった場合と比べて子供が喘息になるリスクが約25%高かったという報告もあります。
マカの過剰摂取による副作用
マカは食品なので基本的に副作用はありません。
ただ食品にも体質に合う合わないがあり、合わない方には下痢を引き起こすことがあります。
マカを飲むと太るという口コミなどもありますが根拠はなく、むしろ新陳代謝を上げる作用があるので太ることは考えられません。
マカはアブラナ科なので、他のアブラナ科の野菜(キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツなど)にアレルギーがある方は、アレルギー反応が出る可能性もあるので注意が必要です。
ミトコンドリアサプリの副作用
ミトコンドリアサプリにおける副作用は今のところ報告されていません。
ミトコンドリアサプリに関しては、各販売会社のQ&Aなどで副作用に関する考えを調べてみて下さい。
アレルギーがある方は、原材料のチェックと販売会社の主張をご参考ください。
妊活を始められたばかりの方におすすめの妊活サプリ
とりあえず妊活を始められたという方におすすめのサプリメントは葉酸サプリです。
健康的な赤ちゃんの発育のために葉酸は欠かせません。
妊娠力を高めるためではなく、とりあえず妊活を始めたら赤ちゃんのために飲んで欲しいと思います。
その中でも葉酸サプリを目的別に紹介したいと思います。
貧血気味の方は「プレミン」がおすすめ
葉酸をはじめ、鉄、カルシウム、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンCなど妊婦になると不足しやすい栄養素がとてもバランスよく配合されています。
ビタミンC・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・カルシウム・マグネシウムの計7種類で栄養機能食品に指定されています。
一般的な葉酸サプリは安価な「非ヘム鉄」が使われることがほとんどですが、プレミンでは吸収性に優れた「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」がブレンドされています。
貧血気味の体質という方にはとてもおすすめの葉酸サプリメントです。
夫婦で同じサプリメントを飲むのではなく、男性にはプレミンMenという男性向けサプリメントも販売されています。
こちらもビタミンE・亜鉛・鉄で栄養機能食品に指定されています。
どちらのサプリメントも全成分の原産国・最終加工国、含有量などの情報も全て開示されており、日本サプリメント評議会による安心安全マークプラスを取得しています。
また工場に関しても、GMP認証工場よりさらに厳しい国際基準のNSF GMP認証工場で製造されているので安心度はバツグンに高いです。
お得に買える定期コースには回数の制約もなく、25日間の全額返金保証もあります。
天然素材にこだわりたい方は「はぐくみ葉酸」がおすすめ
はぐくみ葉酸は、葉酸サプリでは珍しく「モノグルタミン酸型」の合成葉酸400㎍だけではなく、オーガニックレモンから抽出された天然葉酸100㎍が配合されています。
他の成分も天然素材にこだわり
- 国産の22種類の野菜から鉄やビタミン
- アセロラエキスから天然のビタミンCやポリフェノール
- 沖縄産サンゴカルシウムからミネラルやカルシウム
- クロレラから天然のアミノ酸やミネラル
を抽出しています。
添加物も最小限に抑えられており、なるべく天然素材のものを飲みたいという方におすすめです。
販売会社もとっても透明感のある信頼できる会社で、商品とともに送られる情報がたくさんの冊子も楽しみの1つになると思います。
GMP認証工場で製造され、放射能検査・残留農薬検査も定期的に行われています。
いつでも解約できる定期コースから申し込むと初回は1,980円(税込)という安さで購入できるだけでなく、10日間の返金保証制度もあるのでとっても試しやすくて嬉しいですね。
美容面もケアしたい方は「ベルタ葉酸サプリ」がおすすめ
葉酸や鉄、カルシウム、ビタミン以外にも美容成分がたくさん入ったベルタ葉酸は、妊娠中も産後もキレイでいたいという方におすすめの葉酸サプリです。
栄養成分のバランスも良く、2017年6月にリニューアルされ、話題のオメガ3系脂肪酸DHA・EPAが追加、ラクトフェリンやベビーコラーゲンも追加されました。
美容成分としては、ツバメの巣、ヒアルロン酸、プラセンタ、コラーゲン、黒酢もろみ、珊瑚カルシウムが使用されています。
コールセンターも全員が社員スタッフで、出産・授乳・育児経験のあるスタッフが対応してくれます。
定期コースは継続的に栄養補給をすることが大事という考えで6回以上の継続が必須となっています。
雑誌でもウェブでも紹介されている回数はおそらく一番多く、認知度がバツグンに高い葉酸サプリなので安心感はありますね。
話題の妊活成分ピニトール配合!「ママナチュレ葉酸サプリ」
妊活や出産、育児における大手メディアなどで紹介されて話題沸騰中の「ママナチュレ葉酸サプリ」
天然酵母ベースの葉酸の配合量は厚生労働省が推奨する1日の摂取量400ugの基準をしっかり満たしてくれます。
現代人に不足しがちなビタミンやミネラル、鉄分の配合はもちろんのことですが、お腹の調子を整えてくれる乳酸菌を配合することでママと赤ちゃんの健康を総合的にサポートしてくれます。
ママナチュレ葉酸サプリの特筆すべき点は、不妊への原因にアプローチする話題の成分ピニトールが配合いる点。
ピニトールは海外では病院でも処方されている成分ですので、妊活に励む夫婦を強力にサポートしてくれます。
定期便コースなら通常価格7960円(税抜き)のところ、50%OFFの3980円で購入することもでき、返金保証が180日間もついているので安心して購入することができます!
自己流で妊活をされている方におすすめの妊活サプリ
基礎体温を測ったり、食生活に気をつけたり、葉酸サプリを飲んだりと自分でできる限りの妊活を頑張っているけど、行き詰ってきたなと感じられる方におすすめのサプリメントはマカやピニトールなど妊活成分が配合されたサプリメントです。
マカも葉酸も摂れるオールインワン妊活サプリ「マカナ」
8大妊活成分と呼ばれる「マカ、葉酸、金時しょうが、ルイボスティー、スピルリナ、鉄分、亜鉛、カルシウム」が全て配合されています。
2017年2月にリニューアルしたことで、健康食品から栄養機能食品へとグレードアップしたり、DHA・EPAが追加されたり、ビタミンE、C、B6、B12の配合量が増えたことで一気に注目度が上がりました。
ペルー産より栄養価の高い日本産のマカを100%配合しており、スーパーフードの王様と呼ばれるスピルリナが使用され、栄養バランスは非常に優れています。
妊娠中期以降は鉄・カルシウムをもう少し補給したいので、葉酸サプリへと移行されることがおすすめです。
販売会社はWEB制作会社で、他に販売している商品が水素水生成器や高濃度水素水タンブラーということで正直少し怪しい感じがしました。
ただ、商品の安全性はGMP認証工場での製造・定期的な検査も行われ問題ありません。
販売会社に不透明感があるもののおすすめなのは、サービスに驚いたからです。
だれでも参加可能な妊活セミナーを開催していたり、購入者には先着30名限定ではありますが管理栄養士による3か月間の栄養指導が受けられたり、他の販売会社では考えられないサービスです。
他の販売商品はともかく、これから妊活産業に本格的に参入してきたのかなと思います。
新妊活成分ピニトールを試すなら「ベジママ」がおすすめ
ピニトールを初めて聞かれる方は何それ?!と思いますよね。
ピニトールとはアイスプラントという植物に含まれる成分で、海外では妊活サプリメントとして広く利用されています。
関西鉄工株式会社という鉄工会社が販売しているという異例のサプリメントです。
国家プロジェクトの1つである植物工場でアイスプラントを栽培し、ピニトールという成分が女性特有の役割や様々な健康に役立つことがわかり妊活サプリメントを手掛けることになりました。
自社で研究や開発も行われ、無農薬のアイスプラントが使われ、会社自体も大正12年創業で安心感は強いです。
あえて鉄やカルシウムは配合せず、妊活に有効なルイボスティーやビタミンE、Cなど妊活期にこだわったサプリメントです。
妊娠中期以降は鉄・カルシウムも補給できる葉酸サプリなどへの移行がおすすめです。
定期コースに回数の制約はなく、返金保証はなんと無期限です!
わりとニオイがきついので、買ったものの飲めないという人も妊活の効果を実感できないという方も安心して試せますね。
返金手続きは細かいので購入前からしっかりと確認しておきましょう。
不妊で悩まれている方におすすめの妊活サプリ
自分でできる限りの妊活を頑張っているけれど、そろそろ限界かも。
年齢も高いし、私って不妊症なのかなと悩まれている方におすすめのサプリメントはミトコンドリアサプリです。
まずは身体を本来の状態へ整え、卵子や精子の老化を防ぎましょう。
ミトコンドリアサプリ初心者は「ミトコプラス」がおすすめ
上記で紹介した「プレミン」と同じ販売会社であるゲンナイ製薬が販売するミトコンドリアサプリです。
ゲンナイ製薬が独自開発したミネラルCB-1(ヴィネアトロール、リコマット、還元型コエンザイムQ10の3つの複合成分)に加えて、品質にこだわったDHA・EPAなど6種類の成分が含有されています。
プレミンと同じく国際基準のNSF GMP認証工場で製造されており、品質検査も行われているので安心度は非常に高いです。
またミトコンドリアサプリは大体10,000円以上する商品が多い中で、誰でも手に取りやすいように8,980円(税別)まで価格を下げてくれています。
定期コースなら回数の制約もないのに、7,980円(税別)で購入できます。
より質の高い妊活を希望する方には、ミトコンドリアの機能を維持するのに役立つプレミンALAとのプレミアムセットも販売されています。
葉酸も摂りたいという方にはプレミンの併用もおすすめです。
いろいろと併用すると価格は高くなりますが、同じ販売会社のサプリメントなら併用しても過剰摂取にならないよう考えられていますし安心です。
情報開示の姿勢や品質管理の安全性など文句なしの商品でおすすめです。
価格が高くても実績を重視したい方は「ミトコア300mg」がおすすめ
ミトコア300mgはシンゲンメディカル株式会社が新鮮なサプリメントを届けたいという想いで自社で研究、開発、製造、販売を全て行っています。
企業理念もしっかりしており、研究所の様子や学会への参加など公式HPにも細かく記載されており安心感、信頼感ともに高いですね。
シンゲンメディカル自体が女性社員8割で構成されており、不妊治療と仕事が両立できるように女性特有の雇用体系に取り組んでいる点も素晴らしいですね。
肝心の商品に関しても、イースタティックミネラルという安全性の高い高規格・高精製のイオン化ミネラル成分を主軸にオリーブ葉抽出物、ジオスゲニン配糖体、アグリコン型イソフラボンの4成分で妊娠をサポートしてくれます。
通常価格はミトコア300mgで18,000円とはっきり言って高いです。
定期コースなら初回半額の9,000円で購入できますが、2回目以降は15,300円で、最低3回の受取りが必須です。
発売から2年ですが、販売元へのおめでた報告は400件以上という実績があり、本気で妊活に取り組もうという方にはおすすめです。
イースタティックミネラルが1.5倍のミトコアmore30mgという商品や、マカ・葉酸などが摂れるプレグナオールという妊活サプリも女性用、男性用で販売されています。
まとめ
とりあえず子供が欲しいし妊活を始めようという方は、健康的な赤ちゃんの発育のために、そして妊婦になって不足しやすい栄養素も補える一般的な葉酸サプリを選んでみて下さい。
もう少し本格的に妊活に力を入れてみようとお考えの方は、とりあえず妊活時期専用と思って妊活成分に特化したマカやピニトールのサプリメントをご検討ください。
あまり時間がないという方や、葉酸・マカ・ピニトールなどでは実感が得られなかった方は是非ミトコンドリアサプリで卵子や精子の老化を防ぐことを考えてみましょう。
それぞれの妊活の進み具合や悩みレベルにあったサプリメントを選んで、嬉しい結果が得られることを心より願っています。
参考文献
たまひよ生活リサーチ「妊活に関する意識調査2016」
バイエル薬品「妊活・妊娠と夫婦に関する実態調査」
メルクセローノ「妊活®および不妊治療に関する意識と実態調査」
参考サイト