「安い・速い・簡単」 格安SIMサービスDTI SIMを使うべき理由

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格安SIMを提供するMVNOの一つである「DTI SIM」は、「ドリーム・トレイン・インターネット」という会社が提供する格安SIMサービスです。

 

ネット上では「安い料金で利用することができる」「高品質なサービスがメリット」「手軽に利用できる点がオススメ」という声が少なくありません。そんなDTI SIMの特徴について解説していきます。

 

DTIは老舗のインターネットサービスプロバイダー

MVNOの老舗といえる会社

 

まず、DTI SIMを提供する「DTI」についてですが、実はこの会社はインターネットというサービスが提供された黎明期からプロバイダーとして活躍していた会社でもあるのです。

 

インターネットプロバイダーとして、なんと20年もの実績を持つ会社でもあり、MVNO事業にもいち早く参入していたDTIは、まさに「インターネットの先駆けの一角」とも呼べるプロバイダーなのです。

 

その点は、多くのユーザーの安心感をもたらしてくれることでしょう。現在では、個人向けのインターネット接続サービスやサーバーのレンタルなどの、インターネットのインフラに関する事業を幅広く展開しているという特徴もあります。

 

DTI SIMを提供し始めるよりも以前、DTIはかつて「ServersMan SIM LTE」というサービスを提供していました。

 

当時は、通信速度を絞ることで低価格を実現していたサービスであり、2015年9月から新たに「DTI SIM」と呼ばれるサービスを開始し、現在に至るということです。

 

格安SIMとしての知名度がそこまで高くないのも、現行のサービスの開始が比較的最近であることに由来します。

 

今でこそ「格安SIM」や「MVNO」という言葉がトレンドになっている時代ですが、DTIがMVNOとして参入した2012年当時はこれらの言葉の知名度が全く無いと言っても過言ではない時代でした。

 

そんな頃からMVNOとしての事業を行っていたDTIは、まさに「格安SIMの老舗」と呼んでも差し支え無いでしょう。

 

インターネット事業としてだけではなく、格安SIMを提供するMVNOとしての経験も豊富な通信会社であるため、その点に惹かれるユーザーも少なくありません。

 

スマートフォンでの利用を前提とした高速サービス 「DTI SIM」

 

前述のとおり、DTIは2015年9月からあらたに格安SIMサービスとして「DTI SIM」のサービスを提供開始しました。

 

かつて提供していた「ServersMan SIM LTE」とは違って、DTI SIMはスマートフォンでの利用を選定とした高速通信サービスを提供しています。

 

ServersMan SIMが速度を抑えての低価格実現のMVNOであったのを考えると、全く異なるサービスとしてユーザーの目に映ります。

 

通信速度は格安SIMの中でもそれなりに早い方であり、LTE対応で利用端末によってはあなどれない通信速度を実現してくれます。

 

もちろん、通信速度は通信環境や利用端末によって大きく左右されるのですが、高速通信可能な格安SIMとしては十分な通信速度が出せるという点では十分な認識が可能です。

 

現在は、SIMカードのみの提供で端末は販売していない

 

さて、MVNOの中には自社でスマートフォンも販売している(「TONE」のように格安SIMと端末が一緒になっているMVNOもある)こともありますが、DTIではSIMカードのみの提供となっています。

 

端末は、家電量販店やメーカーからの直販で「SIMロックフリー」を購入し、利用することができます。また、DTI SIMはドコモの回線を利用したドコモ系の格安SIMであるため、ドコモのSIMロックがかけられた端末でも対応します。

 

動作機種が心配な人は、DTIのホームページから確認することができます。最新のiPhoneである6Sや6SPlus、SEといった端末は動作が確認されています。

 

ドコモのスマートフォンはほぼすべてが動作確認されているのですが、念のため利用予定となる端末がDTI SIMに対応しているかどうか確認しておくのが良いでしょう。

 

「DTI SIM」の料金プランは業界最安クラス

 

DTI SIMの特徴として、その料金プランが「業界最安クラス」「シンプルでわかりやすい」という特徴があります。まず料金についてですが、最安値とまではいかないものの、トップクラスの安さを誇る料金プランが用意されています。

 

特に「音声プラン」の安さはなかなかのものであり、日頃から仕事などで音声通話を行う機会が多い人にとってその安さは魅力となります。

 

そして、料金プランがシンプルでわかりやすいというところも魅力の一つです。

 

料金プランは「データプラン」「データSMSプラン」「音声プラン」の3種類のプランに、それぞれ「1GB」「3GB」「5GB」「ネット使い放題」の4種類を掛けあわせた計12種類のプランです。

 

12種類とありますが、結局はデータプランを中心に据えて、プラス150円でSMSプランに、プラス600円~700円でSMS+音声通話のプランになると考えることで、わかりやすいプラン表となっています。

 

なお、料金プランにある「ネット使い放題」は、かつての「10GB」のプランを刷新する形で導入されています。「使い放題」とありますが実際には「他の利用者の平均利用容量を著しく超える場合」において通信制限がかけられる可能性があります。

 

曖昧な表現ではありますが、「完全に無制限ではない」「そう簡単には通信制限はかからない」ということだけ記憶しておけば十分でしょう。

 

ネットで簡単に申し込みができる!

 

DTI SIMの特徴としては、「ネットで簡単に申し込みができる」というポイントも有ります。

 

まず、DTI SIMのサイトにアクセスします。サイトからメールアドレスを送信して、返信されたメールに記載されているURLから専用フォームにアクセスし、必要事項を入力します。データプランの場合は、これだけで申し込みが完了します。

 

音声プランの場合には、本人確認の手続が必要になります。「本人限定受取郵便」を利用しての受け取りとなるので、受け取りに際しては本人確認書類が必要になります(運転免許証でOKです)。

 

「全てをネット上で完結」という場合には、データのみのプランに申し込むことになります。しかし、音声通話の場合でも郵便の受け取りを行うだけで十分なので、ほとんどの部分がネット上で完結すると言えます。

 

わざわざショップまで出向き、時間をかけて申し込みを行うような必要はなく、時間のあるときにインターネットを利用して入力作業を行うだけで申込手続きが完了する手軽さは、忙しい人にとって大きなメリットとなります。

 

端末にSIMカードを挿したらAPNを設定しよう

SIMカードが届いたら、まずは自分で初期設定を

 

DTI SIMに申し込みをするだけで格安SIMが利用できるというわけではありません。申し込みが終わって格安SIMカードが手に入ったら、それを自分の手で設定する必要があります。

 

まず、格安SIMカードが手元に届いたら「初期設定」を行います。とは言っても、そこまで複雑なことが要求されるわけではありません。

 

基本的に専用のマニュアルに従って設定を進めていくだけになります。端末にSIMカードを挿入し、電波をキャッチさせ、データ通信のためのAPNを端末に入力する、これでOKです。

 

Androidの場合

 

次に、端末の種類ごとの操作方法について解説します。まずは「Android」の場合です。

 

「設定」を開き、「その他の設定」から「モバイルネットワーク」を選びます。その画面で「アクセスポイント名」と書かれた部分でAPN情報を追加します。

 

必要な項目はAPN以外にユーザー名とパスワードであり、APNには「dti.jp」、ユーザー名とパスワードには「dti」と入力します。

 

認証タイプが選択できる場合には「CHAPまたはPAP」に切り替えておきましょう。APN情報を作成し終えたら、これを保存してチェックをつけると通信が開始されます。

 

iPhoneの場合

 

次に「iPhone」の場合です。Androidとは違って「APN構成プロファイル」をダウンロードする必要があります。

 

なお、プロファイルのダウンロードには当然ながらインターネットが必要であり、モバイル通信ができない状態であるためWi-Fi接続などモバイル通信以外のインターネット接続方法を用意しておく必要があります。

 

なお、APN構成プロファイルはDTIの設定ページからダウンロードすることが可能です。ダウンロード後は、画面の手順に従ってインストールを行うことで設定が完了します。

 

実際にどれだけスピードが出るのか、DTI SIMの通信速度を計測

実際にDTI SIMを使ってみた印象

 

料金や設定などでは語れないのが、格安SIMを実際に使用してみた際の使い勝手などの印象についてです。いくら安くて設定が容易であったとしても、使い勝手が悪くては意味がありません。

 

長く使い続けることを想定するのであれば、やはり使い勝手の良さが最も重視されるべきことです。では、実際にDTI SIMを使用してみた際の印象についてどうであるかということを解説していきます。

 

MVNOは、大手キャリアから借りている帯域の総量決まっています。そこに自社のユーザーを上手く割り当てることで通信サービスを提供しているのですが、これが詰めすぎや割当の不備などがあると、通信速度の低下をもたらします。

 

そして、ユーザーの割当等の問題だけでなく、ユーザーがどういった使い方をするのかということも重要な要素となります。例えば、一時的に多くのユーザーが通信容量を使用すると、全ユーザーに通信速度の低下現象が起きてしまいます。

 

特に、ユーザーが集中しやすい昼時等の時間帯の場合、通信速度が低下しやすいMVNOも数多く存在します。

 

DTI SIMの場合は、そうした「一時的な通信速度の低下」については認められていません。どの時間帯でも、基本的には安定した通信速度を維持できています。比較的早い通信速度を安定的に利用することができるので、使い勝手が良いといえます。

 

時間帯別の速度

 

ならば、具体的に「時間帯別の通信速度」についてはどうなのでしょうか。

 

「朝」「昼」「夕方」の3回、人の集まる場所で通信速度の検証を行ってみた結果、どの時間帯でも15Mbps前後の数値を叩き出しています。

 

一時的に下り速度が10Mbpsを下回る結果も出ていますが、往々にして普通にインターネットを利用する上で問題のない速度であるといえます。

 

もちろん、この通信速度は(DTI SIMだけの話ではありませんが)日毎に異なる数値が出ます。

 

通信環境や同時使用のユーザーの多さによって通信速度は異なりますが、DTI SIMが現状では比較的安定した通信速度を維持できていることは事実なようです。

 

ですが、いつまでもこの数値が維持できるとは限りません。それというのも、DTI SIMでは2016年5月から「ネット使い放題プラン」が提供され始めています。

 

前述のとおり厳密には速度制限を受ける可能性があるプランですが、その速度は翌日には元に戻ります。

 

このプランを利用する可能性が高いユーザーは、スマートフォンのヘビーユーザー、つまり「モバイル通信を相当な量行う可能性が高いユーザー」になります。

 

前述のとおり、MVNOは回線を借り受けてユーザーにモバイル通信サービスを提供しています。通信帯域は各MVNOごとに一定であるため、使用するユーザーが多いほどに通信速度の制限を受けやすくなります。

 

道路の渋滞に例えればわかりやすいと思います。いくら広い道路でも、何台もの車が同時にその道を通ろうとすれば、渋滞が起きてしまいます。

 

渋滞のおきやすさは、同時にその道を通る車がどれだけ多いか、例えば「通勤ラッシュ」「帰宅ラッシュ」や、「帰省ラッシュ」のように特定の時間帯に車が多くなることで渋滞を引き起こしやすくなります。

 

しかし、ネット使い放題のプランが利用されることで、その常識が覆されます。ネット使い放題のプランは基本的にどのプランよりも料金が高く設定されています。

 

なので、高い料金を払ってでもそのプランを利用したいユーザーはそれだけ通信量が極めて多いということになります。道路と車の例で例えれば、どの時間帯でも常にその道を通る車がいるということになります。

 

実質的に車線の一部を占拠するような形になれば、他の車の走行速度にも影響が出ることは自明の理です。

 

つまり、ネット使い放題のユーザーがDTI SIMに集中するような事になれば、DTI SIMを利用している全てのユーザーの実行通信速度に悪影響が及ぶ可能性があるのです。

 

「どの時間帯でも通信速度が変わらない」ということは、それだけ「ユーザー数が少なく、回線を圧迫するような事態が起きにくい」ということでもあります。

 

もし、ネット使い放題のプランが浸透し、DTI SIMのネット使い放題を利用するユーザーが増加すると、それだけDTI SIMの全ユーザーが現状の通信速度を維持できなくなる可能性も示唆されるのです。

 

もちろん、先のことははっきりとはわかりません。

 

ネット使い放題のプランを提供しているMVNOはそこまで多くはないので、もし今後どのMVNOでもネット使い放題のプランが登場して平坦化すれば、DTI SIMの通信速度への悪影響はそこまで大きくならないかもしれません。

 

ですが今後の可能性の一つとしては、警戒しておいたほうが良いかもしれません。

 

まとめ

 

「ネット使い放題」のプランによる影響が、DTI SIMの今後を左右する可能性が大きいと見られます。しかし、現状では「初心者向け」としての特性を数多く備えたMVNOであると評価することができます。

 

格安SIMとしてのメリットである料金の安さと、プランのわかりやすさによって、大手キャリアからの最初の乗り換え先のMVNOとして大きく評価することができます。

 

現状では時間帯別の通信速度の低下は起きておらず、どの時間帯でも快適にモバイル通信が可能であるという点も捨てがたいです。

 

ですが、ネット使い放題のプランがどういった影響をあたえるのか、通信速度は現状のママ維持できるのかといったところが今後注目したいポイントです。

 

安い料金のまま現状を維持できるのか、それとも通信速度が低下するか料金が増加してサービスを維持するのか、今後の動向に関心が集まります。

 

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