格安SIMの「Tikimo SIM」とは?料金プラン・申込方法・評判を解説

スマートフォンを格安の月額料金で利用したいと考えれば、真っ先に思いつくのが「格安SIM」です。

月額料金が安く、MVNOごとに特徴的なサービスを利用できる点が魅力です。

大手キャリアと比較して不便なポイントもありますが、選択肢が多いという点も見逃せません。

 

ですがその反面、選択肢の多さは「悩んでしまう」というデメリットにもなりえます。

重要なことは各MVNOの特徴を抑えることですが、数多いMVNO全ての特徴を抑えることも難しい話です。

そこで今回はそんな格安SIMサービスの一つ「Tikimo SIM」の特徴について解説していきます。

「Tikimo SIM」は、どんなプロバイダのどんな格安SIMなの?

「Tikimo SIM」は、かつて「Tikiモバイル」という名称で提供されていた格安SIMサービスが2015年に新規受付を終了した後に、新しく提供開始された格安SIMサービスです。

Tikimo SIMの運営会社は、格安SIMの他にも「WiMAX」や「光回線」などの通信サービスも提供しています。

「Tikimo SIM」の特徴・おすすめポイント

それでは、Tikimo SIMの特徴について細かく解説していきます。

豊富なバンドルクーポン(データ通信容量)

まずは、Tikimo SIMの特徴として「バンドルクーポンが豊富」というポイントです。

バンドルクーポンとは「データ通信容量」のことであり、そのプランにおける月間の高速通信の可能データ通信量のことです。

3GBなら月間3GBまで、10GBなら月間10GBまで高速通信でスマートフォンを利用することができます。

 

基本的に、データ通信容量が多いほどに高額なプランになりますが、それを超過してしまうと翌月まで低速通信になることを考えると、自分のスマホライフスタイルに応じたプランを選ぶことが重要になります。

 

Tikimo SIMでは、シングルプランに9種類、シェアプランに7種類のデータ通信容量のバリエーションが用意されています。

少ない容量からシェアプラン向けの大容量まで豊富なラインナップであり、多くのユーザーがこの中から最適なプランを選ぶことができます。

他社ではあまり見られない、20GB以上の大容量のプランもいくつか用意されています。

 

この「データ通信容量のバリエーション」の多さは、各MVNOごとに種類が異なります。

例えば「3GB・5GB・7GB」の3種類しか無いこともあったり、それに加えて何種類か加えられている豊富なバリエーションのMVNOもあります。

 

基本的に、このバリエーションの豊富さはユーザーの利益につながります。

なぜなら、種類が豊富であることは「自分にとって最適なデータ通信容量を選びやすくなる」からです。

毎月5GB使いたい人が、4GBと6GBのプランしか無いMVNOを選ぶ場合、4GBのプランで毎月1GB不足して利用するか、6GBのプランで毎月1GB余らせて余計な料金を支払うか、その2択になるからです。

最大5枚のシェラプランも選べる

次に、「最大5枚のSIMカード」を利用することができる「シェアプラン」を利用できるというポイントです。

シェアプランの主な利用法は「家族での利用」「複数の端末を場面に応じて使い分けるヘビーユーザー」の2つであり、前者の特性が強いことから「ファミリープラン」「ファミリーシェア」などと呼ばれる事があります。

 

シェアプランは、単一の契約で複数のSIMカードを利用し、データ通信容量はそのプランの上限を同じプランで利用しているSIMカードで分けあって利用します。

例えば、Tikimo SIMのファミリープランの一つである15GBのプランを3人家族で利用する場合、5・5・5GBで分けるのもありですし、10GB・3GB・2GBの分け方でも構いません。

 

シェアプランを利用することで、「月額料金の支払いを家族で一本化できる」「家族の利用スタイルに応じてデータ通信容量をスムーズに分けられる」といった使い方ができます。

また、一人で複数の端末を利用する場合にはその性質が強く出てくるので、面倒な手続きや支払いの細分化を防ぐことができます。

 

Tikimo SIMでは最大50GBの超大容量のプランも用意されています。

スマートフォンでデータ通信をバンバン利用する家族でも快適なデータ通信を利用することができます。

シングルプランとは、データ通信容量のバリエーションが異なるという点には注意が必要です。この点は後ほどもう少し詳しく解説しておきます。

余った容量の繰越や容量変更など使い勝手が良い

次に、データ通信容量に関する総合的な使い勝手の良さについてです。

これは「余ったデータ通信容量の翌月への繰越」と「データ通信容量の変更受付」の2つの特徴から判断しています。

そこまで特有の強みとはなりませんが、ベーシックな特徴としては高く評価できます。

 

「データ通信容量の繰越」は、例えば3GBのプランである月に2GBしかデータ通信を利用しなかった場合に、余った1GBを翌月のデータ通信容量に加算して扱うことができる機能です。

多くのMVNOでは採用している機能なのですが、稀にこの機能を有していないMVNOもあります。

あるのと無いのとでは、意外と大きな違いがあるものです。

 

プランの変更は、例えば「3GBのプランを使っていたが、いつも月の途中で使い切ってしまう」という場合に、より大きな容量のプランに変更することができるというポイントです。

これもMVNOによっては容量の変更を希望する際に一度解約して新規加入をしなければならないこともあります。

いざという時に面倒なので、簡単な手続きだけでデータ通信容量を変更できるこの特徴はありがたいものです。

 

これらの特徴はTikimo SIM固有の特徴というわけではなく、多くのMVNOで利用することができる特徴です。

しかし、これらの条件を満たしていない場合だと大きなマイナスになる可能性があることを考えると、メリットとしては十分に考慮できる内容です。

年次契約ならクレジットカード不要

次に、年次契約をする場合であればTikimo SIMの支払いをクレジットカード以外でも行えるというポイントです。

格安SIMの月額料金の支払いは、そのほとんどがクレジットカード払いです。

そのため、格安SIMを利用する際の前提条件として、利用可能な状態のクレジットカードを1枚でも保有していることが必要になります。

 

Tikimo SIMの場合、「シングルプランのみ」「データ通信専用SIMのみ」という条件下において、いくつかのデータ通信容量のプランを「ゆうちょ」もしくは「コンビニ決済」によって、1年分の利用料を一括で支払うことができます。

これにより、クレジットカードを持っていない人でも、Tikimo SIMのSIMカードを利用することができるのです。

 

ただし、端末のセット購入を分割で購入できないので、初期費用が高額になりやすくなります。

クレジットカードを持っていなくて、どうしてもTikimo SIMを利用したいという場合に利用するべきだと思います。

「Tiki光コラボ」とのセット利用で月額料金200円引き

最後に、「Tiki光コラボ」を利用しているユーザーの場合、Tikimo SIMの月額料金が200円引きになるキャンペーンを開催しているというポイントです。

期間限定のキャンペーンではありますが、内容からして延長されるのではないかと思われます。

 

Tiki光コラボ1契約につき、SIMカード最大6契約まで割引の対象となります。

つまり、家族での利用であれば最大で1ヶ月1,200円の割引を受けられるということになります。

Tiki光コラボを利用していなかった場合でも、Tiki光のサービス開始からSIMカードの月額料金も割引となります。

Tikimo SIMの料金プランの詳細

次に、Tikimo SIMの料金プランについて解説していきます。

Tikimo SIMでは

  • 「シングルプラン」
  • 「シェアプラン」

の2種類のプランが用意されています。

 

シングルプランでは、

  • 「バンドルクーポンなし(低速通信)640円」
  • 「1GB:790円」
  • 「3GB:890円」
  • 「5GB:1,480円」
  • 「7GB:1,980円」
  • 「10GB:2,490円」
  • 「15GB:3,490円」
  • 「30GB:6,390円」
  • 「50GB:10,490円」

の月額料金です。

 

シェアプランの場合は、

  • 「4GB:1,680円」
  • 「7GB:2,150円」
  • 「10GB:2,550円」
  • 「15GB:3,650円」
  • 「20GB:4,750円」
  • 「30GB:6,750円」
  • 「50GB:10,750円」

で、SIMカードを3枚まで利用できます。

4枚目と5枚目は、1枚につき290円の月額料金プラスで利用できます。

 

SMS機能付きデータSIMは、各プランにプラス140円、音声通話SIMの場合はプラス700円で利用することができます。

音声通話オプションは、「割込通話:200円」「留守番電話:300円」で利用できます。

 

各種手数料としては、初期費用の3,000円の他には

  • 「シェアプラン利用時のSIMカード追加手数料:1枚につき2,300円」
  • 「プラン変更手数料:1,000円」
  • 「バンドルクーポン容量変更:500円」
  • 「SIMカード再発行手数料:3,000円」
  • 「SIMカード交換手数料:3000円」
  • 「MNP転出手数料:1番号につき3,000円」

です。

Tikimo SIMで現在実施中のキャンペーン

次に、Tikimo SIMで実施しているキャンペーンについて解説します。

Tikimo SIMでは現在、前述の200円引きのキャンペーンの他にも、契約事務手数料が割引になるキャンペーンを実施しています。

ベーシックな内容ですが期間限定です。

延長される可能性が高い部類のキャンペーンですが、適用期間については注意して契約手続きを開始するようにしましょう。

Tikimo SIMで販売しているおすすめの端末

次に、Tikimo SIMで販売している端末について解説します。

Tikimo SIMでは、SIMカードとのセット販売として

  • 「FREETEL Priori3 LTE」
  • 「FREETEL Priori3S LTE」
  • 「arrows M03」
  • 「ASUS ZenFone2Laser」

の4種類のスマートフォンと、タブレット端末2種類、モバイルWi-Fiルーター1種類を取り揃えています。

 

スマートフォンに関しては安い料金で購入できる端末を取り揃えており、最安値では576円の24回払いで購入できます。

購入方法は「一括」「12回払い」「24回払い」となり、早めに完済したい場合は12回払いという選択肢もあります。

申し込み~利用開始までの流れ

次に、Tikimo SIMを利用する際の利用開始までの一連の流れについて簡単に解説していきます。

①ホームページで情報を確認する

まずは、Tikimo SIMのページにアクセスして、申し込みと利用に関する情報を集めておきましょう。

利用できるプランの内容だけでなく、利用可能エリアの確認や支払の方法など、Tikimo SIMを利用する上で重要な情報を全て確認しておきましょう。

 

また、申し込みにあたって不明な点が残っている場合は、問い合わせをする等しておきましょう。

通信サービスの利用において不明な点が残っていると、後になって「こんな内容だとは思わなかった」として後悔することになる可能性があります。

②申し込み手続きを開始する

必要な情報を全て確認し、不備をなくしたらホームページから申し込み手続きを開始します。

Tikimo SIMのページの左上にある「お申し込みはこちら」のボタンをクリックし、申し込みフォームに移動します。

申し込みフォームでは、利用する契約内容に従って手続きを進めていきます。

 

自分が利用したい内容に間違いないように操作していきましょう。

自分が利用したい内容ではない内容で申し込みをしてしまうと、後で手間が増えることになります。

バンドルクーポンの容量やSIMカードのサイズなどには特に注意して申し込み手続きを完了させましょう。

③SIMカードを受け取り、初期設定を行う

申し込み手続きを完了させたら、Tikimo SIMからSIMカードが郵送されます。

内容物に問題がないか確認し、端末にSIMカードを挿入してから初期設定を行います。

Tikimo SIMのホームページには初期設定の方法も記載されていますので、確認しながら初期設定を行いましょう。

Tikimo SIMの注意点

次に、Tikimo SIMの注意点について解説していきます。

少ないデータ容量のプランが割高

まず、データ通信容量の少ないプランは割高であるというポイントです。

比較対象として「DMM mobile」と比べてみますが、例えば「高速通信なし」のプランは、

  • Tikimo SIMが640円に対して、DMM mobileでは440円

です。

  • 1GBの場合は790円に対して480円
  • 3GBであれば890円に対して850円

と、対比はそれぞれのプランで異なりますが、基本的にDMM mobileの方が安い料金で提供しています。

 

Tikimo SIMの場合は光コラボとのセット利用で200円引きしてもらうことができますが、それを含めたとしても他社に料金面で劣るケースがあります。

しかも、比較対象となるようなDMM mobileやイオンモバイル(プラン数が多い)については、料金面で劣る以外にも「提供されているプラン数が多い」という点でTikimo SIMにアドバンテージが薄く、どうしても料金面で見劣りしてしまうことになります。

 

ただし、常に他社に劣るということではなく、200円引きできる場合であればそれも含めた上で「自分が利用するデータ通信容量を提供している他社と比較する」ということが重要です。

Tikimo SIMは提供されてるプラン数が多く、他社では利用できないような大容量のプランも提供されています。

なので、単純なコスト面での比較においては、そのデータ通信容量を提供しているMVNOだけが比較対象となり、特に格安SIMではあまり見られない大容量プランだと、比較対象が少ないです。

利用するプランごとにデータ通信容量が異なる

次に、「利用するプランごとにデータ通信容量が異なる」というポイントです。

これは「シングルプラン」「シェアプラン」「年次契約」で、それぞれ提供されているバンドルクーポンの容量が異なるというポイントです。

 

例えば、「バンドルクーポン無し」はシングルプラン専用のプランです。

一方で「4GB」はシェアプラン専用のプランです。

年次契約のプランは、シングルプランとは異なるラインナップです。

 

このように、利用するプランごとに異なるバリエーションのデータ通信容量が用意されているので、契約時にはその点について十分に考慮しておく必要があります。

最低利用期間が長い

次に「最低利用期間が長い」というポイントです。

Tikimo SIMの場合、音声通話SIMの最低利用期間が12ヶ月、それに加えてデータSIMでも3ヶ月の最低利用期間が設定されています。

 

最低利用期間は、契約後その期間内に解約した場合に契約解除料が必要になるルールです。

Tikimo SIMの場合、音声通話SIMでは12ヶ月以内の解約において、残月数×1,000円の契約解除料が必要になります。

 

問題なのは「データ通信専用SIMにも最低利用期間および契約解除料が設定されている」というポイントです。

通常、格安SIMにおいてデータSIMには最低利用期間が設定されていないものです。

 

にも関わらず、Tikimo SIMではデータ通信のみの契約の場合でも、3ヶ月の最低利用期間および2,000円の契約解除料が設定されています。

音声通話SIMと比較するとそこまで高額ではないものの、0円と2,000円ではそれなりに違いがあるというものです。

サービスの提供が比較的不安定

最後に、「サービスの提供が不安定」というポイントです。

2015年にTikiモバイルから変更してからも、提供されるサービスの内容がコロコロ変更されています。

なのでネット上でTikimo SIMについて調べようとすると、サイトによって記載されている内容が異なるのです。

これは情報の更新が古いことで、変更前のプランが表示されているからです。

 

あまりにもサービスの内容が変化しないことも、ユーザーとしては面白くないかもしれません。

しかし、ユーザーの利益を優先するあまり、より魅力的なプラン内容に変更することを短期間で立て続けに行うことは、逆に「サービスの内容が不安定」という印象を与えてしまう可能性があります。

 

こういったサービスは、サービスの内容変更をよく行うものですが、それまで利用していたプランが果たして継続して利用できるのか、それとも別のプランに統合されるのか、ひょっとしたら近いうちに解約の流れになるのではないかといった不安を煽ります。

また、契約予定の人にしても「より魅力的なプランが近いうちに出てくるのではないか」と勘ぐってしまい、なかなか契約に踏み切れなくなってしまう可能性もあります。

Tikimo SIMの速度は?

次に、Tikimo SIMの通信速度についてです。

Tikimo SIMの通信速度は下り最大375Mbps、通信速度制限時および「バンドルクーポン無し」のプランの場合は最大200Kbpsでの通信速度になります。

また、Tikimo SIMは通信品質の良さで知られる「IIJmio」がMVNEであり、基本的な通信品質は良好であると言えます。

「Tikimo SIM」を実際利用した人の口コミを紹介

次に、Tikimo SIMを実際に利用しているユーザーの口コミについて解説したかったのですが、ユーザー数が少ないのか、ほとんど口コミらしい口コミは見受けられませんでした。

まとめ

Tikimo SIMは年次契約でクレジットカード不要で契約可能であったり、光回線とのセット利用で割引を受けられるなど、魅力的な特徴を数多く持っています。

しかし、いかんせんサービス内容がコロコロ変わるところが不安を感じずにはいられないところです。

運営会社が通信事業者としての老舗であるところを考慮しても、Tikimo SIMを積極的に利用するというには、判断材料が少ないと言えます。

 

既にTiKiTiKiの光回線を利用している場合であれば、200円引きの恩恵を受けることができます。

ただし、その場合でも利用予定のデータ通信容量を持つ他社のプランと比較してみることが必要です。

場合によっては、200円引きした後の金額と比較しても他社格安SIMサービスのほうが安い料金で利用できたり、他社のキャンペーン等も全て含めて考えれば、総合的に他社のほうがお得な条件で利用できる可能性があります。

Tikimo SIMの基本料金がそこまで安いものではないため、200円引きという条件が無条件に最安値になるとは限りません。

 

IIJmioをMVNEとしているあたりは通信品質の良さがメリットになりますが、実はIIJmioをMVNEとしている格安SIMは多く、これが決定打になるとは思えません。

ユーザー数が少ないことで、通信速度が低下しやすくなることは無いと思いますが、この点もTikimo SIM固有の強みとは言えません。

 

プラン数の多さから、自分好みのプランを選びやすくなるという点は大きな評価ポイントです。

ただし、Tikimo SIM固有のプランというのは非常に限定的であり、他では見られない容量のプランがあったとしても、他社との比較は十分に意識しておきましょう。

また、音声通話SIMでは12ヶ月、データSIMでも3ヶ月の最低利用期間が設定されているので、契約後になって他社のほうがお得だと知っても解約のコストが高くつきます。

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