主要アプリの通信量は?(格安SIMのデータ容量を選ぶ参考に)

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LINEの無料通話のデータ通信量ってどれくらいなの?

格安SIMを利用するにあたっては、各プランの「データ容量」を注意する必要があります。

高速通信プランの「◯GB」と書かれている部分ですが、これは「毎月◯GBまでの通信量は高速通信になる」ということで、それを超えてしまった場合は「翌月まで低速通信になる」という意味があります。

 

このデータ容量は多いほどに便利ですが、データ容量が多いプランほど月額の利用料は増加します。

つまり、不要なデータ容量のために高い月額料金を支払うことになってしまうのです。

そのため、プランを決める時には「自分がスマートフォンでどれだけのデータ通信を行うのか」ということを、可能な限り性格に把握する必要があります。

 

そして、毎月のデータ通信量を知るためには「各種アプリで必要になるデータ通信量」を知ることが近道です。

そこでこの記事では「主要なアプリでどれだけのデータ通信を行うのか?」ということを解説していきます。まずは「LINE」です。

LINEの無料音声通話

まずは「LINEの無料通話」です。

通常の音声通話はデータ通信を必要としないのですが、LINEの無料通話に代表されるような通話機能は、通話料が発生しない代わりにデータ通信の回線を必要とするのでデータ通信が発生します。

 

LINEで音声通話を利用した場合、1分あたり約0.3MBの通信量が発生します。

10分あたり3MB、1時間あたり18MBのデータ通信が発生します。仮に、毎月100時間のLINE無料通話を利用する場合、1800MB=1.8GBのデータ通信が必要になります。

なので、LINEの無料通話だけで2GBほどの容量を必要とするということになります。

LINEのビデオ通話

次は「ビデオ通話」です。

音声だけの通話よりも多くのデータ通信を必要とします。目安として音声のみの通話機能に比べて15~16倍の通信量が必要になります。

 

具体的には、1分あたりで5MB、10分で50MB、1時間で300MBのデータ通信を発生させます。

先ほどと同じ2GBの容量があれば、6時間ほどビデオ通話を利用することができます。

まとめ

音声通話とビデオ通話では、必要となるデータ容量が大きく異なります。

ビデオ通話ではそこまで長い時間の通話は不向きであり、多くのデータ容量を必要としますが、そもそも長時間の利用を想定する人はそこまでいないでしょう。

 

大抵の場合は音声通話のみの無料通話を利用することになるかと思います。

2GBあれば1ヶ月で100時間ほど無料通話を行うことができます。1ヶ月で100時間となると1日あたり3時間以上に該当するのですが、1日で3時間も通話を行うことはないかと思います。

ビデオ通話ではなく音声通話を利用することを前提とすれば、少ない容量でもそれなりの時間の通話が確保できます。

通信制限を超えた場合、LINEでチャットや無料通話はできる?

LINEの場合、特にビデオ通話機能を長時間利用した場合は、多くのデータ通信を必要とします。

そのため、少ないデータ容量のプランでは長時間の通話に耐えられず、通信速度を制限されてしまう可能性が高いのです。

では、仮に通信速度が制限されてしまった場合、LINEでチャット機能や通話機能は問題なく使うことができるのでしょうか?

チャット機能(テキスト/絵文字/スタンプ等)

まずはLINEの代名詞とも言える「チャット機能」に関してです。

通信速度に制限がかかった状態でチャットのやり取りや、スタンプ、絵文字等の機能に関しても、特に遅延等を感じること無く利用することができました。

無料通話

次は「無料通話機能」に関してです。

通信速度に制限がかかっている状態で実際に通話機能を試してみましたが、特に遅延や音質の低下を感じるようなことはありませんでした。

ネット上には「話した言葉が相手に届くまでに時間がかかる」という意見もありますが、これに関しては確証がありません。

まとめ

元々のデータ通信量が多くないチャット機能や無料通話機能は、仮に通信速度に制限がかかっていたとしても目立った弊害は発生しません。

もちろん、個々の通信端末・通信環境によって何らかのデメリットが発生する可能性は否定できませんが、よほど無理な設定で通信を行わない限り通信速度制限下においてもLINEの機能を問題なく使うことができるはずです。

LINEの無料通話とLINE電話はどう違うの?

さて、LINEで利用することができる通話機能として、無料通話以外にも「LINE電話」というものがあります。

人によってはこれらを混同してしまう事があるのですが、実は全く異なる特徴を持つサービスなのです。

LINE無料通話とLINE電話(=LINE Out)の違い

まず、LINE無料通話は「LINEユーザー同士が、LINEアプリを通じて通話する機能」のことです。

一方、LINE電話はLINEユーザーでない人にも電話をかけることができるのですが、料金が発生する通話サービスのことを言います。

また、LINE電話は「発信専用」の通話機能であるため、着信機能は持ち合わせていません。

 

通常、無料通話と言うと前者に該当するのですが、後者でも「LINEユーザー相手の通話」や「LINEに登録されている電話番号への10分間の通話」に関しては無料で利用することができます。

10分間だけ、というのは心もとないかもしれませんが、「店舗への問い合わせ」「予約の電話」などのように商業施設向けの電話だとそこまで時間をかけないことが多いです。

なので、10分間だけでも十分に役立つはずです。

「LINE Out」 の料金プランと支払い方法

LINE Outの通話機能は、お金がかかるサービスです。

この通話機能は前払い方式で料金を支払うのですが、支払い方法はさらに3つの方法に分けられます。

①使う分だけチャージする 「コールクレジット」

まずは「コールクレジット」です。

使い分だけその都度チャージする支払い方式です。LINE Outを利用する頻度がまちまちな場合だと、使う分だけチャージすることができるこの支払い方式が便利だと言えます。

②毎月たくさん話すなら 「30日プラン」

次は「30日プラン」です。

「固定と携帯120分」「固定と携帯60分」「固定60分」の3種類のプランが有り、毎日それなりの時間の通話を行うことがわかっている場合であればコストパフォーマンスの良い支払い方式であると言えます。

③「LINEコイン」 を利用(Android端末のみ)

最後は「LINEコイン」での支払い方式です。

Android端末の場合に限り、1LINEコインにつき2コールクレジットに交換することができます。

「LINE Out」 を格安SIMで利用するためには

LINE Outの機能を格安SIMで利用するためには、「電話番号」が必要になります。

そのため、データ通信専用のSIMカードで契約している場合だと、電話番号認証ができないため、LINE Outの機能を利用することができません。

音声通話SIMでなくとも「SMS付きのデータSIM」であれば電話番号が振り分けられているので、LINE Outを利用することができます。

 

ただし、LINE Outは「発信専用」であるため、データSIMの場合だと発信はできても着信はできません。

そのため、前述の「問い合わせ」「予約」のように一方的に発信するだけで良い場合であれば役立つのですが、日常的なコミュニケーションツールとしての通話機能に必要な着信機能を持ち合わせていないので、電話を受ける必要があるライフスタイルの場合だと不便に感じる可能性があります。

 

ですが、やはり通常の音声通話機能と比べると料金が安いのが魅力です。

登録電話番号へは10分間の無料通話、さらに390円で1時間の通話が可能であることを考えると、非常にコスパが良いと言えます。

 

現実的な運用方法としては、例えば「発信はLINE Out」「着信は通常の音声通話」という風に使い分けることで、通話料金を節約するという方法があります。

ただし、これは「音声通話SIM」を利用していることが前提となるため、SMS付きデータSIMの場合は着信方法を工夫する必要があります。

 

SIMの種類 LINE Outを利用する際のメリット LINE Outを利用する際のデメリット
データ専用SIM ・基本料金が安い LINE Outにおいては特にメリット無し ・電話番号が無いので利用できない
データSIM(SMS) ・電話番号があるので LINE Outを利用することができる ・着信機能を持たないので、発信専用 のLINE Outでは着信が利用できない
音声通話SIM ・電話番号があるので LINE Outを利用することができる ・着信も利用可(通常の通話機能) ・基本料金が高め

 

YouTube等の動画閲覧はどれくらいのデータ通信量なのか?

次は、多くの人が視聴し、時にはアップロードも行う「YouTube」です。

ネットビジネスの一環でもあるため、利用者は世界中に数多く存在します。

また、動画視聴サービスはYouTube以外にもさまざまな媒体をスマートフォンから利用することができます。

そんなYouTube等で動画を閲覧する場合に、どれだけデータ通信を必要とするのかについてまとめました。

YouTube動画の通信量の目安

YouTubeで動画を視聴する場合、視聴する動画の「画質」が大きく関わります。

もちろん、視聴時間の長さもそのままデータ通信量の多さに関わりますが、同じ時間でも画質の善し悪しでデータ通信量の多さも変化します。

 

まず、最低画質の「240p」で視聴する場合、1時間あたり120MBのデータ通信を行います。

これを最高画質である「1080p」まで引き上げると、なんと10倍の1200~1300MBものデータ通信量を発生させてしまいます。

それ以外の画質だと「360p」で1時間200MB、「480p(自動選択)」の場合だと1時間で400MB、「720p」で1時間700MBというデータ通信量が目安となります。

YouTubeのデータ通信量を節約する方法

YouTubeでの動画視聴の際にデータ通信量を少なくする方法としては、前述の通り「画質」が関係します。

そのため、画質を低くすることでデータ通信量を下げることができます。

自動選択の480pから1段階下げた360pに設定するだけでデータ通信量はおよそ半分まで減らすことができます。

スマートフォンの場合、360pでも十分きれいな動画を見ることができるレベルなので、可能な限り画質を下げておくことでデータ通信量を節約することができます。

 

他にも、「SafariからYouTubeにアクセスする」という方法があります、iOSを利用しているユーザーに限った話ではありますが、SafariからYouTubeのサイトにアクセスして動画を視聴すると、デフォルトで画質の自動調整がオンになっているため、「AppStore」でダウンロードするYouTubeアプリよりも通信量を抑えることができるのです。

Huluのデータ通信量の目安

次は「Hulu」です。

Huluでは「Quality High」でテザリングを利用してノートパソコンで視聴しましたが、1時間で400MBほどデータ通信を発生させました。

視聴環境のせいか、画質を下げると一気に見た目が悪くなったので、これ以下の画質での検証は行っていません。

 

問題は「Huluという動画視聴サービスの性質」ですね。Huluは映画の視聴をメインとしています。

映画は内容にもよりますが2~3時間のものが多く、1本の映画を視聴するのに800~1200MBのデータ通信が発生することになります。

YouTubeの場合だと10分前後の動画が多いのに対して1単位あたりの視聴時間が長くなりやすいHuluの場合、ある程度の画質で視聴しようと思ったら相当なデータ通信が発生することを理解しておきましょう。

ニコニコ動画のデータ量の目安

最後は「ニコニコ動画」です。

ニコニコ動画は高画質モードでの視聴にあたり、1時間あたり300~400MBのデータ通信を必要とします。これも上記の内容とほぼ同じですが、視聴時間には注意してデータ通信量を管理する必要があります。

Facebook/Twitter/ InstagramなどSNSのデータ通信量って?

次は、スマートフォンでもよく利用される「SNS」に関するデータ通信量について解説していきます。

今回取り上げるのは、昨今利用者が特に多い「Facebook」「Twitter」「Instagram」についてです

Facebook

まずは「Facebook」です。

Facebookの場合、まず同期させるのに50KB(0.05MB)のデータ通信が発生します。

次に、ニュースフィードを確認するのに約20本で1.3MB必要です。「写真付き状況」を投稿する場合、140KB(0.14MB)のデータ通信が必要です。

 

Facebookを利用するにあたって、そこまで多くのデータ通信は必要としないことがわかります。

MBクラスのデータ通信を発生させるケースが稀であり、よほどヘビーユーザーでない限りはFacebookのデータ通信を気にする必要は無いと言えます。

Twitter

次は「Twitter」です。

同期には100KB(0.1MB)、タイムラインのツイート(1ヶ月分約80ツイート)の確認に約800KB(0.8MB)、ウェジットでツイート(20ツイート)するのに80KB(0.08MB)、ツイートを投稿するのに約600KB(0.6MB)が必要になりました。

 

Facebookと同様に、Twitterの利用においてもそこまで目立つようなデータ通信は必要としませんでした。

数を重ねればそれなりにデータ通信を発生させることになるのでしょうが、動画の視聴などに比べると全くと言って良いほどデータ通信は発生しません。

Instagram

最後は「Instagram」です。

写真20枚を投稿すると、それだけで約500MBのデータ通信を発生させてしまいます。意外とデータ通信量が多いのですが、Instagramには簡単にデータ通信量を減らすことができる裏技があるのです。

 

まず、画面右上にある歯車マークをタップし、オプション画面を開きます。その中にある「携帯ネットワークデータの使用」をタップします。

そこに「データ使用量を軽減」という項目がありますので、それをオンにするだけでデータ通信量を削減することができます。

 

この機能は、自動的に読み込んでいた動画再生を、自動で行わなくすることによって余計なデータ通信を発生させないというわけです。

そのため、読み込み時間が若干ですが遅くなるという欠点があります。

ですが、データ通信量の多さに悩んでいる人は是非とも利用したい機能の一つです。

まとめ

SNSの利用は、基本的に「塵も積もれば山となる」という考え方で問題ないかと思います。

もちろん、節約の余地は十分にありますが、これに手を加えるよりもより多くのデータ通信を発生させてしまう動画視聴などを工夫したほうが、目に見えてわかりやすい節約効果が期待できます。

 

とは言え、データ通信量の少ないプランで契約しているユーザーの場合、あまり調子に乗った使い方をすると通信速度に制限をかけられる可能性が高くなります。

際限ない使い方をするのではなく、あくまでも普通の使い方をすることを前提として考えておいたほうが無難です。

ゲームアプリのダウンロード&アップデートにかかるデータ通信量

次は、スマートフォンでプレイするユーザーが多い「ゲームアプリ」について、そのダウンロードやアップロードに必要なデータ通信量について解説していきます。

パズドラ

まずは「パズドラ(パズル&ドラゴン)」です。

初回ダウンロードには50MBほどデータ通信を行います。ゲーム起動時に最新版にダウンロードする際には800~900MBのデータ通信を必要とします。

モンスターストライク

次は「モンスターストライク(モンスト)」についてです。

初回のダウンロードには45MBほど必要とします。ゲーム起動時に最新版へのダウンロードを行う際には250MBほどデータ通信を必要とします。

まとめ

昨今、特にユーザー数が多いアプリは上記2つですが、他のゲームアプリに関しても当然ながらデータ通信は必要となります。

ゲームアプリの種類によって必要となるデータ通信量は異なります。

 

パズドラの場合を例に挙げると、最新版へのダウンロードだけで1GBに近いデータ通信を必要とします。

最新版のアップデートが1ヶ月に一度の頻度で行われるとすると、1ヶ月にゲームのダウンロードだけで1GBに近いデータ通信を必要とする計算になるのです。

 

つまり、ダウンロードしてプレイしているゲームアプリの数が多いほど、必要となるデータ通信量が多くなるという計算です。

人気のゲームほどアップデートも行われるでしょうから、人気ゲームをいくつもプレイしているとそれだけで膨大なデータ通信量が必要になるということになるのです。

メールのデータ通信量の目安

次は「電子メール」のデータ通信量についてですが、これはほぼ考えなくても良いと言えます。

なぜなら、電子メールの送信1通あたり10KBほどしかデータ通信を必要としません。

これに写真などのデータを添付すると、添付したデータの容量に応じてデータ通信は必要ですが、それを考慮しなければ1GBの容量を使い尽くしてしまうのに10万通の電子メールが必要になります。

1ヶ月にそんな膨大な量の電子メールを送信するのは、個人では考えられないことです。

最後に、一般平均のデータ通信量を参考にして考えよう!

格安SIMを利用するにあたって、データ通信量で気をつけるべきは「動画」と「アプリ」であることがわかります。

それ以外のアクションは、例えば「インターネットの閲覧」などではほとんどデータ通信を必要としません。

「音楽のストリーミング再生」はそこそこにデータ通信を必要としますが、これは端末本体に音楽ファイルを保存することで解決することができます。

 

動画もアプリもデータ通信はそれなりに発生します。どちらの場合でもデータ通信量を節約することはできなくはありませんが、やはり限界はあります。

究極の節約方法としては「利用しない」か、もしくは「Wi-Fi接続」などのモバイル通信を必要としない接続方法で利用するなどの方法があります。

持ち歩く端末であるスマートフォンでそれは現実的ではない気もしますが、「データ通信量の多いアクションはWi-Fi接続環境下で行う」ということを心がければ、少ない容量のプランでも十分にやりくりをする余地はあります。

 

とは言え、あまりにもデータ通信量を気にしすぎていては、快適なスマホライフは満喫することができません。

そのため、節約できるところは節約して、それでも通信速度に制限がかけられてしまう場合は「プランの見直し」を行うことをオススメします。

足りないと思ったら上位のプランに変更し、余っているなと思ったら下位のプランに変更する、というスタンスです。

 

一般的なデータ通信量の目安は、あくまでも目安に過ぎません。自分がどれだけ多くのデータ通信を行っているのかを正確に把握することが、最適なプランを快適に利用するための近道です。

自分が利用するサービスやアプリにどれだけのデータ通信が必要なのか、それを毎月どれくらいの程度使っているのかを把握することが、スマートフォンとの上手な付き合い方だと言えます。

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