格安SIMで標準的なデータ容量『3GB』のプラン

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現在のMVNOでは、標準的なプランが「3GBのプラン」です。

 

最もバランスが良く、多くのユーザーにおすすめのプランであると言えます。

 

スマートフォン利用者のデータ使用量で最も割合が高いのが「月3GB以内」であり、自宅で固定回線による「Wi-Fi接続」ができる人は、この3GBプランが丁度いいと言えます。

 

しかし、実際に3GBのプランで「どんなことができるのか」「どんなMVNOがあるのか」ということを知らないと、契約の踏ん切りが付かないのではないかと思います。

 

そこで、格安SIMの3GBのプランでできることや、提供しているMVNOの特徴などについてまとめてみました。

 

データ容量3GBプランでできることは?

 

まずは、スマートフォンでデータ通信を必要とするアクション、それぞれで「どれくらいデータ通信を行うのか」ということについて、簡単な数値データを踏まえた上で解説してきます。

 

①Web閲覧

 

まずは「Webの閲覧」について解説します。Webページの閲覧に関しては、開くページの内容によって通信量が異なります。

 

同じ検索エンジンでも、Googleなら約40KBほど、Yahoo!だと約360KBほどのデータ通信を行います。

 

複雑なサイトほど開くのに多くのデータ通信を行いますが、1回につき何MBも使用することは稀です。

 

よほど複雑なサイトを何度も開かないかぎりは、3GBあれば1万回以上ページを開けることでしょう。

 

②メール

 

次に「メールの送信」について解説します。テキスト文書のみを送信する場合だと、10KB~100KB程度、文字数に応じて通信量が変化します。

 

とは言え、そう複雑な文章を送信することは無いでしょうから、メール送信だけに通信量を割くのであれば10万回以上のメール送信が可能になると思われます。

 

ただし、メールに何らかのデータを添付する場合、添付するデータの大きさによってデータ通信を行う必要がある点は覚えておきましょう。

 

③LINE

 

次に「LINE」について解説します。日本でユーザーの多いアプリですが、何を行うかによってデータ通信量が大きく異なります。

 

まず、テキスト文書の送信だけであれば、1回あたり数KB使用するだけです。LINEのテキスト送信だけに3GBを割くのであれば、10万回近く送信できます。

 

しかし、写真を送信する場合だと100KB~200KBほど必要になりますので、この点には注意です。

 

また、無料通話機能を使用すると、電話代がかからない代わりにデータ通信を行うことになります。音声通話とビデオ通話が利用できますが、音声通話は1分あたり300KB、ビデオ通話は1分あたり5MBほど使用します。

 

単価はそこまで大きくありませんが、長時間使用するとそれなりのデータ通信量になります。

 

3GBという容量なら150時間の音声通話か、10時間のビデオ通話が毎月利用できると考えると、特にビデオ通話のデータ通信量の大きさが理解できると思います。

 

④地図アプリ

 

次は「地図アプリ」についてです。外出先で道に迷った時などに活躍するアプリですが、これは「どういった土地を検索するか」によって大きく異なります。

 

建物が多い、表示するデータ数の多い都心などを検索する場合とそうでない場合で100KB~500KBほどの使用量の差が生じます。

 

仮に建物数の多い都心を検索しても、3GBあれば6,000回ほど調べることができますので、そこまで大きなダメージにはならないと言えます。

 

が、後述の「動画」のようにデータ通信量の多いアクションを多用している場合には注意しておきましょう。

 

⑤動画

 

最後は「動画の閲覧」に関してです。スマートフォンを利用するにあたって最もデータ通信を使用しやすい行動になります。

 

動画を閲覧する際のデータ通信量の多さについては、「視聴する動画の長さ」および「画質」が大きく関わります。

 

当方で調べた際には、4分ほどの動画を再生するにあたって、画質720pの場合は36MB、360pの場合は18MBほど使用しています。

 

4分でこれなので、長い動画を再生したり、短い動画でも何度も再生すればそれだけデータ通信量を使用してしまいます。

 

動画再生を頻繁に行う場合だと、3GBという容量は少し心もとない感じもします。

 

36MBでは80回ほどで容量いっぱいになってしまいます。もちろん、節約の方法もありますが、外出先で動画再生をする場合、3GBではそこまで余裕が無いということを十分に理解しておきましょう。

 

格安SIMの3GBプランはこんな人におすすめ

 

上記の通信量は、あくまでも目安になります。実際に上記のアクションを行使する場合には、通信環境などの要素も加味しなければなりませんので一概には言えません。

 

そこで、「こういう人には」「こういう使い方をする人には」という形式で、3GBのプランがおすすめなのはどんなユーザーであるのかという点について解説していきます。

 

自宅ではWi-Fi接続で、外ではあまりデータ通信をしない方

 

まずは「外出先ではあまりデータ通信を行わない人」です。

 

自宅で「Wi-Fi接続」を行い、外出先では簡単なメールやWebの閲覧しかしないという場合には、3GBもあれば十分なスマートフォンライフを満喫できるでしょう。

 

Wi-Fi接続時には、3GBの容量を気にすること無くデータ通信が行えます。

 

データ通信量を使用すること無くデータ通信を行うことができるので、動画などのデータ通信量の多いアクションも容量を気にすること無く行えます。

 

3GBの容量を、Wi-Fi接続ができない外出先でのみ消費するのであれば、十分すぎる容量であると言えます。

 

格安SIMの利用が初めてで、とりあえず使ってみたい方

 

次に「格安SIMの利用が初めての人」です。その他にも、スマートフォンにあまり詳しくないユーザーが「とりあえず使ってみたい」という場合にもおすすめできます。

 

冒頭でも述べましたが、3GBというプランは「標準的」なプランであり、よほど複雑な使い方をしない限りは十分な容量であると言えます。

 

最初から「外出先でも動画を視聴しまくりたい」とか「家族でシェアしたい」という目的が明確であれば別ですが、どんな使い方をするのか明確なビジョンが無い場合だと、とりあえずというスタンスで契約することができるのが3GBであると言えます。

 

大手キャリアとは別の第2携帯(スマホ)として利用したい方

 

最後に「大手キャリアの端末とは異なるスマートフォンとして利用したい人」です。

 

要するに、格安SIMで利用するスマートフォンを「2台目」として利用したい場合です。メインとしてではなく、「サブ」としての利用法であるため、3GBで十分な役割を果たしてくれることでしょう。

 

格安SIMは、名前の通り「料金が安い」という特徴があります。

 

そのため、既に大手キャリアのスマートフォンを利用中であっても、2台目のスマートフォンとして料金の安いSIMを利用することで、出費を抑えつつサブのスマートフォンを持つことができます。

 

格安SIMの弱点である「通話料金が高い」という部分も、メインとなる大手キャリアのスマートフォンを利用することで解消することができ、メインのスマートフォンを使えない、もしくは使わない場面で3GBの容量を駆使して活動することができます。

 

通話目的ではないのだとしたら、料金の安い「データ通信専用SIM」を契約することで、さらに出費を抑えられます。

 

おすすめのMVNO(3GBプラン)を紹介

 

それでは次に、実際に3GBのプランを提供しているMVNOを紹介していきます。

 

ここまでを見て、もしくは元から「3GBで契約しよう」と思っている人は、これらのMVNOから選ぶことになると思います。

 

各MVNOとプランの特徴を簡単にですが解説していきますので、選考の際の参考にしていただければと思います。

 

楽天モバイル

 

まずは「楽天モバイル」です。

 

知らない人はいないであろう、「楽天市場」で有名な楽天が提供する格安SIMです。データ容量はちょっと変わった「3.1GB」というプランになっています。

 

「楽天スーパーポイント」が関わってくるという特徴があります。具体的には「端末代金を楽天スーパーポイントで支払える」「月々の料金100円ごとに1ポイント」「契約中は楽天市場でのポイントが2倍」といった内容です。

 

元から楽天市場を利用していたユーザーにとっては、嬉しい特典となっています。もちろん、SIMの機能面でも有名プロバイダに比べて劣らないレベルを持っています。

 

mineo

 

次に紹介するのは「mineo」です。

 

ほとんどのMVNOが「au系」「ドコモ系」のどちらかを利用しているのに対して、mineoではユーザーがどちらの回線を契約するのか決めることができます。

 

mineoで注目したいポイントとしては「複数回線割」「家族割」といった、家族での乗り換えに有利な特典が用意されているところです。

 

うまく活用することができれば、業界でもトップクラスの安さを実現することができます。データ容量の持ち越しなどの機能性にも優れており、使い勝手の良いMVNOであると言えます。

 

DMM mobile

 

次に紹介するのは「DMM mobile」です。割引サービスなどを考慮しなければ、単純なプランの料金の安さでは業界最安値を維持し続けるMVNOです。

 

料金の安さだけでなく、プラン数の多さも魅力です。上から下まで細かく刻んでプランが用意されているので、3GBではちょっと不満があるという場合にはその上下のプランを選ぶということもできます。

 

DMM mobileの魅力の一つに「バースト機能」があります。通常、プランに提示されている通信容量を超えてしまった場合、翌月まで低速通信でのデータ通信を強いられてしまいます。

 

DMM mobileでも同様ですが、バースト機能は「通信の最初の数秒だけ高速通信が可能」という特性があります。

 

通信に必要な時間の少ないWebサイトの閲覧などの場合は低速通信時でもストレス無く利用できるところが嬉しいポイントです。

 

BIGLOBE SIM

 

次は「BIGLOBE SIM」について解説してきます。

 

特徴としては「既にBIGLOBEの接続サービスを利用中の場合は料金が安い」ということです。BIGLOBE会員の場合だと、そうでない場合(新規入会)に比べて毎月の料金が200円安くなります。

 

U-mobile

 

次に紹介するのは「U-mobile」です。「USEN」から分離独立して登場したMVNOであり、USENの音楽配信サービスがセットになっている格安SIMのプランなど各種プランが豊富であることが魅力の一つです。

 

料金プランでは「ダブルフィックス」というプランが特徴的です。高速通信が3GBまでの容量なのは通常プランと同じなのですが、1GBをボーダーとして毎月の通信量が1GB未満かそれ以上かで2段階の料金設定がなされています。

 

あまりスマートフォンで通信を行わない月が多いが、3GB近く使用する月もあるという場合には、プランを変更すること無く料金の節約ができるのでお得です。

 

OCN モバイル ONE

 

次に紹介するのは「OCNモバイルONE」です。NTTコミュニケーションズが提供するMVNOであり、高いシェアを誇る格安SIMとなっています。

 

料金は高めの設定となっていますが、OCNの持つサービスとの組み合わせができるといった強みがあります。

 

また、SIMカードを料金追加で追加することができるという特徴があります。利用したい方法に応じて柔軟にプランを調整できるところは嬉しいポイントです。

 

大手ということでキャンペーンも充実しており、上手く利用すればお得に格安SIMカードをを利用することができます。

 

UQ mobile

 

次は「UQmobile」です。KDDIグループの会社であり、「WiMAX」でも有名な「UQコミュニケーションズ」が提供する格安SIMです。

 

プラン数は少ないのですが、3GBのプランは取り揃えています。

 

最大の魅力は「通信速度の速さ」です。格安SIMの中でもトップクラスの通信速度と、安定性も確保されています。

 

通信品質が高い格安SIMとして知られていますので、時間帯を気にすること無く高品質な通信環境を維持したいという場合におすすめのMVNOです。

 

FREETEL

 

次に紹介するのは「FREETEL」です。特徴的なのはその料金体系で、「使った分だけ料金が発生する」という方式のプランが用意されています。

 

料金に段階が用意されており、その通信量を超えたら次の段階の料金になるという仕組みです。3GBを超えてしまった場合は、その次の「5GB」の料金になるということです。

 

利用料を調整する方法として、FREETELのマイページから通信速度を低速にして利用量を引き上げない方法である「節約モード」を利用することができます。

 

これで毎月のデータ通信量を調整し、節約につなげることができます。

 

IIJmio

 

次に解説するのは「IIJmio」です。前述の「DMM mobile」のMVNEとしても知られているMVNOであり、信頼性の高いMVNOとしても知られています。

 

格安SIMのシェアもトップクラスであり、ユーザーからの信頼を得ていることをうかがえます。

 

この格安SIMでは高速通信のデータ容量を「クーポン」でコントロールすることができます。

 

任意のタイミングでクーポンのオンオフを切り替えることで、通信量の使用をコントロールし、容量を超えないようにすることができます。

 

仮にクーポンが余った場合には、翌月に持ち越せるので無駄が少ないです。

 

DTI SIM

 

最後に紹介するのは「DTI SIM」です。シンプルな料金プランは業界でもトップクラスの安さを誇ります。

 

機能面も割とシンプルにまとめられているので、費用対効果としては微妙なところであるとも言えます。

 

しかし、単純な安さでは格安SIMの中でもトップクラスであるため、「とにかく節約したい」というユーザーにおすすめの格安SIMです。

 

格安SIMの3GBプランを選ぶ前に確認しよう!

 

格安SIMのプランで3GBを契約する場合には、いくつか知っていきたいポイントが有ります。

 

これらの情報を知っているかどうかで、格安SIMの選び方等にも差が生じると思います。

 

契約した後になって「3GBじゃないほうが良かった」ということにならないように(契約後にプラン変更できますが、それはそれで手間になりますので)、きちんと理解しておきましょう。

 

音声通話はデータ通信を使用しない

 

まず、「通常の音声通話はデータ通信を使用しない」ということです。音声通話ありのSIMカードの場合だと、電話番号が割り振られて通話を行うことができます。

 

その「電話番号を使用しての音声通話」の場合には、データ通信を使用しません。つまり、3GBの容量に関わること無く通話を利用することができるのです。

 

これとは別に、「通話アプリ」を使用した場合にはデータ通信が必要になります。アプリの一機能として無料通話ができる場合でも同様です。

 

これを混同してしまうと、データ通信量を計算する際に混乱してしまいますので、きちんと区別しておきましょう。

 

データ容量は追加で購入できる

 

次に「データ容量は追加で購入できる」ということです。3GBのデータプランの場合だと、毎月3GBのデータ通信を行った場合、翌月のデータ通信量がリセットされるまでの間は200kbpsをメインとした低速通信に制限されます。

 

通信自体はできますが、通信速度が極端に低下してしまいます。

 

もし、月の途中で低速通信に制限された際に、「高速通信を利用したい」という事情がある場合には、データ容量を追加で購入することができます。

 

「500MB」「1GB」といった単位で購入し、「使い捨て」のような使い方をすることができます。料金は通常よりも割高になってしまいますが、「方法はある」ということだけは理解しておきましょう。「奥の手」としては十分に機能してくれることでしょう。

 

データ容量の変更は可能

 

最後に「データ容量の変更はできる」ということを理解しておきましょう。各MVNOでは、契約後に申し込みをすることで、契約中の格安SIMのデータ容量を別のプランに変更することもできます。

 

手数料がかかり、手続きの手間が少しかかりますが、どうしてもデータ容量と実際の使用料に乖離が生じている場合には、思い切ってプランを変更することをおすすめします。

 

ただし、リアルタイムに契約の変更が反映されるわけではありません。プラン変更の申し込み後、各MVNOごとに適用日が異なります。

 

「締め日」があり、それまでの申込なら翌月から、それ以降の申込は翌月の申込に含まれて、適用日が翌々月になることになります。

 

急いでデータ容量を増やしたいという場合には前述の「追加購入」が必要になりますが、来月からで問題ない場合は締め日や適用日を確認した上で申込を行いましょう。

 

必要に応じて、プラン変更の申込とデータ容量の追加購入を同時に行う必要もあります。

 

■まとめ

 

3GBというプランは標準的なプランでありながらも、初心者から上級者までユーザーを選ばない使い勝手であると言えます。

 

料金の安さと使い勝手の良さ、提供しているMVNOの多さなどバランスが良く、多くのユーザーが満足するプランであると言えます。

 

しかし、上位のプランに比べると毎月の容量が少ないプランであることは否めません。

 

昨今の動画やアプリの普及に伴い通信容量の多さが求められている時代でもありますので、人によっては物足りないという場合もあります。

 

スマートフォンの運用方法なども考慮する必要があり、ユーザーの考慮の具合を如実に反映するプランであるとも言えます。

 

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