格安SIMのデータ容量『7GB~8GB』プランがおすすめの人って?

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現在、大手キャリア(docomo、au、SoftBank)の標準的プランである「5GBプラン」の一つ上に用意されているのが、データ容量「8GB」のプランです。

 

中間のプランを持つMVNOもありますが、多くの場合は8GBというプランが用意されています。

 

また、大手キャリアに「電話かけ放題プラン」ができる前に主流であった「パケット定額サービス」では、docomo、au、SoftBankの3社とも「7GBを超えたら速度制限がかかる」ということが基本でした。

 

したがって、大手キャリアで「パケットプラン」で契約している方は現在でも大勢いるので、そういった方が「そのまま格安SIMに乗り換えたい」、または「格安SIMのデータ容量を悩んでいる」場合に参考となるページとなっています。

 

ただし、現在では使っている方はほとんどいないと思うのですが、「iPhone4sのパケット定額プラン」に関してはデータ通信が3G回線のみなので、7GBという速度制限はありません。

 

さらに、大手キャリアから格安SIMに乗り換えるにあたって、データ容量は同じ8GBがいいという方や、自宅で「Wi-Fi接続」できるが外出時にも結構データ通信をするといった方にもおすすめのプランです。

 

それらを踏まえた上で、7GB~8GBの格安SIMのプランでどういったスマートフォンの運用方法が可能であるのかという点について解説していきます。

 

8GBってどれくらいのデータ通信量なの?

 

まず、この記事の題名は「7GB~8GB」となっていますが、ここでは8GBを基準として記事をまとめています。

 

理由としては、以前の大手キャリアの「パケット定額」では7GBに速度制限がかかるのが主流だったのですが、現在の大手キャリアの「パケットプラン」には7GBのプランがなく、8GBプランしかないからです。

 

なので、8GBを基準にして、ここでは検証します。

 

さて、8GBのプランだと、高速通信を維持したままでどれだけのことが1ヶ月でできるのでしょうか。

 

「8GB」という数字だけだとピンと来ない人も多いと思いますので、スマートフォン通信で行うことの多い5つのポイントに分けて解説していきます。

 

①Web閲覧

 

まずは「Web閲覧」に関してです。よほどデータ量の多いページを何度も開かないかぎり、8GBのデータ通信量を圧迫することは無いと思われます。

 

特に、シンプルな検索エンジンを利用している場合だとWeb閲覧で消費するデータ通信量は極めて小さくなります。

 

②動画

 

動画に関しては、高画質の動画再生だとそれなりに容量を使用しますが、高すぎない画質で短い動画を再生する場合においてはそこまで大きな割合とはならないでしょう。

 

画質360pで4分程度の動画であれば、400回以上の再生が可能になります。

 

もちろん、再生する動画の長さや動画の種類など、一概には言えませんが以前測った際には上記の条件で約18MBの通信量だったため、400回という目安を設けています。

 

外出先で動画再生を繰り返す場合だと、あるいは8GBの容量をそれなりに圧迫する可能性もあります。

 

しかし、自宅でWi-Fi接続をすることを基本とするのであれば、そこまでの圧迫にはならないと言えます。

 

スマートフォンでの動画閲覧をどういった場面で利用するのかというスタイルによって異なると言えますが、「ちょっと暇つぶしに」「料理の手順を知りたい」など、外出先でそこまで長い時間の動画再生をしないことを念頭に置けば8GBの容量で十分に動画の閲覧を楽しむことができます。

 

③アプリのダウンロード/アップロード

 

アプリのダウンロードに関しては、どんなアプリを使用するのかにもよります。

 

アプリのファイルサイズに関しては、ストア画面に表示されていると思いますので、外出先でどうしてもアプリのダウンロードをしたいという場合にはあらかじめ残りの容量とアプリサイズを照らし合わせておくと良いでしょう。

 

もう一つ気をつけたいのは「自動アップデート」です。アプリの最新版がアップデートされた場合、それを自動的に端末にダウンロードする機能です。

 

この機能も当然ながら通信が必要になります。頻繁に使用するアプリであれば常に最新版にしておくことも効果的ですが、あまり使用頻度の多くないアプリの場合だと頻繁な自動アップデートは通信量の無駄遣いになりかねません。

 

各種アプリの設定を見直し、常に最新版である必要のない使用頻度の少ないアプリの自動アップデートをオフに切り替えておきましょう。

 

④ゲームアプリ

 

ゲームアプリの場合だと、ゲームプレイだけでなく「課金」する際に通信を必要とします。

 

ゲームアプリは外出先での暇つぶしに行う機会も多いので、これに課金要素が加わると通信量をそれなりに使用してしまいます。

 

場合によっては、動画再生並みのデータ通信量を必要とする場合もあります。

 

どれだけのデータ通信を行うかはゲームアプリの種類ごとに異なりますが、どれもそこまで少ないというわけではありません。

 

詳しくは通信量を調べることができるアプリで試していただきたいのですが、おそらくは「1回でこんなに通信量使うの!?」と驚かれることでしょう。

 

⑤SNS

 

SNSの場合は、「何を送信するか」「どういった使い方をするのか」というところで通信量が変化します。単純にテキストメッセージを送信するだけだと、8GBもの容量を食いつくすようなことはありません。

 

しかし、何らかのデータを一緒に送信するタイプであったり、過去の履歴を閲覧する場合にはそれなりの容量を使用します。

 

とは言え、動画やアプリの通信に比べると、そこまで大容量を必要とすることはありません。よほど重たいデータを送信したり過去の履歴を閲覧しまくったりしないかぎり、SNSが8GBの通信量を圧迫することは少ないと思われます。

 

しかし、動画やアプリで通信量を消費している場合だと、油断はできません。

 

格安SIMで7~8GBのプランが向いている人

 

各アクションにおいて通信量をどれだけ使用するのか、1ヶ月でどれだけ使用することができるのかといったところは、おおよそ理解できたと思います。

 

では、実際に7GBや8GBのプランで格安SIMを契約するべきなのは、どのような人なのでしょうか。

 

大手キャリアで以前のパケット定額プランを利用していた人

 

まずは、大手キャリア時代に「パケット定額プラン」を利用していたユーザーです。冒頭でも述べましたが、パケット定額プランでは7GBの通信量で通信速度に制限がかけられていました。

 

しかし、毎月7GB前後で通信量が推移している場合だと。7GBや8GBの通信量がちょうど良いと言えます。以前までと同じような使い方がしたいという場合に最適なプランであると言えます。

 

自宅で「Wi-Fi接続」できるが、外出時にも結構データ通信する人

 

次に、「外出時にもデータ通信量がそれなりに多い人」です。詳しくは後述しますが、データ通信量の節約方法として「Wi-Fi接続を利用する」という方法があります。

 

データ通信のメインが自宅もしくは外出先のWi-Fiスポットであれば問題ないのですが、Wi-Fiが利用できない外出先で動画閲覧や数多くの通信を行う場合には、8GBほど容量があると安定して高速通信を楽しむことができるのでおすすめです。

 

たまにテザリングを使用する人

 

次は「テザリングを使用する人」です。スマートフォンを媒介にパソコンやゲーム機をインターネットに接続する機能なのですが、これも通信量を使用してしまいます。

 

外出先で「スマートフォンではできないネット作業」を時々使用する程度であれば問題ないのですが、それなりの通信量をそれなりの頻度で使用する場合には、やはり8GBくらいは確保しておきたいものです。

 

ただし、「端末」と「格安SIM」の組み合わせによっては、テザリングできない場合もあるので、注意して下さい。

 

7GB~8GBプランを用意しているMVNOを紹介

 

次に、MVNOの中で7GB~8GBの格安SIMプランを提供している4つのMVNOについて解説していきます。

 

「7GB~8GBで狙いを定めている」という場合には、こちらの情報を参考にして契約先を決めると良いかと思います。

 

それぞれのMVNOの特徴やメリットについて、簡単に解説していきます。

 

DMM mobile

 

まずは「DMM mobile」です。業界最安値を掲げるMVNOであり、月額料金を抑えたいユーザーにとって魅力的な格安SIMとなっています。

 

低速通信時にも最初の数秒だけ高速通信が可能な「バースト転送」の機能が使用できるという点も強みとなります。

 

DMM mobileはプラン数の多さも魅力の一つであり、7GB、8GBの両方のプランから選ぶことができます。

 

もう一つ魅力的なのは、8GBのプランを選ぶ際の「シェアコース」のプランです。これは最大3枚までのSIMカードを1つの契約で使用することができ、8GBの容量を3枚までの格安SIMで共有することができるプランです。

 

キャンペーン価格を考慮しなければ、基本的に個別に契約するよりも月額料金を節約することができます。

 

「7GB使いたい」というユーザーに、「ほとんど通信量使わない」という家族が1~2人いる場合には、8GBのシェアコースで契約することで月額料金を大幅に節約できる可能性があります。

 

FREETEL

 

次は「FREETEL」です。FREETELの面白いところは、他のMVNOが定額のプランを提供している中で、「使っただけ料金を支払う」というスタンスの料金プランを提供しているところです。

 

7GB~8GBの場合だと、料金プランの「~8GB」に該当します。最大で10GBまでのプランが有り、それ以上は低速制限になります。

 

「8GBくらい使う月もあるけど、5GBも使わない月もある」「毎月のデータ通信量がわからない」というユーザーの場合、FREETELのプランがおすすめであると言えます。

 

なお、FREETELには「節約モード」という機能があり、マイページから通信速度の切り替えをすることができます。

 

高速通信が必要ない場面では低速通信に切り替えることで、8GB以上使用することが多いユーザーも不要な部分を節約することで8GB以内に抑えることができます。

 

なお、FREETELには「定額プラン」もありますが、こちらの場合は5GBと10GBの間にプランがありません。

 

ぷららモバイルLTE

 

次に紹介するのは「ぷららモバイルLTE」です。

 

「NTTぷらら」が提供しているMVNOの通信サービスであり、2種類の定額プランに無制限プラン、二段階プランの4種類のシンプルな料金プランが提供されています。

 

このMVNOでは「7GB」のプランが提供されています。

 

通信会社であるNTTが提供するMVNOということで、信頼性が高いという特徴があります。

 

また、「ひかりTVエントリープラン」や「セキュリティ機能」を利用できるなど、ネットを満喫することに特化している格安SIMのであると言えます。

 

Wonderlink LTE

 

最後に紹介するのは「Wonderlink LTE」です。家電の大手の一角である「パナソニック」が提供しているMVNOであり、DMM mobileに次ぐ料金の安さが特徴です。

 

音声通話やSMSの機能はありませんが、データSIMで問題ないという場合にはおすすめの格安SIMです。

 

もう一つ特徴があり、それは「F-7G」のプランの低速通信時の通信速度です。

 

一般的な格安SIMの高速通信プランでの速度制限時の通信速度は「200kbps」なのですが、このプランの場合には速度制限がかかっていても「700kbps」という速度で通信が可能になっています。

 

高速通信時の最大受信速度が225Mbpsであるのに比べるとさすがに遅い速度になりますが、仮に速度制限がかけられた場合に他のプランの3倍の速度が出せるというのはおもしろい特徴であると言えます。

 

格安SIMのデータ通信量を節約する方法

 

8GBという容量は、よほど動画を見まくったり、テザリングを多用しない限りは、そこまで簡単に通信速度に制限がかけられることはありません。

 

しかし、やはり限度がある以上は、ある程度は節約しないと8GBという容量を月の途中で使い切ってしまうと速度制限がかけられてスマートフォンでの通信が不便になります。

 

そこで、スマートフォンの通信量を節約する方法につて3つ紹介します。

 

①「Wi-Fi接続」の頻度を増やす

 

まずは「Wi-Fi接続の頻度を増やす」ということです。

 

Wi-Fi接続を行っている最中のデータ通信は、毎月の容量を消費すること無く通信が行えます。

 

特に自宅では、Wi-Fi接続をすることで膨大な通信量を繰り返しても7GB~8GBの容量を消費すること無くスマートフォンを利用することができます。

 

動画やアプリなど、通信量の多くなるアクションはWi-Fi接続環境下で行うことが必須であると言えます。

 

外出先においては、「Wi-Fiスポット」を探して通信することがテクニックとなります。全国のさまざまな施設において、Wi-Fi接続のサービスを行っている場所があります。

 

買い物や食事など、外出先で行う行動に際しては可能な限りWi-Fiスポットが提供されている店舗や施設を選び、そこでスマートフォンを使うようにすればデータ通信量を節約することができます。

 

外出先によってはWi-Fiスポットが見つからないこともありますが、そういった時にこそ通信量を消費できるように日頃からWi-Fi接続を心掛けることが重要です。

 

②高速通信と低速通信の切り替えができる格安SIMを使う

 

2つ目の方法は「通信速度を切り替える格安SIMを利用する」ということです。具体的には「DMM mobile」のように、通信速度の切り替え機能を利用することができるMVNOを契約先に選ぶということです。

 

通信速度を低速に切り替えている間のデータ通信は、毎月の通信量の制限に影響しませんので、いくらでも通信が可能です。

 

低速通信になることで不便に感じる人も多いと思いますが、200kbpsでも十分に利用できるアプリも少なくありません。

 

元から通信量の少ない「テキスト文書の送受信」「テキストメインのWebサイトの閲覧」などであれば、200kbpsでも問題なく運用することができます。

 

通信速度が切り替えられるMVNOの場合だと、専用のアプリを使用することで通信速度を簡単に切り替えられる格安SIMが多いです。

 

しかし、中には前述の「FREETEL」のように通信速度切り替えのアプリが存在せず、マイページから操作するものもあります。

 

どちらにしてもそこまで手間のかかる方法ではないので、通信量の節約のためにも切り替え機能を利用することができるMVNOを選ぶということも視野に入れておいたほうが良いでしょう。

 

③バースト機能を利用する

 

最後に「バースト機能」を利用するという方法です。

 

先ほど少し触れましたが、DMM mobileのように「低速通信時でも最初の数秒だけ高速通信で利用できる」という特徴をもった機能です。

 

DMM mobileを含めて数社しかMVNOが存在しないので、この機能を使いたいという場合には格安SIMの種類が限られることになります。

 

しかし、低速通信時でも数秒間であれば高速通信が可能という特徴は、実は極めて便利なのです。

 

動画のように長い通信時間が必要なものだと使い勝手が良くないのですが、数秒の高速通信で通信が完了してしまうネットサーフィンなどでは非常に重宝する機能なのです。

 

ネットのページを開くのにもストレスを感じていては、もっと容量が大きくて料金もかかるプランを選ばなければなりませんが、ネットサーフィン等の通信量の少ないアクションだけでもストレス無く利用したいという場合にはおすすめの機能です。

 

まとめ

 

7GB~8GBの容量となると、少ない要領のプランに比べてそれなりに余裕が生まれます。

 

しかし、あくまでも月7GB~8GBで制限を受けてしまうということだけはきちんと覚えておかなければなりません。

 

「8GBもある」と見るのか「8GBしか無い」と見るのかは、人によって評価が分かれると思います。

 

5GBのプランに比べると、提供しているMVNOの種類が少なくなるということは否めません。

 

しかし、DMM mobileなどの大手MVNOも数多く選択肢として挙げられていますので、そこまで選択肢が少なくなるということもありません。

 

逆に5GBのように「選択肢が多すぎる」場合だと選ぶのにも苦労することになりますから、あるいはちょうど良い選択肢の多さであるとも評価できます。

 

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